一般 宮良あゆみさん(一般)最優秀賞 デンサ節大会、23人が出場 第21回竹富町デンサ節大会(主催・竹富町民俗芸能連合保存会)が22日、西表島上原の中野わいわいホールで開かれた。各島の小・中学校、公民館、役場の代表と一般公募で集った計23人が、デンサ節の調べに合わせ、情緒豊かに朗々と歌い上げた。最優秀賞には一般の部で宮良あゆみさん(24)=字石垣在住=、子どもの部で冝間正龍君(12)=登野城小=が輝いた。 2024/06/23
一般 「統一独立の琉球なかった」 石井氏が新説、第一尚氏も否定 長崎純心大の石井望准教授が、歴史的に統一独立の「琉球王国」は存在せず、1429年とされる「三山統一」後も群雄割拠の時代が続き、中山の尚氏が東南アジアに貿易を拡大して「琉球大交易時代」が到来した、とする新説を発表した。 15世紀の琉球は山北(本島北部)、中山(本島中部)、山南(本島南部)の3勢力が覇権を争い、中山の尚巴志が1429年に三山を統一したことで琉球王国が誕生したとされている。 ただ①… 2024/06/16
一般 大規模災害想定で訓練 代替施設へ機能移転 八重山署 八重山警察署(仲里鍛署長)は12日午前、地震、津波などの大規模災害を想定した代替施設機能移転訓練を実施した。署員25人が参加し、同署の代替施設として協定締結している「石垣島土地会改良区中央管理事務所」(登野城)へ資機材などを搬送。災害警備本部を設置し、対応を確認した。 2024/06/13
一般 日本一のパイン・マンゴー全国へ 出荷式でPR 八重山郵便局 石垣島産パイン・マンゴーのゆうパック出荷式が11日午前、八重山郵便局(座波政人局長)で開かれた。関係者らが出席し、パイン・マンゴーが旬を迎えたことをPRした。今年の出荷量は前年(4万6000個)を上回る4万9000個を見込んでいる。 2024/06/12
一般 県の慎重姿勢「おかしい」 特定利用空港で中山市長 政府が有事を見据え、インフラ機能を強化する「特定利用空港・港湾」制度を巡り、石垣市の中山義隆市長は新石垣空港などの指定に慎重な県の姿勢について「手を挙げないのは、完全に県のやり方がおかしいと思っている」と疑問視した。10日の市議会で友寄永三氏の一般質問に答えた。 2024/06/11
一般 ヤシの実に願い託して 100個を黒潮に投流 愛知から38人来島 島崎藤村が詠んだ「椰子の実」の一節「名も知らぬ遠き島」を石垣島に見立て、石垣島沖から黒潮の海流に乗せてヤシの実を流す「愛のココナッツメッセージ・Part37やしの実投流」(主催・渥美半島観光ビューロー)が8日午後、石垣島沖で行われた。愛知県田原市から総勢38人が来島し、八重山の人達と共にヤシの実を投流して交流を深めた。 2024/06/09
一般 初代パイン大使に伊佐さん 市が委嘱「島産品ファン増やして」 石垣市の中山義隆市長は4日、石垣島産パインアップルの知名度向上と販売促進を担う「パインアップル大使」の委嘱状を、まるっと沖縄輸出推進協議会の伊佐尚子会長(52)=有限会社アグロオーガジャパン(中城村)=に手渡した。伊佐氏が初代大使で、任期は2年間。 2024/06/05
一般 廃タイヤ、テレビなど続々 不法投棄の4現場パトロール 保健所「犯罪行為」 2024年度不法投棄等防止県下一斉パトロールが3日午後、石垣市内4カ所で行われた。パトロールには沖縄県、八重山保健所、石垣市、第十一管区海上保安本部石垣海上保安部、八重山警察署、沖縄県産業資源循環協会の16人が参加し、不法投棄の現状を確認した。 白保の海岸防風林ではビーチに通じる道の両脇に廃タイヤやブラウン管テレビなど、大量のごみが不法投棄されていた。数年前に投棄されているとみられ、風化が進ん… 2024/06/04
一般 「特定利用」反対議決せず 館長が要望書に文言追加 波照間公民館 波照間空港の滑走路延長を巡り、波照間公民館が12日に反対の議決を行った際、議案に「軍事利用」「特定利用空港・港湾」に反対するという文言はなかったことが24日分かった。滑走路延長を求めることに反対は多数決で決まったが、仲底善章館長が総会後の22日、玉城デニー知事に提出した要望書に2つの文言を追加した。 2024/05/25
一般 「沖縄にも日本にも大事な日」 復帰記念大会で有村氏 沖縄県祖国復帰52周年記念大会(主催・同実行委員会)が19日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれ、有村治子元女性活躍担当相(参院議員)が「沖縄と日本全域をつなぐ想い」をテーマに講演した。 有村氏は「沖縄の祖国復帰は、沖縄にとっても日本全域にとっても大事な日なのに、必ずしも日本人が心に刻んでいない。当の沖縄の人も知らない人が少なくない」と指摘。 「祖国復帰を遂げた沖縄の歴史を心に刻む50年にしな… 2024/05/21
