政治・経済 DV経験 市民の2割 根絶へ若年層啓発方針 石垣市 配偶者などから身体的暴力や暴言といったDV(ドメスティック・バイオレンス)を受けた経験がある石垣市民が約20%いることが、市が市民を対象に実施した意識調査で明らかになった。市は第3次男女共同参画計画「いしがきプラン」の改定に取り組んでおり、DVやセクハラの根絶に向け、若年層の啓発などに力を入れる方針を示した。 2021/02/25
政治・経済 花き農家と生花店を応援 フローラルエイド始まる 石垣市 石垣市は24日から、コロナ禍で苦しむ市内の花き農家や生花店を応援する事業「フローラルエイド」第2弾をスタートした。1000円分の花束が購入できる500円クーポン券を、石垣市役所玄関前のピロティで1000枚限定で販売している。25日以降の販売時間は午前9時~午後5時。 2021/02/25
政治・経済 旧十六日祭「来島者参加控えて」 時短緩和で引き締め図る 石垣市 県が新型コロナウイルス感染拡大防止のため飲食店に出していた営業時間短縮要請を石垣市に限って緩和したことを受け、中山義隆市長は23日、市役所で記者会見し、来島者との飲食を伴う会合を控えるなど、引き続き感染防止策を徹底するよう呼び掛けた。27日の旧十六日祭に向け「なるべく島外からの参加は控えてもらい、特に重症化しやすい高齢者との接触は短時間にしてほしい」と改めて市民の引き締めを図った。 2021/02/24
政治・経済 飲食店「景気良くなって」 営業時短要請きょう緩和 石垣市 県が石垣市内の飲食店に要請していた営業終了時間が24日、午後8時から午後10時に緩和される。時短要請緩和は県内市町村で唯一。飲食店からは「景気が良くなって」と期待する声が上がる。 2021/02/24
政治・経済 新庁舎、年内に供用開始 跡地利用の民間事業者選定へ 中山市長が施政方針演説 石垣市の中山義隆市長は 市議会3月定例会初日の22日、2021年度施政方針演説をした。市役所新庁舎を「人々が集える場所、防災拠点」と位置づけ、年内の供用開始を目指す考えを示した。現庁舎跡地利用は21年度、「市民と来訪者との利用交流拠点」をコンセプトに、施設整備・運営を行う民間事業者の選定に向けて取り組む。 2021/02/23
政治・経済 尖閣、新字名の標柱製作へ 中山市長「国に上陸を要請」 石垣市の中山義隆市長は22日の施政方針演説で、尖閣諸島の字名を「登野城尖閣」に変更したことを受け、新たな字名を表記した行政標柱を製作する考えを示した。時機を見て国に標柱設置のための上陸許可を要請する。 市議会は昨年の12月定例会で、中山市長に対し、現地に標柱設置を求める決議を賛成多数で可決していた。 市は昨年12月から、尖閣諸島の歴史、周辺海域を含む自然環境などに関する情報を広く発信する拠点… 2021/02/23
政治・経済 「海自配備を」の声も 海保の警護、漁業者の命綱 海警法施行から3週間 ▽第二海軍 尖閣海域では、漁船に接近しようとする海警局船に対し、巡視船が間に割って入り、漁船をガードしている。漁業者が尖閣海域への出漁を申請した場合、海保は漁船の安全を確保するため、尖閣海域で海警局船の勢力を上回る規模の巡視船を動員している模様だ。 海保の警護は漁業者の命綱。外国船との攻防という極限の緊張にさらされながら、国境の最前線で日本の実効支配を死守している。巡視船に守られて尖閣海域から石垣… 2021/02/22
政治・経済 住民「廃校だけは避けたい」 平久保、学校も幼稚園も休止 少子化、再開めど立たず 石垣市立平久保小学校(宮里満男校長)が2021年度に休校することが決まった。同校は石垣島最北端の小学校だが、少子化や過疎化の波を受け、この10年で児童数が10人を超えたことは一度もない。ひらくぼ幼稚園も19年度から休園となっており、再開のめどは立っていない。休校が長期化すれば地域から学校が消える事態も予想される中、地域住民からは「廃校だけは避けたい」という声が上がる。 2021/02/21
政治・経済 平久保小が来年度休校 転校で児童在籍ゼロ 石垣市立平久保小学校(宮里満男校長)が2021年度に休校することが分かった。児童の在籍数がゼロになるため、教職員の配置ができなくなった。天久朝市教育部長が18日、市教委定例会で報告した。 市教委によると、現在、同校には4人が在籍しており、うち1人は来年度、中学校へ進学する。残る2世帯の3人が来年度の在籍児童となる予定だったが、昨年11月、2世帯の保護者から市教委に転校の申し出があった。 その後、保… 2021/02/19
政治・経済 新博物館へ有識者会議 来年度設置、基本計画に反映 報告書、開館年度明示せず 新石垣市立八重山博物館(仮称)建設に向け、石垣市が2021年度に有識者の検討会議を設置する方針であることが18日分かった。検討会議の提言を受け、22年度以降に策定する基本計画に反映させる。市教育委員会が設置した部内検討会議は報告書を取りまとめたが、開館の年度など、具体的なスケジュールは明示していない。 市教委定例会がこの日開かれ、八重山博物館の砂川栄秀館長が有識者検討会議設置と部内検討会議の報告書… 2021/02/19
