暮らし 竹富町 2月5日から3回目接種 最短6カ月間隔に前倒し 竹富町は、新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を2月5日から開始する方針を固めた。政府は64歳以下の接種間隔を2回目終了から7カ月とする方針だが、町は小規模離島の医療体制が脆弱であることを踏まえ、接種日程を前倒しし、最短6カ月間隔の接種を認めた。西表西部以外は65歳以上の高齢者と若年者を区別せず、島ごとの全住民一斉接種となる。 3回目接種は2月5日の黒島を皮切りに、西表西部(65歳以上)、船… 2022/01/14
暮らし 新型コロナ 経済界「もう勘弁」 第6波、観光の出鼻くじく 沖縄には9日から新型コロナウイルスの「まん延防止等重点措置」が適用される。昨年10月末から感染が鎮静化し、今年は観光をはじめとする地域経済の回復が見込まれていた矢先、「第6波」突入で出鼻をくじかれた格好だ。経済界からは「もう勘弁して」と悲鳴が上がる。 ▽V字回復 八重山の新規感染者数は昨年12月末まで63日間ゼロが続き、市街地では年末年始に観光客の姿が目立ち始めている。中山義隆市長は今月4日に開か… 2022/01/09
暮らし 感染状況、石垣も悪化顕著 市長、有症状者に受検要請 新型コロナ 石垣市でも新型コロナウイルス感染状況の悪化が顕著になってきた。中山義隆市長は7日、沖縄の「まん延防止等重視点措置」適用が決まったことを受けて市役所で記者会見し、有症状者や感染者との接触者に対しては、PCR検査を受けるよう呼び掛けた。市主催のイベントのうち、23日に予定されていた石垣島マラソン大会、2月1日に予定されていた旧正月の生年祝い式典は延期が決まった。 2022/01/08
暮らし 50歳以上は「交差接種」に 市、モデルナ製を使用 若年層はファイザー製 コロナ集団接種 石垣市が来年2月ごろ開始する新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種で、50歳以上に米モデルナ製を使用する方針であることが23日までに分かった。1、2回目と異なるワクチンを3回目に使う「交差接種」となる。国は「交差接種」を安全としており、市は国の判断に沿って、可能な限り早期に接種を実施したい考え。49歳以下の若年層に対しては、独自の判断で従来通りファイザー製を使用する方針だ。 市は1、2回目の接… 2021/12/24
暮らし 尖閣情報発信センター開設 石垣市、標柱や模型など展示 石垣市は21日、「尖閣諸島情報発信センター」をユーグレナ石垣港離島ターミナルの2階に開設した。市の行政区域である尖閣諸島の歴史や自然を広く内外に発信する施設。市が現地に設置するため製作した標柱や、尖閣諸島の3D模型(ジオラマ)などが展示されている。 市は9月、標柱設置のための上陸許可を政府に申請したが、政府は不許可とした。市は引き続き政府に上陸許可を求める方針で、その間、標柱を同センターに置く… 2021/12/22
暮らし 打ち上げ花火、遊覧船も 2年ぶり「みなとの夕べ」 みなとの夕べ2021(主催・みなと通り会)が18日、離島桟橋特設会場で開かれ、マーケットや船上ライブなど多くの市民がイベントを楽しんだ。少しでも明るい気持ちになってもらおうと、夜には花火も打ち上げられた。 例年、7月の海の日の海の恩恵に感謝する日として、石垣市建設部港湾課・石垣港湾事務所・石垣海上保安部・みなと通り会や関係団体などの共催で「港まつり」としてイベントを開催していた。 昨年と今年7月は… 2021/12/19
