教育 小中学校が授業再開 感染対策徹底など課題 石垣市 新型コロナウイルス感染拡大で2日から臨時休校していた石垣市内の小中学校が、14日から授業を再開した。再開後も感染対策の徹底と、コロナ再拡大に備えたオンライン環境の整備などが課題になる。県立高校は一部の学校を除き、20日まで休校予定。 2021/06/15
教育 黒島でウミガメを放流 成長や行動範囲を研究へ 大本小児童が体験 石垣市立大本小学校(金城一石校長)の全校児童6人は27日、春の遠足と海洋教育の一環で黒島を訪れた。NPO法人日本ウミガメ協議会付属「黒島研究所」でウミガメの生態や黒島の文化に触れ、港近くの浜ではアオウミガメの放流を初体験した。 2021/04/28
教育 480人 希望を胸に入学 県立4高で一斉に 県立高校の入学式が7日、各高校で一斉に行われ、八重山高等学校、八重山農林高等学校、八重山商業高等学校、八重山特別支援学校高等部に入学する計480人が希望を胸に新たな学び舎(や)の門をくぐった。 このうち八重山農林高校(与那嶺国彦校長)では午後2時から入学式が開かれ、アグリフード科27人、グリーンライフ科24人、フードプロデュース科21人、ライフスキル科28人、計100人が入学。新入生らは入場時… 2021/04/08
教育 高橋、長谷部さん卒業 琉大離島枠1号、医師目指す 八重高出身 琉球大学医学部に離島枠第一期生として入学した高橋信之介さん(24)と長谷部郁さん(24)がこのほど同大を卒業。4月から研修医として沖縄本島内の医療機関で勤務する。高橋さんは「どん欲に学び、地元や沖縄の地域医療に貢献したい」、長谷部さんは「研修医としてスキルアップし、へき地全般で力を発揮できる医者になりたい」と抱負を語った。 2人は2015年4月に同大医学部に入学。石垣第二中、八重山高校で学んだ… 2021/03/31
教育 平久保小 72年で休校 「寂しい」住民ら再開に期待 4月1日から休校が決定している石垣市立平久保小学校(宮里満男校長、全校児童3人)は24日午前、同校で休校式を開き、開校から72年の歴史に区切りをつけた。学校関係者や地域住民など約40人が参加し、72年の歴史に思いを馳せるとともに、再開への望みをつないだ。 2021/03/25
教育 「早めのPCR検査を」 21日の成人式前に呼び掛け 石垣市 新型コロナウイルス感染防止のため、参加者にPCR検査が義務付けられている石垣市の成人式が21日、市総合体育館で開催される。市教育委員会の石垣安志教育長が15日、市役所で記者会見し「参加予定者は早めの検査を」と呼び掛けた。市教委によると同日現在、参加対象者543人のうち286人が参加の意向を示しており、最終的には330~350人が参加する見込み。12日時点で43人が2回のPCR検査を終了している。 2021/03/16
教育 「少しの思いやりで世界を変える」 末吉里花さんがオンライン授業 竹富小中 人気クイズ番組の「ミステリーハンター」を10年以上務め、約80カ国を旅した末吉里花さんと竹富小中学校(黒島善一校長)をネットで繋ぐオンライン授業「エシカルな生き方」がこのほど実施され、同校の児童生徒が受講した。 末吉さんの著作に感銘を受けた生徒の阿部凪さん(中1)が学校に働きかけて実現した。末吉さんは(一社)エシカル協会の代表。エシカルとは「人、地球環境、社会、地域に思いやりのある考え方や行動… 2021/03/04
教育 「学校・家庭・地域が一緒に」 白保小130周年 郷土あげて記念式典祝う 石垣市立白保小学校創立130周年記念式典(主催・同校創立130周年記念事業期成会)が2月28日午前、同校体育館で開かれた。教職員と在校生(4~6年)、感謝状受賞者、教育関係者ら約130人が出席。入嵩西清幸校長は「これまで3445名の卒業生が各界で活躍している。学校・家庭・地域が一緒に、行きたくなる学校、帰りたくなる家庭、住みたくなる地域づくりを目指すのが大切」と強調した。 期成会の迎里和八会長は在… 2021/03/01
教育 八重高が「制服リレー」 再利用で新入生に無償提供 県立八重山高校(黒島直人校長)の家庭クラブは、今春卒業する3年生の制服を回収し、リユース(再利用)して新1年生に無償提供する企画「制服リレー」を実施する。沖縄で初めて、昨年度から始まった取り組みだ。2年生の上地佑妃乃さん(17)は「高校生でもSDGs(国連が掲げる持続可能な開発目標)に貢献できることを示したい」と意気込んだ。 2021/02/27
教育 住民「廃校だけは避けたい」 平久保、学校も幼稚園も休止 少子化、再開めど立たず 石垣市立平久保小学校(宮里満男校長)が2021年度に休校することが決まった。同校は石垣島最北端の小学校だが、少子化や過疎化の波を受け、この10年で児童数が10人を超えたことは一度もない。ひらくぼ幼稚園も19年度から休園となっており、再開のめどは立っていない。休校が長期化すれば地域から学校が消える事態も予想される中、地域住民からは「廃校だけは避けたい」という声が上がる。 2021/02/21
