地域情報 施設、将来的に移転へ 地域、延命見返りに振興要望 クリーンセンター 石垣市が来年度、クリーンセンター(ごみ焼却施設、平得)の基幹改良工事に着手するに当たり、現施設が将来的に老朽化した際には、現在の地域から移転させる方向で地域住民と合意したことが分かった。移転方針などを盛り込んだ新たな「公害防止協定」を施設周辺の公民館などと締結する方針。現施設は既に老朽化しているが、基幹改良工事で約20年の延命化が見込まれる。地域住民は延命化を容認する見返りに、優先的な地域振興策… 2021/08/26
地域情報 旧盆静かに始まる 先祖にコロナ終息と健康祈願 沖縄では20日、祖先の霊を供養する旧盆が始まった。石垣島でンカイピー(迎えの日)と呼ばれる旧盆初日、市内各地では家族が集まり、グショー(あの世)から祖先の霊を迎え入れた。新型コロナウイルスの影響で昨年に続き、例年よりも少ない人数で静かに旧盆行事を行う家庭が多かった。 2021/08/21
地域情報 応じぬ店 じわじわ増 県外の客殺到 8割 アルコール求め 飲食への県自粛・時短要請 県内では飲食に起因する新型コロナウイルス感染拡大が続いている。県は飲食店に営業自粛や営業時間短縮を呼び掛けているが、応じない店舗も徐々に増え始めている。石垣市内の飲食店からは「8割の観光客がアルコールを求める。利用者の意識が変わらないことには意味がない」との声が上がる。 2021/08/20
地域情報 与那国で26人自宅待機 石垣の感染、県平均超え 八重山、3日連続30人超 新型コロナ 県は16日、八重山で新たに男女32人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。新規感染者数が30人を超えるのは3日連続で、14日の38人に次いで過去2番目に多い。石垣市の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は288・53人となり、全国都道府県でワーストの沖縄県(285・71人)を上回った。 2021/08/17
地域情報 八重山、3日連続20人超 旧盆の移動自粛呼び掛け 新型コロナ 県は13日、八重山で新たに23人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。1日の感染発表数が20人を超えるのは3日連続で、過去2番目の多さだった11日に並んだ。20日の旧盆入りを前に帰省などで移動の機会が増えるが、県は「旧盆は移動を控え、自宅で同居家族と過ごしてほしい」と自粛を呼び掛けている。 2021/08/14
地域情報 ごみ焼却施設入札を延期 住民反発受け説明会開催へ 石垣市 石垣市は、19日に予定していたクリーンセンター(ごみ焼却施設)基幹改良工事の実施設計業務入札を延期する方針を固めた。市と地域住民が締結している「公害防止協定」の見直しが済んでいないことに反発の声が出ていることに配慮し、判断した。地域住民向け説明会を旧盆開けにも開催する方向で調整しており、説明会後に改めて入札を行う。住民の一部が批判している工事の防衛予算活用については、今後も変更はない。 2021/08/13
地域情報 接種進まず、漂う手詰まり感 知事、県民に自己防衛訴え 沖縄の新規感染者数が4日、初めて600人を超えた。感染拡大は深刻化の一途をたどるが、「切り札」とされるワクチン接種は進まず、県には手詰まり感が漂う。4日の記者会見で玉城デニー知事は「一人ひとりが家庭、企業で感染防止対策の徹底を図るしかない」と述べ、県民の「自己防衛」を訴えるほかなかった。 ▽デルタ株猛威 県疫学統計・解析委員会の高山義浩医師は、今後1週間の感染者数を4500人~6000人と推… 2021/08/05
地域情報 巨大イタチザメ仕留める 2日で142尾を駆除 八重山漁協が29日から実施していた毎年恒例のサメ駆除が30日、最終日を迎えた。2日間で駆除されたのは、イタチザメやメジロザメなど計142尾。この日は全長4㍍、体重測定不能(推定400㌔)の巨大イタチザメも水揚げされた。 同漁協の一本釣り研究会、カゴ網研究会、電灯潜り研究会の3団体が駆除を行った。30日は午前7時ごろから昼にかけて、日帰りや29日から泊まりで漁をしていた船が帰港し、大小さまざまなサメ… 2021/07/31
地域情報 デルタ株、陽性率56%に かつてない流行の可能性 県内コロナ 県は28日、県内で疑い例も含めたデルタ株陽性者が新たに95人確認されたと発表した。検査数は169件で陽性率は56・2%。先週の33%から20ポイント以上増加し、急速に置き換わりが進んでいる。 2021/07/29
地域情報 石垣市で新たに6人感染 若年層のワクチン接種を推進 新型コロナ 県は27日、石垣市で新たに6人が新型コロナウイルスに感染した、と発表した。石垣市の新規感染者が5人を超えるのは6月26日以来で、約1カ月ぶりの感染拡大傾向を示した。 2021/07/28
