社会 「素晴らしい式典」「復帰考えた」 八重山関係者も多数参加 沖縄復帰50周年記念式典には八重山関係者も参列し「素晴らしい式典だった」「復帰とは何か考えさせられた」などと感想を語った。 石垣市の中山義隆市長(八重山市町会会長)は「50年を節目に、新たな時代に向かうため、一つの決意を感じた」と強調。 今後の八重山の展望について「アジアのゲートウェイとして、海外に向けて開かれた観光地になる。市民生活を豊かにしたい」と力を込めた。 コロナ禍終息と観光再開に期待し「… 2022/05/16
社会 「祖国復帰は悲願」 前日祭で尚家23代当主 尚家と祝う沖縄県祖国復帰50周年「祖国復帰の日」前日祭(主催・沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会)が14日午後、那覇市のパレット市民劇場で行われた。 ほぼ満員状態の会場で、尚家23代当主の尚衞氏はあいさつし「敗戦後の米軍統治下において、祖国日本への復帰は百万県民の悲願で、運動の積み重ねが日米両政府を動かした」と述べた。復帰50周年は沖縄にとって非常に重要な節目だと強調した。 尚氏は「尚家の魂は常に沖… 2022/05/15
社会 県内感染者最多2702人 高齢者に拡大なら病床不足も 新型コロナ 県は11日、新たに2702人の新型コロナウイルス感染と3人の死亡を発表した。7日の2375人を上回り、過去最多を更新した。県内の病床使用率も53・1%となり、4月19日の50・2%以来、23日ぶりに50%を超えた。県疫学・統計解析委員会は、入院リスクの高い高齢者に感染が拡大した場合「今月中旬には病床不足が顕在化する」と医療の逼迫(ひっぱく)を懸念した。感染者の累計は17万9420人。 2022/05/12
社会 日本漁船にカメラ構える 中国船、尖閣周辺で執拗に追尾 尖閣諸島周辺海域に出漁した漁船「鶴丸」が10日午後7時ごろ、石垣島に帰港した。尖閣周辺海域では、中国海警局の艦船2隻に30時間以上執拗に追尾されたが、海上保安庁の巡視船に警護され、乗組員3人は無事だった。乗船した仲間均市議は「政府は国を守る、領土を守るとはどういうことか、しっかり考えないといけない」と話した。 仲間氏によると、「鶴丸」は8日夜、石垣島から出港し、尖閣周辺海域に向かったが、石垣島… 2022/05/11
社会 認知症疾患医療センター開設 八重山初、本格始動へ 在宅療養支援などに取り組む「ぬちぐすい診療所」(今村昌幹院長)=登野城=は4月1日付で八重山初の認知症疾患医療センターを開設した。5月6日の診療所開設1周年を機に、本格的に始動していく。 2022/05/11
社会 与那国のトカゲ、実は新種 他の島々と隔離、独自に進化 与那国島に生息し、先島諸島の他の島々に分布するサキシマスベトカゲと同種と考えられていた小型のトカゲが、実際には固有の新種であったことが京都大学理学研究科・教務補佐員の小泉有希氏らの研究で分かった。先島諸島の島々のうち与那国島のみが、長期にわたって他から大きく隔離され続け、動植物が独自の進化を遂げてきたことを示す一つの証拠になると見られる。 研究成果をまとめた論文はこのほど小泉氏、兵庫県立大学自然・… 2022/05/09
社会 石垣島南で戦闘機発着 中国空母で5日連続確認 防衛省統合幕僚監部は8日、石垣島の南約150㌔の太平洋上を航行している中国空母「遼寧(りょうねい)」で、7日に艦載戦闘機とヘリコプターの発着艦を確認したと発表した。「遼寧」が戦闘機などの発着艦を行うのは5日連続。 「遼寧」を含む中国艦隊の位置は、6日時点から石垣島へさらに約20㌔近づいた。中国軍が沖縄や台湾を念頭に活動を活発化させている実態がうかがえる。 戦闘機やヘリの発着艦は午前9時ごろから午後… 2022/05/09
社会 Uターンラッシュ本格化 GW終盤、空港で混雑 最長で10日間のゴールデンウィーク(GW)は終盤に入り、7日、新石垣空港(南ぬ島石垣空港)では久しぶりの旅行やバカンスを楽しんだカップルや家族連れのUターンラッシュで混雑した。 2022/05/08
社会 児童虐待相談、20年最多231件 市民の問題意識向上で 石垣市 子どもの健やかな健康を国民全体で考えようと「児童福祉週間」が5日から始まる。石垣市のまとめによると、2020年の児童虐待相談件数は231件で過去最多になり、21年度もほぼ同様の高い水準で推移している。児童虐待に対する市民の意識が高まり、従来は虐待と認識されていなかったケースも含めて問題化されることが増えたためと見られている。市子ども家庭課は、子育てに困った場合「相談してほしい」と呼び掛けている。 … 2022/05/05
社会 「伝統と革新の調和を」 あざみ屋が50周年記念式典 「八重山みんさー織り」などの伝統工芸品づくりに取り組んでいる株式会社あざみ屋(新賢次代表取締役社長)は3日、石垣市内のホテルで創業50周年記念式典・祝賀会を開いた。新代表は「あざみ屋が50年を通じて得られたことは伝統と革新というワード。変わらない要素を大切にし、新しく登場する時の感性を捉えたものづくりの両方が大切」とあいさつした。 2022/05/04
