政治・経済 6自治体が回答保留 辺野古県民投票の事務委託 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う県民投票を巡り、投開票など市町村が担う事務の委託への対応に関し、41市町村のうち6市が回答を保留し、35自治体が同意していることが分かった。地方自治法は投票条例の制定に際し、市町村長と協議することを定めており、協力しない自治体が出れば、実現が見通せない可能性がある。 2018/10/11
政治・経済 投票38回も議長決まらず 与野党「協議の場は必要」 与那国町議会7日目 与那国町議会は9日、日程7日目を迎え、引き続き議長選挙を行ったが未決に終わった。同日は計4回の投票を行い、初日からの総投票回数は38回となった。取材に応じた与党の前西原武三氏、野党の田里千代基氏は、投票を繰り返すだけではなく事前協議を行う必要があるとの認識では一致したものの、前西原氏は「野党側が応じてくれない」、田里氏は「与党側からの提案が筋」と述べ、歩み寄りは見られなかった。 2018/10/10
政治・経済 辺野古反対の路線強調 翁長氏県民葬で玉城知事 会場外にも県民、長蛇の列 故翁長雄志元沖縄県知事県民葬(主催・県民葬実行委員会)が9日、那覇市内で開かれた。式辞を述べた玉城デニー知事は翁長氏について「基地問題では、辺野古に新基地を造らせないことを県政運営の柱に掲げ、埋め立て承認の取り消しなど、あらゆる手法を駆使し阻止に取り組まれた」「国と対峙しながらも沖縄の民意を訴え続けた」と評価し、辺野古反対の路線継承を改めて表明した。 2018/10/10
政治・経済 県議会が要望書提出 振興予算や酒税軽減など 宮腰沖縄相へ 宮腰光寛沖縄大臣は9日、玉城デニー知事との会談後、県議会の新里米吉議長と赤嶺昇副議長と懇談、要望書を受取った。県議会は沖縄振興予算の確保や泡盛などにかかる酒税の軽減、基地対策などを要望した。 新里氏は「大型MICE施設や鉄軌道の導入など、円滑に展開できるよう来年度予算にも所要額を確保して頂きたい」と述べ、国に理解を求めた。基地問題については、日米地位協定の抜本改定や普天間の運用停止を求めた。 2018/10/10
政治・経済 沖縄振興費の確保要望 玉城知事、宮腰沖北相と会談 玉城デニー知事は9日午後、宮腰光寛沖縄北方担当相と県庁で会談し、来年度予算の沖縄振興費の概算要求額3190億円を満額確保するよう求める要望書を提出した。「沖縄が抱えるさまざまな問題の解決へ協力をお願いしたい」と表明し、宮腰氏は「受け止めて事務方に検討させたい。しっかり連絡を取って(振興を)前に進めたい」と応じた。 2018/10/10
政治・経済 波照間島周辺に中国調査船 海保が警告 7日午後4時20分ごろ、波照間島灯台の南東約198㌔の日本の排他的経済水域(EEZ)で、中国海洋調査船「向陽紅10号」がワイヤーのようなものを海中に延ばしているのを第11管区海上保安本部の航空機が確認した。 海保は「日本のEEZで同意のない調査活動は認められない」と警告し、中止を求めた。 「向陽紅10号」は8日朝、日本のEEZを出た。 2018/10/09
政治・経済 保革で3つどもえに 豊見城市長選挙が告示 現職、前市議2氏が出馬 【豊見城】任期満了に伴う豊見城市長選挙が7日、告示され、届け出順に前市議で社民、社大、共産、自由、立民、国民民主が推薦する山川仁氏(44)、同じく前市議で自民、維新、希望が推薦する宜保安孝氏(41)、現職で3期目を目指す無所属の宜保晴毅氏(50)の3氏が届け出た。玉城デニー氏が4日に知事に就任して以来、県内では初めての市長選となる。投開票は14日。 選挙戦は玉城知事が推す山川氏と、自民党などが… 2018/10/09
