一般 全住民、6日間で島外退避 有事想定、市が意見交換会 台湾有事などを見据え、石垣市は1日夜、国民保護計画の「住民避難実施要領」に関する市民との意見交換会を市民会館大ホールで開いた。武力攻撃が予測された場合、市は6日間で全住民を島外に退避させると想定。空路だけでなく海路も活用し、その場合は鹿児島港に向かう案も説明した。避難期間は1カ月、住まいは九州各県の旅館やホテルなどとする。 2024/08/02
一般 共働き家庭全体の7割 両親の育休取得率も増加 石垣市 2024年度・第1回石垣市子ども・子育て会議が7月31日、市役所で開かれた。第3期石垣市子ども・子育て支援事業計画策定に関わるニーズ調査等結果報告、第2期進ちょく評価結果報告などを行った。調査結果によると、就学前児童・小学生の母親の7~8割が就労し、共働き家庭が全体の7割前後を占めると報告。ひとり親家庭の割合も学年が上がるほど高まり、小中学生の2割前後がひとり親家庭となっている現状を共有した。 … 2024/08/01
一般 与那国で最大瞬間50・2㍍ 八重山を暴風域に巻き込む 2千戸停電、交通マヒ 台風3号 大型で非常に強い台風3号は24日、八重山地方に最接近した。石垣島地方気象台によると、与那国町租納では午後1時51分、最大瞬間風速50・2㍍を観測した。空、海の便は全面マヒ。3市町で最大2430戸が停電するなど、住民生活や産業に大きな影響が出た。人的被害は確認されていない。 2024/07/25
一般 パーレーで盛り上がり 黒島豊年祭が宮里海岸で 豊作や安全を祈願 竹富町の黒島豊年祭(同公民館主催)が20日、宮里海岸で開催された。島内の宮里、仲本、東筋、保里の4村によるパーレー競走や奉納舞踊が行われ、無病息災と五穀豊穣を感謝した。村対抗のパーレー競走は海上にある「フキ」(浮き具)を先に浜辺まで持ち帰る早さで勝敗を決する。終了後、参加者は会場に立った旗頭の周りで円陣を作り巻き踊りを披露。地域の安寧を祈った。 2024/07/21
一般 有事の避難、初の意見交換へ 石垣市民対象、来月1日から 台湾有事などを見据え、石垣市は8月1日から、住民避難に関する市民との初の意見交換会を計4カ所で開く。政府は6月、先島諸島5市町村の住民や観光客約12万人を九州各県と山口県に避難させる計画を提示しており、市は避難方法などに関し、現時点での計画案を市民に周知する。市役所隣接地で整備する防災公園には地下駐車場として特定臨時避難施設(シェルター)が設置される予定で、市民の意見を設計に反映させる。 2024/07/19
一般 浦崎電機が優勝 2日間で釣果10本 終了5分前に200㌔オーバー 与那国島カジキ釣り 第35回日本最西端与那国島国際カジキ釣り大会(町主催)は7日、全ての日程を終了した。トローリングの部では、浦崎電機(京佳丸、米濱保船長)が239・5ポイントを獲得し優勝。今大会では6日に3本、7日に7本の釣果があった。磯釣りの部では、荒木渉さんが19ポイントを獲得し優勝した。 2024/07/09
一般 観光業界「外国人材は魅力的」 人手不足の深刻化背景に 雇用対策協 2024年度ハローワーク八重山雇用対策推進協議会(大濱達也会長)が2日、市役所で開かれた。近年の雇用情勢と課題が報告され、意見交換も行われた。八重山圏内でも人手不足は深刻な問題で、ホテル事業者は「即戦力がほしい。外国人労働力は魅力的だ。雇用対策やサポートを考えてほしい」と要望した。 2024/07/03
一般 辞世の句「削除しないで」 仲村氏が15旅団に要請 陸上自衛隊第15旅団のホームページに、沖縄戦で日本軍を指揮した牛島満司令官の辞世の句が掲載され、沖縄メディアなどが反発している件で、一般社団法人日本沖縄政策研究フォーラムの仲村覚理事長は28日、同旅団に対し、辞世の句を削除しないよう求める要請書を提出した。 要請書では、牛島司令官の決断で結果として多くの住民が犠牲になったとされることについて「厳しい戦況の中で最善を尽くした指揮官。戦後に生きる我… 2024/06/30
一般 ふるさと納税、控除されず 石垣市がミス、昨年876人 石垣市は27日、2023年の1年間に同市へふるさと納税を行った人の住民税控除が未適用だったと発表した。対象者は325自治体に住む計876人。石垣市は同自治体に連絡し住民税の税額更正を依頼。277自治体が更正可能だが、残る48自治体は不可と回答があった。税額更正不可の人は168人。 税額控除が未適用だった人は、ふるさと納税ポータルサイト「さとふる」を使い、昨年中に石垣市に寄付し今年1月10日まで… 2024/06/28
一般 20校にバレーボール100個 設計事務所、市出身呉屋さん企画 株式会社創建築設計事務所(上田斉代表取締役、本社東京)は26日午前、バレーボールチーム「サトリーサンバース大阪」公式球のバレーボール100個を贈呈した。ボールは小学生用で、市内の小学校20校に5個ずつ提供される。 上田代表、同事務所チーフで石垣島平得出身の呉屋小百合さん、協賛したサンバース社マネージャーの吉田譲さんらが市教育委員会を訪問。中山義隆市長、崎山晃教育長が出席し、贈呈式が開かれた。 … 2024/06/27
