社会 知事「GWに10万人来県」 感染対策徹底改めて要請 時短拒否店舗に命令へ 新型コロナ ゴールデンウィーク(GW)が本格化する中、玉城デニー知事は3日、県庁で記者会見し、GW中の入域観光客数が10万7477人と推計されることを明らかにした。多くの人の移動や接触機会が増えていることから「今後の感染拡大が懸念される。GW期間中の過ごし方で、そののちの状況は変わる」と述べ、県民に改めて感染予防対策の徹底を呼び掛けた。 2021/05/04
社会 日本最南端の聖火リレー 14人が希望と勇気つなぐ 具志堅さんら3㌔快走 東京五輪 東京五輪の聖火リレー(主催・東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会)は1日午後1時10分から、コースで最南端となる石垣島を巡った。730交差点から舟蔵公園までの約3㌔の区間で行われ、14人のランナーが聖火をつないだ。最終走者を務めた元ボクシング世界王者の具志堅用高さん(65)は「昔の世界タイトルマッチを戦うようなどきどきわくわくの気持ちでした」と笑顔を見せた。 2021/05/02
社会 「生で見たかった」 聖火リレー、沿道で大勢が声援 石垣島で1日行われた東京五輪の聖火リレーでは、世界的なビッグイベントを一目見ようと、沿道にあふれるほどの人たちが集まった。ランナーたちに声援を送り、太鼓を叩いたり、横断幕を掲げる人もいた。「生きているうちに五輪を生で見たかった」と感慨深げな人や「自分もいつか聖火ランナーに」と夢をふくらませる子どももいた。 2021/05/02
社会 コロナ禍越え60年の節目 日本最南端の石垣RC 日本最南端のロータリークラブである石垣ロータリークラブ(森田安高会長、会員46人)の創立60周年記念式典が30日午後、市内ホテルで開かれた。森田会長は「歴代の会長、役員のおかげでこの日を迎えることができた。開催に協力した全ての人に感謝する」と述べ、今後の活動に向け決意を新たにした。 2021/05/01
社会 GW開始、感染対策徹底を 空港でマスク着用アピール 石垣市 ゴールデンウィーク(GW)初日の29日、石垣市と市観光交流協会は南ぬ島石垣空港で来島者に新型コロナウイルス感染防止対策を呼び掛ける周知活動を行い、マスク着用、手指消毒の徹底、ホテルのチェックアウト後の健康確認チェックなどの協力を呼び掛けた。大都市圏や沖縄本島では感染拡大が深刻化。石垣市では現時点で落ち着いた状況だが、人の移動が活発化するGWに向け、関係機関は改めて引き締めを図っている。 この日は午… 2021/04/30
社会 「まん延防止」本島5町追加 感染地域との往来「自粛を」 新型コロナ 玉城デニー知事は28日、県庁で記者会見し、5月11日まで延長した「まん延防止等重点措置」の対象区域に北谷町、西原町、与那原町、南風原町、八重瀬町を追加すると発表した。来月1日から適用する。県内の対象区域は計10市5町となった。大型連休(GW)に向け、緊急事態宣言地域や「まん延防止措置」適用地域からの帰省、来県は厳に控えるよう求めた。 2021/04/29
社会 各施設でワクチン接種開始 高齢者対象、来月本格化 医療従事者確保は調整中 石垣市 石垣市の高齢者施設で26日、65歳以上の入所者と職員に対する新型コロナウイルスワクチンの接種が始まった。八重山で医療関係者以外の一般住民が接種を受けるのは初めて。施設入所者以外の高齢者に対する集団接種は5月17日から85歳以上を優先して始まり、会場は市総合体育館が使われる予定。市は高齢者対象の接種を6月に終了させたい考えだが、前提となるワクチンや医療従事者の確保は調整中で、今後のスケジュールには… 2021/04/27
社会 1000万円目指す 建立期成会が募金開始 忘勿石之碑修復と戦争マラリア犠牲者慰霊碑 台風で被災した西表島の忘勿石之碑の修復と、戦争マラリア犠牲者慰霊碑の建立を目指す建立期成会(内原勲会長)の事業計画内容発表会が25日、八重山平和祈念館で開かれ、修復と建立のための募金活動を今月から来年3月31日まで、実施することをアピールした。 目標額は1000万円で、修復と建立のほか忘勿石等記念誌発刊事業費も含まれる。募金が集まり次第、工事に入る。来年8月15日の終戦記念日までの完成を予定してい… 2021/04/26
社会 高齢者接種きょうスタート カギ握るワクチンと医師確保 八重山 八重山の65歳以上を対象にした新型コロナウイルスワクチンの接種が26日、石垣市の高齢者施設を皮切りにスタートする。来月には集団接種も各地で始まり、スケジュール上は、7月までに全高齢者の接種が終了する予定。ただ3市町の接種計画は、ワクチンの到着や医療従事者の確保が滞りなく進むことが前提。、国、県、市町の連携がどこまでスムーズに進むかが成否のカギを握りそうだ。 石垣市は26日から、市内16カ所の高齢者… 2021/04/26
社会 子どもたちの夢が実現 やまねこパーク、西表で開園 竹富町 竹富町が西表島東部の大原地区で整備を進める西表東部公園(通称・ンママキーやまねこパーク)が24日、開園した。6年前に地元の子どもたちが公園整備を提案したことをきっかけに開園が実現。東部地区での公園整備は初めてで、町民の触れ合いや休息の場としての活用が期待されている。 2021/04/25
