シマムニの普及継承を要望 文化財保護審が西大桝町長に
竹富町文化財保護審議会(石垣金星会長)は19日午後、竹富町役場町長室を訪れ、8月の同会の審議会で竹富町の各島でシマムニ(島言葉=方言)が使える人が少なくなっていることを提起し、危機感を持ち、町あげ伝統文化であるシマムニの普及、継承への早急な取り組みを要請した。
2018/10/20
シマムニの普及継承を要望 文化財保護審が西大桝町長に
竹富町文化財保護審議会(石垣金星会長)は19日午後、竹富町役場町長室を訪れ、8月の同会の審議会で竹富町の各島でシマムニ(島言葉=方言)が使える人が少なくなっていることを提起し、危機感を持ち、町あげ伝統文化であるシマムニの普及、継承への早急な取り組みを要請した。
2018/10/20
那覇軍港の浦添移設容認 玉城知事「基地負担軽減に寄与」
県議会(新里米吉議長)は19日、10月定例会の代表質問を行い、島袋大氏(自民党)、仲宗根悟氏(社民・社大・結)、当山勝利氏(同)、親川敬氏(おきなわ)、比嘉瑞己氏(共産党)、金城泰邦氏(公明)が質問した。 島袋氏が質問した那覇軍港の移転について玉城デニー知事は「那覇港湾施設は基地負担の軽減や跡地の有効利用による発展に寄与する。浦添移設は認める」と述べた。
2018/10/20
名蔵ダムでプレコ繁殖 近隣河川に広がる可能性も 八重山ネイチャーエージェンシー
八重山の自然を「本来あるべき姿で後世に残そう」と、外来種の調査活動を行っている任意団体「八重山ネイチャーエージェンシー」(渡辺直由会長)がこのほど、名蔵ダムでマダラロリカリア(別名・プレコ)の成体6個体と幼体3個体を捕獲した。同団体は昨年、同所で侵略的外来種に選定されている「アメリカザリガニ」の調査時にマダラロリカリアの死骸を確認していたが、今回の調査・捕獲により個体が繁殖していることが分かった…
2018/10/20
議長決まらず15日目 異常事態続く与那国町議会
与那国町議会(定数10)は9月定例会15日目の19日、議場で本会議を開き議長選出を行ったが、この日も決まらなかった。同町議会の勢力は与野党5対5の同数。議会事務局によると、投票を5回行い、毎回賛否5対5の同数のため、くじ引きで当選者を決めたが、いずれの回も当選者は辞退した。 これで投票による選出は72回となった。週明けの22日も議長選挙が行われる。23日には外間守吉町長が海外視察から戻るため、…
2018/10/20
〝最先端〟を一堂に 沖縄の産業まつり開幕 那覇
第42回沖縄の産業まつりが19日から、奥武山公園を会場に始まった。初日は秋晴れの晴天に恵まれ、家族連れなど大勢の人たちが訪れた。敷地内に設けられた6会場には県内を代表する各種製造メーカーなどから230余の出展があり、活況を呈している。まつりは21日まで。 武道館の入口前に設けられたブースには、ものづくりネットワーク沖縄が県内初製造となった小型特殊車両2車種を展示し、注目を集めた。 ものづくり…
2018/10/20
「さらなる交流を」 八重高 盛岡四高の生徒ら歓迎
八重山高校(仲舛盛順校長)は18日午前、交流のため石垣入りした姉妹校の岩手県立盛岡第四高校の生徒9人の歓迎会を同校体育館で開いた。盛岡第四高の生徒らは地元舞踊の「さんさおどり」を披露し、生徒たちから大きな拍手が送られた。 八重高の中村均教頭は「23年続く交流。一週間楽しく過ごして下さい」とあいさつ。盛岡第四高の佐々木佳史副校長は「岩手は10度、石垣は25度で、気温差に驚いた。23回目の交流を深…
2018/10/19
幻の伝統酒復活へ 泡盛メーカー3社「イムゲー」製造
泡盛製造を手掛ける請福酒造有限会社(石垣市、漢那憲隆社長)、株式会社多良川(宮古島市、砂川拓也社長)、株式会社久米島の久米仙(久米島町、島袋正也社長)と沖縄工業技術センター(古堅勝也所長)は17日、那覇市で合同記者会見を開き、沖縄の伝統蒸留酒「イムゲー(芋酒)」を復活させると発表した。久米仙の島袋社長は「島には特産物のイモ、製糖工場があるので、地域おこしになる。3社がまとまって取り組むのは、いま…
2018/10/19
大賞に上平良川なごみの会 介護予防、健康長寿に貢献 ちゃーがんじゅう地域大賞
県子ども生活福祉部は17日、介護予防や健康長寿に取り組む地域や団体に対し贈る「ちゃーがんじゅう地域大賞」の表彰式とトークショーを那覇市の県立博物館・美術館で開催した。応募13団体の中から大賞には上平良川なごみの会(うるま市)が選ばれた。優秀賞には喜名福寿会(読谷村)、幸地ハイツ自治会(西原町)、東江老人クラブ(名護市)、宮前区貯筋会サークル(うるま市)だった。 上平良川なごみの会の照屋義正会長…
2018/10/19
小型特殊車両を県内初生産 ヤマハ2車種 4時間充電で40キロ走行
ものづくりネットワーク沖縄(金城盛順代表理事)は17日、県内初製造となる小型特殊車両2車種を報道陣に公開した。7人乗りの「コンシェルジュ7」と、4人乗りの「YG―M」。県内企業と協力し、沖縄ヤマハなどから開発依頼を受け、うるま市内で製造した。12月から本格的な生産に入り、県内販売も予定している。 2車種は、観光施設やホテルなどの敷地内移動で使用される「コミュニティービークル」と呼ばれる特殊な小…
2018/10/19
【視点】普天間返還 打開への決意
県が米軍普天間飛行場の移設先である辺野古沿岸の埋め立て承認を撤回したことに対し、沖縄防衛局は17日、石井啓一国交相へ行政不服審査法に基づく審査を請求し、撤回の執行停止も申し立てた。普天間飛行場の返還合意から22年経過し、全く前進がない現状を何が何でも打開しようという政権の固い決意を示したものだ。玉城デニー知事は「知事選で示された民意を踏みにじるもの」と反発したが、県と国の対話のみで妥協点を見出す…
2018/10/19