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日本漁船への接近8件 25年、尖閣周辺の中国船

2026/01/30

会見した坂本氏=29日午後、第11管区海上保安本部

第11管区海上保安本部の坂本誠志郎本部長は29日の定例会見で、昨年1年間の尖閣諸島周辺海域の領海警備対応状況を発表した。中国海警局の活動が活発化し「依然として厳しい状況が続いている」と指摘。海警局船が接続水域内で確認された日数は「357日で前年(355日)よりも多く、過去最多。領海への侵入件数は27件で、日本漁船に近づこうとした事案は8件」と説明した。

今年に入り、海警は接続水域内を29日間連続で航行。領海侵入も1回行っている。

坂本氏は「予断を許さない状況が続く。尖閣諸島周辺海域における中国海警船の動向は、わずかな変化も見逃さず、高い緊張感を持って監視警戒を行い、領海警備に万全を期す」と力を込めた。

また会見で坂本氏は石垣海保に配備されている巡視船「やえやま」と同型船の「だいとう」が来月19日、沖縄本島の中城海保に就役すると説明した。配備後は尖閣諸島の領海警備にも従事する。石垣海保だけでなく、沖縄本島など他地域に所属する巡視船も尖閣海域で活動する。