沖縄防衛局が工事再開 伊波氏「カンムリワシ保護を」 石垣陸自配備
伊波洋一参院議員は25日午前、石垣市平得にある陸自駐屯地の建設予定地を視察した。石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(上原秀政共同代表)の市民ら数人と予定地である旧ゴルフ場に入り、防衛省整備計画局の野﨑清隆整備企画官から説明を受けた。 視察後、報道陣の取材に応じた伊波氏は、防衛省が国の特別天然記念物カンムリワシの営巣を確認しないまま用地造成工事に着手したことを批判。「営巣期間は工事をストッ…
2019/05/26
沖縄防衛局が工事再開 伊波氏「カンムリワシ保護を」 石垣陸自配備
伊波洋一参院議員は25日午前、石垣市平得にある陸自駐屯地の建設予定地を視察した。石垣島に軍事基地をつくらせない市民連絡会(上原秀政共同代表)の市民ら数人と予定地である旧ゴルフ場に入り、防衛省整備計画局の野﨑清隆整備企画官から説明を受けた。 視察後、報道陣の取材に応じた伊波氏は、防衛省が国の特別天然記念物カンムリワシの営巣を確認しないまま用地造成工事に着手したことを批判。「営巣期間は工事をストッ…
2019/05/26
衆参同日選にらみ火花 西銘、糸数氏石垣入り
衆参同日選の可能性が取り沙汰される中、衆院沖縄4区の自民党現職、西銘恒三郎氏と、野党が4区に擁立を検討しているとされる参院議員の糸数慶子氏が25日、ともに石垣入りし、国政報告会などで実績をアピール。静かな火花を散らした。石垣市は4区に含まれているが、西銘氏、糸数氏の来島が同じ日に重なったのは偶然。ただ両氏の来島は「タイミングから判断して、衆参同日選をにらんだ動きではないか」との観測も浮上している…
2019/05/26
【視点】領土侵奪される危機が現実化
石垣市の行政区域である尖閣諸島周辺の接続水域で、中国公船の航行が25日、過去最長の44日連続となった。24日には、尖閣周辺海域で操業した仲間均石垣市議の漁船が、中国公船「海警」に追尾される事態も発生した。仲間氏は「中国は、尖閣を本気で乗っ取りに来ている」と危機感をあらわにしている。領土を侵奪される危機が現実化しており、沖縄県民としても正念場であることを自覚すべきだ。 中国公船の航行は、2012…
2019/05/26
「台湾と石垣が最前線」 初の政経パーティー、安保話題 自民党石垣支部 小野寺前防衛相も参加
自由民主党石垣市支部(石垣亨支部長)は25日夜、支部の体制刷新と地元に根差した政治活動の一環として、市内ホテルで政経パーティーを開き、関係者ら約200人(主催者発表)が参加した。前防衛大臣の小野寺五典衆院議員、県第4区選挙区支部長の西銘恒三郎衆院議員、大浜一郎県議、中山義隆市長らが出席。自民党の政経パーティーが八重山で開催されるのは初めて。
2019/05/26
中国公船「挑発しないで」 海保呼び掛け、緊迫の海域 尖閣出漁の仲間氏証言
「中国公船を挑発しないでください」―。海上保安庁の巡視船から、拡声器を持った海上保安官が必死に呼び掛けた。尖閣諸島海域へ出漁して石垣島に戻る途中、中国公船に追尾された漁船「高洲丸」。乗り組んだ仲間均市議が25日、八重山日報社の取材に応じ、当時の緊迫した状況を証言した。 中国公船「海警」が目の前に現れたのは24日午前9時20分ごろ。尖閣諸島と石垣島の中間地点あたりの海域だったという。高洲丸出漁の情…
2019/05/26
家族会、陸自配備に期待 緊急輸送、感謝の手紙紹介
八重山自衛隊家族会(上地和浩会長)が24日夜、石垣合同庁舎で2019年度定期総会を開き、新役員選出や今年度活動計画の承認などが行われた。再任された上地会長は「(3月には)過去最多13人の自衛官採用予定者があった。この子たちが戻ってくる2~3年後には、多くの子どもが地元八重山で仕事ができるように応援していきたい」と述べ、石垣島への陸上自衛隊配備に期待感を示した。 自衛隊沖縄地方協力本部長の松永浩…
2019/05/26
ホウオウボクの花満開 八重山 晴天続き梅雨中休み
八重山地方は梅雨の中休みに入り、晴天が続いている。近海にあった梅雨前線が衰退し、高気圧に覆われているのが原因。 週間天気予報によると、期間の前半は高気圧に覆われて晴れの日が多く、期間の後半となる28日ごろからは梅雨前線の影響で曇りの日が多く。雨の降るところがある見込み。 石垣島地方気象台によると、梅雨入りした16日から24日まで各地の雨量は石垣島34ミリ、西表島36ミリ、与那国島13.5ミリ…
2019/05/25
「マンパワーは生命線」 自衛官募集相談員を委嘱
自衛官募集相談員の委嘱交付式が24日午前、石垣市で開かれ、中山義隆市長が自衛隊沖縄地方協力本部の松永浩二本部長と連名で委嘱状を交付した。 委嘱を受けたのは上地和浩氏、仲間均氏、三木厳氏、内間知恵子氏、砂川竹子氏、長浜正茂氏、砥板芳行氏、我喜屋隆氏の8人。同日午後には、竹富町でも委嘱状交付式が開かれ、西大舛髙旬町長と松永氏が大底芳雄氏、那根操氏、冨底義充氏、内盛薫氏に委嘱した。 委嘱を受けた相…
2019/05/25
中部広域への編入要請 中城、北中城村が知事に
中城村の浜田京介村長と北中城村の新垣邦男村長は21日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、両村を沖縄市やうるま市、北谷町などで構成される中部広域都市計画区域へ編入するよう要請した。 現在、中城、北中城両村は、那覇広域都市計画区域に指定されているが「発展著しい近隣市町村のベッドタウンとして人口増加に対応することが急務」と指摘。「那覇広域」に指定されているため、村内の約8割以上が住宅や企業の誘致に制限があ…
2019/05/25
中国公船が漁船を追尾 仲間氏「尖閣取りに」と危機感 2隻の領海侵入も
「尖閣諸島を守る会」代表世話人の仲間均石垣市議は23、24の両日、漁船「高洲丸」に乗り、尖閣諸島周辺で漁をした。高洲丸は24日午前、石垣島へ戻る途中で、中国公船「海警」に約1時間にわたって追尾されたが、海上保安庁の巡視船に護衛され、事故などはなかった。石垣港に帰港後、仲間氏は八重山日報の取材に応じ「中国は本気で尖閣諸島を取りに来ていると感じる。何もしなければ、日本はさらに厳しい状況に追い込まれる…
2019/05/25