最大29に増床 コロナ入院急増で 八重山病院

 県は21日、新型コロナウイルスに感染して県立八重山病院に入院した陽性者が21人になり、県の病床確保計画に基づく病床が満杯になったことを受け、最大29床に増床して対応する方針を明らかにした。

 同病院によると、21日に新規感染者が4人増えて入院者は計21人になり、同病院の医療フェーズが「5」に引き上げられて21床に増えた確保病床が全て埋まった。
 県の糸数公保健衛生統括監の話では、同病院の感染症病床は最多で29床まで増やせ、入院者が現時点より増加した場合は増床で対応する。
 市内の石垣島徳洲会病院など他の医療機関が感染者を受け入れる選択肢も次善策として想定されている。沖縄本島の医療機関への転院は患者が重篤化した場合に限り、基本的には島内での収容で対応する。
 八重山病院は15日以降、市内のかりゆし病院で集団院内感染が起きて入院患者が急に増え、病床が逼迫(ひっぱく)する綱渡りの状態が続いている。

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