政治・経済 通信制高校 来春に開校 石垣市に校舎、原則オンライン 専門学校などを運営する学校法人医学アカデミー(本部埼玉県)の穂坂邦夫理事長は2日、石垣市役所で記者会見を開き、市内に通信制高校の設置を目指す方針を発表した。2023年4月1日の開校に向け、市と連携して手続きを進める。 2022/02/03
政治・経済 「固有の領土。問題ない」 尖閣調査、上陸申請も継続 中山市長 尖閣諸島を洋上視察した中山義隆市長は1日の記者会見で、予想される中国の反発に関し「尖閣諸島はわが国固有の領土で、石垣市の行政区域だ。特に問題はない」と述べた。調査中、領海侵入した中国海警局の艦船が調査船に接近し、妨害とも受け取れる動きを見せたが「私たちの船に直接危害を加えることはなく、海保の巡視船がしっかり航路を確保してくれた」と指摘。中国への直接的な非難は避け、冷静に言葉を選びながら、毅然とし… 2022/02/02
政治・経済 「信義違反」「パフォーマンス」 野党、市長の尖閣視察に抗議 石垣市の中山義隆市長が尖閣諸島を洋上視察したことを受け、市議会の野党市議団は1日、市議会内で記者会見した。「平和の祭典である北京冬季五輪直前に調査を強行するのは国際信義に反する」「税金を使用して市長選のパフォーマンスを行っており、行政の私物化、独善的市政運営の最たるものだ」と抗議した。 記者会見には野党市議6人が出席。野党連絡協議会の宮良操会長は「中国は五輪開催中は静観するだろうが、五輪終了後… 2022/02/02
政治・経済 中山市長が尖閣洋上視察 調査船に中国艦船並走 石垣市の中山義隆市長は1月31日、東海大の調査船で尖閣諸島海域を洋上視察した。中山市長の尖閣視察は初めて。調査中、中国艦船2隻が領海侵入し、調査船と並走する動きを見せたが、海保の巡視船が調査船を警護し、大きなトラブルはなかった。関係者によると中山市長は2月1日に記者会見し、視察した尖閣周辺海域の状況などを説明する予定という。 2022/02/01
政治・経済 地元産食材を給食に コロナ禍の農家を支援 コロナ禍に苦しむ地元農畜水産業者を支援しようと、石垣市は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業を活用し、27日、市内小中学校で地元の農畜産物を使用した給食を提供した。地産地消の意識を高め、消費拡大を促す狙い。 献立は地元食材として、かんしょ「沖夢紫」の蒸しケーキ、アグー豚の豚汁、アーラミーバイ(ヤイトハタ)のフライが並んだ。 石垣第二中学校(友利始夫校長)の3年生のクラスでは地元産の食… 2022/01/28
政治・経済 百条委 来月7日喚問で調整へ 赤瓦問題、市長に経緯ただす 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)が、中山義隆市長を2月7日に証人喚問する方向で調整していることが分かった。28日の会合で日程を決める。証人喚問では、新庁舎屋根の赤瓦に県外産が使用されることになった経緯などをただす。2月27日の市長選をにらみ、野党は市長を厳しく追及する方針と見られる。 市は県産品の使用を奨励しているが、新庁舎の赤瓦には愛知… 2022/01/28
政治・経済 砥板、中山氏一騎打ちへ 「反現職」勢力結集進む 投票まで1カ月 石垣市長選 任期満了に伴う2月20日告示の石垣市長選は、27日で投票まで1カ月に迫った。保革共闘に支えられた保守系市議、砥板芳行氏(52)と、4選を目指す現職、中山義隆氏(54)=自民推薦=の一騎打ちとなる構図がほぼ固まった。砥板陣営は保革の枠組みを超えた「反現職」勢力の結集を着々と進めており、まだ態度を明らかにしていない市議らの動向が焦点。中山陣営は早期に自公選挙協力体制を構築し、組織力を生かした戦いを進… 2022/01/27
