八重山芸能 「さらなる精進を」 上地会長が合格者に賞状 第41回八重山古典音楽コンクールの合格者72人の授賞式が8日午後3時から、市民会館大ホールで開かれた。八重山古典音楽協会の上地宏芳会長が一人ひとりに賞状と賞牌を手渡し、さらなる精進に期待した。 喜舎場英勝審査委員長は「自分が苦手とする部分を見つけ、課題をもって稽古に励めば、きっと克服できる」と激励。八重山広域市町村圏事務組合の中山義隆理事長(石垣市長)(代読)は「コンクールは優秀な新人を育成し… 2018/12/09
八重山芸能 合格者72人 晴れ舞台 八重山古典音楽コンクール発表会 第41回八重山古典音楽コンクール発表会(主催・八重山古典音楽協会、後援・八重山日報社、八重山広域市町村圏事務組合)が8日夜、石垣市民会館大ホールで開かれ、三線、箏曲、笛、太鼓の各部門合格者72人が晴れ舞台で演奏を披露した。会場には合格者の友人や家族など多くの聴衆が訪れ、演奏に拍手を送った。 2018/12/09
八重山芸能 島々の舞踊や狂言披露 竹富町芸能発表会で表彰も 西表中野わいわいホールで1日、「第19回竹富町民俗芸能発表会」(竹富町民俗芸能連合保存会主催、竹富町教育委員会共催)が賑やかに開かれ、本年度の功労者8人の表彰が行われた後、各島々の民俗芸能保存会が舞踊や狂言を次々と披露した。 舞台は「マサカイ」(竹富)で幕開けし、大原節(新城)、殿様節・船浮乙女(船浮)と続き、古見の結願祭で演じられる狂言「長者の大主」では、子どもらが大人に交じって踊りや狂言を… 2018/12/05
八重山芸能 華やかに芸能を奉納 伝統の種子取祭に沸く 竹富島 竹富島を代表する伝統行事、種子取祭の奉納芸能が25日、世持御嶽で始まり、庭の芸能や舞台芸能、夜を徹して家々を回る「ユークイ」などを多くの島民や郷友、観光客らが楽しんだ。 国の重要無形民俗文化財に指定されている種子取祭は約600年の歴史があり、農作物の豊穣を願う行事とされている。 2018/10/26
八重山芸能 八重農、南風原が全国大会へ 郷芸部門で「豊年祭」「ハーリー」 高文祭 第42回沖縄県高等学校総合文化祭郷土芸能部門(第29回県高等学校郷土芸能大会、主催・県高等学校文化連盟、県高等学校文化連盟郷土芸能専門部)が20日、沖縄市民会館大ホールで開催され、13校の生徒らが学校単独や複数校の合同で出場し、11演目を発表した。優秀校には八重山農林高校、八重山商工高校、南風原高校、八重山高校、与勝高校(演目発表順)の5校が選ばれ、次年度開催される第43回全国高等学校総合文化祭… 2018/10/21
八重山芸能 あすから種子取祭 奉納芸能は25、26日 竹富島 国の重要無形民俗文化財に指定されている竹富島最大の祭事「種子取祭(タナドゥイ)」が10月19日から27日まで9日間の日程で執り行われる。クライマックスとなる世持御嶽での奉納芸能は25、26の両日。 竹富島内各所では芸能を奉納するメンバーによる舞踊や狂言などの練習が本格化しており、緊張感もいよいよ高まってきた。このうち竹富小中学校では、男子児童生徒が昼休みの時間を利用して「庭の芸能」の太鼓の練習… 2018/10/18
八重山芸能 八重山勢の活躍を 3高校郷芸部が合同お披露目会 第42回県高校文化祭郷土芸能部門が20日、沖縄市民会館で開かれるのを前に、参加する八重山3高校の郷土芸能部は11日午後、八重山農林高校で合同お披露目会を開催し、家族や地域の人たちに県大会出場演目を披露した。県大会は2019年度の全国大会出場校(2校)選考を兼ねている。 3校合同による県大会前の発表会は近年行われたことがなく、おそらく初めての試みだという。3校の部長らが話し合い、地域の人たちにも… 2018/10/12
