地域情報 4連休「警戒と自粛を」 過去に感染急増のパターン 八重山病院、市が要請 新型コロナ 22日から始まる4連休を前に、県立八重山病院の篠﨑裕子院長は21日、同病院で記者会見し、新型コロナウイルスの感染状況について「ゴールデンウィークのような(感染の)『山』が来ないか懸念している。新規感染者がゼロだから安心するのではなく、警戒と自粛は続けてほしい」と呼び掛けた。石垣市も不要不急の外出、異動自粛などに協力を求めた。 2021/07/22
地域情報 あすから連休、感染拡大警戒 市民や飲食店にチラシ配布 新型コロナ 22日からの4連休を前に新型コロナウイルス感染拡大を抑止しようと、県、石垣市は20日、大型スーパー前で会食自粛などを呼び掛けるチラシを配布した。県飲食業生活衛生同業組合(浦崎英樹支部長)は美崎町の飲食店などを回り、感染対策の徹底を求めた。八重山では過去にもゴールデンウィークなどの連休後に感染拡大が起きており、県は「ここからが山場」と警戒を強めている。 2021/07/21
地域情報 7割達成、若年層カギ 中高生、予想上回る340人 市、今週末も接種検討 コロナワクチン 新型コロナウイルス集団免疫獲得の目安とされるワクチン接種率70%を目指す石垣市は、今後、カギを握る若年層への働き掛けを強める。18日には、市総合体育館の集団接種会場で、12歳~18歳を対象にした接種を実施し、市の予想を上回る約340人が来場した。反響が大きかったため、今週末も接種を実施する方向で検討している。 2021/07/20
地域情報 気軽にPCR検査を 八重山にセンター 県民2000円 那覇市松山のPCR検査センターを運営する㈲ミタカトレード沖縄支社(木下湖治代表)は17日、石垣市南ぬ浜町に沖縄PCR検査センター八重山店を開設した。県在住であれば税込2000円で受検できる。 現在八重山地区では、症状がある人や濃厚接触者以外を対象にしたPCR検査は新石垣空港とかりゆし病院、石垣島徳洲会病院のみで行われている。島民が気軽に受けられるPCR検査センター開設の要望も多かったという。 同セ… 2021/07/18
地域情報 「西表財団」秋までに設立へ 運用資金CFで募る 環境保全活動を展開 竹富町は西表島の世界自然遺産登録をにらみ、環境保全活動などを展開する「一般財団法人西表財団」を今秋までに設立するため、インターネットで運用資金を募るガバメントクラウドファンディング(GCF)を2日から開始した。 町は昨年12月に同財団の準備会を設立した。7月に世界自然遺産正式登録が見込まれる西表島だが、観光客の増加や特定の場所への利用客の集中、大量の海洋漂着ごみなど、島の自然や人々の暮らしに影響す… 2021/07/07
地域情報 一般接種券の配達開始 行事参加者などに先行配布 新型コロナワクチン 石垣市は5日、新型コロナウイルスワクチンの一般接種開始に向け、35歳~64歳への接種券配達が始まったと発表した。19歳~34歳への接種券発送は20日ごろの予定。このうち夏休み期間中にオープンキャンパスに参加する高校生や、豊年祭、旧盆などの地域行事に参加する人など、特別な事情がある市民には、申請に基づいて接種券を先行配布する。 2021/07/06
地域情報 美崎町の治安向上を 八重山署、防犯カメラ設置 市に要請 八重山警察署の垣花聡署長は6月30日午後、石垣市役所に中山義隆市長を訪れ、美崎町周辺の治安向上を目的とした防犯カメラの設置を求める要請書を提出した。健全な繁華街環境の実現と市民が体感できる治安の向上を図るため、美崎町の主要交差点と繁華街一帯に防犯カメラの設置が必要としている。 2021/07/01
地域情報 高齢者接種率88%に 経済活動再開へ急ピッチ 石垣市 石垣市は29日、65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種率が28日現在で1回目88%、2回目79・9%になったと発表した。高齢者の集団接種は27日で完了。7月9日から64歳以下の一般集団接種が始まるのを前に、今後、観光従事者などの先行接種を実施していく。市は人の移動が活発化する夏休みシーズンを前に急ピッチで接種を進め、早期の経済活動再開を図りたい考え。 2021/06/30
地域情報 石垣島の味覚を全国に 出荷式でパイン、マンゴーPR 旬を迎えた石垣島産パイン・マンゴーのゆうパック出荷式が24日午後、八重山郵便局(島仲貞克局長)で開かれ、関係者らは「旬の石垣島の味覚を全国に届け、石垣島の魅力を発信しよう」とPRした。同局によると、順調に注文が入っており、6月下旬から7月始めにかけてピークと見られ、出荷量は前年実績(4万7千個)並みの5万個を見込んでいる。 島仲局長は「パインマンゴーの旬入りを感じ、石垣島産パイン、マンゴーを夏の贈… 2021/06/25
地域情報 ごみ焼却施設が完成間近 8月1日から供用開始 与那国 与那国町が与那国空港南西側の最終処分場の隣接地に整備を進めている「与那国町ごみ焼却施設」が間もなく完成を迎える。既に建築、プラント工事が終了し、残りの外構工事を終えて7月23日頃に町に引き渡される予定。本格稼働は8月1日から。 2021/06/20
