一般 枝肉初セリ、平均147万円 石垣産牛の輸出拡大に期待 2024年JA石垣牛枝肉の初セリが12日午前、八重山食肉センターで行われ、17頭が出品された。販売総額は2505万4575円。一頭当たりの平均価格は147万3799円(前年比1万2066円減)、1㌔当たりの平均単価は3115円(同311円減)となった。 2024/01/13
一般 五穀豊穣と地域の安寧祈願 白保種子取祭、馬も疾走 今年の五穀豊穣と地域の安寧を祈願する石垣市白保の種子取祭が8日早朝、同地区で行われた。真謝、波照間、嘉手刈3御嶽の神司がオーセ(拝所)で願いを捧げた後、午前7時ごろからオーセに面する通り・白保公民館の指定文化財「ンマガミチ」を馬が駆ける「カタバル」が行われた。 2024/01/09
一般 昇竜のごとく島盛り上げて 仕事始め式で市長が訓示 石垣市 石垣市の2024年仕事始め式が4日、市役所で開かれ、中山義隆市長が職員を前に訓示。「今年は辰年。昇竜のごとく島全体を盛り上げ、地域全体を元気にし、市民生活を豊かにする1年にしたい」と抱負を語った。 2024/01/05
一般 台湾定期便「来年度再開を」 市長、コロナ禍から観光回復 石垣市 石垣市の2023年仕事納め式が28日、市役所で開かれ、中山義隆市長は訓示で「今年の観光入域客数は10月時点で100万人を突破し、既に昨年の年間客数を上回り、コロナ禍からの回復が急速に進んでいる」と述べた。年明け2月にも石垣―台湾間で複数のチャーター便運航計画があると明らかにし「来年度中に定期便の再開を目指す」と明言した。 2023/12/29
一般 当初年間10億円赤字 日台の富裕層開拓目指す 石垣・基隆定期フェリー 石垣市役所の石垣・基隆定期フェリー航路開設準備課は26日記者会見し、定期航路開設に向けた事業展望を発表した。使用する船舶「ナッチャン・レラ」を一般的な用船契約を結ぶと年間で10億円の赤字が発生するが、船舶を割賦とすることなどで支出を圧縮。一方で運賃補助の導入などで収入増を図り、採算ベースにのせていく計画を示した。また船舶は、台湾有事の際には、住民避難での利用も示唆した。 2023/12/27
一般 台湾航路、来年度に開設目指す 検討委が石垣市に報告書 きょうから準備課を設置 石垣・基隆定期航路フェリー開設に係る検討委員会(委員長・嶋田廉石垣市企画部長)は25日、航路の開設実現に向け必要な施策や解決すべき課題をまとめた報告書を中山義隆市長に提出した。会見で中山氏は、基隆定期フェリーについて、「来年度中の航路開設を目指す。できれば来年内が良い」との展望を示した。26日付で、企画部内に準備課を設置し具体的な施策を進める。実現すれば、石垣―台湾間の定期航路開設は初めてとなる… 2023/12/26
一般 シェルター付き複合庁舎案も 糸数与那国町長の要請活動を公表 与那国町は、糸数健一町長が2021年の就任後、2年間で国、県、国会議員に計25回の要請を行ったことを公表した。与那国町議会12月定例会で町側が町議に資料を配布した。 2023/12/23
一般 空港・港湾の機能強化を 市長が防衛相らに直訴 石垣市の中山義隆市長は19日、防衛省で木原稔防衛相と面会し、新石垣空港と石垣港の機能を早期に強化するよう要請した。具体的には台湾有事を想定し、空港の滑走路延長とエプロン(駐機場)の拡充、台湾基隆港との定期航路開設を見据えた港湾機能強化の調査実施などを求めた。 要請書では台湾有事で住民の島外避難が必要となった場合、滑走路が2000㍍しかない新石垣空港では、一度により多くの乗客を乗せられる大型機の… 2023/12/20
一般 重要拠点指定で「ねじれ」 市町歓迎、県は不同意 台湾有事をにらみ、自衛隊や海上保安庁が円滑に利用できるよう政府が重点的に整備を進める「特定重要拠点空港・港湾」の指定候補に、八重山から新石垣空港、与那国空港、波照間空港などが選ばれた。従来から空港・港湾の機能拡充を求めていた石垣市、与那国町は「千載一遇のチャンス」(与那国町の糸数健一町長)などと指定を歓迎。一方、県は自衛隊などの利用計画が不明確だとして「現時点では指定に同意できない」との考えを政… 2023/12/17
一般 石垣駐屯地 来年度拡張 民有地、市長「直接関わらない」 防衛省は、陸上自衛隊石垣駐屯地の西側にある民有地を2024年度に取得し、施設用地を拡張する方針を固めた。14日の石垣市議会一般質問で翁長致純総務部長が「(沖縄防衛局から)警備訓練、新隊員の教育、災害対処訓練で使用する計画と説明を受けている」と報告した。中山義隆市長は、防衛省が取得予定の土地が民有地であることを理由に「市は直接的には関わらない」とした上で、今後、駐屯地用地がさらに拡張した場合につい… 2023/12/15
一般 竹富町シマムニ発表会 島々の方言、保存継承図る 小浜島開催、3島4地区が参加 第2回竹富町シマムニ発表会(町、同町教育委主催)が9日、小浜公民館で開催された。町内の島々に残る方言(シマムニ)の保存継承を目的に小浜島、黒島、西表島から4地区の公民館が参加。各公民館の代表が昔話やスピーチを各地域の方言で披露した。 9つの島々で構成される竹富町では、生活様式の変化などで各地域に伝わるシマムニが消滅の危機にある。町と教育委は、年1回ペースでシマムニ発表会の開催を決定。今回は20… 2023/12/10
