特集 15人が出馬意向 町長支持派の多数確保焦点 竹富町議選 8月23日告示、同28日投票の竹富町議選(定数12)まで約1カ月に迫り、現時点で現職8人、新人5人、前職1人、元職1人の15人が出馬の意向を示している。4月の町長選で誕生した前泊正人町政を支持する勢力が多数を確保し、安定的な町政運営を継続できるかが焦点。25日、立候補予定者対象の説明会が町役場で開かれ、13陣営が参加した。 2022/07/26
特集 県民の声、国にぶつける 尖閣問題「話し合いで解決」 伊波洋一氏 10日投開票された第26回参議院選挙で再選を果たした無所属現職の伊波洋一氏(70)は一夜明けた11日、宮古、八重山の報道各社によるインタビューに応じた。新型コロナウイルス対策、県経済の復興、陸自配備など先島諸島を巡る政策テーマに関し、意気込みを語った。 2022/07/12
特集 現職伊波氏が再選 自公古謝氏を大接戦で破る 辺野古反対、玉城知事の再選に弾み 参院選 参院選が10日投開票され、沖縄選挙区は玉城デニー知事らが支援する現職の伊波洋一氏(70)が約27万4000票を獲得、自民公認の新人、古謝玄太氏(38)=公明推薦を大接戦の末、約3000票の僅差で破り、再選を果たした。米軍普天間飛行の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力は主要選挙での連敗が止まり、9月の知事選で玉城知事の再選に道筋をつけた形になった。 2022/07/11
特集 コロナ、振興、基地で舌戦 沖縄選挙区に5氏立候補 参院選 参院選が22日公示され、沖縄選挙区には無所属現職の伊波洋一氏(70)、自民党新人の古謝玄太氏(38)=公明党推薦、NHK党新人の山本圭氏(42)、参政党新人の河野禎史氏(48)、幸福実現党新人の金城竜郎氏(58)の5人が立候補を届けた。事実上、伊波氏、古謝氏による「オール沖縄」勢力対自公の一騎打ち。新型コロナウイルス対策、沖縄振興、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題などが争点になる。選挙結果は同じ構… 2022/06/23
特集 市議選 事実上始動 現20、新6、前2出馬予定 石垣市議会は現職の任期中最後の定例会となる6月議会が閉会し、9月4日告示、同11日投開票の市議選が事実上始動した。現時点で現職20人、新人6人、前職2人の計28人が立候補の準備を進めている。中山義隆市長を支持する与党が過半数を維持できるかが焦点。知事選と同日という異例の日程で、22日からは参院選も始まることから、島は9月に向け選挙ムード一色になりそうだ。 2022/06/22
特集 伊波、古謝氏の激戦に 辺野古「反対」「容認」明確化 沖縄選挙区、6氏出馬へ 参院選 22日公示、7月10日投開票の参院選で、沖縄選挙区は玉城デニー知事の支援を受ける現職、伊波洋一氏(70)=無所属=と元総務省官僚の古謝玄太氏(38)=自民公認、公明推薦=による事実上の一騎打ちになる見通しだ。両氏とも新型コロナウイルス対策や沖縄振興策を政策の柱に据えており、米軍普天間飛行場の辺野古移設問題では伊波氏が反対、古謝氏が容認と立場が明確に分かれた。9月の知事選を占う前哨戦として激戦が展開… 2022/06/19
特集 【50年のあしあと②】校長権限で国旗掲揚断行 教員団体は「自然消滅」 元校長・鳩間昇さん ■幻の復帰記念メダル 沖教組八重山支部は米軍基地を残したままの復帰に反発した。政府は1972年4月、復帰記念メダルを製作し、各学校を通じて子どもたちに配布を依頼したが、沖教組は拒否した。 復帰を祝う立場の鳩間さんは、当然のこととして自らが担任するクラスにメダルを配布した。「他のクラスの子どもたちは受け取らなかったと聞いている。あのメダルは今、どこかで積み上げられたままになっているのではないか」と苦… 2022/05/28