教育 平久保小が来年度休校 転校で児童在籍ゼロ 石垣市立平久保小学校(宮里満男校長)が2021年度に休校することが分かった。児童の在籍数がゼロになるため、教職員の配置ができなくなった。天久朝市教育部長が18日、市教委定例会で報告した。 市教委によると、現在、同校には4人が在籍しており、うち1人は来年度、中学校へ進学する。残る2世帯の3人が来年度の在籍児童となる予定だったが、昨年11月、2世帯の保護者から市教委に転校の申し出があった。 その後、保… 2021/02/19
教育 「島に貢献できる人材に」 八重農で卒業者激励会 八重山農林高等学校(山城聡校長)を今年度卒業し、農業関連の道に進む生徒らを激励しようと10日午後、2020年度農業関連進学者及び就職者激励会が同校で開かれた。生徒らは「八重山に貢献できる人材になる」と抱負を述べた。 石垣信治JAおきなわ八重山地区本部長は「慣れない地での就職・進学は不安だと思うが、若いうちにしかないパワーがある。どんな大人になりたいのか、希望と初心を忘れないでほしい。不安な時は… 2021/02/11
教育 世界一盗まれない無人販売所にしよ♡ 八重高の6乙女が挑戦 八重山高等学校の前盛朱琳さん(2年)、清水花菜さん(同)、島仲萌々花さん(1年)、上杉美波さん(同)、大野来奈さん(同)6人が「世界一盗まれない無人販売所」を作るプロジェクトに挑戦している。6月中の一号店出店を目指し、現在は地元農家らの協力を募っている。 2020年6月にスタートした同プロジェクトは、「盗まれやすい」「管理が難しい」といった無人販売所が抱える課題を解決し、人々が島の野菜に親しむ機… 2021/02/01
教育 「野鳥をひかないで」 大本小児童が歩道で安全運動 大本小学校(金城一石校長)の全校児童8人は20日朝、「野鳥をひかないで」と書かれたメッセージボードを持ち、学校前の道路を走る車に安全運転を呼び掛けた。梅田朋君(6年)は、「僕たちにしかできない活動で大切な野鳥を守りたい」と決意した。 昨年度から始まった活動は、毎月第4水曜日の朝の時間を利用して実施される。 児童らは「38㌔以下でゆっくり走ろう」「カンムリワシをひかないで」などと書かれた手作り… 2021/01/21
教育 コロナで臨時休校、学級閉鎖 石垣市で初、職員、生徒が感染 石垣市立川平小中学校(大城豊校長)と真喜良小学校(比嘉真弓校長)で新型コロナウイルスの感染者が確認され、15日、川平小中は臨時休校、真喜良小は該当学級を学級閉鎖した。新型コロナによる臨時休校や学級閉鎖は石垣市で初めて。市教育委員会によると、施設の消毒は完了しており、順次、濃厚接触者のPCR検査を行う。学校は週末の休みに入り、18日以降の対応は検査結果を受け、学校と協議して判断する。 2021/01/16
教育 地元中学生に演奏指導 親睦深め、力高め合い きょうふれあいコンサート 陸自第15音楽隊 陸上自衛隊第15音楽隊(山下顕隊長、40人)が19日、石垣市できょう開催される「ふれあいコンサート」を前に、地元中学校吹奏楽部への演奏指導を市中央運動公園野球場会議室で行なった。隊員と生徒は音楽を介して親睦を深め、教え教わりながら互いの力を高め合った。 2020/12/20
教育 ニッパヤシの実に興味津々 古見小、児童ら触れ合う 竹富町立古見小学校(赤嶺智郎校長)でこのほど、生徒が日本では西表島の内離島と船浦湾の2カ所のみで自生が確認されている珍しいヤシ科のニッパヤシの実と触れ合った。 特定非営利活動法人マングローバル代表理事の岡田精一郎氏が県立博物館、鹿児島県立博物館からの依頼でニッパヤシの実を運ぶ途中、古見小へ立ち寄った。 同校が推進する海洋教育で、子供たちがオヒルギやメヒルギなどを実から育てているのを知り「児童にニッ… 2020/12/17
教育 船浮小と安富祖小結ぶ オンラインで公開授業 恩納村教育委員会の教科研究指定校である村立安富祖小学校(荻堂哲校長)は2日、他校の教員らを招き公開授業を行った。3年生のクラスではタブレット端末や電子黒板を活用した先進的な英語の授業が行われ、竹富町立船浮小中学校とオンラインで結んだ。同校からは池田真歩さん(3年)が参加。安冨祖の児童らと同様に英語でクイズを出し、理解を深めた。 2020/12/04
教育 災害対処ノウハウ伝授 与那国中で初の防災教育 陸自石垣出張所 自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所(岡本知力羅所長)はこのほど、自衛隊の災害対処のノウハウを提供し、子どもたちが自ら災害について考え行動するきっかけを作る「自衛隊防災教育」を与那国町立与那国中学校(寺村有美恵校長)で行なった。全生徒31人と教職員11人が参加し、止血法やけが人の運搬方法、AEDを使った心肺蘇生法など、実践で役立つテクニックをプロから学んだ。 2020/12/04
教育 入隊予定者が宮古駐屯地見学 「不安解消」「助け合い理解」 自衛隊沖縄地方協力本部の石垣出張所(岡本知力羅所長)と宮古島出張所(永利誠実所長)が11月14~15日、八重山・宮古島地域在住者の入隊予定者・採用試験受験希望者を対象とした「宮古島部隊研修」を陸上自衛隊宮古島駐屯地と航空自衛隊宮古島分屯基地で実施した。 2020/12/03