地域情報 23年観光客119万人台 過去最多の8割に回復 八重山 県八重山事務所がまとめた2023年の八重山入域観光客数は119万7163人(前年比30・4%増)となり、過去最多だった2019年(148万2153人)に対し、約8割の水準まで回復した。年間の入域観光客数が100万人台になるのは19年以来、4年ぶりで、新型コロナウイルス禍の影響から立ち直りの兆しが鮮明になった。 県は全国旅行支援などの需要喚起策、修学旅行の回復、クルーズ船の再開などを観光客増の要… 2024/02/14
地域情報 ミサイル想定 石垣で初訓練 新栄公園から市民会館に避難 石垣市は12日午前、弾道ミサイル飛来を想定した住民避難訓練を国、県と合同で行い、市民も含め計94人が参加した。ミサイルが沖縄上空を通過するとの情報がJアラートで流れたと想定し、防災無線で聞いた住民が新栄公園から市民会館に避難した。弾道ミサイル飛来を想定した避難訓練は、県内では与那国町、那覇市に続き3番目で、石垣市では初めて。 2024/02/13
地域情報 磯辺でカジマヤーパレード 豊見山キクさん(97)の長寿祝う 石垣市磯辺で10日、新たに97歳(カジマヤー)を迎えた豊見山キクさんの生年祝いパレードが行われた。沖縄本島や内地から駆け付けた親族や地域住民に見守られながら、軽トラックの荷台に乗って地区内を一周。「こんなに祝ってもらえて有難い」とうれし涙を浮かべた。 2024/02/11
地域情報 角田、男子で初V 女子横尾は大会新 竹富町やまねこマラソン 第29回竹富町やまねこマラソン大会(主催・同町体育協会)が10日、西表島の上原小学校を発着点に開催された。23㌔、10㌔、3㌔(中学生)の種目に計1056人が出走し完走者は1022人(完走率96・8%)だった。 2024/02/11
地域情報 タクシー運転手不足解消へ 石垣版ライドシェア創設 新型コロナウイルス禍によるタクシーなどの運転手不足に対応するため、石垣市は5日、一般人がタクシーを使い有料で利用者を運ぶことを認める「石垣版ライドシェア」を創設すると発表した。国が来年度からライドシェアの一部解禁を決めたことに伴う措置。道路運送法第78条第3号の新制度創設に基づき、普通免許しか持たない一般ドライバーでもタクシーを運用できるようになる。 2024/02/06
地域情報 バスケ日報杯、開幕 一般男女部門などで熱戦 第9回八重山日報社杯バスケットボール選手権大会(主催・八重山日報社、八重山バスケ協会主管)は3日、石垣市総合体育館で開幕した。初日はミニバス男女、U―15、18、一般男女などの部門で熱戦が展開された。 八重山日報社の宮良薫社長は、主催者を代表し「よく晴れたバスケ日和のもと開催され、喜ばしく思っている。年度末の大会なので、最後の試合となる選手もいるだろう。バスケを沖縄で盛んにしてほしい」と激励。… 2024/02/04
地域情報 千葉ロッテ、石垣入り あすからキャンプ プロ野球 空港で選手ら歓迎 2月1日から石垣市内で春季キャンプを実施する千葉ロッテマリーンズが30日、新石垣空港に到着した。スーツを身にまとった吉井理人監督、選手会長の中村奨吾選手らが、次々に降り立ち、三線の演奏と地元住民の拍手を浴びながら空港でのセレモニーに臨んだ。 2024/01/31
地域情報 大川の有名焼き肉店建物で火災 男性の遺体発見 身元の確認急ぐ 3階建て、2階から出火 27日午前10時ごろ、石垣市大川の焼肉店「いしなぎ屋」やアパートなどが入居する3階建て建物から出火、2階部分約60平方㍍が焼けた。焼け跡から男性とみられる遺体が発見された。火は通報から約3時間後の午後1時すぎに消し止められた。八重山署や市消防本部が出火原因を調べている。 2024/01/28
地域情報 「被災地サポートしたい」 DMAT5人、きょう石川へ 八重山病院 能登半島地震の発生を受け、八重山病院災害派遣医療チームの5人は26~31日までの日程で被災地へ派遣される。活動期間は27~30日までの4日間。25日夕、同病院で出発式が行われ、病院スタッフ約40人が集まって5人を激励した。八重山病院からDMAT(ディーマット)が派遣されるのは東日本大震災以来2回目。 2024/01/26
地域情報 ロッテ二軍が石垣撤退 キャンプ、施設充実の都城に 一軍残留も地元危機感 プロ野球千葉ロッテマリーンズは22日、来年度から二軍春季キャンプを宮崎県都城市で実施すると発表した。ロッテは2008年から石垣市内でキャンプを行っており、今後は二軍のみ撤退する。一軍は来年も留まる方針。 2024/01/24
地域情報 男子・中島、女子・横尾フルV 完走目指し約4000人エントリー 第21回石垣島マラソン 第21回石垣島マラソン(主催・石垣市ほか)は21日、市運動公園を発着点にフル(42・195㌔)、ハーフ(21㌔)、10㌔と、新カテゴリのリレーの4部門で行われ、フル男子は2時間28分6秒で中島弘貴(34)=大阪市=、同女子は2時間53分23秒で横尾奈月(41)=石垣市真栄里=が優勝を果たした。男子の地元1位は、全体7位の鳰原(にゅうはら)岳(47)=石垣市登野城=で、2時間49分50秒。 2024/01/23
