政治 自公協力体制構築へ 中山陣営が女性部大会 石垣市長選 石垣市長選に立候補する前職、中山義隆氏の女性部大会が7月31日夜、市民会館中ホールで開かれた。公明党の市議2人、竹富町議1人も参加し、今選挙も自公選挙協力体制が構築されることが確実になった。 中山氏は自民党と公明党に推薦願いを出しており、現時点で正式に推薦は決まっていない。ただ、この日は自民党県連で役員を務める大浜一郎県議も参加した。自公の推薦は内定していると見られる。 大会で公明党の平良秀… 2025/08/01
政治 多選批判、争点化の動き 15年前のキャッチ〝逆使用〟 石垣市長選 8月17日投開票の石垣市長選で、前市議の砥板芳行氏(55)の陣営が、5選を目指す前職、中山義隆氏(58)に対抗し「変えよう長期政権」というキャッチフレーズを使用し始めた。2010年の市長選で初当選した中山氏が当時、打ち出したキャッチフレーズを「逆使用」。多選の是非を最大争点化する構えだ。市議、箕底用一氏(44)も中山氏の「長期政権」を批判している。 2025/07/30
政治 砥板氏が事務所開き 「中山市政、島の民主主義壊した」 高良沙哉氏も応援来島 石垣市長選 中山義隆前市長の自動失職に伴う石垣市長選挙(来月10日告示、17日投開票)に出馬を表明した野党の砥板芳行市議(55)は27日、市内で事務所開きを行った。「中山市政は地方自治の基本である二元代表制を踏みにじり、選挙さえも意のままに操り、この島の民主主義を壊した」と糾弾。自身は市民第一の市政を目指すとアピールした。 砥板氏は「民主主義を守る選挙」と位置づけ「朝のあいさつ運動でも島の変革を願う市民の… 2025/07/29
政治 日本人ファーストに警戒心 「オール沖縄」漁夫の利も 参政党躍進③ ▽「排外主義的」 「今のように多くの人が生活に不満を抱えているような状況だと、弱い立場の人に対する冷たい視線が生まれやすい状況ではないか。それを背景に躍進したのだと思っている」 当選から一夜明けた21日、「オール沖縄」勢力が推した高良沙哉(46)は、沖縄でも大きく得票を伸ばした参政党に対し、警戒感をあらわにした。 選挙戦で高良は、主に消費減税など県民の暮らし支援、米軍基地問題などを訴えてき… 2025/07/25
政治 保守層つなぎとめに躍起 自公に逆風、政策論争できず 参政党躍進② 「私は沖縄ファーストだ。沖縄の自民党は本土の自民党と違う」 4日、来県した石破茂首相を迎えた演説会で声を張り上げた自民公認の奥間亮(39)。選挙戦では参政党が掲げる「日本人ファースト」を意識し、保守層つなぎとめに躍起だった。 ▽離島振興 奥間が最優先に訴えた政策は「本土の自民党」が主張する給付金などではなく、離島振興。周囲の反対を押し切って離島政策を「一丁目一番地」と位置づけ、離島住民の交… 2025/07/24
政治 12万票超、台風の目に 「第三極」の存在感、当落に影響 参政党躍進① 20日投開票された参院選沖縄選挙区では、参政党が躍進し「台風の目」になった。参政党公認の和田知久(65)は落選したものの12万6743票を獲得。得票率は19・5%に達した。自公以外の候補者の得票が10万票を超えるのは初めてで「第三極」としての存在感を発揮。「オール沖縄」勢力の高良沙哉(46)、自公の奥間亮(38)の当落にも重大な影響を及ぼした。 2025/07/23