政治・経済 移住促進、住居不足解消へ 町、浦内地区、企業が連携 西表島 竹富町の住居不足を解消しようと、町(西大舛髙旬町長)、西表島の浦内公民館(前津芳生館長)、株式会社ジャカコン西日本(上運天賢勇代表取締役社長)=糸満市=は17日午前、町役場仮庁舎で連携と協力に関する協定締結式を開いた。町有地に民間企業が住居を建設し、公民館が運営を行う県内で初めての試み。浦内地区の住居不足解消や、移住者の定住に向けた環境整備が期待される。 2021/02/18
政治・経済 中国公船の追尾排除を 玉城知事、政府に要請 玉城デニー知事は17日、尖閣諸島(石垣市)沖で中国公船が日本漁船を追い回す行為の排除を求める要請書を加藤勝信官房長官らに出した。 要請書は「中国公船による追尾事案が頻発し、中国海警局の武器使用を認める海警法も成立し、地域漁業者に脅威を与えている」とし、中国公船の威圧行為の排除と日本漁船の安全操業の確保に向けた体制の強化を求めている。 要請は県漁連の上原亀一理事長と県漁協組合長会の山入端孝雄会… 2021/02/18
政治・経済 中国船、漁船2隻を同時追尾 尖閣周辺に4隻侵入 第十一管区海上保安本部などによると、16日午前4時15分ごろ、機関砲のようなものを搭載した中国海警局の船「海警1305」と「海警6303」の2隻が石垣市の尖閣諸島周辺に領海侵入し、大正島南南東で航行中の日本漁船1隻に接近しようとする動きを見せた。これとは別に「海警1301」「海警2502」の2隻が15日午後1時半ごろから領海侵入しており、南小島南西で操業していた八重山漁協所属の別の漁船「鶴丸」(9… 2021/02/17
政治・経済 中国船、漁船を26時間追尾 市議「威圧与える戦略」 八重山漁協所属の漁船「鶴丸」で尖閣諸島周辺に出漁した石垣市議の仲間均氏は石垣島に戻った直後の16日夜、登野城漁港で八重山日報など報道陣の取材に応じた。「鶴丸」は約26時間にわたって中国公船「海警1301」「2502」の追尾を受けたといい、仲間氏は「(中国は)今のところは漁船を攻撃せず、威圧を与えて周辺海域から追い出そうという戦略ではないか」と話した。 仲間氏が尖閣海域に出漁するのは、中国海警局… 2021/02/17
政治・経済 3月5日から使用可能に 高校生向け、観光体験クーポン 石垣市 石垣市は、島内の観光業界を支援するため、全高校生に配布する予定のクーポン券(3万円分)の使用期間を3月5日から21日までとする方針を固めた。高校生にクーポン券を使って島内観光を体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい思いがある。今月末にも配布を開始する予定。 2021/02/16
政治・経済 3市町、集団接種計画 ワクチン冷凍庫、石垣に搬入 医療従事者は来月開始 新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫(ディープフリーザー)が12日、初めて石垣市に到着し、県立八重山病院と徳洲会病院に搬入された。県、3市町、八重山地区医師会は、3月上旬から医療従事者向けに接種を開始するスケジュールで調整を進めている。住民向けの接種は4月以降、65歳以上の高齢者を優先してスタートすることになっており、3市町とも集団接種を予定している。ワクチンの到着時期は未定。 2021/02/13
政治・経済 きょう旧正「予防徹底を」 新規感染13日連続ゼロ 新型コロナ 県は11日、八重山で新型コロナウイルスの新たな感染者は確認されなかった、と発表した。八重山で新規感染者の発表がないのは13日連続。2週間近く新規感染者が出ていないことで、八重山の感染状況は沈静化の方向に向かっていることが鮮明になった。ただ12日は旧正月で、高齢者などの生年祝いを行う家庭もある。県などは改めて、同居家族以外との会食自粛など、感染予防策の徹底を呼び掛けている。 八重山の新規感染者ゼロが… 2021/02/12
政治・経済 待機費用の一部助成 炉故障、火葬まで1週間のケースも 石垣市 石垣市の火葬炉1基が故障し、1日の火葬件数が2件までに制限されている問題で、市は火葬を待機している遺族の費用を一部助成する方針を決めた。10日、中山義隆市長が市役所で記者会見して発表した。火葬件数の制限を受け、死亡から火葬まで1週間待機するケースも出ており、市民から遺族の負担軽減を求める声が上がっていた。 2021/02/11
政治・経済 ワクチン冷凍庫 本島に搬入 県、来月から医療従事者接種 新型コロナ 新型コロナウイルスのワクチンを保管する超低温冷凍庫が9日午前、県立中部病院(うるま市)に搬入された。今回は第1陣で、15日までに計23台が県立八重山病院を含む県内の基幹病院などに1台ずつ搬入され、医療従事者への優先接種に備える。今後、地域住民向けに、地域の医療機関や役場にも最大で計111台の冷凍庫が設置される予定。 2021/02/10
政治・経済 新石垣空港整備に21億円 総額は過去最大 県予算案 県は8日、総額7912億2600万円の新年度一般会計当初予算案を発表した。前年比5・3%増で過去最大。八重山関連では新石垣空港国際線旅客施設整備に21億6600万円を盛り込むなどした。16日開会予定の県議会2月定例会に提出する。 2021/02/09