地域情報 【やいまぴとぅ②】英語力生かし雄飛 鈴木税理士事務所代表 鈴木啓子さん(70) 中学生のころから英語が好きだった。英語弁論大会に出場したこともあった。 外資系の会計事務所、米国に本社がある国際的な八大会計事務所の一つ、デロイト・ハスキンズ・セルズの日本法人に就職。1987年、シャネル、フォード、マッキンゼーといった大企業をクライアントに持つ会計事務所で、法人税申告書の作成などの業務を行った。同事務所で6年間勤務後、那覇市で税理士事務所をスタートした。 「当時、沖縄では英語がで… 2023/09/24
地域情報 「尖閣アカマチ」注文伸び悩み 安価なコース新設でPR ふるさと納税 石垣市が8月から、ふるさと納税の返礼品に尖閣諸島周辺海域で獲れたアカマチを加えたが、注文数は今月21日現在で25件、約50㌔分と伸び悩んでいる。市は10月15日でいったん注文を締め切り、八重山漁協に出漁を依頼するが、現在の注文数では漁業者が赤字に陥る恐れがあるという。市は注文数を増やすため、より安価で尖閣アカマチを注文できるコースを新設。「ふるさと納税を通じ、尖閣周辺で漁をする漁業者を支援してほし… 2023/09/23
地域情報 奉納芸能で豊穣に感謝 結願祭、4年ぶり通常開催 川平 2023年度川平村結願祭(主催・川平公民館)が21日、群星御嶽で開催された。川平地区の住民が参加し、太鼓や獅子舞、棒術、舞踊などの伝統芸能を奉納演舞として順番に披露。五穀豊穣の恵みを神に感謝し、来期の豊作と住民の健康、幸福を祈願した。今年は新型コロナウイルス禍を脱し、4年ぶりに通常開催された。 結願祭には地区住民や高校生、小中学生、川平出身者が参加。3日前から三御嶽の神司や65歳以上の高齢者が祈願… 2023/09/22
地域情報 「平和のため頑張ったこと誇り」 新百歳黒島さんら祝福 石垣市 敬老の日の18日、石垣市の中山義隆市長は新100歳を迎えた市内在住の黒島トミさん=登野城=の自宅を訪問し、頌状を贈呈。ますますの長寿を祈念した。市によると、今年度、市で新100歳を迎えた長寿者は黒島さんら計13人。 2023/09/19
地域情報 キレのある演技に手拍子 7青年会が披露 第35回青年文化発表会 石垣市青年団協議会(登野城吉宗会長)の第35回青年文化発表会が9日夜、石垣市民会館大ホールで開催され、会場には約500人が集まった。今回のスローガンは『雌伏雄飛』。市内の7青年会が出演し、伝統芸能などで若人らしいキレのある演技を披露。満員の観衆を沸かせた。 2023/09/10
地域情報 指定ごみ袋、来年4月値上げ 一律5円、形状も変更 一部の粗大ごみも処理料改定 石垣市 石垣市一般廃棄部何時処理手数料検討委員会の大濱達也委員長が5日、市役所に中山義隆市長を訪れ、指定ごみ袋の価格を現行から5円値上げすることを答申した。答申を受け、市は条例改正などの手続きを経て、来年4月1日からの価格改定を目指す。粗大ごみのうち、マッサージチェアなど処理が困難な製品に関しても、処理料を引き上げる。 2023/09/06
地域情報 旧盆ナイター闘牛白熱 最後の大一番は人気牛対決 2023年旧盆ナイター観光闘牛(八重山闘牛組合主催)が旧盆のナカヌヒー(中日)である29日夜、八重山闘牛場で開催された。今期最後となる闘牛大会には約700人(主催者発表)が来場。熱戦に大きな歓声を上げた。最後の大一番は2分31秒で勝敗が決まったスピート対決。「二代目ガマちゃんパンダ」(660㌔)が「みんなの冷えピタくん」(660㌔)を、はらとりで制した。 2023/08/30
地域情報 祖先の霊、家族で迎え 「見守ってくれてありがとう」 旧盆入り 沖縄で28日、先祖の霊を供養する旧盆が始まった。ンカイビー(迎え日)と呼ばれる旧盆初日、石垣市内では各地で親族一同が集まり、グショー(あの世)から祖先を迎えた。昨年までは新型コロナウイルス禍の影響で、参加人数を減らしたり、集まりを見合わせていたが、今年はようやく通常通りの旧盆を過ごせる家族も多かった。 2023/08/29
地域情報 子孫繁栄を祈願 地域住民との問答も アンガマ 旧盆入りした28日、市内では、あの世から戻った祖先とされるウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子や孫)を引き連れて家々を回る伝統行事「アンガマ」が始まった。道ジュネーでは、地域住民が集まり、訪問先ではウシュマイとンミーが仏壇に手を合わせ、地域住民と問答を繰り広げた。 新川青年会(多宇睦重会長)は、数十人のアンガマ一行が新川地区を巡った。 午後7時前、最初に新川字会の唐眞盛充会長(71… 2023/08/29
地域情報 半世紀ぶり、よみがえる原風景 「水牛と一緒にいいお米を作りたい」 安川準也さん(西表島、祖納) 稲作が盛んな西表島ではかつて、水牛が農耕用として活躍していたが、今では観光用をのぞいて水牛をみることがなくなった。そのような中、西表島西部地区で水牛を使った稲作を復活させる試みが始まった。かつての農耕を知る地域住民からは「50年近く途絶えた風景がよみがえった」などと感激の声があがっている。 「西表島の原風景を復活させたい」そう語るのは、このほど1頭の水牛を導入した西表島祖納在住の農家、安川準也さん… 2023/08/28