政治 高良氏が初当選 「オール沖縄」議席死守 来年の知事選へ追い風 参院選 第27回参院選沖縄選挙区が20日投開票され、玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力の無所属新人で沖縄大教授の高良沙哉氏(46)=立憲、共産、社民、社大推薦=が約26万票を獲得、自民公認、公明推薦の新人で前那覇市議の奥間亮氏(38)ら4人を破り、初当選を果たした。「オール沖縄」勢力は現職、高良鉄美氏の議席を死守。来年の知事選へ向け、県政維持の追い風となった。 2025/07/21
政治 「オール沖縄」議席死守か奪還か きょう投開票、知事選占う 参院選 参院選は20日投開票される。沖縄選挙区にはいずれも新人で前那覇市議の奥間亮氏(38)=自民公認、公明推薦=、琉球大学名誉教授の和田知久氏(65)=参政党公認=沖縄大教授の高良沙哉氏(46)=立憲、共産、社民、社大推薦=ら5人が立候補し、激しい選挙戦を展開した。各候補は19日、打ち上げ式で有権者に最後の訴えを行った。退潮傾向が指摘される「オール沖縄」勢力が高良氏を擁し、議席を死守できるかが焦点。選… 2025/07/20
政治 中山前市長「事業前に進める」 再出馬明言、出直し選へ 石垣市長選 石垣市の中山義隆前市長(58)は17日、市内の事務所で記者会見し、自身の失職に伴う8月17日の市長選に立候補する意向を示した。市長時代に推進した台湾基隆―石垣航路開設やゴルフ場建設、牛肉の海外輸出に向けた食肉センター整備を挙げ「さまざまな事業を確実に前に進めるために、市政を再び担わせていただきたい」と述べた。 20日の参院選後に正式な出馬表明の記者会見を開く。中山氏の再出馬で、市長選は市政史上… 2025/07/18
政治 沖縄防衛局、石垣市に謝罪 米軍の訓練、事前に把握せず 米空軍が石垣市の伊野田漁港で救難艇を利用した訓練を行った件で、知念永一郎副市長は16日、市役所を訪れた沖縄防衛局の担当者に対し、訓練を事前に把握していなかったとして抗議した。防衛局側は「詳細を把握しておらず、迷惑をかけた」と謝罪した。 2025/07/17
政治 米空軍が救難訓練 伊野田漁港「災害に備え」 沖縄本島の嘉手納基地に所属する米空軍の隊員約20人が15日、伊野田漁港で救難訓練を行った。米空軍の第320特殊戦術飛行隊と第31救難飛行隊に所属し、特殊部隊の隊員も含まれる。救難艇を使った沖合での人命救助訓練と、溺水者を引き上げて治療する訓練を実施した。米軍が市内の漁港を使い訓練を行うのは今回が初めて。 2025/07/16
政治 立・共・社、沖縄でそろい踏み 高良氏支援「自民倒す」 参院選 立憲民主党の野田佳彦代表、共産党の志位和夫中央委員会議長、社民党の福島瑞穂党首が14日、参院選沖縄選挙区で立候補した「オール沖縄」勢力の無所属候補を応援するため沖縄入りし、那覇市の新都心公園水の道で開かれた合同演説会でそろい踏みした。 野田代表は物価高対策について「沖縄でも大きな問題。野党は、消費税は減税で一緒だがやり方が違う。みんな一致しているのはガソリン税の暫定税率廃止。参院で廃案にしたの… 2025/07/15
政治 暮らし、基地、振興で論戦 5氏出馬 選挙戦スタート 20日投開票、知事選の前哨戦 参院選 参院選が3日公示され、沖縄選挙区は自民公認の新人で前市議の奥間亮氏(38)=公明推薦=、NHK党沖縄支部長の新人、真喜志雄一氏(34)、参政党公認の新人で琉球大名誉教授の和田知久氏(65)、無所属新人で沖縄大教授の高良沙哉氏(46)=立民、共産、社民、社大推薦=、無所属新人で会社社長の比嘉隆氏(47)の5人が立候補し、17日間の選挙戦がスタートした。県民の暮らし支援を最大争点に、米軍基地問題、沖… 2025/07/04
