医療・健康 「観光つぶれる」事業者悲鳴 市、感染拡大抑止を強調 緊急意見交換会 石垣市は、新型コロナウイルスの感染拡大で苦境に陥っている観光関連事業者との緊急意見交換会を13日、市立図書館で開き、約20人が参加した。事業者からは「先が見えない。これが長引けば石垣の観光業はつぶれてしまう」などと悲痛な声が上がった。小切間元樹企画部長は「安心安全に観光に来てもらえる状況を取り戻すことが第一」と述べ、島内の感染拡大抑止に努める考えを強調した。 2021/01/14
医療・健康 重症患者を本島に搬送へ コロナ以外、医療逼迫で 市長「医療崩壊危機」宣言 八重山病院 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は12日、新型コロナウイルス患者の対応で医療が逼迫(ひっぱく)しているため、今後、新型コロナ以外の重症患者が出た場合、沖縄本島に搬送する方針を明らかにした。同日から一部手術も延期し、新型コロナが通常医療にも影響を及ぼしている事態が浮き彫りになった。篠﨑院長らと共に記者会見した中山義隆市長は「この状況は『医療崩壊危機宣言』だ」と述べ、八重山の医療崩壊が差し迫っているとの… 2021/01/13
医療・健康 コロナ対応で新たな任務 活動の場広げる自衛隊 陸自第15旅団 佐藤真旅団長 沖縄を含む南西諸島を防衛する陸上自衛隊第15旅団の佐藤真旅団長は昨年12月、八重山日報の取材に応じた。昨年、15旅団は新型コロナウイルス感染疑いの島民を先島から沖縄本島にへリで搬送するなど、感染症対応の新たな任務も帯びた。佐藤旅団長は「引き続き県民の安全安心を守り、沖縄県の防衛警備、不発弾処理、緊急患者空輸を含む災害派遣など、期待に応えられるよう日々精進する」と強調した。 2021/01/10
医療・健康 県、石垣市にも時短要請 竹富、与那国町は含めず 県は8日、新型コロナ感染症対策本部会議を県庁で開き、感染拡大防止を目的に飲食店の営業時間短縮を要請している県内の自治体に石垣、宮古島両市を加えることを決めた。竹富、与那国両町は含めなかった。玉城デニー知事が記者会見して明らかにした。 2021/01/09
医療・健康 入院、感染症病床上回る 医療崩壊の危機訴え 八重山病院 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)は8日、新型コロナウイルスに感染したり、感染が疑われる患者の入院が14人となり、感染症対応病床の13床を上回ったことを明らかにした。篠﨑院長は「これ以上患者が増えると医療体制が逼迫(ひっぱく)し、一般医療を制限しないといけなくなる」と述べ、医療崩壊の危険性が迫っているとの認識を示した。 その上で八重山住民に対し「(感染予防のため)行動自粛を切に願っている」と呼び掛けた… 2021/01/09
医療・健康 事業者ら飲食店時短を要請 県、きょう対策本部で判断 石垣市で新型コロナウイルス感染が急拡大している状況を受け、県飲食業生活衛生同業組合八重山支部の浦崎英樹支部長らが7日、県八重山事務所を訪れ、県が5市の飲食店に出している営業時間短縮要請の対象に八重山全域を加えるよう要請した。八重山事務所の宜野座葵所長は「県の新型コロナ対策本部に要請を伝え、できるだけ実効性ある対応をしたい」と述べた。石垣市の中山義隆市長も、市を時短要請の対象地域に加えるよう求めてい… 2021/01/08
医療・健康 「不要不急の外出自粛を」 20日まで、来島者との会合も 中山市長 コロナ急拡大で呼び掛け 石垣市で新型コロナウイルスの感染が急拡大している状況を受け、中山義隆市長は6日、市役所で記者会見し、7日から20日までの2週間、不要不急の外出を控えるよう呼び掛けた。島外の人との飲食を伴う会合、高齢者との接触、大人数で集まっての会食や会合も自粛を求めた。最近の感染例を見ると、島外に旅行・出張した市民や、帰省などで来島した人と接触した市民が、会食や模合などで感染を広げるパターンが目立つ。中山市長は「… 2021/01/07
医療・健康 年末年始、石垣市で23人 感染急増、県「緊張感持って」 新型コロナ 県は、昨年12月30日から今年1月4日までの年末年始に、石垣市で23人の新型コロナウイルス感染を確認した。県八重山事務所の宜野座葵所長は「予想以上の急増。緊張感を持って感染防止に取り組まなくてはならない」と述べ、改めて会食自粛などを呼び掛けた。八重山の感染者数は計195人になった。 2021/01/05
医療・健康 「このままだと医療崩壊」 コロナの市中感染拡大 年末年始の宴会自粛要請 八重山病院 県立八重山病院の松茂良力副院長は29日、石垣市で新型コロナウイルスの市中感染が拡大しているとの認識を示し「このままだと医療崩壊が起きる。年末年始は静かで慎重な行動をお願いしたい」と述べ、市民に飲み会の自粛を強く要請した。八重山合同庁舎で開かれた八重山地域新型コロナ対策本部会議後、報道陣の取材に答えた。 2020/12/30
