岩佐(男子)、横尾(女子)が優勝 5322人出場、完走率97・9% 石垣島マラソン
第23回石垣島マラソンのフルが午前8時にスタートした=18日、中央運動公園
第23回石垣島マラソン(主催・石垣市、市教委、市体育協会)が18日、石垣市中央運動公園を発着点にフル、ハーフ、10㌔、10㌔リレー(2㌔×5人)の4部門で行われた。フル男子は岩佐快斗(28)=東京都=が2時間31分33秒、同女子は横尾奈月(43)=那覇市=が2時間50分19秒で、それぞれ優勝を果たした。大会には全国47都道府県、世界各国20カ国から過去最多となる5322人(リレー含む)が出場し、5213人が完走。完走率は97・9%だった。
1915人が参加したフルマラソンでは、男子は終盤にトップに立った岩佐が逃げ切り、1位でフィニッシュ。同女子は横尾が大会記録にあと1分と迫る快走で、独走のままゴールテープを切った。
1516人が参加したハーフで男子は小橋川碧(29)=石垣市登野城=、女子は松本夢佳(25)=福岡県久留米市=が、それぞれ初優勝を果たした。
1616人が参加した10㌔では、「いわて・沖縄かけはし交流」で北上市交流ランナーとして出場した菊池拓人(27)=北上市=が初出場で初優勝。女子は近藤かすみ(30)=石垣市=が3連覇を達成した。10㌔リレーには55組(275人)が出場し、石垣消防職員で構成されたチーム「NFS」が栄冠を手にした。
石垣島地方気象台によると、この日フルマラソンスタート時の午前8時の気温は20・0度で、風速は3㍍前後と穏やかだった。日中にかけて気温は上昇し、午後1時には24・1度を観測。蒸し暑く感じる気候だったが、時折降るにわか雨が涼しさをもたらした。
沿道では地域住民らが太鼓や旗を手にランナーへ声援を送り、コース沿いには計11ヵ所のエイドステーションを設置。地元中学生や一般ボランティアが総出でランナーのケアを行った。
午前8時の号砲を前に行われた開会式で、大会長の中山義隆市長は「今日は最高のマラソン日和。ぜひ楽しみながら走ってください」とあいさつした。
大会のスターターは、タレントで大会応援隊長の間寛平さんが務めた。完走者には完走記念メダルと稚内市特産の流氷まんじゅうが贈られた。
また今大会、フルマラソンに設定された上り坂区間の通過タイムを競う「山の神」では、男女それぞれ上位3位に連携マラソン大会への出走権が贈呈された。
ランナーの慰労を目的とした交流会プログラムは午前11時から市総合体育館で行われ、スペシャルライブや抽選会などでにぎわった。会場横には、自衛隊第15旅団の「入浴支援セット」も設置され、ランナーが疲れた体を癒した。