一般 漁港の不法投棄抑止 防犯カメラ31台設置 石垣市の漁港で窃盗や産業廃棄物の不法投棄が問題となっていることを受け、八重山漁協は市の支援を受け、10日までに各漁港へ防犯カメラを設置した。設置数は石垣漁港13台、登野城漁港14台、伊野田漁港2台、伊原間漁港2台の計31台。石垣市の2023年度企業版ふるさと納税を活用し、予算は約300万円。犯罪抑止の効果が期待される。 2024/04/11
一般 トイレを「ジェンダーレス」に 性的少数者に配慮、離島航路初 安栄観光 (有)安栄観光(森田安高社長)はこのほど、所有する各船舶の船内トイレに「オールジェンダーレストルーム」の表示を掲げた。石垣島と竹富町内の各離島を結ぶ「離島航路」で運航する船舶会社としては初めての措置。 2024/04/03
一般 石垣駐屯地 開設1年で式典 観閲行進や装備品展示も 隊員家族や地域住民約1300人 石垣駐屯地で30日、創立1周年記念式典が行われた。市民に隊員の活動を紹介するため、式典や観閲行進、装備品展示が行われた。来賓や隊員家族、住民など約1300人が来場。輸送車の体験試乗や那覇駐屯地から派遣された第15音楽隊の演奏を楽しんだ。 式典には、隊員約600人中165人が参加。国旗や八重山の3市町旗も掲げられた。 今年1月の能登半島地震や支援任務中の海保機事故、昨年4月の宮古沖陸自ヘリ墜落… 2024/03/31
一般 いじめ小中で約千件 ソフト導入や弁護士委嘱へ 石垣市 石垣市いじめ問題対策連絡業議会(小浜美佐子会長)が27日、市役所で開かれた。市教育委員会の報告によると、市内の公立小中学校で今年度のいじめ認知件数は小学校が972件、中学校が24件。このうち、小学校では572件(58・84%)、中学校では13件(54・16%)が解消した。いじめが認知されたのは小学校19校中14校、中学校9校中6校。市教委は「いじめを認知していない学校でも、実際には解消に向けた対… 2024/03/28
一般 伊舎堂隊の精神たたえる 慰霊祭、来年で締めくくり 1945年3月26日、陸軍特攻第1号として故郷の石垣島から出撃し、慶良間諸島沖の米艦隊に突入して沖縄戦の火ぶたを切った伊舎堂用久中佐(戦死時大尉、二階級特進)と隊員の慰霊祭(主催・同実行委員会)が26日正午から、石垣市南ぬ浜町にある顕彰碑前で開かれた。実行委はメンバーの高齢化などにより、戦後80年の節目である来年を最後に、慰霊祭を締めくくることにしている。 2024/03/27
一般 「台湾有事かと思った」 海保射撃訓練、驚く市民も 石垣海上保安部(中田光昭部長)所属の巡視船2隻が21、22の両日、石垣島北端の平久保崎灯台沖約30㌔の海域で射撃試験を実施した。参加したのは先月22日に新しく配備された巡視船「やえやま」「はてるま」の2隻。 「やえやま」は40ミリ機関砲、「はてるま」は30ミリ機関砲をそれぞれ装備している。 射撃試験が行われた当日、平久保周辺の住民は大砲の発射音のような音を聞いた。23日には同地域が校区だった… 2024/03/26
一般 【やいまぴとぅ⑫】書に学んだ人生の極意 沖国大校友会事務局長 富村用助さん(70) 幼少時代から慣れ親しんだ書道に、人生の極意を学んだ。「没頭するものがあることは、人生の助けになる。書道があったから今がある」。70歳を迎えた現在も仕事を終えて帰宅すると、毎日、墨と硯が置いてあるテーブルに向かい、一心に筆を執る。 1954年2月、与那国島に役場職員の父、石戸さんと、主婦のハツエさんの次男として生まれた。8人きょうだいのにぎやかな家庭だったが、子だくさんだけに生活は楽ではない。毎… 2024/03/24
一般 「ドクター・ゼロ」に不安広がる 農家「家畜なら無医師で良いのか」 経済的損失への懸念も 与那国 与那国町から今年度末で常駐の獣医師が不在となる。与那国島では、町天然記念物の与那国馬をはじめ、肉用牛などの家畜が約1600頭(2020年末)飼育されている。今後は、八重山家畜診療所から派遣される獣医師が毎月2回、数日ずつ滞在して診療するという。感染症などには万全の備えをするとしているが、農家の間には「出産や急病への対応はどうする」と不安が広がっている。(山下夏行) 2024/03/24
一般 船とバスのタッチ決済導入 クレカ1枚で移動可能に 全国初の取り組み 八重山エリアの公共交通機関(路線バス・船舶)でクレジットカード等のタッチ決済による乗車・乗船サービスが19日、八重山エリア全域で一斉導入された。チケットは買わなくとも、タッチ決済対応のクレジットカードや同カードが設定されたスマートフォン等で乗車・乗船が可能で、観光客や地元民の利便性向上が図られる。特に日本の通貨を持たないインバウンド客への対応やクレジットカード利用による消費動向などのデータ集積に… 2024/03/20
一般 石垣に早くも「夏到来」 南ぬ浜町で8年ぶり海びらき 全国にアピール 「日本最南端!八重山の海びらき2024in石垣島」(主催・一般社団法人八重山ビジターズビューロー、YVB)が16日午前、石垣市の南ぬ浜町海浜緑地(人工ビーチ)で行われた。南ぬ浜町での海びらきは8年ぶり。ことし1年の海の安全を祈願し、ひと足早い夏の訪れを全国にアピール。約1200人(主催者発表)が来場した。気温は25度で夏日となったが、水温は22度。海に入るとやや肌寒い気候となった。 2024/03/17
