「台湾有事かと思った」 海保射撃訓練、驚く市民も
石垣海上保安部(中田光昭部長)所属の巡視船2隻が21、22の両日、石垣島北端の平久保崎灯台沖約30㌔の海域で射撃試験を実施した。参加したのは先月22日に新しく配備された巡視船「やえやま」「はてるま」の2隻。 「やえやま」は40ミリ機関砲、「はてるま」は30ミリ機関砲をそれぞれ装備している。 射撃試験が行われた当日、平久保周辺の住民は大砲の発射音のような音を聞いた。23日には同地域が校区だった…
2024/03/26
「台湾有事かと思った」 海保射撃訓練、驚く市民も
石垣海上保安部(中田光昭部長)所属の巡視船2隻が21、22の両日、石垣島北端の平久保崎灯台沖約30㌔の海域で射撃試験を実施した。参加したのは先月22日に新しく配備された巡視船「やえやま」「はてるま」の2隻。 「やえやま」は40ミリ機関砲、「はてるま」は30ミリ機関砲をそれぞれ装備している。 射撃試験が行われた当日、平久保周辺の住民は大砲の発射音のような音を聞いた。23日には同地域が校区だった…
2024/03/26
【やいまぴとぅ⑫】書に学んだ人生の極意 沖国大校友会事務局長 富村用助さん(70)
幼少時代から慣れ親しんだ書道に、人生の極意を学んだ。「没頭するものがあることは、人生の助けになる。書道があったから今がある」。70歳を迎えた現在も仕事を終えて帰宅すると、毎日、墨と硯が置いてあるテーブルに向かい、一心に筆を執る。 1954年2月、与那国島に役場職員の父、石戸さんと、主婦のハツエさんの次男として生まれた。8人きょうだいのにぎやかな家庭だったが、子だくさんだけに生活は楽ではない。毎…
2024/03/24
「ドクター・ゼロ」に不安広がる 農家「家畜なら無医師で良いのか」 経済的損失への懸念も 与那国
与那国町から今年度末で常駐の獣医師が不在となる。与那国島では、町天然記念物の与那国馬をはじめ、肉用牛などの家畜が約1600頭(2020年末)飼育されている。今後は、八重山家畜診療所から派遣される獣医師が毎月2回、数日ずつ滞在して診療するという。感染症などには万全の備えをするとしているが、農家の間には「出産や急病への対応はどうする」と不安が広がっている。(山下夏行)
2024/03/24
古見小、128年の歴史に幕 関係者200人集い閉校式
児童数の減少を受け、今年度末で閉校となる西表島の竹富町立古見小学校(渡口里夏校長、全校児童3人)で22日午後、閉校式が開かれ、卒業生や地域住民、ゆかりのある人たち約200人が集った。過去と未来に思いを馳せつつ、128年の歴史に幕を閉じる同校との別れを惜しんだ。 古見小学校は大川尋常小学校古見分校として1895年に創立。300人以上の卒業生を輩出したが、近年は過疎化で学校存続の危機に見舞われてき…
2024/03/23
与那国駐屯地 電子戦部隊が発足 中国にらみ対処能力向上
防衛省は21日、与那国駐屯地に電子戦部隊を配備した。新部隊は、敵側の通信を傍受しレーダーを妨害する「電子戦」を担当する部隊で、40人ほどの隊員が新しく赴任。駐屯地内で進められていた新庁舎の建設も完了した。日本最西端にある駐屯地の機能を強化し、台湾侵攻をうかがう中国軍への対処能力を向上させた形だ。
2024/03/22
照明「住民コンセンサスを」 星空との共生でシンポ 石垣市
星空保護区の照明シンポジウム「美しい星空と光環境の共生」(主催・石垣市)が10日午後、石垣市民会館中ホールで開かれ、株式会社ライティングプランナーズアソシエーツ代表の面出薫氏の講演や中山義隆市長らが登壇したトークセッションが行われた。
2024/03/21
船とバスのタッチ決済導入 クレカ1枚で移動可能に 全国初の取り組み
八重山エリアの公共交通機関(路線バス・船舶)でクレジットカード等のタッチ決済による乗車・乗船サービスが19日、八重山エリア全域で一斉導入された。チケットは買わなくとも、タッチ決済対応のクレジットカードや同カードが設定されたスマートフォン等で乗車・乗船が可能で、観光客や地元民の利便性向上が図られる。特に日本の通貨を持たないインバウンド客への対応やクレジットカード利用による消費動向などのデータ集積に…
2024/03/20
「ストで離島住民脅かした」 市議会与党、全港湾に抗議
米艦船の石垣寄港に反対し、全日本港湾労働組合(全港湾)が石垣港で実施した全面ストライキを巡り、石垣市議会の与党会派「自由民主石垣」と「公明」の市議らが18日、市役所で記者会見し「離島住民の生活を脅かした」と全港湾に抗議した。 抗議文では、ストライキの影響で「スーパーでは欠品が相次ぎ、飲食店では仕入れができず営業を縮小する店舗も見られるなど、経済的損失も大きく、市民生活に大きな混乱を招いた」と指…
2024/03/19
尖閣周辺ブイ、即時撤去要請 市議会が意見書「深刻な事態」
尖閣諸島周辺の日本の排他的経済水域(EEZ)内に中国が設置したブイを巡り、石垣市議会(我喜屋隆次議長)は18日の最終本会議で、日本が自ら即時撤去するよう求める意見書を与党と中立の賛成多数で可決した。意見書ではブイ設置を「主権の侵害であり、領土、領海を守る上で看過できない深刻な事態」と指摘した。野党は「戦争につながる」などと撤去要求に反対した。
2024/03/19
石垣に早くも「夏到来」 南ぬ浜町で8年ぶり海びらき 全国にアピール
「日本最南端!八重山の海びらき2024in石垣島」(主催・一般社団法人八重山ビジターズビューロー、YVB)が16日午前、石垣市の南ぬ浜町海浜緑地(人工ビーチ)で行われた。南ぬ浜町での海びらきは8年ぶり。ことし1年の海の安全を祈願し、ひと足早い夏の訪れを全国にアピール。約1200人(主催者発表)が来場した。気温は25度で夏日となったが、水温は22度。海に入るとやや肌寒い気候となった。
2024/03/17