地域情報 きょう号砲、3853人参加 新たに10㌔リレーも 石垣島マラソン 第21回石垣島マラソン(主催・石垣市、市教委、石垣体育協会)が21日、市内で行われる。フルマラソンやハーフマラソン、10㎞に計3853人が出走する。今回から初めて10㎞リレーも行われ、41組(205人)が参加する。 石垣島マラソンは2003年に第1回大会を開催。以後、国内外から多くのランナーが参加。今大会も全都道府県からエントリーがあり、名古屋ウィメンズマラソンとも提携する。 市中央運動公園… 2024/01/21
地域情報 「地域の特徴知ろう」 東京と八重山の高校生が交流 八重山商工高校(仲山久美子校長)の商業科観光コースの生徒が17日、修学旅行で八重山地域を訪れた多摩大学附属聖ヶ丘高校の生徒と交流した。互いの地域が持つ特徴を紹介するディスカッションを行った。八商工からは17人、聖ヶ丘高校からは71人(共に2年生)が参加した。合同会社八重山観光企画(美馬誠憲代表)が企画した。 2024/01/18
地域情報 五穀豊穣と地域の安寧祈願 白保種子取祭、馬も疾走 今年の五穀豊穣と地域の安寧を祈願する石垣市白保の種子取祭が8日早朝、同地区で行われた。真謝、波照間、嘉手刈3御嶽の神司がオーセ(拝所)で願いを捧げた後、午前7時ごろからオーセに面する通り・白保公民館の指定文化財「ンマガミチ」を馬が駆ける「カタバル」が行われた。 2024/01/09
地域情報 新春闘牛で迫力の10番 メイン対決はパンダJrが制す 2024年新春観光闘牛(主催・八重山闘牛振興実行委員会)が2日午後、八重山闘牛場で開かれ、迫力ある牛のぶつかり合いに800人(主催者発表)が来場。立ち見ができるほどに多くの家族連れや子ども達でにぎわった。若牛を闘牛に慣れさせ勝敗をつけない若手育成4番と完全決着の迫力ある闘牛6番で会場を盛り上げた。 注目された実力者対決のメインイベント、ドリームマッチ戦ではハル王(5才半、820㌔)とみゆわのパ… 2024/01/06
地域情報 断水「前例ない事態」と謝罪 ろ過池、複数個所に不具合 きょう全面復旧予定 石垣市 石垣市の中山義隆市長は27日午後、市役所で記者会見し、26日に行った緊急断水について説明した。石垣浄水場のろ過池で、複数の箇所に同時に不具合が生じたことにより、26日午後2時から市内各地で緊急断水に踏み切った。中山市長と比屋根悟水道部長「石垣市民の皆さまの日常生活や事業者の皆さまの営業活動等に多大なご迷惑をおかけし、心よりお詫び申し上げます」と謝罪した。 2023/12/28
地域情報 当初年間10億円赤字 日台の富裕層開拓目指す 石垣・基隆定期フェリー 石垣市役所の石垣・基隆定期フェリー航路開設準備課は26日記者会見し、定期航路開設に向けた事業展望を発表した。使用する船舶「ナッチャン・レラ」を一般的な用船契約を結ぶと年間で10億円の赤字が発生するが、船舶を割賦とすることなどで支出を圧縮。一方で運賃補助の導入などで収入増を図り、採算ベースにのせていく計画を示した。また船舶は、台湾有事の際には、住民避難での利用も示唆した。 2023/12/27
地域情報 【やいまぴとぅここにあり⑦】中古物件もピカピカに クリーンガード代表 冨底克彦さん(53) 40代にして県内大手企業を退職し、独立開業の道を選んだ。現在はハウスクリーニングやフロアコーティングなどを請け負う「クリーンガード」(那覇市)を経営している。サラリーマン当時と違い、時間の融通がきくようになり、故郷の波照間島に「定期的に戻れるようになった」と喜ぶ。 1970年2月、波照間島生まれ。波照間中時代は三段跳びの選手として活躍し、県大会優勝も経験した。兄の利一さんも陸上の選手で、一足先… 2023/12/24
地域情報 温泉ホテル来年開業へ 平安代表「竹富島の宝に」 竹富島で21日、「竹富島温泉ホテル」(仮称)の地鎮祭が開かれ、来年新春の開業を目指して建設工事が本格化する。ホテルを運営する株式会社ピース企画(那覇市)の平安秀昭代表取締役が20日、八重山日報社を訪れ「島の宝となる温泉ホテルを造り、温泉で島に恩返ししたい」と意欲を語った。 平安代表取締役は10年以上前から竹富島で温泉ホテル建設の可能性を探り、2017年、同社が運営する既存の「ホテルピースアイラ… 2023/12/21
地域情報 希少野生種イシガキニイニイ7年間確認できず 環境省石垣自然保護官事務所は12日、国内希少野生動植物種のイシガキニイニイの生息が確認されない状況が7年間続いている、と発表した。絶滅が危惧される状況という。 環境省は6月5日から約1カ月間、米原生息地保護区に録音機器8台を設置して音声分析調査を実施。周波数を解析してイシガキニイニイの鳴き声判別を行なったが、検出できなかった。2017年以降、確認されていない状況が続いている。有識者から西表島で… 2023/12/14