一般 宮良あゆみさん(一般)最優秀賞 デンサ節大会、23人が出場 第21回竹富町デンサ節大会(主催・竹富町民俗芸能連合保存会)が22日、西表島上原の中野わいわいホールで開かれた。各島の小・中学校、公民館、役場の代表と一般公募で集った計23人が、デンサ節の調べに合わせ、情緒豊かに朗々と歌い上げた。最優秀賞には一般の部で宮良あゆみさん(24)=字石垣在住=、子どもの部で冝間正龍君(12)=登野城小=が輝いた。 2024/06/23
一般 「統一独立の琉球なかった」 石井氏が新説、第一尚氏も否定 長崎純心大の石井望准教授が、歴史的に統一独立の「琉球王国」は存在せず、1429年とされる「三山統一」後も群雄割拠の時代が続き、中山の尚氏が東南アジアに貿易を拡大して「琉球大交易時代」が到来した、とする新説を発表した。 15世紀の琉球は山北(本島北部)、中山(本島中部)、山南(本島南部)の3勢力が覇権を争い、中山の尚巴志が1429年に三山を統一したことで琉球王国が誕生したとされている。 ただ①… 2024/06/16
一般 大規模災害想定で訓練 代替施設へ機能移転 八重山署 八重山警察署(仲里鍛署長)は12日午前、地震、津波などの大規模災害を想定した代替施設機能移転訓練を実施した。署員25人が参加し、同署の代替施設として協定締結している「石垣島土地会改良区中央管理事務所」(登野城)へ資機材などを搬送。災害警備本部を設置し、対応を確認した。 2024/06/13
一般 日本一のパイン・マンゴー全国へ 出荷式でPR 八重山郵便局 石垣島産パイン・マンゴーのゆうパック出荷式が11日午前、八重山郵便局(座波政人局長)で開かれた。関係者らが出席し、パイン・マンゴーが旬を迎えたことをPRした。今年の出荷量は前年(4万6000個)を上回る4万9000個を見込んでいる。 2024/06/12
一般 県の慎重姿勢「おかしい」 特定利用空港で中山市長 政府が有事を見据え、インフラ機能を強化する「特定利用空港・港湾」制度を巡り、石垣市の中山義隆市長は新石垣空港などの指定に慎重な県の姿勢について「手を挙げないのは、完全に県のやり方がおかしいと思っている」と疑問視した。10日の市議会で友寄永三氏の一般質問に答えた。 2024/06/11
一般 ヤシの実に願い託して 100個を黒潮に投流 愛知から38人来島 島崎藤村が詠んだ「椰子の実」の一節「名も知らぬ遠き島」を石垣島に見立て、石垣島沖から黒潮の海流に乗せてヤシの実を流す「愛のココナッツメッセージ・Part37やしの実投流」(主催・渥美半島観光ビューロー)が8日午後、石垣島沖で行われた。愛知県田原市から総勢38人が来島し、八重山の人達と共にヤシの実を投流して交流を深めた。 2024/06/09
一般 初代パイン大使に伊佐さん 市が委嘱「島産品ファン増やして」 石垣市の中山義隆市長は4日、石垣島産パインアップルの知名度向上と販売促進を担う「パインアップル大使」の委嘱状を、まるっと沖縄輸出推進協議会の伊佐尚子会長(52)=有限会社アグロオーガジャパン(中城村)=に手渡した。伊佐氏が初代大使で、任期は2年間。 2024/06/05
一般 廃タイヤ、テレビなど続々 不法投棄の4現場パトロール 保健所「犯罪行為」 2024年度不法投棄等防止県下一斉パトロールが3日午後、石垣市内4カ所で行われた。パトロールには沖縄県、八重山保健所、石垣市、第十一管区海上保安本部石垣海上保安部、八重山警察署、沖縄県産業資源循環協会の16人が参加し、不法投棄の現状を確認した。 白保の海岸防風林ではビーチに通じる道の両脇に廃タイヤやブラウン管テレビなど、大量のごみが不法投棄されていた。数年前に投棄されているとみられ、風化が進ん… 2024/06/04
一般 「特定利用」反対議決せず 館長が要望書に文言追加 波照間公民館 波照間空港の滑走路延長を巡り、波照間公民館が12日に反対の議決を行った際、議案に「軍事利用」「特定利用空港・港湾」に反対するという文言はなかったことが24日分かった。滑走路延長を求めることに反対は多数決で決まったが、仲底善章館長が総会後の22日、玉城デニー知事に提出した要望書に2つの文言を追加した。 2024/05/25
一般 「沖縄にも日本にも大事な日」 復帰記念大会で有村氏 沖縄県祖国復帰52周年記念大会(主催・同実行委員会)が19日、浦添市の国立劇場おきなわで開かれ、有村治子元女性活躍担当相(参院議員)が「沖縄と日本全域をつなぐ想い」をテーマに講演した。 有村氏は「沖縄の祖国復帰は、沖縄にとっても日本全域にとっても大事な日なのに、必ずしも日本人が心に刻んでいない。当の沖縄の人も知らない人が少なくない」と指摘。 「祖国復帰を遂げた沖縄の歴史を心に刻む50年にしな… 2024/05/21