政治・経済 ITで新ビジネス創造 沖縄発展へ有識者が議論 スタートアップカフェコザの2周年記念イベントが6日、沖縄市で開かれ、有識者や実務家などが活発に議論を展開した。ITを使った新ビジネス創造の可能性や、アジアと本土を繋ぐ沖縄の可能性などが議論された。「テクノロジーの発達とリゾートワーク」と題されたトークセッションでは、沖縄市観光物産振興協会の山田一誠事務局長や日経BP・トレンドメディア局の杉山俊幸局長、沖縄経済同友会の花牟札真一氏、沖縄市経済文化部… 2018/10/07
政治・経済 豊見城市長選 きょう告示 任期満了に伴う豊見城市長選が7日、告示される。投開票は14日。市長選には、前市議の宜保安孝氏(41)=自民、維新、希望推薦、前市議の山川仁氏(44)=社民、共産、社大、自由、国民民主、立民推薦、3期目を目指す現職の宜保晴毅氏(50)の無所属3人が立候補を表明しており、三つどもえの激戦となりそうだ。 出陣式・出発式はそれぞれ、宜保安孝氏は午前9時から、山川仁氏は7日午前8時半から、宜保晴毅氏は7… 2018/10/07
政治・経済 辺野古阻止「全力で」 新沖縄振興計画策定に意欲 玉城知事訓示 玉城デニー知事(58)は5日、就任後初めて職員に訓示し「普天間飛行場の1日も早い閉鎖と返還、辺野古新基地建設の阻止に向けて全力で取組む」と強調した。4年後の2022年に、沖縄が祖国復帰50周年を迎えることを挙げ「新時代沖縄の到来に向けて、スケール感とスピード感を持って、新たな沖縄振興計画の策定に着手する」と意欲を示した。 2018/10/06
政治・経済 不用額3割増、27億円 監査委員「事業把握を」 石垣市17年度決算 石垣市監査委員は、市議会9月定例会に2017年度各会計の歳入歳出決算と意見書を提出した。予算に計上されながら支出されなかった不用額は一般会計、特別会計の総額が27億771万円で、前年度に比べ6億3498万円(30・6%)増となった。経費節減に努めたことや事業実績が見込みを下回ったことが要因だが、意見書では、予算計上時に適切な見積もりを行うことや、随時、事業の進ちょく状況を把握することなどを求めた… 2018/10/06
政治・経済 大浜一郎氏「離島振興」 山内末子氏「辺野古阻止」 県議補選勝利の2氏に当選証 県選挙管理委員会は4日、県庁で県議補選の当選証書付与式を行い、当山尚幸県選管委員長がうるま市区の山内末子氏(60)と石垣市区の大浜一郎氏(56)に当選証書を手渡した。両氏は県議会を訪れ、新里米吉議長の激励を受けた。大浜氏は離島振興、山内氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設阻止を優先課題に挙げた。 山内氏は「知事を支えながら強い沖縄を作っていきたい。課題山積であるが一つ一つ丁寧にしながらもしっかりと… 2018/10/05
政治・経済 5日目も議長決まらず 与那国町議会、異常事態続く 与那国町議会(定数10)は9月定例会5日目の4日、議場で本会議を開き議長選出を行ったが、この日も決まらなかった。同町議会の勢力は与野党同数の5対5。議会事務局によると、投票を5回行い毎回賛否5対5の同数となりくじ引きで当選者を決めたが、いずれの回も当選者は辞退した。 与党側は今議会で上程が予定されている、1年余り空席となっている教育長選任など議案採決での多数派を確保することを理由に、野党側から… 2018/10/05