地域情報 町長「世界に価値伝える」 自然保護や観光管理に決意 国際教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会が「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」の世界自然遺産登録を決定した26日、竹富町役場仮設庁舎では午後6時半から、西大舛髙旬町長らが最終審議の様子をインターネットで視聴した。 登録決定後は環境省職員や沖縄県出身の著名人らによる祝福のメッセージ、各地域の知事や町長による喜びのコメントがインターネットで配信された。 西大舛町長は「沖縄、日本を超… 2021/07/27
地域情報 西表きょう世界遺産登録 ユネスコ「生物多様性」審査 オンラインで開かれている国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界遺産委員会は26日に自然遺産候補「奄美大島、徳之島、沖縄島北部および西表島」(鹿児島、沖縄)が審査を受け、登録が決まる見通しだ。 2021/07/26
地域情報 今年も静かにオンプール コロナ禍、芸能奉納なく 大川、新川字会 石垣市大川、新川字会の豊年祭オンプールが24日、各地区の御嶽で行われた。昨年から続く新型コロナウイルスの影響で役員のみの祈願や奉納芸能を取りやめるなど、規模を縮小しての開催。きょう25日は石垣、登野城字会のオンプールが行われる。今年も新川字会が、石垣、大川、登野城字会を招待して行うムラプールは中止された。 このうち大川字会(宮良長欣会長)は午前11時から大石垣御嶽(ウシャギオン)で豊年祭オンプール… 2021/07/25
地域情報 仲道のアコウ真っぷたつ 市文化財、住民ショック 八重山の代表的叙情歌「とぅばらーま」のゆかりの地であり、石垣市指定文化財にも指定されている石垣市登野城の「仲道(なかどぅ)の三番アコウ」が23日午前、台風6号の強風にあおられ、真ん中からV字型に裂けて倒れているのが見つかった。長年アコウに見守られてきた地域住民はショックを受けている。 「三番アコウ」の名前で親しまれるオオバコウは樹高約13㍍、樹周5・4㍍、樹齢200年~250年とも言われ、登野城か… 2021/07/24
地域情報 空、海の便全面マヒ 市街地も閑散、住民生活に打撃 台風6号 八重山地方に近づく強い台風6号の影響で22日、交通機関も大きく乱れた。空・海の交通機関は全便欠航となり、新石垣空港や離島ターミナルは閉鎖。23日も全便欠航する見通しで、24日は気象台の警報や気象状況によって判断するという。台風は住民生活や観光産業をはじめとする経済活動に大きな打撃を与えている。 石垣市内の市街地などでは雨交じりの強風が吹きつけた。ユーグレナモールや美崎町も台風対策でシャッターを… 2021/07/23
地域情報 4連休「警戒と自粛を」 過去に感染急増のパターン 八重山病院、市が要請 新型コロナ 22日から始まる4連休を前に、県立八重山病院の篠﨑裕子院長は21日、同病院で記者会見し、新型コロナウイルスの感染状況について「ゴールデンウィークのような(感染の)『山』が来ないか懸念している。新規感染者がゼロだから安心するのではなく、警戒と自粛は続けてほしい」と呼び掛けた。石垣市も不要不急の外出、異動自粛などに協力を求めた。 2021/07/22
地域情報 あすから連休、感染拡大警戒 市民や飲食店にチラシ配布 新型コロナ 22日からの4連休を前に新型コロナウイルス感染拡大を抑止しようと、県、石垣市は20日、大型スーパー前で会食自粛などを呼び掛けるチラシを配布した。県飲食業生活衛生同業組合(浦崎英樹支部長)は美崎町の飲食店などを回り、感染対策の徹底を求めた。八重山では過去にもゴールデンウィークなどの連休後に感染拡大が起きており、県は「ここからが山場」と警戒を強めている。 2021/07/21
地域情報 7割達成、若年層カギ 中高生、予想上回る340人 市、今週末も接種検討 コロナワクチン 新型コロナウイルス集団免疫獲得の目安とされるワクチン接種率70%を目指す石垣市は、今後、カギを握る若年層への働き掛けを強める。18日には、市総合体育館の集団接種会場で、12歳~18歳を対象にした接種を実施し、市の予想を上回る約340人が来場した。反響が大きかったため、今週末も接種を実施する方向で検討している。 2021/07/20
地域情報 気軽にPCR検査を 八重山にセンター 県民2000円 那覇市松山のPCR検査センターを運営する㈲ミタカトレード沖縄支社(木下湖治代表)は17日、石垣市南ぬ浜町に沖縄PCR検査センター八重山店を開設した。県在住であれば税込2000円で受検できる。 現在八重山地区では、症状がある人や濃厚接触者以外を対象にしたPCR検査は新石垣空港とかりゆし病院、石垣島徳洲会病院のみで行われている。島民が気軽に受けられるPCR検査センター開設の要望も多かったという。 同セ… 2021/07/18
地域情報 「西表財団」秋までに設立へ 運用資金CFで募る 環境保全活動を展開 竹富町は西表島の世界自然遺産登録をにらみ、環境保全活動などを展開する「一般財団法人西表財団」を今秋までに設立するため、インターネットで運用資金を募るガバメントクラウドファンディング(GCF)を2日から開始した。 町は昨年12月に同財団の準備会を設立した。7月に世界自然遺産正式登録が見込まれる西表島だが、観光客の増加や特定の場所への利用客の集中、大量の海洋漂着ごみなど、島の自然や人々の暮らしに影響す… 2021/07/07