赤山さん地域挙げ祝福 謝花副知事「100歳とは思えない」 竹富島

ガーリーで謝花副知事(中央右)を出迎える赤山さん(中央左)と島民ら=15日午前、竹富島

 今年100歳を迎えた竹富島在住の赤山喜介さんが15日午前、2019年度ちゃーがんじゅう地域推進事業「お元気百歳あやかり訪問」のため竹富町を訪れた謝花喜一郎副知事から国と県からの祝状と記念品を、西大舛髙旬竹富町長から町からの頌状と目録を授与された。

 この日、謝花副知事と西大舛町長らが県、町職員らとともに赤山さん宅近くに到着すると、赤山さんと島民らがガーリーで歓迎。
 自宅内に迎えた後、国、県、町からの祝状や記念品が贈られ、赤山さんからのあやかりの盃が、副知事をはじめとする関係者らに授けられた。
 謝花副知事は「にこやかでほほつやもよく、100歳とは思えない。島のために尽力されたことに敬意を表し、島や家族ために長生きを」と祝った。
 西大舛町長は「戦時中の激戦を乗り越えて島に帰られた。私たちが平和に暮らせるのも赤山様のご努力とご苦労があったからこそ」と感謝。内盛正聖竹富公民館長は「島、家族を守りながら世の中に尽くされた。赤山おじさんの長寿と赤山家の繁栄を」と願った。
 赤山さんは「今日は老人の日だが、私にとっては大きな記念日になった。今後も身を磨き、沖縄長寿県1位を皆さんと一緒に取り戻したい」と力強く話した。
 最後に昨年、数え年100歳を記念し赤山さんが作詞した歌「百歳の春」を全員で唱和した。
 同イベントは15日の「老人の日」、21日までの7日間の「老人週間」の広報啓発の一環として、元気な百歳長寿者のもとに県代表者が訪問して健康長寿にあやかり、介護予防等の取り組みの重要性をアピールし、健康長寿に関する意識啓発を図ることを目的に実施されている。

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