社会 竹富町、新庁舎で業務開始 前泊町政初の人事異動も 竹富町が建設した石垣市美崎町の新庁舎が2日、供用開始された。4月に就任した前泊正人町長は初の人事異動も行い、39人の町職員に辞令を交付。前泊町政下の新体制が、新庁舎の開庁に合わせて本格スタートした。 2022/05/03
社会 観光地 にぎわい徐々に GWたけなわの八重山 3年ぶりに行動制限のないゴールデンウイーク。2日目の4月30日、八重山地方は、時折小雨がぱらつく曇天の空模様となった。それでも行楽地は、観光客で徐々ににぎわいを見せ始めた。 石垣島の景勝地・川平湾を望む川平公園では、展望台から記念撮影をしたり、グラスボートに乗る観光客の姿が見られた。 家族連れで初めて石垣島に訪れ、グラスボートを楽しんだ30代男性は「曇っていてもきれいなものはきれい。光の反射… 2022/05/01
社会 町民サービス向上に決意 新庁舎完成、盛大に祝う 竹富町 竹富町が石垣市で建設した新庁舎の落成式が28日、町民や関係者多数を集めて開かれた。テープカットや銘板除幕を行った前泊正人町長は「これまで以上にきめ細やかな町民サービスの充実を目指し、職員一丸となって全力で取り組む」と決意を新たにした。新庁舎は町役場の各部署に簡易宿泊施設や関係団体の事務所を併設した複合施設。5月2日から供用開始される。 2022/04/29
社会 竹富町の魅力、婚姻届で発信 オリジナルデザイン5月から 竹富町は5月1日から、オリジナルデザインの婚姻届を発行する。 八重山の伝統衣装を着た新郎新婦の「アイナーヨイ」と、由布島、竹富島など竹富町の各島の美しい風景の「八重山の生きもの」の2種類。祖父が西表島出身で、竹富町にゆかりのあるイラストレーター・pokke104さんがデザインした。 昨年の西表島の世界自然遺産登録、今年の石垣新庁舎開庁を記念し、竹富町の魅力を島外に発信するための企画。婚姻届出… 2022/04/28
社会 「ふるさと納税」存在感増す 過去最高の5億7千万円に 石垣市 石垣市が展開する各種事業の貴重な財源として、ふるさと納税の存在感が増している。2021年度は、中山義隆市長が市長選で掲げた目玉政策である新入学児童生徒への進学支援金などが、ふるさと納税で実現した。同年度の寄付額は過去最高の約5億7120万円(暫定値、個人のみ)に達しており、中山市長は将来的に50億円の達成を目標に掲げている。 2022/04/27
社会 八重山病院が外来休止 職員・患者11人コロナ感染 「第7波」で医療ピンチ 県立八重山病院(篠﨑裕子院長)で職員や患者11人の新型コロナウイルス感染が次々と判明し、同病院は25日、一般外来を休止すると発表した。期間は5月15日まで。院内で感染者が出たことによる一般外来の制限は過去にもあったが、休止は初めて。休止中の治療は救急、化学療法、透析など、緊急的な対応に限定する。従来の流行と同様、「第7波」でも医療がピンチが追い込まれた形で、同院は住民に対し、改めて感染予防の徹底… 2022/04/26
社会 元五輪選手が指導者に 水泳教室コーチの高橋美帆さん 「場所も人々も温かく」 五輪に2度の出場経験がある元水泳選手の高橋美帆さん(29)=石垣=がこのほど、石垣市新川の水泳教室「海邦スポーツクラブ」のコーチに就任した。五輪選手が島内で指導者となる例は非常に珍しく、注目を集めている。 2022/04/24
社会 サンニ産業が最優秀賞 平均価格、連休にらみ過去最高 最高等級13頭 枝肉共励会 第34回JA石垣牛肥育部会枝肉共励会が22日、八重山食肉センターで行われた。出品牛17頭の中から最優秀賞に(有)サンニ産業(石垣進代表)=登野城=の黒毛去勢が選ばれた。出品牛のうち、A5等級が13頭で過去最高を記録。販売単価はすべての牛が3千円以上をつけるのは初めてで、平均価格は3516円でこれまでの記録を更新した。 2022/04/23
社会 5月は「公民館加入促進月間」 新会長に玻名城哲夫氏 石公連総会 石垣市自治公民館連絡協議会(石公連、新城浩健会長)の2022年度定期総会が21日夜、市役所で開かれ、役員改選で新会長に石垣字会長の玻名城哲夫氏(74)を選任した。公民館の組織拡大に向け、5月を「公民館加入促進月間」と位置づけてアピール活動することを盛り込んだ事業計画も承認した。 2022/04/22
社会 不戦と恒久平和願う 石垣島事件、米兵3人を追悼 ウクライナ侵攻非難も 太平洋戦争末期、石垣島に不時着した米兵3人を旧日本海軍警備隊が殺害した、いわゆる石垣島事件で命日の15日、唐人墓隣の米軍飛行士慰霊碑前で慰霊式典が行われた。関係者が花をたむけ、主催した実行委員会の識名安信委員長は「世界平和の思いは正しく希求されなければならない。今日の平和は痛ましい犠牲の上に成り立っていることを忘れてはいけません」と述べ、悲惨な戦争を繰り返さないと誓った。 1945年4月15日… 2022/04/16