八重山芸能 八重山芸能に魅了 八重山芸能団が定期公演 ゆいロードシアター 2018年8月、石垣市大川の山田書店3階にオープンした日本最南端の小劇場ゆいロードシアターで9日午後、八重山芸能団「世乞い(ゆーくい)」の定期公演初日が開催され、多くの市民、観光客らが八重山の各地、島々の舞踊や民謡を堪能。唄と踊りに酔いしれた=写真。 2018/10/10
八重山芸能 前半は49人が栄冠 八重山古典音楽コンクールで合格発表 第41回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会)は7日、三線の部新人賞の審査が行われた。審査終了後は6、7日の合格発表があり、各部門合わせて49人が栄冠を手にした。 部門別の合格者数は、箏曲の部が3人(新人、優秀、最高各1人)、笛の部が10人(新人3人、優秀5人、最高2人)、太鼓の部が9人(あやぱに1人、新人3人、優秀3人、最高2人)、三線の部あやぱに賞が4人、新人賞が23人。 2018/10/09
八重山芸能 初日は45人が挑戦 八重山古典音楽コン 各部門の審査始まる 第41回八重山古典音楽コンクール(主催・八重山古典音楽協会)の審査が6日、石垣市民会館中ホールで始まった。初日は筝曲、笛、太鼓の各部門と三線の部あやぱに賞、新人賞(一部)の審査が行われ、計45人が難関に挑んだ。 今年のコンクールには、各部門・各賞合わせて204人がエントリー。部門別では、筝曲の部に3人(新人、優秀、最高各1人)、笛の部に15人(新人3人、優秀6人、最高6人)、太鼓の部に18人(… 2018/10/07
八重山芸能 玉代勢秀尚さん(字石垣)が最優秀 優秀賞は東さん、平良さん とぅばらーま大会 2018年度(第72回)とぅばらーま大会が22日夜、市民会館大ホールで開かれ、歌唱の部最優秀賞に字石垣の玉代勢秀尚さん(35)が輝いた。優秀賞は宮良の東政太朗さん(26)と西表上原の平良昌裕さん(68)だった。同夜は晴天に恵まれ十三夜の月も顔を出したものの、時おり強いスコールがあることから市民会館での開催となった。 歌唱の部には、予備審査で選ばれた22人に関西郷友会代表を加えた23人が参加。10… 2018/09/23
八重山芸能 例年2倍の花火400発も 節目の満慶まつり盛況 第10回満慶まつり(同実行委員会主催)が1日、川平小中学校グラウンドで盛大に開かれ、児童生徒の余興やアーティストのライブなどで盛り上がった。日が暮れると第10回特別企画として例年の2倍となる400発の花火が夜空を彩った。 イベントは午後6時頃、川平小中学校児童生徒の開会宣言で幕開け。宮良あゆみさんの民謡独唱や、八重山高校郷土芸能部は踊りを披露した。 2018/09/03
八重山芸能 夜を徹してニンブチャー 小浜島の旧盆行事 旧盆期間中、小浜島では夜を徹して家々を回り、先祖供養や現世の健康を祈願する独特の旧盆行事が行われた。26日早朝には、それまで別々に行動してきた南組、北組が一堂に会する仲道の儀式があり、全員そろっての盛大な踊りで旧盆を終えた。 小浜島の盆行事は結願祭、種子取祭とともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。 送り日25日は夕方から先祖供養のための念仏踊りが始まり、南、北の2組に分かれて家々を回… 2018/08/27
八重山芸能 島民総出 豊作を祈願 波照間でムシャーマ 【波照間】旧盆中日の24日、波照間島でムシャーマが行われ、島民総出で祖先供養し島の発展と豊作豊漁を祈願した。波照間島のムシャーマは豊年祭と盆行事を合わせた内容で、同島最大の伝統行事。 3集落のミルクを先頭に仮装行列を組むミチサネは午前9時15分にスタート。今年は西村(イリムラ)、東村(アリムラ)、前村(ナームラ)の順に登場し、公民館までの道のりをパレードした。公民館到着後には村ごとに棒と太鼓が… 2018/08/25
