八重農 堂々の県大会準V 沖尚に惜敗 延長サヨナラ 甲子園目指し九州大会へ 秋季高校野球

試合終了後、準優勝校として堂々と行進した八重農ナイン=5日午後、コザしんきんスタジアム

 第69回沖縄県高等学校野球秋季大会(主催・沖縄県高等学校野球連盟)の決勝戦が5日午後、コザしんきんスタジアムで行われ、八重山農林高校は沖縄尚学高校に7―8で惜しくもサヨナラ負けし、準優勝となった。八重農は沖尚とともに、来春の選抜高校野球出場校の選考資料となる秋季九州大会(19~24日、佐賀)に出場する。

 八重農は2対7とリードされて迎えた9回表、二死二塁から一挙5点を奪い、7対7の同点として試合を振り出しに戻した。
 延長に入った10回表、エースの親里大翔(2年)が適時打を浴び、サヨナラ負けに終わった。
 八重農は練習環境に恵まれない離島のハンディを克服し、12人の選手で県大会を戦い抜いた。九州大会は初出場。4強入りすれば2006年の八重山商工以来、八重山勢として2度目の選抜出場が濃厚となる。

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