一般 全港湾スト「争議に当たらず」 労働委見解、市が自粛要求 石垣市の中山義隆市長は15日、米艦船の石垣寄港に抗議し、全日本港湾労働組合(全港湾)沖縄地方本部が石垣港で強行した全面ストライキについて、県労働委員会から「労働関係調整法に規定されている争議行為に当たらない」との見解が示された、と発表した。その上で「政治的な闘争を背景にした住民生活を盾に取るストライキ(争議行為)は、今後、厳に慎んでほしい」と、全港湾に同様のストの自粛を求めた。 市は今回のスト… 2024/03/16
一般 全港湾スト「適法でなかった」 市長批判、住民生活に影響 石垣市の中山義隆市長は14日、市役所で記者会見し、米艦船の石垣寄港に抗議して全日本港湾労働組合(全港湾)沖縄地方本部が11~13日に石垣港で強行した全面ストライキについて「適法な手順を踏んだものではなかった」との認識を示した。市の調査で、労働関係調整法に違反していたことが判明したという。石垣港には今後も自衛隊や米軍の艦船が寄港する可能性があるが、中山市長は、ストが寄港の可否判断に影響を与えること… 2024/03/15
一般 波照間アンケート「前提違う」 重要拠点、市長が設問疑問視 有事に備え、自衛隊や海保が円滑利用できるよう国がインフラ機能を強化する「特定重要拠点空港・港湾」制度を巡り、石垣市の中山義隆市長は14日、波照間住民の6割が波照間空港の指定に反対とする有志のアンケート結果に疑問を呈した。市議会一般質問で、アンケートの設問について「もともとの前提が違う」と述べた。市議会で、中山市長が他の自治体の案件に関し発言するのは異例。 八重山ではアンケート結果をもとに、特定… 2024/03/15
一般 米駆逐艦出航でスト解除 石垣港、荷役作業再開で活況 在日米軍第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」は13日午前9時ごろ、石垣島と竹富島の間にある「検疫錨地」から出航した。米艦船出航を受け、全日本港湾労働組合(全港湾)沖縄地方本部は石垣港で実施していた全面ストライキを解除。午前9時から始業した。このあと、石垣港では終日、港湾作業員らが総出で停滞していた荷役作業に当たった。 2024/03/14
一般 住民生活「人質」の暴走 本島のみ回避に不信感も 全港湾スト 全港湾沖縄地方本部が米艦船寄港に抗議し、石垣港で全面ストに突入した。通告によると11日から石垣港を離れる13日まで、港湾の荷役作業がストップし、八重山の物流に大きな影響が出る恐れがある。 全港湾は「組合員の安全確保のため」としているが、米艦船が武器を搭載しているにせよ、寄港によって、直ちに港湾労働者に危険が及ぶ可能性は考えにくい。 全港湾が主張する寄港のリスクと、物流停止によって住民がこうむ… 2024/03/12
一般 米ミサイル駆逐艦、石垣港入港 中国けん制か 乗組員、上陸し休養 在日米海軍・第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」が11日午前9時前、石垣沖に停泊した。米軍の乗員の休養と補給を目的としているが、石垣市の尖閣諸島周辺を日常的に航行する中国をけん制する狙いがあるとみられる。 ラファエル・ペラルタは午前7時過ぎに石垣島に近づき、午前8時40分頃までに、石垣島と竹富島の間にある「検疫錨地」に停泊した。 スティーブン・D・ザクタジュニア艦長は報道陣に… 2024/03/12
一般 石垣市 上陸を許可 米艦船乗員 クルーズバースへ 在日米海軍第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水量9500㌧、全長155・3㍍、乗員約300人)が石垣港沖合に停泊する計画をめぐり、石垣市は9日、乗員の南ぬ浜地区新港クルーズバースへの上陸を正式に許可した。 2024/03/10
一般 石垣港の検疫錨地に停泊へ 米艦船が11日寄港 在日米海軍・第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水量約9500㌧、全長155・3㍍、乗員約300人)の船員が11日から14日までの間、石垣島に上陸を計画している事がわかった。米側は代理店を通じ、テンダーボート(支援艇)で、南ぬ浜地区クルーズバースを上陸の候補地に挙げているが、市は許可申請を保留している。 今後、市は上陸内容の詳細について代理店に聞き取りを行い、回答を受けてか… 2024/03/09
一般 米艦船、11日石垣寄港へ 沖合停泊か、県警が警備 有事備え同盟アピールか 在日米海軍第7艦隊所属のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」(排水量約9500㌧、全長155・3㍍、乗員約300人)が11日から石垣島に寄港する方向で最終調整していることが7日分かった。市はクルーズ船岸壁の使用は困難としており、沖合に停泊すると見られる。米軍は2月上旬、日米地位協定に基づき今月11~14日に同艦を石垣港に寄港させると通告しており、停泊はこの期間になる可能性が高い。 2024/03/08
一般 米艦船、沖合停泊も認めず 全港湾スト「安全のため」と理解 市民連絡会 米海軍のミサイル駆逐艦「ラファエル・ペラルタ」が石垣島沖合に停泊する予定との報道を受け、石垣島の平和と自然を守る市民連絡会と、平和憲法を守る八重山連絡協議会は6日夕、市内で記者会見し、沖合の停泊にも反対する声明を発表した。石垣市には「いかなる寄港も受け入れるべきではない」と求めた。 声明文では、ミサイルを多数装備できる同艦を「浮かぶミサイル基地」と表現。米軍と自衛隊の連携は台湾有事を想定した動… 2024/03/07