暮らし 市議会一般質問 10万円、年内に全額一括給付 資産公開「様式に不備」と批判 石垣市議会(平良秀之議長)12月定例会は一般質問4日目の16日、東内原とも子、井上美智子、内原英聡、石垣達也の4氏が登壇した。18歳以下に10万円相当を給付する政府の子育て世帯臨時特別給付金に関し、中山義隆市長は27日に全額を一括給付すると表明した。 政府は当初、現金5万円を先行給付し、年明けに現金5万円かクーポンを給付する方針だったが、15日の通知で全額の年内給付を容認する方針に転換した。 中山… 2021/12/17
暮らし 石垣庁舎に簡易宿泊施設 町民の経済的負担軽減へ 竹富町 竹富町は、来年3月に完成する石垣庁舎4階に簡易宿泊施設を併設する。各離島から石垣島に出てきた町民が廉価で優先的に利用可能。町民の経済的負担軽減につながると期待されている。町は10日の町議会に、利用料金などを盛り込んだ施設の設置管理条例案を上程した。 2021/12/12
暮らし 石垣市 空港・港湾の機能強化 市街地再整備と拡大推進 第5次総合計画案 石垣市は、2022年度から10年間の将来像を示す「第5次石垣市総合計画」の策定作業を進めており、市民、関係機関、有識者などで組織する同計画審議会(浦内克雄会長)は10日の第3回会合で素案を審議した。同計画の最初の5カ年計画である前期基本計画案では、新石垣空港と港湾の機能強化、市街地の再整備と拡大などを盛り込んでいる。 素案では新空港に関し「アジア・太平洋を中心とした国際交流拠点の玄関口、物流拠… 2021/12/11
暮らし 10万円、全額現金給付に 子育て支援「市民に一番有用」 中山市長 中山義隆石垣市長は8日午後、市役所内で記者会見し、国が18歳以下に配る「子育て世帯臨時特別給付金」10万円を全額現金で支給する方針を明らかにした。現金5万円の先行給付は決まっていたが、国は残り5万円についてクーポン配布を基本としている。市は国の補正予算決定後、来年1月ごろに臨時議会を招集し、給付金を盛り込んだ一般会計補正予算を提案する。 10万円のうち5万円は現金給付だが、国は残りの給付方法に… 2021/12/09
暮らし 石垣市 新婚支援事業が好評 予算上限に、来年度も継続へ 石垣市が新婚世帯の引っ越し費用などを補助する「結婚新生活支援事業補助金」は市民に好評で、今年度の申請数が予算の上限に達したため、市は受け付けを停止した。来年度も事業を継続し、補助金支給を再開する方針で、市は「新婚で新居に関する諸費用に悩んでいる人は活用してほしい」(市企画政策課)と期待している。 同事業では、新婚世帯が新居を取得する際の購入費用、敷金、礼金、仲介手数料、引っ越し費用を30万円を… 2021/12/08
暮らし 地産地消で北部活性化を 食育、無農薬野菜の魅力発信 ワークショップで意見交換 石垣市北部地域の移住促進と活性化を図る取り組みの一環で、市北部農村集落活性化協議会は4日午後「2021年度地産地消ワークショップ」を伊野田集落センターで開いた。栄養士や専門家、県地域振興協会員など16人が意見を交わした。 同協議会は「食育」や「無農薬野菜」の魅力を発信することで、北部地域への子育て世代の呼び込みを目指す。昨年は4年前から取り組んでいる単独調理校4校への「教材野菜」販売を本格化。栄養… 2021/12/05
暮らし 石糖 操業開始、9万㌧台見込む キビ生育順調、増産へ 石垣島製糖(松林豊社長)の2021/22年期製糖が2日から始まり、3日、関係者を集めて製糖開始式が開かれた。5期連続の年内操業開始で、前期より12日早い。原料生産量は9万1552㌧で、前期を5894㌧(6・9%)上回る見込み。操業終了は来年3月27日を予定している。 同社によると、今期は2回の台風襲来があったがサトウキビには大きな被害もなく、順調に生育した。農家の高齢化が進んでいることを背景に、ハ… 2021/12/04
