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三日攻防突入、東奔西走 「自民対中・共」軸に乱戦 衆院選

2026/02/06

選挙戦終盤に入り、熱をおびた候補者の演説を聞く有権者=5日午後、那覇市

8日投開票の衆院選沖縄選挙区は5日から「三日攻防」に入った。1~4区の候補者は支持固めと無党派層の浮動票獲得に向け、連日、遊説などで各選挙区内を東奔西走している。今選挙は従来の「自公対オール沖縄」の構図が一変。各選挙区では自民対中道、共産の対決を軸に、維新の会、参政党、国民民主党、れいわ新選組が絡む乱戦となっている。

自公選挙協力を解消し、単独での戦いとなった自民。1~4区で高市早苗首相の高支持率をバネに、無党派層の取り込みを進める。高市内閣からは知名度の高い小泉進次郎防衛相、小野田紀美経済安保相、茂木敏充外相が候補者の応援で来県。候補者も演説で首相との連携をアピールするなど「高市人気」を集票に生かそうと躍起だ。

立憲民主党と公明党が結成した中道は、2~4区に候補を立てた。革新票に公明票を上乗せすれば自民票を上回る計算だが、2区は社民、4区はれいわとの革新分裂選挙に突入し、足元が揺らぐ。

公明支持者の「オール沖縄」勢力への忌避感もあり「立公共闘」の成果も見通せていない。関係者の間では、危機感を抱いた公明の支持母体、創価学会が沖縄2~4区を含む全国108の選挙区を「重点区」に指定し、てこ入れを図っているとの情報が流れている。

中道が候補者を擁立せず、公明が自由投票を決めた1区は共産が唯一「オール沖縄」を前面に掲げた選挙戦を展開。一方、政権与党の自民と維新がそれぞれ候補者を立て、競合している。

「オール沖縄」勢力は1区で共産、2区、3区で中道の候補を支援する。2区に中道前職の対抗馬を擁立した社民は、中道が米軍普天間飛行場の辺野古移設問題で明確な姿勢を示さないことを批判している。

参院選で、沖縄でもブームを起こした参政は1~3区で独自の戦いを展開。国民民主は4区で初めて候補者を立てた。