教育 「性と生」に理解深める 八重農でオンライン講演 エイズデー 12月1日の世界エイズデーにちなみ、八重山農林高等学校(山城聡校長)は2日、「性と生を考える」をテーマに、県立八重山病院感染症内科・総合内科医師の亀谷航平医師を講師としたオンライン講演会を開き、全校生徒が視聴した。 SNSの普及などにより誤った性の情報が氾濫(はんらん)する中、八重山地区では10代の妊娠・出産が全国と比べて高い傾向にある。 生徒に正しい知識を学んでもらおうと、八重山地区の各高校では… 2020/12/03
教育 意識づけで体験を経験に 中山氏「非認知能力伸ばして」 学力向上講演会 2020年度八重山地区学力向上推進講演会(主催・八重山地区学力向上推進委員会)が28日午後、八重山合同庁舎で行われ、岡山大学の中山芳一准教授(44)が「新しい時代に必要な資質・能力の育成~非認知能力の育ち方、育て方~」と題して講演した。中山氏は向上心や協調性など点数化できない「非認知能力」を言語化し、子どもの行動から具体的に非認知能力を見取ることで、取り組んだこと(体験)を内面化すること(経験)… 2020/11/29
教育 水産物の消費拡大を 学校給食にヤイトハタ 県農林水産部は19日から、新型コロナウイルスの影響で需要が低迷している県産農林水産物の消費拡大のため学校給食へ食材を提供する「水産物の学校給食用食材提供等支援事業」を開始している。八重山地域では24日、提供されたヤイトハタ(ミーバイ)を使った給食が八重山特別支援学校(古我知博樹校長、全64人)で出され、児童・生徒らを喜ばせた。 2020/11/25
教育 「心豊かでたくましく」 全児童639人らパレード 平真小創立130周年 石垣市立平真小学校創立130周年記念式典(主催・同校創立130周年記念事業期成会)が22日午後、同校体育館で開かれた。新型コロナ感染拡大防止のため入場制限をし、会場には歴代校長・PTA会長、来賓、6年生児童ら計200人以上が出席。仲皿利治校長は「卒業生は4776名を数える。心豊かにたくましく生きる児童の育成を掲げ、大規模校としての特性を生かしながら、これまで以上に学校、家庭、地域が協力し合う関係… 2020/11/24
教育 現地校土地提供の功績讃える 平真小130周年記念 辻野家一門らの顕彰碑建立 平真小学校創立130周年記念事業の一環として、同校の敷地となった土地を提供した辻野家一門と地元有志らの功績を讃えた顕彰碑がこのほど、同校正門の築山に建立された。21日午後、除幕式があり、辻野家一門の親族ら約20人が参列し、祖先であり地域の先人でもある偉人たちを偲(しの)び、碑の建立を祝った。 2020/11/22
教育 「希望の光は子らの成長」 入場制限し式典や祝賀会 大浜小創立130周年 石垣市立大浜小学校創立130周年記念式典(主催・同校創立130周年記念事業期成会)が21日、同校体育館で開かれた。新型コロナ感染拡大防止のため入場制限をし、会場には歴代校長・来賓・6年生ら、計約100人が出席。その他在校生は各クラスから画面越しで式典を見守った。浦崎喬校長は「6395人の児童が巣立ち、各界での活躍は枚挙にいとまが無い。未来にどんな困難が待ち受けても、希望の光は子どもたちの成長」と… 2020/11/22
教育 オンラインで芸術交流 石垣とジョグジャカルタ 各地元高校生ら伝統芸能披露 インドネシアの古都・ジョグジャカルタと石垣島をオンラインで結ぶ伝統芸能の交流会「南島芸術交流~ジョグジャカルタ・石垣島 伝統芸能が生きるまちがまじわる~」(主催・㈲石垣コミュニティーエフエム)が12日夕、開催された。約4000㌔離れた石垣市民会館中ホールと国立ジョグジャカルタ芸術専門高校をオンラインで結び、各地の伝統芸能の担い手である高校生らが伝統芸能を披露し、新型コロナ後の新たな交流の可能性を… 2020/11/13
教育 苦難でも力強く「歩(あゆむ)」 成果と感謝、今年初の発表会 二中郷土芸能部 石垣第二中学校郷土芸能部(仲村渠万央部長)が7日、1年間の集大成として今年最初の発表の場となる「感謝の舞台 歩(あゆむ)」を同校中庭で開催した。 2020/11/08
教育 全13クラス、想いを声に 伝統の合唱コンクール 大浜中 大浜中学校(島仲信秀校長、生徒418人)は25日、2020年度校内合唱コンクールを同校体育館で開催した。今年のテーマは「歌で打ち勝て観客に勇気を~TO THE TOP 想いを声に~」。新型コロナ感染拡大防止の観点から保護者の観賞がない中、全13クラスが練習の成果を発揮した。 2020/10/26