社会 備え怠らず命を守る 明和大津波から250年 慰霊祭で教訓継承誓う 石垣市 1771年(明和8年)4月24日に八重山諸島で起こった大津波から250年となる24日午後、石垣市の宮良タフナー原で明和大津波遭難者慰霊祭(主催・市)が開かれ、中山義隆市長ら約60人が参列。犠牲者を悼み、次世代に災害の教訓をつなぐと誓った。 2021/04/25
社会 ウイグル問題「日本の動き鈍い」 中国への非難声明訴え 連盟会長 日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長は23日、県庁で記者会見し、ウイグル問題に対する菅義偉政権の対応について「政府の動きが鈍い」と指摘。日本はアジアで最大の自由民主主義国家だと強調し「米国や欧州と足並みを揃え、中国に同じレベルの非難声明を出してほしい」と求めた。 茂木敏充外相は5日、中国の王毅外相に香港やウイグルの人権問題について「深刻な懸念」を伝えたが、トゥール氏は「懸念だけで終わるこ… 2021/04/24
社会 那覇市議会に感謝状贈呈 ウイグル弾圧への抗議決議で 日本ウイグル連盟のトゥール・ムハメット会長は23日、中国への抗議を求める意見書を可決した那覇市議会を訪れ、久高友弘議長に感謝状を贈呈した。 那覇市議会は3月22日、中国によるウイグル人への人権侵害について国に調査と抗議を求める意見書を全会一致で可決した。 中国政府による新疆ウイグル自治区での大規模な恣意的勾留、人権弾圧について、国際社会は深く憂慮していると指摘。日本政府は中国政府に抗議するよ… 2021/04/24
社会 各島で住民一斉接種 西表以外、コロナワクチン 全高齢者、7月終了へ 竹富町 竹富町は22日、西表島を除く各島で、新型コロナウイルスワクチンの住民一斉接種を行うことが決まった、と明らかにした。当初は65歳以上の高齢者を優先して接種する方針だったが、ワクチンの供給体制が整う見通しになったという。5月8日の竹富島を皮切りに、順次、各島で一斉接種を進める。西表島は人口が多いため一斉接種は行わず、高齢者を優先して接種。7月中に町内全高齢者の接種が終了する。八重山で住民の一斉接種が行… 2021/04/23
社会 減収世帯貸し付け7億円超 コロナ、観光関係中心に苦境 石垣市20年度まとめ 政府が新型コロナウイルスの影響で減収した世帯に無利子で貸し付ける「緊急小口資金」「総合支援資金」の2020年度貸し付け総額が石垣市で7億3738万円に上ることが、申請窓口となっている市社会福祉協議会のまとめで分かった。市社協によると観光関係者の申請が目立ち、新型コロナの影響で観光業が苦境に陥っている現状を浮き彫りにしている。 2021/04/22
社会 23年供用開始へ急ピッチ 空港と市街地結ぶアクセス道路 南の島石垣空港と市街地を結ぶアクセス道路・県道石垣空港線の整備工事は2023年の全面供用開始に向け、急ピッチに進められている。 県八重山土木事務所道路整備班によると、空港を行き来する国道390号線の交通量を緩和するため、21年度中に空港前交差点から市道宮良産業道路までの約2・2㌔の区間を一部供用開始する予定だ。 県道石垣空港線は南ぬ島石垣空港の開港に伴い、空港から市街地までのアクセスの向上や… 2021/04/21
社会 ワクチン、26日接種開始 集団接種は5月16日から 80歳以上を最優先に 石垣市 石垣市は、高齢者施設の65歳以上の入所者と職員を対象にした新型コロナウイルスワクチン接種を26日から開始する。一般の高齢者を対象にした集団接種は、80歳以上を最優先に5月16日からスタートさせる方向。八重山で高齢者向けのワクチン接種が始まるのは初めて。19日、市役所で記者会見した中山義隆市長は、高齢者対象の接種について「6月中に完了するよう進める」と表明した。 2021/04/20
社会 新型コロナ、過去最多 県内新規陽性167人 クラスターも 県は17日午後、新たに167人の新型コロナウイルス感染を発表した。1日に確認された新規陽性者数としては過去最多。八重山で感染者はいなかった。県内の療養者数も1255人で過去最多になった。那覇市の接待を伴う飲食店では県内151例目となるクラスター(感染者集団)が確認された。 2021/04/18
社会 世界の海「プラスチックのごみだらけ」 武本匡弘さんが竹富で講演 特定非営利活動法人たきどぅん(上勢頭保理事長)は10日、「海からみる地球~気候変動と海洋プラスチック問題」をテーマに、NPO法人気候危機対策ネットワーク代表の武本匡弘氏の講演会を開いた。約20人が参加し、環境への関心を一層高めた。 30数年プロダイバーとして海と向き合ってきた武本氏は、6年前から自ら操船するヨットで世界中を旅したが、そこで出会ったのは「プラスチックのごみだらけの海」。武本氏は「… 2021/04/15
社会 「まん延措置」で厳しい 業界団体が意見交換 沖縄ツーリズム産業団体協議会(会長・下地芳郎OCVB会長)は13日午後、意見交換会を開催した。沖縄観光の需要回復を目指し関係機関が情報を共有した。 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は当面の観光客の見通しと修学旅行の現状を説明した。 国の「まん延防止等重点措置」の適用を東京と京都、沖縄が受けたため、4月―5月期の入域客数は目標値に届かない見通し。4月は対2019年度(コロナ禍以前)… 2021/04/14