一般 ヤギ食害で植生が衰退 尖閣調査、漂着ごみ対策も訴え 石垣市 石垣市は4月25~27日に行った尖閣諸島の海洋調査結果を10日公表し、魚釣島でヤギによる食害が進み、植生の衰退が深刻化している現状を報告した。中国から流れ出た多数の海洋ごみの漂着も確認。記者会見した中山義隆市長は「自然環境を保全するため、国には上陸調査と、漂着ごみ対策の必要性を訴える」と述べた。 2024/05/11
一般 漂着ごみのマイクロ化懸念 中国製ブイ「対策要求すべき」 八重山諸島 1998年から琉球諸島の海岸に流れ着く漂着ごみの調査を行っている防衛大学校の山口晴幸名誉教授(75)が、今年27年目となる調査を行った。山口氏は「ほとんどが中国から漂着していると、はっきり言えるようにしないと」と話し、中国に対し、漂着ごみ対策を要求すべきとの考えを示す。 調査は今年3月13日~4月15日までの34日間、八重山諸島7島(与那国島、波照間島、小浜島、西表島、黒島、竹富島、石垣島)の… 2024/05/07
一般 「敵基地攻撃は憲法逸脱」 知事、自衛隊配備で改めて見解 視察のため石垣入りしている玉城デニー知事は25日、ユーグレナ離島ターミナルの尖閣諸島情報発信センターや石垣港のクルーズバース、登野城地区魚類養殖場などを視察し、沖縄本島に戻った。新石垣空港で報道陣の取材に応じ、尖閣諸島問題について「石垣市による広報活動は非常にありがたい」と評価した。 尖閣諸島情報発信センターは、石垣市がふるさと納税を活用し設置。石垣港離島ターミナル内に、尖閣の歴史を紹介するパ… 2024/04/26
一般 石垣市長ら横断幕で歓迎 防衛協「市民に安心与える」 24日に行われた石垣駐屯地の災害物資輸送訓練(徒歩行進)では、宿舎前や総合運動公園で隊員家族や八重山防衛協会のメンバーらが出迎え、声援を送った。中山義隆市長も訓練を視察。「市民の命を守る訓練だ。市は全面的に協力したい」と強調した。 午前8時ころ、ルート横にある自衛隊宿舎では、現役隊員やその家族が出迎えた。隊員とハイタッチをする子どももおり、訓練参加者も笑顔を見せた。 井上雄一朗司令も出迎え隊… 2024/04/25
一般 災害想定し徒歩訓練 隊員ら16㌔往復、支援物資輸送 石垣駐屯地 陸上自衛隊石垣駐屯地は24日、災害で市内の道路が寸断された状況を想定し、物資輸送訓練を徒歩で実施した。40代から20代前半の隊員約30人と支援員10人が参加。駐屯地を出発後、県道87号線の歩道を歩き中央運動公園の屋内練習場に到着。物資を降ろしたあと、同じルートで駐屯地に戻った。約16㌔の道のりを5時間ほどかけて往復した。同駐屯地が施設外で徒歩訓練を行ったのは初めて。 2024/04/25
一般 池(男子)、山田(女子)初V 石垣島Tアスロン、完走率90%超 石垣島トライアスロン2024(主催・同実行委員会)は21日、石垣市内で行われ、男子は池隆礼(32)=八重瀬町=が2時間5分24秒、女子は山田梓(28)=愛知県みよし市=が2時間23分10秒で優勝を果たした。ともに大会初制覇。スイム、バイク、ランを3人で分担するリレー種目は「IshiTora―Go!」が制した。個人の部に1014人(完走者946人)、リレーに67チーム(同64チーム)が出場、完走率… 2024/04/23
一般 大嵩地区農地で散水 国営事業、西部初の供用開始 2021年から着工していた国営かんがい排水事業「石垣島地区」で19日、大嵩地区(川平)の新規受益農地に農業用水の供用が開始された。2014年から実施する国営事業(2期)で、石垣市西部地区での供用開始は初めて。 石垣島は底原ダムなど4ヶ所ダムの運用で農業用水が確保されているが、末端かんがい施設が未整備の地域では、干ばつ被害が多発している。 西部地区では2021年度から3年かけ、排水施設8・5㌶… 2024/04/20
一般 2月、約11万人来訪 八重山の入域観光客数 前年比3万人増、コロナ前超え 県は15日、今年2月の八重山入域観光客数は11万1901人だったと発表した。対前年同月比で3万188人(36・9%)増加した。新型コロナウイルス禍前の2019年2月を上回った。 2024/04/18
一般 オリジナル切手を販売開始 西表島のイリオモテヤマネコ 日本郵便株式会社沖縄支社(金城等支社長、本社・那覇市)は15日、オリジナルフレーム切手「西表島のイリオモテヤマネコ」の販売を開始した。この日、発売を記念して竹富町役場で贈呈式が開かれ、先島地区連絡会の与那覇寛倍統括局長と赤山健治副統括長が前泊正人町長、環境省西表自然保護官事務所の石原航自然保護官に切手を贈呈した。 2024/04/17
一般 海自の水中処分母船が寄港 石垣、あすから一般公開 海上自衛隊沖縄基地隊(うるま市)所属の支援船「水中処分母船・YDT06」が11日午後5時半ごろ、石垣港に寄港した。第1岸壁に接岸し14日午後まで停泊する。寄港目的は補給で、燃料と真水を搭載する予定。 2024/04/12