地域情報 黒糖の消費拡大PR 中国から製造法伝来し400年 ことしは1623年に琉球王国の政治家、儀間真常が中国に黒糖の製造方法を学ばせて400年となる記念の年。10日の「黒糖の日」を前に9日、県黒砂糖協同組合(西村憲代表理事)と県黒糖使用事業者4社が県庁に玉城デニー知事を訪れ、黒糖の消費拡大をPRした。 黒糖は県内各地や奄美諸島などでも製糖されているが「沖縄黒糖」の生産は多良間島など8島に限定されている。訪問した事業者は黒糖を用いた自社製品を紹介した… 2023/05/10
地域情報 8月20日に「ぱいぬ島まつり」 竹富町、8年ぶり一大イベント 竹富町の島々から町民が一堂に集う「10回ぱいぬ島まつり」が8月20日、西表島大原の竹富町離島振興総合センターで開催される。4年に1回のまつりだが、前回大会は台風の影響で中止となり、8年ぶりの開催となる。9日、町役場で同実行委員会(委員長・前泊正人町長)が開かれ、前泊町長は「8年ぶりの開催を何としても成功させたい。豊かなアイデアや幅広い知見をいただきたい」と意気込んだ。 2023/05/10
地域情報 石垣でも地球温暖化が明瞭 100年で1.3度上昇 真夏日、熱帯夜も増加 地球温暖化が危惧されるなか、石垣島でも温暖化傾向が鮮明になってきた。平均気温が上昇、真夏日や熱帯夜の日数も増えている。さらに温暖化が進めば猛暑日が増えることも予想される。対策は、温暖化の要因となる二酸化炭素の排出抑制。夏本番を前に節電の心掛けが求められている。 2023/05/09
地域情報 島の自然や課題体験 フォトウェディングでツアー 石垣島のパイン収獲やビーチクリーン体験をパッケージにしたフォトウェディングのモニターツアーがこのほど、市内で行われた。島内で活動するフォトグラファーでWARAYUN合同会社=大浜=の小倉智之代表(36)が企画。フォトウェディングで訪れるカップルの満足度向上につなげる取り組み。この日はフォトグラファーやビデオグラファーら5人がカップルに同行した。 小倉代表によると、石垣島や沖縄でのフォトウェディング… 2023/05/08
地域情報 クラファンで約4千万円調達 宮良忍さん新艇が小浜到着 竹富町小浜島出身で音楽ユニット「ダ・パンプ」のメンバーとして活躍し、現在は島の「民宿宮良」オーナーを務める宮良忍代表(43)がクラウドファンディングで調達した資金を元手に、新艇を購入した。船は2日午後6時ごろ、小浜港に入港し、住民ら約40人が出迎えた。 船はフィンランド製のプレミアムボートで「AXOPAR(アクソパー)37 ST(サントップ)」で、4・7㌧の12人乗り。同船のオープンタイプは日本第… 2023/05/08
地域情報 鳩間音楽祭に600人 人口60人の島に活気 「第26回鳩間島音楽祭」(同実行委員会)が4日、鳩間島コミュニティセンター前の野外ステージで4年ぶりに開催された。八重山出身の東里梨生(元やなわらばー)や金城弘美などのアーティストら8組が出演し、郡内外から訪れた約600人(主催者発表)とともに音楽祭を盛り上げた。青い空と海、白い雲と砂浜に囲まれた人口約60人の島はこの日、八重山の歌と踊りと人々の活気で満たされた。 2023/05/07
地域情報 難病患者の渡航費助成拡充 負担軽減へ、不妊治療に手厚く 石垣市 石垣市は、島内で治療を受けられない難病患者などが島外の医療機関へ通院する際の渡航費助成制度を今年度から拡充した。航空運賃、宿泊費に対する助成金の上限が大きく引き上げられた。不妊治療に関しては、当事者の声を反映し、特に手厚い助成を実現した。離島の難病患者は治療のため島外に出向かなくてはならないケースが多く、経済的負担の軽減をどう進めるかは「古くて新しい課題」になっている。 2023/05/03
地域情報 パイン「旬入り」宣言 石垣産、今期は目標900㌧ 沖縄県農林水産物販売促進協議会(会長・前田典男JA理事長)は1日、県産パインアップル旬入りセレモニーをファーマーズマーケットやえやま「ゆらてぃく市場」で開催した。「旬入り宣言」で県内外の市場や消費者に生産地としての石垣島をアピールした。今期、JAおきなわでは900㌧の石垣産パインを取り扱う予定で、4月30日時点で計画の約30%が出荷されている。 2023/05/02
地域情報 GWスタート、空港混雑 コロナ禍前のにぎわい戻る ゴールデンウィーク(GW)が始まった29日、南ぬ島石垣空港では午前中から多くの観光客が関東や関西、中部から到着し、にぎわった。今年のGWは同日から来月7日までの9日間。昨年に続き、新型コロナウイルス対策の行動制限がないGWで、八重山観光も正常化に向けた歩みが加速している。 午前10時ごろから石垣空港には関西国際空港や羽田空港などから旅客機が到着。観光客は次々と到着口から出て空港外にあるバスやタ… 2023/04/30