特集 【50年のあしあと①】日の丸掲げて復帰行進 仲間と新たな教員団体 元校長・鳩間昇さん 小中学校イベントでの「日の丸」掲揚は現在では当たり前の光景になったが、1999年の国旗国歌法制定以前は、学校現場で県教職員組合(沖教組)の激しい反対運動もあった。そうした中、元小中学校校長の鳩間昇さん(84)=石垣市平得=は現役時代、一貫して「日の丸」掲揚を推進してきた硬骨の教職員だった。 ■純粋な復帰運動 琉球大農学部卒業後、1960年に教員になり、理科教育などを担当した。当時、沖縄の日本復帰運… 2022/05/28
特集 「今、町を変えないと」 情熱と人柄に支援の輪 回顧 竹富町長選㊤ ▽人間性に惚れた 「今の竹富町をどうにかしないとだめだ、という強い意志が伝わってきた」 今年2月ごろ、事務所に面会を求めてきた前泊正人氏の印象を振り返るのは、元保守系町議で前町商工会長の上勢頭保氏(73)=竹富=だ。 前泊氏は「町長選に出る」と打ち明け、後援会の共同代表に就任してほしいと頼んだ。 後援会は川満栄長元町長の会長就任が決まっていた。上勢頭氏は「後援会長が川満氏だけだと『革新』と言われる… 2022/04/20
特集 新人の前泊氏初当選 刷新訴え那根氏に557差 44歳、復帰後生まれ初 竹富町長選 竹富町長選の開票が18日行われ、新人で元町職員の前泊正人氏(44)が新人で前町議の那根操氏(70)を557票の大差で破り、初当選を果たした。西大舛高旬前町長が汚職で辞職したことを受け、不祥事の再発防止や行政改革を誰に託すかが焦点になり、町民は政治経験がない前泊氏に町政刷新を期待した。町選挙管理委員会によると、44歳での町長選当選は史上最年少。八重山で、復帰後に生まれた初の首長になる。 2022/04/19
特集 町政の再生 誰に託す きょう投票、2陣営打ち上げ 竹富町長選 竹富町の前町長が汚職で辞職したことを受けた町長選は17日投票が行われる。元町職員の前泊正人氏(44)、前町議の那根操氏(70)は16日夜、それぞれ地元の西表島で打ち上げ式を開き、5日間の選挙戦を締めくくった。町が西表島で建設を計画している大原庁舎のあり方、不祥事再発防止策などを巡って論戦が展開され、有権者が町政の再生を誰に託すかが問われる。開票は18日に石垣市で行われ、町のニューリーダーが決まる… 2022/04/17
特集 前泊、那根氏が立候補 5日間の超短期決戦に 竹富町長選 竹富町の海底送水管事業に絡む汚職で前町長が辞職したことに伴う町長選が12日告示された。元町職員の前泊正人氏(44)、前町議の那根操氏(70)が立候補を届け出た。一騎打ちで5日間の超短期決戦がスタート。不祥事の再発防止策、西表島大原で町が建設する新庁舎のあり方などが争点になる。17日に投票、18日に石垣市で開票が行われる。 町長選は2020年が無投票だったため、選挙戦に突入するのは16年以来、6… 2022/04/13
特集 西表庁舎が最大争点に 「早期建設」「適正規模」で相違 竹富町長選 12日告示、17日投票の竹富町長選で、立候補を表明している町職員の前泊正人氏(44)、町議の那根操氏(70)の政策が5日までに出そろい、町が西表島大原で整備を計画している新庁舎のあり方が最大の争点に浮上した。博物館と世界遺産センターを併設する「複合型庁舎」の早期実現を目指す那根氏に対し、前泊氏は適正規模での整備を主張し、計画の見直しを訴える。町は今年度、西表庁舎の建設に向けた基本計画を策定する方… 2022/04/06