地域情報 価格高騰続き悲鳴 ガソリン200円超えも 利用者「レジャーに行けない」 ガソリン価格の高騰が止まらない。経済産業省が23日発表した県内のレギュラーガソリンの小売価格平均は1リットルあたり188・1円。八重山地区では200円を超える店舗も。価格上昇が止まる気配が見えず、島内の住民からは「レジャーはおろか、日常生活が苦しくなる」と悲鳴があがっている。 2023/08/24
地域情報 上空通過に備え 警戒態勢 きょうから月末まで 弾道ミサイル 北朝鮮が「人工衛星」と称する事実上の弾道ミサイルを24日から31日に発射すると通告したことを受け、沖縄県や石垣市は前回(5月31日)の発射と同様の体制で備える。 県は22日付で危機管理対策本部を設置。同日付で、県八重山事務所総務課を地方本部総括班として課長を含む9人体制で対応する。主に八重山3市町への電話連絡で各地域の被害状況を把握する。巡回パトロールなどを行う予定はない。同体制を31日午前0… 2023/08/24
地域情報 8年ぶり、盛大に開催 各離島に伝わる民俗芸能を披露 ぱいぬ島まつり 竹富町 竹富町民が一堂に集う町内最大の祭典、第10回ぱいぬ島まつり(同実行委員会主催)が20日、西表島大原の離島振興総合センターで開催された。各島々に伝わる民俗芸能や子どもたちのダンスが野外の特設ステージで披露され、アーティストによるパフォーマンスも行われた。 2023/08/22
地域情報 夜空に歓声 南の島の星まつり開幕 夕涼みライブや観望会楽しむ 南の島の星まつり2023(主催・同実行委員会)が19日開幕し、夕涼みライブ&観望会が南ぬ浜緑地公園で開かれた。会場には2300人が集まり、満天の星に見入った。コロナ禍の影響で、今回は4年ぶりの通常開催となった。 2023/08/20
地域情報 2023人目の来島者に記念品 石垣空港で観光の日イベント 石垣市観光交流協会青年部(當山尚希部長)は17日、観光の日・観光月間推進イベントとして、この日の2023人目の来島者に記念品を贈呈する歓迎レセプションを石垣空港で開催した。JTA083便(大阪発)に搭乗し、午後1時前に到着した北野史都君(11)=大阪府=が記念品を受け取った。 イベントは観光の日の1日に行う予定だったが、台風6号の影響などで延期され17日に開催された。 今年の西暦に合わせ、2023… 2023/08/18
地域情報 黒島で4年ぶり豊年祭 村対抗のパーレー盛り上がる 黒島豊年祭(主催・同公民館)が13日、島内にある宮里海岸で4年ぶりに開催された。島民や島出身の郷友らが参加し、今年の豊作に感謝するとともに、来年の平穏無事を祈願した。村対抗のパーレー(ハーリー)、4村(宮里、東筋、仲本、保里)に伝わる伝統芸能も奉納された。黒島豊年祭は、豊年祭にハーリーを取り入れた八重山でも独特の祭りとなっている。 2023/08/15
地域情報 石垣の自然と伝統学ぶ ウルトラウォーク完歩 石垣市内に住む児童・生徒が3日間、島内を歩いて巡り、自然や文化の豊かさを学ぶ石垣島探訪ウルトラウォーク(主催・市教育委員会)に参加した児童生徒が9日午後、無事にゴールの市役所に到着した。約60㌔の道のりを歩き切った子どもたちは、達成感に満ちた表情を見せた。 2023/08/10
地域情報 「恵みの雨」もダム回復7割 節水協力呼び掛け継続 八重山 干ばつ状態にあった石垣島地方は、台風6号の接近に伴う降雨で、各地で200㍉前後を記録したが、農業用水を供給する底原ダムの積水量は70%ほどまでしか回復していないことが、8日分かった。今後も当面は晴れの日が多くなる見込みで、引き続き節水努力が求められることになりそうだ。 2023/08/09
地域情報 ぱいぬ島まつり、20日に迫る 西表で多彩な舞台イベント 竹富町 20日に竹富町西表島大原の町離島振興総合センターで開かれる「第10回ぱいぬ島まつり」に向け、同実行委員会(委員長・前泊正人町長)が8日、町役場で開かれ、当日のスケジュールなどを確認した。ステージイベントを中心に、来場者が食事をしながら観覧できるよう、飲食ブースと出店エリアはステージ前広場の近くに置くことが決まった。 2023/08/09
地域情報 八重山の夏彩る一大絵巻 ムラプール、4年ぶり通常開催 石垣島四カ字 八重山の夏を彩る風物詩、石垣島四カ字(登野城、石垣、大川、新川)の豊年祭ムラプールが6日午後、石垣市内の真乙姥嶽で開かれた。各字民は今年の豊年に感謝し、来夏世の五穀豊穣(ほうじょう)や字の繁栄を祈願した。新型コロナウイルスの5類感染症移行により、4年ぶりの通常開催となり、大勢の市民や観光客が詰め掛けた。 御嶽前を通る4号線は通行止めに。各字や団体の旗頭が御嶽前に集まり、ムラプールは午後3時半からス… 2023/08/08