政治 きょう公示、争点に暮らし支援 「オール沖縄」対自公が軸 参院選 参院選は3日公示、20日投開票される。沖縄選挙区では玉城デニー知事を支える「オール沖縄」勢力の無所属新人で沖縄大教授の高良沙哉氏(46)、自民公認、公明推薦で前那覇市議の新人、奥間亮氏(38)の争いを軸に、参政党公認で琉球大名誉教授の新人、和田知久氏(65)が支持拡大をうかがう構図。物価高騰に苦しむ県民の暮らし支援を最大争点に、基地問題、沖縄振興などで論戦が繰り広げられる。 2025/07/03
政治 8月10日告示、17日投開票 選管「有権者に政策浸透」 石垣市長選 石垣市選挙管理委員会(前盛善治委員長)は6月30日、市長選の日程を8月10日告示、8月17日投開票と決めた。20日の参院選との同日選も有力視されたが、記者会見で前盛委員長は「限られた期間の中で立候補者の政策や公約を有権者に十分浸透させるには、投開票日を最も遅く設定できる8月17日が望ましい」と理由を説明した。 2025/07/01
政治 中山市長が失職 内外で存在感、手法に批判も 石垣市 石垣市議会で不信任決議された中山義隆市長(58)が29日午前0時で自動失職し、4期目の中山市政は任期途中で幕を下ろした。中山氏は、日本の安全保障の要衝である石垣市の市長として内外で出色の存在感を示す一方、行政手法を巡って市議会野党から厳しい批判を受けている。市長就任から15年、常にニュースの中心であり続けた。 2025/06/29
政治 中山市長、29日に自動失職 市長選再出馬は明言せず 石垣市の中山義隆市長は24日午後、市議会6月定例会の閉会後に報道陣の取材に応じ、不信任決議の可決を受け、自動失職を選ぶと表明した。「辞職した場合、来年2月に再び市長選だ。関連予算は2200万円で、一般財源から再び出す。税金の無駄遣い」と指摘した。再出馬は明言を避けた。中山市長は29日午前0時で失職する。 2025/06/25
政治 「抑止力だけで平和維持できず」 専守防衛と平和外交要求 玉城知事 玉城デニー知事は23日の沖縄全戦没者追悼式後、平和祈念資料館で報道陣の取材に応じた。「抑止力の増強だけで平和を維持できるものではない。真に国民が理解できる専守防衛に徹して、諸外国との対話による平和外交を構築することが、沖縄の求める恒久平和の実現につながる」と力説した。 西田昌司参院議員の「ひめゆりの塔」を巡る歴史認識発言に関しては「個人の思想信条の考え方から沖縄戦をとらえようとすることに無理が… 2025/06/24
政治 野党候補に次呂久氏 回答保留、自民も対応協議 石垣市長選 石垣市議会で不信任決議された中山義隆市長(57)が失職し、出直し市長選が実施される見通しとなったことを受け、野党勢力は21日までに、県議の次呂久成崇氏(51)を次期市長選の候補とすることを決めた。次呂久氏は回答を保留している。自民党県連は中山氏を支持するかどうかを含め、23日までの方針決定を目指し党内協議を進める。市長選には市議会中立会派の市議、箕底用一氏(44)も出馬の意向を示している。 2025/06/22
政治 中山氏 出直し市長選の意向 野党、候補者選考加速へ 箕底氏、出馬目指す 石垣市議会6月定例会で不信任を決議された中山義隆市長が地方自治法の規定に基づいて失職し、出直し市長選に臨む方向で調整していることが19日、関係者への取材で分かった。中山市長は29日に失職し、50日以内に市長選が行われることになり、7月20日に想定される参院選との同日選が有力。異例の超短期決戦をにらみ、革新系野党も対抗馬となる候補者選びを加速させる。市議会中立会派の箕底用一市議も出馬の意向を示して… 2025/06/20