地域情報 運転手不足深刻化 タクシー予約受けられぬ事態も ゴールデンウイーク(GW)が29日スタートした。新型コロナウイルス禍前のにぎわいが戻り、観光関連業界は落ち込んだ売り上げのV字回復に期待を寄せる。一方で直面するのが人手不足。この時期は観光客の「足」を支えるタクシー業界にとっては特に深刻だ。予約を受けられない事態にも直面し、書き入れ時に頭を悩ませている。(新垣翔太、赤松拓実) 2023/04/30
地域情報 クレカ活用のタッチ決済導入 離島初、西表島交通のバス 住民、観光の利便性向上期待 西表島交通株式会社(玉盛雅治代表取締役社長)は、島内で運行する路線バスでクレジットカードなどを使ったタッチ決済ができるシステムを導入し、27日、西表島で報道各社を招いたデモンストレーションを行った。国内の離島地域でクレジットカードによるタッチ決済の導入は初めて。地域住民や観光客の利便性向上が期待される。 タッチ決済は対応するクレジットカードやスマートフォンを乗降時に専用機器にかざすだけで支払いが可… 2023/04/28
地域情報 保安検査 人手不足深刻化 石垣空港、路線維持に暗雲 南ぬ島石垣空港で保安検査業務のスタッフが深刻な人手不足に陥り、国際線定期便再開や国内線の円滑な維持が危ぶまれている状況であることが分かった。アフターコロナで観光需要は順調な回復が見込まれるが、現状のままだと受け入れ態勢に穴が開きかねず、関係者は危機感を募らせている。 2023/04/19
地域情報 ヤマネコ保護施設など見学 新種認定の日にちなみイベント イリオモテヤマネコが1965年4月15日に新種と認められたことにちなみ、竹富町は15、16の両日、環境省西表野生生物保護センターは関連イベントを開催した。16日の「バックヤードツアー&ヤマネコのフン分析」には10人が参加し、ヤマネコの生態や野生生物保護センターの取り組みについて学習した。 2023/04/18
地域情報 事故防止強化区間を設定 西表東部、西部に2区間11㌔ ヤマネコ 環境省は14日、西表島の県道215号白浜南風見線の一部をイリオモテヤマネコ事故防止の強化区間に設定すると発表した。東部が相良から東ホネラまでの7㌔区間、西部がエコツーリズム協会前から干立集落までの4㌔区間。期間は今月から12月まで。 2023/04/15
地域情報 すぐに飛び立たず「ワシだけどワシじゃない」 カンムリワシ交通事故急増 朝夕が危険 石垣市内のカンムリワシの交通事故被害が増えている。昨年1年間の10件にくらべ、今年はすでに5件と発生ペースが加速。うち2件は死亡にいたった。事故はどのような状況で起きているのか。5件を検証し、対策を探った。 (新垣翔太) 2023/04/13
地域情報 石垣―波照間で「ヘリタクシー」 遊覧飛行も、ヘリポート開設 スペースアビエーション 国内でヘリ遊覧事業を展開するスペースアビエーション株式会社(本社・京都市、保田晃宏社長)は10日、石垣市内にヘリポートを供えた事業拠点を開設し、ヘリコプターによる遊覧飛行とプライベートチャーター事業などを開始したと発表した。八重山・宮古諸島の住民の移動手段、観光客ら来島者向けの観光コンテンツとなる遊覧商品ブランド「サンゴヘリ」を立ち上げた。波照間島と石垣島を結ぶ「ヘリタクシー事業」にも着手。さらに… 2023/04/11
地域情報 山本(男子)、松本(女子)が優勝 1020人完走、リレー高校生V 石垣島トライアスロン大会 石垣島トライアスロン大会2023・第9回八重山郡トライアスロン大会(主催・同大会実行委員会)が9日、南ぬ浜町をスタート・フィニッシュ地点に開催された。エイジ部門に890人が参加し、総合男子は山本淳一(49)=千葉県=が3大会ぶり2回目の優勝、総合女子では松本文佳(27)=佐賀県=が初優勝を果たした。リレー部門には66チーム、198人が出走し、HSS2006(西川遥介・畑祐太郎・森下翔太)の高校生… 2023/04/10
地域情報 迫力 闘牛に沸く 750人来場、60周年記念闘牛 八重山闘牛組合創立60周年記念闘牛(主催・八重山闘牛組合、組合員20人)が8日午後、八重山闘牛場で開かれた。会場には750人(主催者発表)が来場し、9番の牛同士の力比べに熱視線を送った。 2023/04/09
地域情報 マイクロプラごみ流出に警鐘 山口防大名誉教授が海岸調査 漂着深刻な状況 全国の海岸で漂着ごみの調査・研究を行っている防衛大学校名誉教授の山口晴幸氏は16日~20日、石垣島の海岸を調査した。漂着ごみを回収できていない海岸では、プラスチックごみが水に溶けないマイクロプラスチックに分解され流出している可能性があり「自然環境に悪影響を与える」と警鐘を鳴らした。 2023/03/30
地域情報 ATM感覚で納税可能に 与那国、県内離島で初 与那国町役場では納税や証明書発行の業務を簡素化するため、ATMと同じ感覚で公金の入金ができる税公金ステーションを導入した。町役場1階の入口に設置され、4月3日の本稼働を前に3月下旬から試験運用を行っている。県内の離島市町村で町役場に設置するのは与那国町が初めて。 2023/03/28