関東や九州から来訪 YVBが教育旅行視察会

八重山教育旅行現地視察会の「歓迎セレモニー&意見交換会」で乾杯をする関係者ら=21日夜、南の美ら花ホテルミヤヒラ

 一般社団法人・八重山ビジターズビューロー(YVB。会長・中山義隆石垣市長)は21日、全日本空輸㈱(ANA)、日本旅行と連携して、関東、中部、関西、九州から訪れた中学・高校10校12人とともに、4日間の八重山教育旅行現地視察会を開始した。視察会は今回で4度目。石垣、西表、由布、竹富、小浜の各島を巡り、教育旅行で行われる体験や講話などを視察する。
 同視察会初日の21日夜には市内ホテルで「歓迎セレモニー&意見交換会」が行われ、YVB副会長の西大舛髙旬竹富町長は、八重山の自然や文化を挙げて「すばらしい環境学習の場となる」と強調。「海上保安庁と連携したどこにもない平和学習」と、国境警備等業務講話や巡視船視察などの八重山唯一の取組みをPRした。
 八重山教育旅行誘致委員会の親盛一功委員長は「2018年の観光入客数は約137万人を数え、修学旅行の受け入れは昨年102校、1万9000人となり、10年ぶりに100校を超えた」と訴えた。
 ANA東京本店販売計画室販売計画部の市野研哉部長は「1年間の修学旅行者数は110万人ほど。沖縄は約4割だが、残念ながら本島止まりで、八重山には年間100校、2500人ぐらい。過去3回の視察会には40校50人が参加しており、ようやく八重山にも来る学校が出始めている」と現状を報告し、八重山への誘致を訴えた。

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