医療・健康 年末年始へコロナ対策徹底 県、市など巡回キャンペーン 繁華街の新型コロナウイルス感染防止対策を徹底しようと、沖縄県、石垣市、県飲食業生活衛生道業組合八重山支部などの関係者7人が23日夕、石垣市美崎町の飲食店を巡回するキャンペーンを実施した。 2020/12/24
医療・健康 PCR機器 かりゆしで稼働 検査結果、即日判明へ 新型コロナ 新型コロナウイルス対策で石垣市が購入したPCR検査機器が、かりゆし病院(境田康二院長)に無償貸与され、21日、本格稼働した。市内で採取した検体は従来、沖縄本島に輸送され、結果判明まで2日ほど要していたが、今後は同病院の検査機器が使われる予定で、検査結果が即日判明する。境田院長は「(感染者が出た場合)早期にPCR検査を行い、行動自粛を呼び掛けながら濃厚接触者を洗い出し、早期に抑え込む」と述べ、島内… 2020/12/22
医療・健康 国際通りなど巡回 新型コロナ対策を確認 県や那覇市、飲食業などの関係者は12日夜、県内事業者の新型コロナウイルス感染症対策を調査する目的で巡回キャンペーンを行った。国際通りや那覇市松山地区の店舗を訪れ、感染防止対策が実施されているか確認した。 2020/12/14
医療・健康 全町民対象にオンライン診療 コロナ禍の医療崩壊阻止 16日から実証実験 与那国町 与那国町(外間守吉町長)は、沖縄セルラー電話㈱(湯淺英雄代表取締役社長)、テクノロジーを利用した医療サービスを提供する㈱メドレー(豊田剛一郎代表取締役医師)と協力し、全町民約1700人を対象にした国内初のオンライン診療実証実験を16日から開始する。町民と与那国町診療所(崎原永作所長)をインターネットで結び、町民はスマートフォンやタブレットで診療を受けることが可能になる。9日午後、外間町長らが那覇市… 2020/12/10
医療・健康 離島・本島格差埋まらず 医師不足 県の確保策、不発 八重山地域の2018年度の人口10万人当たりの医師数は166・4人で県平均(240・7人)より74・3人少ないことが分かった。県は離島の医師確保を図る施策を打ち出しているが、格差は埋まらず、不発に終わっている。 2020/12/06
医療・健康 災害対処ノウハウ伝授 与那国中で初の防災教育 陸自石垣出張所 自衛隊沖縄地方協力本部石垣出張所(岡本知力羅所長)はこのほど、自衛隊の災害対処のノウハウを提供し、子どもたちが自ら災害について考え行動するきっかけを作る「自衛隊防災教育」を与那国町立与那国中学校(寺村有美恵校長)で行なった。全生徒31人と教職員11人が参加し、止血法やけが人の運搬方法、AEDを使った心肺蘇生法など、実践で役立つテクニックをプロから学んだ。 2020/12/04
医療・健康 「性と生」に理解深める 八重農でオンライン講演 エイズデー 12月1日の世界エイズデーにちなみ、八重山農林高等学校(山城聡校長)は2日、「性と生を考える」をテーマに、県立八重山病院感染症内科・総合内科医師の亀谷航平医師を講師としたオンライン講演会を開き、全校生徒が視聴した。 SNSの普及などにより誤った性の情報が氾濫(はんらん)する中、八重山地区では10代の妊娠・出産が全国と比べて高い傾向にある。 生徒に正しい知識を学んでもらおうと、八重山地区の各高校では… 2020/12/03
医療・健康 「第3波来ている」 3連休で警戒呼び掛け 玉城知事 玉城デニー知事は20日、県庁で記者会見し、新型コロナウイルスの感染状況について「まぎれもなく第3波と思っている」と述べた。3連休前の20日から12月11日までを「新型コロナ対策の集中実施第1弾」期間と位置づけ、県民に感染防止策を改めて呼び掛けた。 2020/11/21
医療・健康 封じ込めへ沖縄も正念場 全国「第3波」襲来の様相 新型コロナ 国内では18日、新たに過去最多の2千人を超える新型コロナウイルス感染者が確認され、流行「第3波」襲来の様相が鮮明になった。沖縄でも感染者の増加傾向が続く厳しい状況。流行が比較的落ち着いているとされる八重山も含め、感染拡大封じ込めに向けた正念場を迎えている。 2020/11/19
医療・健康 会食、1週間自粛を 島外の会食参加者に要請 石垣市 石垣市は17日、島外で家族以外と会食し、島に戻った人に対し、新型コロナウイルス感染防止のため、1週間程度は宴会などへの参加を控えるよう呼び掛けた。市内の感染状況は比較的落ち着いているが、中山義隆市長は「年末年始の忘年会、新年会のシーズンに入る。気を付けてほしい」と警戒感を示した。 2020/11/18