地域情報 八重山でワ―ケーション 政府も推進、充実求める声 旅行先で仕事と休暇を両立する「ワーケーション」の場所として沖縄を選ぶ人が増えており、八重山を訪れる姿も見られるようになった。政府が沖縄でのワーケーションを推進している背景もあり、地元としても今後、新たな誘客の切り札となる可能性がある。一方、ワーケーションを楽しむ人からは、サービス充実を望む声も上がる。 沖縄は気候が温暖で、マリンレジャーを楽しみながら仕事をするワーケーションの場所として人気が高い。… 2021/02/07
地域情報 クーポン券で観光体験を 石垣市、全高校生に配布へ コロナ禍中の需要喚起 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少する観光業界を支援しようと、石垣市は全高校生に対し、観光事業所で使える3万円のクーポン券を配布する。高校生に観光サービスを体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい狙いもある。3月中には高校生がクーポン券を使用可能になるよう準備を進める。 2021/02/04
地域情報 参加者全員にPCR検査へ 成人式、帰省者は2回 石垣市 石垣市は新型コロナウイルスの感染拡大を水際で阻止するため、3月21日に予定している成人式の参加者全員にPCR検査を実施する方針を決めた。島外からの参加者には、帰省直後と5日後の2回検査を実施し、万全を期す。費用は全額市が負担する。2日の市議会(平良秀之議長)臨時会で、検査費などを盛り込んだ一般会計補正予算が可決された。 市教育委員会によると、市出身の新成人は約550人で、うち500人は島外在住。成… 2021/02/03
地域情報 地域の防災力強化へ 緊急防災ラジオ運用開始 石垣市 石垣市は1日、「緊急告知防災ラジオ」の運用を開始し、同日午前、石垣市健康福祉センターで運用開始式を開いた。中山義隆市長と(有)石垣コミュニティーエフエムの東太田政三代表取締役が「災害発生時等における緊急放送に関する協定」を締結調印。防災情報を必要とする要援護者や自主防災会連絡協議会、自治公民館連絡協議会へ緊急防災ラジオを無償貸与した。迅速かつ確実な情報伝達、早期の避難行動につながることが期待され… 2021/02/02
地域情報 豊穣、繁栄、収束への願い 神事継承、世代交代で活力 平得種子取祭 石垣市平得の「種子取祭」(主催・平得公民館)が1月31日午前、多田御嶽と大阿母御嶽(ホールザーオン)で行われ、関係者らが今年の五穀豊穣と住民の繁栄・無病息災、新型コロナの早期収束を願った。今年はコロナの感染拡大防止のため奉納芸能などは中止されたが、多田御嶽の神事には御嶽関係者、神司、公民館役員に加え、平得の老人会、婦人会の各会長も初参加。神司や地方(じかた)での世代交代もあり、新年にふさわしい祭事… 2021/02/01
地域情報 「今は耐えるしか…」 レンタカー、利用客9割減も コロナ禍 政府の観光支援策「GoToトラベル」停止や県独自の緊急事態宣言の影響で、石垣市内のレンタカー事業所が苦境に追い込まれている。利用客が7~9割減少した店舗もあり、車の維持費など固定費の支出に頭を抱える。 石垣空港近くの「スカイレンタカー石垣島店(下地圭一郎店長)」=白保=は、今月の予約が前年比3割程度。利用者はほとんどがビジネス目的の来島者に限られ、GoToトラベル一時停止や緊急事態宣言の影響を… 2021/01/31
地域情報 陸自、宮古に15人派遣 知事要請、コロナで離島初 陸上自衛隊第15旅団(那覇市)は29日、新型コロナウイルス感染拡大の続く宮古島市の医療支援のため、看護官5人を含む隊員15人を派遣した。玉城デニー知事の災害派遣要請を受けた。同旅団のコロナ関連の災害派遣は3回目で離島支援は初めて。 2021/01/30
地域情報 島主導で新ツアー開発へ 「コロナ後」見据え体験メニュー 竹富島 竹富島地域自然資産財団(上勢頭篤理事長)は、環境保全をテーマにした滞在型プログラム「まいふなーツーリズム」の開発を、環境省の補助事業で推進している。コロナ後を見据え、新しい観光スタイル「マスツーリズム中心から島主導へ」を打ち出した。 コロナ以前の竹富島には年間約50万人の観光客が訪れ、近年はごみ増大やポイ捨てなど、オーバーユースの弊害も指摘されていた。上勢頭理事長は「これらの課題の解決に向けて、… 2021/01/29
地域情報 川平のFM中継局着工 反対住民、訴訟視野に (有)石垣コミュニティ―エフエム(東太田政三代表取締役)は28日、石垣市川平で、FM放送中継局の鉄塔建設工事に着手した。近隣住民は反発しており、工事差し止め訴訟も視野に反対行動を展開する構え。 同社の委託業者がこの日、予定地に工事車両を入れた。建設地変更を求める住民がプラカードを持ち、着工に抗議した。 住民の野底紀子さんは、台風や落雷で鉄塔が被害を受ける可能性を懸念し「総務省と石垣市に対し、構… 2021/01/29
地域情報 【ゆいまーるリレー】想いプラスαをカタチに グラフィックデザイナー 唯木律子さん(44) 平成12(2000)年夏、石垣島。 24歳、職なし。 握りしめた10万円。 笑顔。 強い意志。 そこから始めた。 街中の看板、旅行パンフレット、居酒屋のメニュー、包装紙…。 どこで何を目にしても、常に考えてしまう。 パンフレットを目にすると、手当たり次第に持ち帰る。 「デジタルの広告はその場で見て終わりだが、紙は残るし、質感やそれ自体を感じたい」 実践を積み重ね、島の人たちに支… 2021/01/29