暮らし しらほサンゴ村が新体制に 公民館運営、来月まで一般公開 白保公民館(池間孝夫館長)が運営するWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」(石垣市白保)が1日、9カ月ぶりに一般公開を再開した。来年1月末まで、来場者の意見を集うなどして運営体制を検討していく。 白保公民館はことし3月、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWF)から同施設の譲渡を受けた。先月までの準備期間中はWWFの特別展や日曜市などを開催していたが、一般公開するのは9カ月ぶり。… 2021/12/02
暮らし 軽石 連日の漂着確認 八重山の漁港、港湾の封鎖検討 八重山諸島では11月30日、石垣市の登野城漁港や竹富町の島々で軽石の漂着確認が相次いだ。連日の漂着だが、登野城漁港への漂着は初めて。県、市は漁船への被害を防ぐため、登野城、石垣両漁港と石垣港にオイルフェンスを設置し、港口を封鎖する方向で検討に入った。漂着した軽石は現時点では住民生活に被害を及ぼす量ではないが、八重山への漂着情報は日々増えており、関係機関は警戒を強めている。 2021/12/01
暮らし 3回目接種 12月開始 国、県に6カ月間隔要望 石垣市 ワクチン 石垣市は29日、医療従事者などを対象に、新型コロナウイルスワクチンの3回目接種を12月1日から開始する、と発表した。国は2回目からの接種間隔を原則8カ月とする方針だが、中山義隆市長は離島の医療状況が脆(ぜい)弱であることを理由に「6カ月間隔で接種できるよう県や国に要請したい」と強調。順調なら高齢者接種は2月ごろ、一般接種は3月ごろのスタートが見込まれる。 市は28日、医療従事者、消防署員、海上… 2021/11/30
暮らし 養殖場や港に軽石漂着 現時点で被害確認されず 八重山 八重山諸島で29日、軽石の漂着が相次いで確認された。石垣市のヤイトハタ養殖場と石垣港には同日、まとまった量の軽石が入り込み、海面の一部が茶色に染まった。竹富町によると竹富南航路と西表島、竹富島、黒島の海岸、港でも軽石が見つかった。いずれも現時点では住民生活に被害を及ぼす量ではない。市、町など関係機関は軽石が今後、大量に漂着する可能性も想定し、警戒を強めている。 2021/11/30
暮らし 軽石 石垣に12月漂着か 対策協設置、今後の動向注視 小笠原諸島の海底噴火で発生した大量の軽石が県内各地に漂着している問題で、海洋研究開発機構(神奈川県)は23日までに八重山日報の取材に応じ、軽石が12月に石垣島に漂着するとの予測を明らかにした。風の影響が強い場合、早ければ12月1日か2日ごろ、石垣島東海岸へ漂着する可能性があるという。石垣市など関係機関は軽石対策協議会(仮称)を設置しており、今後の動向を注視している。 2021/11/24
暮らし 「長寿者は宝」市が祝う 茶寿、カジマヤーなど354人 市民の長寿を祝福する「~まりどぅしぬよい~石垣市生年祝式典」(主催・市)が23日午後、市民会館大ホールで開かれ、中山義隆市長が長寿者一人ひとりに頌状と記念品を贈呈した。生年祝いの対象は108歳の茶寿が1人、97歳のカジマヤー(マンタラー)は59人、85歳は294人の計354人。 2021/11/24
暮らし 官民共同で住居整備 西表島、定住促進でお披露目 竹富町 民間資金を活用した浦内地区=竹富町上原=の住居整備に関わる民間住宅「JACACON(ジャカコン)浦内」の完成お披露目式が21日午後、浦内地区で開かれた。関係者や地域の住民が集って完成を祝い、テープカット式後は内覧会も行われた。 同住宅は移住者促進住宅整備事業として竹富町、株式会社ジャカコン西日本(上運天賢勇代表取締役社長)、浦内公民館(前津芳生館長)が3者協定を締結し、コンテナを取り扱う同社が… 2021/11/23