一般 第一航空、訓練飛行 波照間路線復活へ 来年1月の運航開始目指す 第一航空株式会社(大阪府)は8日、新石垣空港と波照間空港を使った訓練飛行を開始した。来年1月に2空港を30分以内で結ぶ路線で小型旅客便の運航開始を目指す。週3便(月、水、土)で、午前中に2空港間を往復。波照間島民や観光客の利用を目指す。石垣―波照間路線は2007年に琉球エアコミューター(RAC)が撤退。路線が復活すれば17年ぶりとなる。 第一航空は、カナダ製の小型プロペラ機「バイキング社製DH… 2023/12/09
一般 学校敷地で「赤紙」配布 無断侵入、新日本婦人の会支部 校長「まったく聞いていない」 道路使用も許可なし 新日本婦人の会石垣支部が8日、市内の県立高校の敷地内に無許可で立ち入り、生徒に、戦時中の召集令状を模したビラを「赤紙」と称して配布した。教職員が退去を求めると応じたが、一部のメンバーは「敷地の外で配っている」などと反発し、現場は一時混乱した。 2023/12/09
一般 「整備早まるなら構わない」 拠点空港・港湾指定で 糸数町長 与那国町の糸数健一町長は7日、県庁を訪れ、町内空港と港湾の機能強化などを求める要請書を池田竹州副知事に渡した。要請後、報道陣の取材に対し、国が町内空港と港湾を「特定重要拠点空港・港湾」(仮称)に指定して整備する方針を検討していることについて「整備が早まるなら、それで構わない。整備をしたら台湾有事が起こる、ということはあり得ない」と述べ、指定を受け入れる考えを強調した。 要請書では、与那国空港の… 2023/12/08
一般 拠点空港・港湾指定に県慎重 有事で「攻撃対象に」と懸念 与那国は「機能拡充を」 台湾有事に備え、政府が安全保障上必要性の高い県内の空港・港湾を「特定重要拠点空港・港湾」(仮称)に指定しようとする動きを見せていることに対し、玉城デニー県政は慎重な姿勢を示している。知事を支持する与党などから、有事の際、攻撃対象となる可能性を危ぐする声が挙がっているためだ。7日、与那国町の糸数健一町長が県庁を訪れ、指定による町内空港・港湾の機能拡充を要請したのに対し、池田竹州副知事は「(特定重要… 2023/12/08
一般 議員時代に防衛力増強要請 公明、玉城知事批判「保身」 6日の県議会代表質問で金城勉氏(公明)は、玉城デニー知事が衆院議員だった2012年3月16日の衆院安全保障委員会で、政府に南西諸島の防衛力増強を要請していたと指摘した。玉城氏は知事就任後、沖縄での抑止力強化に反対する言動を繰り返しており、衆院議員時代とは発言が一転。金城氏は「知事は自己保身をしているようにしか思えない」と批判した。 国会議事録によると、玉城氏は衆院安全保障委員会で、沖縄の自衛官… 2023/12/07
一般 辺野古「新基地」呼称に異論 自民、普天間代替施設と指摘 米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設を県が「辺野古新基地建設」と呼称していることに対し、自民党が「事業の正式名称ではない」と異論を唱えている。県議会の赤嶺昇議長は過去2回にわたり、県側に移設事業の正式名称である「普天間飛行場代替施設建設」という名称を使うよう求めたが、県側は5日の一般質問でも「新基地」という答弁を続けたため、議会が一時空転した。基地反対派の用語である「新基地」を行政機関である県が使… 2023/12/07
一般 「青に咲く 雲の淡さが 君みたい」 平良君八重高2年に佳作 全国高校創作コン短歌の部 第27回全国高校生創作コンテスト(國學院大、高校生新聞社共催)がこのほど公募され、短歌の部で石垣市の平良航暉君(17)=八重山高2年=が「佳作」を受賞した。国語の授業で考えた作品が高い評価を受け「本当に受かったんだ」と信じられない様子だった。 2023/12/06
一般 「憲法改正で自衛隊明記を」 千葉氏、責務や覚悟も語る 八重山日報社は3日、陸上自衛隊の元陸将で北部方面総監を務めた千葉德次郎氏(70)を招いた講演会を石垣市内のホテルで開いた。千葉市は「この国は誰が守るか?」と題し、自衛官の責務や覚悟を語り、憲法改正の必要性も訴えた。約120人が来場した。 千葉氏は岩手県出身。陸自少年工科学校、防衛大学校を経て、幹部自衛官として活躍。2011年の東日本大震災では、北海道の防衛を指揮する立場にあり、約2万人の隊員を… 2023/12/05
一般 海底都市と「姉妹提携」 ハリウッド映画とタイアップ 与那国町 与那国町は4日、ハリウッド映画制作会社ワーナー・ブラザースの最新作「アクアマン/失われた王国」(来年1月12日公開)の舞台になっている海底都市アトランティスと「姉妹都市」提携するイベントを開催した。映画は架空の海底世界を舞台にした作品であるため、特徴的な海底地形を持つ与那国島とのタイアップが実現した。久米島出身のお笑いタレント・小島よしおさんがアンバサダーを担当。糸数健一町長と共に会見し映画をP… 2023/12/05