政治・経済 「プラットフォーム」構築へ 官民で観光危機に対応 検討会に素案提示 石垣市 石垣市は自然災害やテロなどが起きた際、観光への被害を最小限に抑える「観光危機管理計画」素案をまとめ、25日に市役所で開いた同計画素案検討会(会長・小切間元樹企画部長)に提示した。市、市観光交流協会を核に、官民で組織する「(仮称)観光危機管理プラットフォーム」を構築し、連携して危機発生時の対応に当たる方針を盛り込んだ。 2022/01/26
政治・経済 ゴルフ場 主要争点に浮上 砥板氏 慎重、中山氏 推進 石垣市長選 2月27日の石垣市長選で、ゴルフ場建設問題が主要争点に浮上しつつある。保守系現職、中山義隆氏(54)は計画を積極的に推進しているが、保革共闘の保守系市議、砥板芳行氏(52)が環境への懸念から計画の大幅な見直しを要求。砥板氏を支援する玉城県政からも、計画に懐疑的な声が上がっているためだ。砥板氏が当選すれば市、県が慎重姿勢に転じる可能性は強く、計画に大きな影響が出そうだ。 2022/01/25
政治・経済 石垣市長選 野党候補、砥板氏で一本化 合意なき陸自配備「反対」 2月27日の石垣市長選で、保革共闘体制の保守系市議、砥板芳行氏(52)と革新系市議、内原英聡氏(37)らが23日、大川公民館で記者会見し、砥板氏への候補者一本化で合意したことを正式に発表した。両者は、住民合意のない自衛隊配備に「明確に反対する」などと明記した政策協定を締結。記者会見に同席した照屋義実副知事は「協定は玉城デニー知事の政策とも一致している。知事も歓迎している」と述べ、玉城県政として砥板… 2022/01/24
政治・経済 平良投手に県民栄誉賞 知事「県民に夢と希望与えた」 県は21日、東京五輪の野球で金メダルを獲得した西武ライオンズの平良海馬投手(22)=石垣市出身=に、玉城デニー知事が県民栄誉賞を贈った、と発表した。 玉城知事は「すばらしい活躍で広く沖縄県民に夢と希望、元気を与えてくれた。沖縄の子どもたちが感銘を受け、将来、世界の舞台で活躍する人材に成長してくれるものと期待している」とメッセージを寄せた。 県民栄誉賞は球団を通じて授与した。平良投手は「今後も… 2022/01/22
政治・経済 砥板、内原氏一本化へ あす「リミット」水面下で説得 石垣市長選 2月27日の石垣市長選で、保革共闘体制に支えられた保守系市議、砥板芳行氏(52)と革新系市議、内原英聡氏(37)の陣営が一本化する見通しであることが21日分かった。砥板氏が石垣島への陸上自衛隊配備に否定的な政策を打ち出したことを受け、陸自配備撤回を主張する内原氏との政策的な隔たりは、ほぼ解消されたとの見方が広がった。砥板陣営は、23日に予定されている内原氏の出馬表明記者会見を「タイムリミット」と… 2022/01/22
政治・経済 市有地賃貸契約「更新せず」 砥板氏、陸自配備予定地 長浜市議と政策協定 石垣市長選 2月27日の石垣市長選に出馬表明した保守系市議の砥板芳行氏(52)は20日、石垣島への陸上自衛隊配備計画に関し、市長に就任した場合、駐屯地予定地にある市有地の賃貸契約を更新しない方針を示した。野党の長浜信夫氏と結んだ政策協定書で明らかにした。海自、空自の施設建設を許さないことや、自衛隊による空港、港湾使用は災害時などの人道目的以外に認めないことも協定に盛り込んだ。市長選に向け、従来の保守的なスタ… 2022/01/21