地域情報 コロナ休業・時短が拡大 観光業者「限界近づく」 3市町 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「GOTОトラベル」停止や緊急事態宣言の影響で、八重山地区の観光関連事業所では休業や営業時間短縮の動きが拡大している。新型コロナの影響は長期化しており「観光業者の頑張りも限界に近づいている」と指摘する声も上がる。 石垣市観光交流協会が会員315社を対象に実施した調査によると、30カ所以上の営業形態に影響が出ており、22日現在、ホテル2カ所が休業している。ホテル内… 2021/01/28
地域情報 石垣島で田植え始まる 大濱さん5月には収穫へ 1期作 石垣市崎枝の赤崎水田(崎枝小学校近く)で26日午前、ことし1期作となる田植えが始まった。他の農家に先駆けて田植えを始めたのは、計1㌶の田んぼを持つ大濱永太郎さん(64)=川平=。大濱さんは「苗の成長も良く、天候にも恵まれている。5月の収穫を成功させて、全国に明るいニュースを届けたい」と意気込んだ。 絶好の田植え日和となったこの日は、昨年よりも3日ほど早い初植えとなった。 大濱さんは田植え機で… 2021/01/27
地域情報 休業広がり就労希望3倍 臨時雇用、全業種受け入れへ 石垣市 石垣市は25日までに、新型コロナウイルスの影響で失業・休業した観光関係者を短期アルバイトとして雇用する事業の対象範囲を拡大し、全業種から希望者を受け入れる方針を決めた。事業所の休業や営業時間短縮が広がり始めたことを受け、今月に入り、就労を希望して登録した市民は3倍近く増えた。市観光交流課は「新型コロナが収束すれば雇用も戻る。何とか冬の時代を乗り越えてほしい」(玻座真保幸課長)と話している。 事… 2021/01/26
地域情報 オンラインで離島の現状共有 境界地域首長ら情報交換 コロナ対策、観光、国防 JIBSN 境界地域の地方公共団体や境界地域研究に関わる研究・教育機関などを構成メンバーとする「境界地域研究ネットワークJAPAN」(JIBSN、代表幹事・西大舛髙旬竹富町長)が23日、「境界地域と感染症」をテーマとしたオンラインセミナーを開催した。竹富町をはじめ各国境離島の首長9人が各感染状況と対策、地域が抱える課題などについて情報交換した。 参加したのは北海道の稚内市、礼文町、標津町、根室市、東京都の小… 2021/01/24
地域情報 「飲食店以外も支援を」 観光関連業、再び苦境 ユーグレナモール 新型コロナウイルスの感染拡大で、平常時は多くの観光客でにぎわうユーグレナモールは閑散とした日が続いている。昨年の緊急事態宣言以来の苦境再来となったが、県の営業時間短縮要請に応じる飲食店とは異なり、他の観光関連業種に補償はなく「私たちにも支援を」という声も上がっている。 22日、ユーグレナモール内を歩く人の姿はほとんどなく、周辺の店舗内ではスタッフが事務作業や店内整理をしていた。 県は19日に… 2021/01/23
地域情報 「観光業界にも支援を」 自治体への従業員出向も提案 ツーリズム団体協、県に コロナ禍 沖縄ツーリズム産業団体協議会の下地芳郎会長らは21日、県庁を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要の回復を図る取り組みを玉城デニー知事に要請した。営業時間を短縮している飲食店と同様に、観光業界にも何らかの補償が必要だと指摘する声があがっている。 観光事業者の経営支援として①雇用調整助成金制度の延長②事業持続化給付金制度の再実施③事業展開に伴う支援制度の創出―などを挙げた。感染拡大を… 2021/01/22
地域情報 「このままでは廃業も」 離島の宿泊施設、窮状訴え コロナ禍 離島ならではの旅情が人気の竹富町内の小規模な民宿や旅館が、コロナ禍で厳しい現実に直面している。臨時休業を決めたホテルもある。GoToトラベル事業の一時停止と緊急事態宣言の再発令により予約キャンセルが相次いでいるという。 2021/01/19
地域情報 豊年祭7月24、25日 会長に金城文雄氏が再任 2021年度新川字会(金城文雄会長)の通常総会が17日午後、新川自治公民館で開かれ、新・旧役員のみが参加し、21年度の活動計画・祭事日程・予算の各案が承認された。豊年祭の「フバナアギ(初穂上げ)」(オンプール)は7月24日に長崎嶽で、「ユーニガイ(世ぬ願い)」(ムラプール)は翌25日に長崎嶽と真乙姥嶽で行われる。 2021/01/18
地域情報 おばぁたちの野菜を販売 名蔵の小さな土曜市場 石垣市名蔵に住む上地正人さん(63)とルミ子さん(同)夫妻は毎週土曜日の朝、名蔵の自宅前で地域の農家が栽培した野菜を半無人販売している。島バナナや人参、玉ねぎなどの完全無農薬野菜のほぼ全てが100円で売られており、利用者は上地さん手作りの貯金箱にお金を入れる。毎週1~2時間で売り切れてしまう、名蔵の小さな人気市場だ。 上地さん夫妻は、みんなが集まれる場所を作ろうと2019年10月、サトウキビ畑の一… 2021/01/17
地域情報 尖閣諸島上陸に意欲 市長「標柱設置必要」 開拓の日式典 石垣市は「尖閣諸島開拓の日」の14日、式典を市民会館中ホールで開いた。中山義隆市長は式辞で、昨年10月に尖閣諸島の字名が変更されたことを挙げ「新たな標識設置が必要だ。今後、標柱設置のための上陸を国に要請する」と述べ、尖閣諸島上陸に意欲を示した。 2021/01/15