特集 各島二分する激戦に 一騎打ちか、告示まで1週間 竹富町長選 竹富町の海底送水管事業に絡む汚職で前町長が辞職したことに伴う町長選は、12日の告示まで1週間に迫った。元町職員の前泊正人氏(44)、町議の那根操氏(70)の新人2人による一騎打ちとなる公算。各島では2氏の支持者が入り乱れており、前哨戦から地域を二分する激戦の様相を呈している。3月29日の那根氏に続き、今月5日には前泊氏が政策を発表する予定で、今後、政策論争も活発化しそうだ。投票は17日、開票は1… 2022/04/05
特集 新人那根氏が出馬表明 町民と協同、暮らし向上 竹富町長選 4月17日投票、18日開票の竹富町長選で、町議で新人の那根操氏(70)=西表祖納=は29日、祖納公民館で記者会見し、正式に出馬を表明した。那根氏は基本的なまちづくりの理念として「町民と協同のふるさとづくり」を挙げ「信頼回復を一番目に掲げ、再発防止策を策定し、透明な町政運営を基本とする。すべての町民の暮らしを向上させる」と決意表明した。 2022/03/30
特集 石垣市長選挙 中山氏4選 砥板氏を2454票差で下す 自公が保革共闘破る 任期満了に伴う石垣市長選は27日投開票され、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が1万4761票を獲得し、新人で前市議の砥板芳行氏(52)を2454票差で破り、4選を果たした。中山氏は新型コロナウイルス禍からの脱却と景気回復を訴え、支持を拡大した。砥板氏は初の保革共闘体制を構築し、市政刷新を掲げて猛追したが、及ばなかった。 中山氏は自衛隊配備の是非を問う住民投票に否定的な考えを示しており… 2022/02/28
特集 続投か刷新か きょう審判 「保革」対「自公」深夜大勢判明 石垣市長選挙 任期満了に伴う石垣市長選はきょう27日投開票される。新人で市議の砥板芳行氏(52)、現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が一騎打ちの激戦を展開。現職の続投か、新人による市政刷新かを最大の焦点に、陸上自衛隊配備やゴルフ場建設問題などで活発な論戦が展開されてきた。開票は午後9時から市総合体育館サブアリーナで始まり、11時ごろには当落が判明する見通し。 選挙戦最終日の26日夕、両陣営… 2022/02/27
特集 2候補ラストスパート きょう支持者集め打ち上げ 石垣市長選 石垣市長選はあす27日投開票される。新人で市議の砥板芳行氏(52)、現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=はラストスパートに入った。両陣営は26日夕、それぞれ支持者を集めて打ち上げ式を開き、必勝を期して気勢を上げる。 2022/02/26
特集 選対本部長に聞く 石垣市長選挙 27日投開票の石垣市長選は最終盤に入った。新人の市議、砥板芳行氏(52)、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=は1票でも多く票を積み上げようと、必死の選挙戦を展開している。八重山日報社は24日、砥板陣営の次呂久選対本部長(県議)、中山義隆陣営の大浜一郎選対本部長(県議)に、今後の戦いや目標得票数などを聞いた。 「毎日が投票日」の意識で 生活再建できるのは中山氏 中山陣営・大浜一郎氏 ―これま… 2022/02/25
特集 砥板氏 市民最優先の経済に 中山氏 国との関係フル活用 アンケートと紙上討論 石垣市長選 27日投開票の石垣市長選で、八重山日報社は無所属新人で市議の砥板芳行氏(52)、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=に政策に関するアンケートと紙上討論を実施した。有権者に最も訴えたいこととして砥板氏は「島の大自然、伝統、文化を未来に伝え、市民最優先の経済を取り戻す」、中山氏は「3期の市政運営で培ってきた国等の関係各所との関係をフルに活用し、(各種施策に)迅速に取り組んでいく」と回答した。 2022/02/23