教育 戦争体験「風化させない」 潮平さん著書、全校に贈呈 少年時代の戦争体験を自筆の絵などで紹介した著書「絵が語る八重山の戦争」を出版した石垣市の潮平正道さん(87)=石垣=が21日、市教育委員会を訪れ、3市町の全公立小中校に著書を贈呈した。また、潮平さんと同郷で元産経新聞顧問の桃原用昇さん(78)=東京都=からは市議会の全議員や市内の全41公民館に同書が渡された。 贈呈式で潮平さんは「20数年間、6月の平和月間に各学校で戦争体験を語っているが、特に… 2020/10/22
教育 親子で野菜の栽培体験 〝持続可能〟な石垣島へ 八重農 八重山農林高校(山城聡校長)のライフスキル科は19日午前、同校で「食育で子育て支援活動~農業高校生だからできる食育活動~」と題して石垣市子育て支援センターこっこーまの親子11組が参加し、親子で野菜の栽培体験を行った。持続可能な石垣島を目指して「食」と「人」でつながる循環型地域づくりについて学び、レタスの種をまいたり、大根の間引き体験も実施した。 2020/10/21
教育 みそクッキー初販売 アグリフード科 3年生の集大成 八重農市 八重山農林高校アグリフード科3年生(19人)が16日、自家米で作ったみそを加工した新商品「みそクッキー」を八重農市で初めて販売する。 みそクッキーは3年生の集大成の商品。 2020/10/16
教育 存続へ署名活動スタート VERA観測局 1万5千筆目指す 商工会青年部 財政難で閉鎖が取り沙汰される国立天文台VERA石垣島観測局の存続を文部科学省に直訴しようと、石垣市商工会青年部(吉田大介部長)、同青少年育成委員会(大浜俊委員長)が市民への署名活動を開始した。市役所など4カ所に署名台を設置するほか、店舗での署名呼び掛けも行う。吉田部長は「VERAは観光資源でもあり、高校生が天文学に関心を持つ入口にもなっている。存続を求める多くの声を届けたい」と訴えた。目標は1万… 2020/10/15
教育 伝統と海人の心得学ぶ ハーリー、魚さばき体験 八島小 八島小学校(仲地秀将校長)は9日、体験を通じて地域に誇りを持たせる恒例行事、ハーリー・魚さばき体験学習を登野城漁港で実施した。参加した5年生(40人)と6年生(45人)の児童は、地域の伝統行事と海人の心得を学んだ。 2020/10/10
教育 新商品の共同開発へ サンゴ村で月桃茶学ぶ 八商工 八重山商工高校商業科の情報ビジネスコースと会計システムコースの3年生、計36人が9日、サンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」で販売している月桃茶への新企画・新提案を行う一環として、月桃茶の製造を知るための体験学習を同村で実施した。 2020/10/10
教育 「歴史、文化、自然学べる」 博物館に望む声で最多 竹富町民アンケート 竹富町が建設を計画する町立博物館に望む声として「歴史や文化、自然が学べる」を挙げる町民が最も多いことが町内の小中学生、保護者、教師を対象にした町教委のアンケートで分かった。町教委は町民の意向を計画づくりに生かす。 2020/10/09
教育 「島で活躍する人材に」 レストランなどで職場見学 竹富小学校 竹富小学校(黒島善一校長)の児童1、2年生8人はこのほど、島のレストランや郵便局などを訪問し、地域の仕事の様子を見学しながら、働くことの大切さや苦労を学んだ。 2020/10/08
教育 石垣小校舎建て替えへ 敷地の東側から西側へ移設 石垣市教育委員会は今月中にも、老朽化が進む石垣小学校校舎の建て替え工事を始める。現在、敷地の東側にある現校舎を西側に移し、現校舎は新校舎の完成まで使用する。校舎本体の建設の総事業費は約20億円。5日、石垣市議会(平良秀之議長)の臨時会が開かれ、工事請負契約3件を全会一致で可決した。 2020/10/06
教育 文科相、OIST初視察 学長、研究員らと意見交換 萩生田光一文部科学相は9月30日午後、恩納村の沖縄科学技術大学院大学(OIST)を視察し、ピーター・グルース学長や教授、若手研究員と会談した。文部科学相による同大視察は初めて。 萩生田氏と若手研究者との懇談には日本人研究員の男女4人も参加。女性研究員からは働きやすい研究環境を求める声があったという。萩生田氏は若手研究員を10年間継続支援するプログラムを説明。女性研究員にも育児休暇が取りやすい仕… 2020/10/01
教育 「偏った見方なくして」 VRで認知症を疑似体験 八重農 高齢者住宅の提供や訪問介護事業所を手掛ける株式会社シルバーウッド(下河原忠道代表取締役)は28日午後、八重山農林高校ライフスキル科の生徒を対象に同校でVR認知症体験講座を開いた。 2020/09/29