八重山芸能 長野の舞台ではつらつ演舞 八重高郷芸が全国3位 国立は一歩届かず 全国高校総合文化祭郷土芸能部門の3日目が10日、長野県伊那市文化会館で開かれ、沖縄県代表として出場した八重山高校郷土芸能部(花城美海部長)が伝承の部で全国3位に相当する優良賞を受賞した。東京国立劇場進出は優秀賞(2位)までのため、部員らはあと一歩の結果に悔し涙を流したものの、花城部長は「この場に立ち、賞をとれたのは島のみなさんのおかげ」と感謝の言葉を述べた。 ▼過去記事の 全文は「新聞オンライン… 2018/08/12
八重山芸能 勇壮に棒術披露 与那国祖納で豊年祭 豊年祭シーズンの最後を飾る、与那国島祖納豊年祭(主催・祖納自治公民館連絡協議会)が5日、十山御嶽で開かれ、東・西・嶋仲の各公民館による棒術や太鼓、与那国島独特のドゥンタなどを住民たちが楽しんだ。今年は西暦偶数年のため、大綱引きは行われなかった。 行事は早朝の祈願でスタート。午前9時からは恒例のみこしパレードが行われ、集落内を練り歩いた。 祝賀会は午後2時からは十山御嶽で始まり、外間守吉与那国… 2018/08/06
八重山芸能 今年こそ国立へ 全国大会前に八重高郷芸部が表敬 長野県で行われる全国高校総合文化祭に沖縄県代表として出場する、八重山高校郷土芸能部(花城美海部長)は2日、出発を前に石垣市の中山義隆市長と竹富町の西大舛高旬町長を表敬訪問し、大会への意欲を語った。 大会は8日から10日まで、伊那文化会館で開催。一行は石垣を6日出発し、10日午前のステージに立つ。 石垣市役所への表敬訪問には全部員が参加。庁議室を埋め尽くす中、花城部長は「2年連続の全国大会。昨… 2018/08/03
八重山芸能 勇壮にツナヌミン 住民ら五穀豊穣を祈願 綱が切れる大珍事も 四カ字豊年祭ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字豊年祭のムラプールが7月31日午後、真乙姥嶽周辺で開かれ、住民らが来夏世の五穀豊穣を祈願した。会場には11団体15本の旗頭が舞い、太鼓や巻き踊りなどの芸能が次々と奉納された。クライマックスの大綱引きでは、一度結び合わされた綱が競技中に途切れる珍事があり、そのまま引き分けとなった。 真乙姥嶽には午後2時ごろから各団体の旗頭が集まり始め、午後3時半、新川の長老らがヤー… 2018/08/01
八重山芸能 厳かにオンプール 各字で多彩な芸能披露 四カ字豊年祭 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字豊年祭のオンプールが30日、市内各所で執り行われ、地域住民らが今年の豊作を感謝し来夏世の五穀豊穣を祈願した。多量生産など優良農家の表彰も行われた。 このうち登野城字会(玉城学会長)は、午前10時からフバナアギの儀式を米為御嶽で挙行。稲作伝来の地とされる同御嶽に、雉牡丹、オオゴチョウの旗頭が奉納され、神酒を酌み交わすミシャグパーシィの儀式などが行われた。 ミ… 2018/07/31
八重山芸能 市街地は祭り一色 豊年祭 石垣字会(大浜慶功会長)は30日午後3時半から宮鳥御嶽で式典を行い、勇壮な獅子舞や棒術を披露した。 式典では同字独特の「キヤリィヌザイ」や巻き踊りなどを奉納。石垣小学校鼓笛隊は、同小が授業で育てたお米を奉納した。神司の小川喜美江さんは、同校の米作り指導を行っている縁があり、小川さんは満面の笑みでお米を受け取った。 字会の祭事運営に永年貢献した、森永用朗さん、宮良長明さん、仲本廣子さんには感謝… 2018/07/31