地域情報 一般接種 7月9日開始 国、ワクチン優先供給認める 市長「早期に経済再開」 石垣市 石垣市は18日、64歳以下対象の新型コロナウイルスワクチン集団接種(一般接種)を7月9日から開始する、と発表した。期間は8月19日まで。ワクチン確保が課題になっていたが、高齢者接種が順調に進んでいることから、国が石垣市への優先供給を認めた。市役所で記者会見した中山義隆市長は「ワクチン接種をいち早く進めることで、観光をはじめとした社会経済活動を早期に本格再開させる」と強調した。【7面に関連】 2021/06/19
地域情報 非常事態宣言を解除 「引き続き感染対策徹底を」 石垣市 石垣市は15日、新型コロナウイルスの急拡大に伴い発令していた市独自の非常事態宣言を解除した。中山義隆市長は同日の記者懇談会で、新規感染者数が減少し、主な感染経路も家庭内にシフトしていることを挙げ「市民に一律の外出自粛をお願いする必要性は低下した」と説明。一方で「感染がまだ完全に収束しているわけではない」と述べ、市民に対し、県全域の緊急事態宣言期間中、引き続き感染対策に取り組むよう求めた。 2021/06/16
地域情報 小中学校が授業再開 感染対策徹底など課題 石垣市 新型コロナウイルス感染拡大で2日から臨時休校していた石垣市内の小中学校が、14日から授業を再開した。再開後も感染対策の徹底と、コロナ再拡大に備えたオンライン環境の整備などが課題になる。県立高校は一部の学校を除き、20日まで休校予定。 2021/06/15
地域情報 ユッカヌヒーに安全祈願 各組で神事のみ執り行う 新型コロナウイルスの影響で石垣市爬竜船競漕大会が2年連続中止となり、ユッカヌヒー(旧暦5月4日)の13日、本ハーリーを行う各組(東一、東二、中一、中二、西)ではそれぞれの地域の御嶽や拝所で神事のみが行われ、漁業者の航海安全と豊漁を祈願した。 中二組では早朝から役員が冨崎観音堂、長崎御嶽、石垣漁港、中二組の神棚を廻り、塩、米、果物などの供え物を供え、御神酒を飲んで無病息災と航海安全祈願した。 中二組… 2021/06/14
地域情報 早期完了で「第5波」阻止 一般接種券、35歳以上から発送 コロナワクチン 石垣市 石垣市は11日、64歳以下の一般市民向け新型コロナウイルスワクチンの集団接種について、7月頭から35歳以上を優先して接種券を送付すると発表した。ワクチン確保のめどがつき次第、予約や接種の開始日を確定させる。市役所で記者会見した中山義隆市長は「7~8月には観光客が入ってくる。早く接種することで『第5波』を抑えられる。とにかく早く打ち終えたい」と早期完了に意欲を示した。 2021/06/12
地域情報 コロナ用待機所併設へ 町検討、世界遺産センターも 西表庁舎 竹富町は、西表島で整備予定の大原庁舎を新型コロナウイルス対策や西表島の世界自然遺産登録に対応した機能を持つ複合施設とする方針で、近く基本計画策定作業に着手する。具体的には、新型コロナ感染が疑われる患者の待機場所や、世界自然遺産センターの併設を検討しており、博物館、図書館機能なども加えたい考え。基本計画の素案を作成後、新庁舎整備等に関する検討委員会(委員長・大浜知司副町長)に諮問する。 2021/06/11
地域情報 ごみ焼却に防衛予算活用へ 改良工事、来年度着工 石垣市 石垣市が来年度着工するクリーンセンター(ごみ焼却施設)の基幹改良工事に防衛予算を活用する方針であることが分かった。市内では陸上自衛隊配備工事が進んでおり、市は隊員の移住に伴う将来的なごみ量の増加を考慮し、防衛省に高率補助を要望。今年度の実施設計費には補助金交付が決定した。市財政課によると、市が主要なインフラ整備に防衛予算を活用するのは初めて。 2021/06/10
地域情報 新庁舎、9割超完成 総事業費89億、年内供用開始 石垣市 石垣市が旧空港跡地で進める新庁舎建設工事が完成に近づいている。市契約管財課によると5月末現在、工事の進捗(ちょく)率は93・5%に達した。8月末の完成と年内の供用開始を見込んでいる。市は開会中の市議会6月定例会に上程した一般会計補正予算案に工期の延長に伴う追加経費を盛り込んでおり、総事業費は約89億4000万円となる。 2021/06/09
地域情報 迅速な支援要請が奏功 本島に先立ち接種体制構築 石垣市 石垣市で高齢者の新型コロナウイルス集団接種が順調に進んでいるのは、沖縄本島で接種が本格化する前、石垣市がいち早く接種体制を構築し、県医師会(安里哲好会長)などの支援を取り付けたことが背景にある。 2021/06/06
地域情報 豊年祭の奉納芸能中止 2年連続、伝統継承に不安 四カ字 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、四カ字・双葉自治公民館連絡協議会(会長・金城文雄新川字会長)は7月24、25日に開催される豊年祭の規模を縮小することを決めた。5日、各字会長らが大川公民館で記者会見し、発表した。オンプール、ムラプールとも神事のみを執り行い、奉納芸能は中止する。規模縮小は2年連続となる。 2021/06/06