政治・経済 支所計画 全会一致 仮庁舎検討が本格始動 竹富町 竹富町議会が仮庁舎関連費を全会一致で可決した。反対討論はゼロだった。石垣支所計画で町執行部は今後、家屋の取り壊し費や、引っ越しに関する予算を上程し、スケジュール内の石垣支所建設を進める方針。仮庁舎候補地の検討が本格スタートする。 最終本会議で大久研一氏は石垣支所の位置付けについて、▽町民の利便性向上▽郷友会の活動拠点になる―などメリットを示して賛成討論。野党議員から反対討論などはなく、議員全… 2018/10/05
政治・経済 「辺野古阻止に全身全霊」 玉城新知事、国際社会にも訴え 知事選に初当選した玉城デニー知事は4日午後、県庁で就任後初めての記者会見に臨み、知事選の争点となった米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について、反対する意向を重ねて表明した。普天間や辺野古の問題について、日米両政府に対話の窓口を求める考えも示した。「(辺野古沿岸埋め立ての)承認撤回をした県の判断に、国が従うよう求める。沖縄の民意を国際社会に訴え、共有できる価値観を広げたい」と強調した… 2018/10/05
政治・経済 「防衛、災害支援能力が向上」 オスプレイ横田配備で米 米空軍は3日、横田基地(東京都福生市など)に5機配備した輸送機CV22オスプレイを報道陣に公開した。オスプレイが沖縄以外に配備されるのは初めて。現場運用トップの第353特殊作戦群第1分遣隊司令官のコズラウスキー少佐が取材に応じ「CV22の前方展開は日本の防衛能力を高めると同時に、災害支援や人道支援能力を向上させる」と強調した。 2018/10/04
政治・経済 応札者なく入札中止 「地元優先」「分割発注」困難に 石垣市新庁舎 石垣市最大のプロジェクトの一つである新庁舎建設工事は受注者が決まらず、足踏み状態が続いている。市は、3日に予定していた新庁舎建設工事の一般競争入札を中止した。応札者がいなかったためで、改めて仕切り直し、12月に再入札を実施する。当初は工区を3つに分割していたが、次回入札では1工区にまとめる方針も固めた。建設工事に関しては、当初目指していた地元業者優先の分割発注は困難な状況になる。 2018/10/04
政治・経済 「県と対話し市政運営」 宜保安孝氏が総決起 豊見城市長選 14日に投開票される豊見城市長選挙に立候補を予定している前市議の宜保安孝氏(41)=自民・維新・希望推薦=は3日、市内で総決起大会を開催。与党系市議団11人や国会議員、各種団体関係者らが出席した。宜保氏は2期7年半の市議経験をアピール。市内に48カ所ある公民館のネット環境の整備や、認可保育園の負担軽減を目的にした家庭内保育の推奨、老朽化したビニールハウスの補助事業などの実現を訴え、支持を求めた。 2018/10/04
政治・経済 採用上限年齢を引き上げ 10月から自衛官候補生など 自衛隊は10月1日から自衛官の採用上限の年齢を引き上げた。対象は任期制自衛官を養成する「自衛官候補生」と、部隊の基幹隊員を養成する「一般曹候補生」の2種目。両種目とも上限を27歳未満から、33歳未満まで引き上げられた。 自衛隊は労働人口の減少に伴い、幅広い年齢層から人材を確保するため、採用できる人材の年齢幅を広げた。 「自衛官候補生」は10月1日から「一般曹候補生」は来年3月1日から受け付け… 2018/10/04
政治・経済 城間氏「公約着手率96%達成」 翁長氏「市民サービスを改善」 那覇市長選公開討論会 【那覇】21日投開票の那覇市長選挙に立候補を表明している現職の城間幹子氏(67)と、新人で県議の翁長政俊氏(69)=自民、公明推薦=による公開討論会が3日、市内で開催された。城間氏は「1期目に公約で掲げたことの着手率は96%」と4年間の実績をアピールし、立候補の理由については「策定に携わった第5次那覇市総合計画の政策や施策に、これからも全力で取り組みたい」と述べた。翁長氏は「市民に向けた最大のサ… 2018/10/04