政治・経済 保革とも分裂選挙か 告示まで1カ月、4人出馬も 石垣市長選 2月20日告示、同27日投開票の石垣市長選は告示まで1カ月に迫った。4選を目指す保守系現職、中山義隆氏(54)、保革共闘体制に支えられた保守系市議、砥板芳行氏(52)が出馬表明しており、革新系市議、内原英聡氏(37)も23日に出馬表明記者会見を予定している。保革共に分裂選挙となる異例の展開。農業生産法人代表、金城利憲氏(67)も出馬の意向を示している。 2022/01/20
政治・経済 3回目集団接種始まる オミクロン拡大受け前倒し 石垣市 石垣市は18日、新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を健康福祉センターでスタートした。対象は85歳以上。オミクロン株が急拡大する中、高齢になるほど重症化リスクが高まることから、85歳以上を独自の判断で前倒しした。3回目集団接種は65歳~84歳が2月1日から、50歳~64歳が3月1日から、それぞれ市総合体育館で始まる。 2022/01/19
政治・経済 内原市議が出馬へ 陸自配備「白紙撤回」主張 野党は分裂選挙に 市長選 2月27日の石垣市長選で、革新系市議の内原英聡氏(37)が17日、出馬の意向を固めたと明らかにした。市長選には4選を目指す現職、中山義隆氏(54)に対し、野党市議団や保守系グループなどが保守系市議、砥板芳行氏(52)を擁立しており、内原氏の出馬で野党は分裂選挙となる。内原氏は石垣島への陸上自衛隊配備に対し「白紙撤回」を主張する方針。 2022/01/18
政治・経済 中国船が一時領海侵入 尖閣周辺、今年初めて 15日午前10時ごろから、尖閣諸島(石垣市登野城尖閣)周辺の領海に中国海警局の船4隻が相次いで侵入した。4隻は正午までに領海を出た。中国当局の船が尖閣周辺で領海侵入したのは昨年12月21日以来で、今年に入って初めて。領海外側の接続水域も含め、尖閣周辺で確認されるのは19日連続となった。 4隻は機関砲のようなものを搭載した「海警1303」「海警1401」「海警1301」「海警1302」。 政府… 2022/01/16
政治・経済 標柱設置、国に改めて要望 尖閣開拓の日式典で市長 石垣市は「尖閣諸島開拓の日」の14日、式典を市民会館中ホールで開いた。中山義隆市長は式辞で、尖閣諸島の字名変更に伴う現地への標柱設置について「国に要請したが、現在設置には至っていない。国においては標柱設置の必要性、重要性を認識し設置がかなうよう取り計らってほしい」と必要性を訴えた。また「石垣市としてわが国固有の領土である尖閣諸島をしっかりと守っていく」と改めて決意を示した。 尖閣諸島には1969年… 2022/01/15
政治・経済 竹富町 2月5日から3回目接種 最短6カ月間隔に前倒し 竹富町は、新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を2月5日から開始する方針を固めた。政府は64歳以下の接種間隔を2回目終了から7カ月とする方針だが、町は小規模離島の医療体制が脆弱であることを踏まえ、接種日程を前倒しし、最短6カ月間隔の接種を認めた。西表西部以外は65歳以上の高齢者と若年者を区別せず、島ごとの全住民一斉接種となる。 3回目接種は2月5日の黒島を皮切りに、西表西部(65歳以上)、船… 2022/01/14
政治・経済 赤瓦問題、市長を証人喚問へ 県外産使用、建設業者が決定 百条委 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)の第4回会合が12日、市役所で開かれた。新庁舎屋根の赤瓦に県外産が使用されることを中山義隆市長がいつ知ったのか確認するため、次回、市長を証人喚問する方針を賛成多数で決めた。新庁舎建設の新旧担当者との質疑では、赤瓦をすべて県外産とする方針は建物建設を受注したJV(企業共同体)の中心である大成建設が決め、市が… 2022/01/13