政治・経済 「困窮者を支援したい」 県商工会女連会長に浦内氏 きょう就任祝賀会 沖縄県商工会女性部連合会の会長にこのほど、石垣市在住の浦内由美子氏(57)が選任された。先島地区からは初の選出となる。「離島の人々のためにも、精いっぱい会長の職を全うする」と話し、任期に向け意欲を見せている。 浦内氏は八重山高校を経て、東京の短大を卒業し21歳の時に島に戻り、父・大浜寛祥さんが社長の㈱石垣エスエスグループに就職。20年前、36歳になった頃に市商工会女性部に加入した。その後、市女性部… 2022/06/05
政治・経済 「大切な水」理解深めて パネル展や施設見学会も 水道週間 「大切な水と一緒に暮らす日々」をスローガンに、水道に対する住民の理解を深めようと第64回水道週間が1日からスタートした。石垣市水道部(比屋根悟部長)は水道週間開始式を浜崎町の水道部庁舎前で開き、職員や水道関連事業者が参加した。7日までの期間中、全国一斉に水道関連のイベントが行われる。 2022/06/02
政治・経済 町民の声、町長に「直行」 オンライン意見箱運用開始 竹富町 竹富町は1日、公式LINE(ライン)上で、町政に関する町民の声を直接、前泊正人町長に届ける「町長直行!オンライン意見箱」の運用を開始する。寄せられた意見は前泊町長のみ閲覧でき、必要があれば町長が各課に対応を指示する。LINEが使えない高齢者などのために、各島に意見箱を設置する準備も進める。前泊町長は「町民と役場が一体となって協働のまちづくりを進めたい。町民の声を聞くことが大事だ」と期待した。 2022/06/01
政治・経済 新庁舎、論点5項目に整理 6月議会で最終報告へ 百条委 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委、花谷史郎委員長)の第13回会合が30日、市役所で開かれ、最終報告の取りまとめに向け、これまで議論してきた論点を計5項目に整理した。ただ、それぞれの論点に関して与野党間に認識の隔たりがあり、今後、さらに議論を続行する。 2022/05/31
政治・経済 新空港の利便性向上議論 10月に復帰50年記念事業も 新石垣空港活性化協議会(会長・中山義隆石垣市長)の初会合が26日午前、同空港国際線ターミナル1階で開催された。八重山3市町や石垣空港ターミナル株式会社、県関係部局が参加し空港の利便性向上について議論した。復帰50周年記念事業「空港のある地域2022沖縄八重山石垣会議」(仮称)の開催も報告された。10月開催予定。 協議会は新石垣空港(南ぬ島石垣空港)の課題解決を目指し関連機関が意見交換を行う目的で設… 2022/05/27
政治・経済 町民運動会6年ぶり開催 「やまねこ」は3年ぶり 竹富町体育協会が総会 竹富町体育協会(会長・前泊正人町長)が24日、町役場で開かれ、同協会主催の第37回町球技大会、第20回町民運動会、第28回やまねこマラソン大会を6月~来年2月にかけて開催する方針を承認した。3大会は前回、新型コロナウイルス禍で中止や延期となっており、球技大会とやまねこマラソンは3年ぶり、町民運動会は6年ぶりの開催となる。 2022/05/25
政治・経済 SDGsの理念、障害者施策に 県が第5次基本計画策定 県は今年度から10年間の障害者施策を示す第5次障害者基本計画をこのほど策定した。「誰一人取り残さない」というSDGs(国連が掲げる持続可能な開発目標)の理念を推進。施策の基本方向として➀共生社会の構築➁自立・社会参加の拡大➂保健・医療・福祉サービスの充実―を掲げた。 2022/05/22
政治・経済 船賃軽減、97%「継続を」 一括交付金事業を評価 竹富町アンケート 竹富町が一括交付金を活用し、石垣島と各離島を結ぶ旅客船の船賃を軽減している事業について、町民アンケートで97%が「継続を希望する」と回答したことが分かった。65・4%が「船賃にかかる負担は軽減されている」と事業を評価した。町政策推進課は「住民に必要とされていないと判断されれば一括交付金は削減されるが、船賃の負担軽減は町民のニーズが大きい」と指摘。船賃の負担軽減を永続的な制度として国、県に要望してい… 2022/05/20
政治・経済 製糖工場の宿泊施設完成 町が整備「安定的な操業を」 小浜島 竹富町小浜地域活性化宿泊施設「とぅまーる」の竣工式が17日、同施設で開かれ、事業関係者ら約20人で完成を祝った。同施設は竹富町小浜製糖工場宿舎等整備事業で整備。年明けの製糖時期に合わせて稼働する。製糖時期以外は公民館行事や地域のイベントなど、地域活性化につながる施設としても活用が期待されている。 2022/05/18
政治・経済 宿泊施設「ツマベニ」オープン 町役場に併設、町民は割安料金 竹富町 石垣市の竹富町役場に併設された簡易宿泊施設「ツマベニ」が16日オープンした。町民は割安料金で利用でき、町の離島から石垣市を訪れる町民の経済的負担軽減につながると期待されている。 2022/05/17
政治・経済 「素晴らしい式典」「復帰考えた」 八重山関係者も多数参加 沖縄復帰50周年記念式典には八重山関係者も参列し「素晴らしい式典だった」「復帰とは何か考えさせられた」などと感想を語った。 石垣市の中山義隆市長(八重山市町会会長)は「50年を節目に、新たな時代に向かうため、一つの決意を感じた」と強調。 今後の八重山の展望について「アジアのゲートウェイとして、海外に向けて開かれた観光地になる。市民生活を豊かにしたい」と力を込めた。 コロナ禍終息と観光再開に期待し「… 2022/05/16
政治・経済 「祖国復帰は悲願」 前日祭で尚家23代当主 尚家と祝う沖縄県祖国復帰50周年「祖国復帰の日」前日祭(主催・沖縄県祖国復帰記念大会実行委員会)が14日午後、那覇市のパレット市民劇場で行われた。 ほぼ満員状態の会場で、尚家23代当主の尚衞氏はあいさつし「敗戦後の米軍統治下において、祖国日本への復帰は百万県民の悲願で、運動の積み重ねが日米両政府を動かした」と述べた。復帰50周年は沖縄にとって非常に重要な節目だと強調した。 尚氏は「尚家の魂は常に沖… 2022/05/15
政治・経済 百条委の議論、与党が終結 最終報告取りまとめへ 与野党対立解消されず 石垣市議会 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)の第12回会合が13日、市役所で開かれ、審議を事実上終結させ、6月議会で最終報告を行う方針を与党の賛成多数で決めた。与党は「議論は出尽くした」と主張したが、野党は「まだ解決していない問題がある」などと反発。与野党対立が解消されないまま最終報告の取りまとめに入る。 2022/05/14
政治・経済 県内感染者最多2702人 高齢者に拡大なら病床不足も 新型コロナ 県は11日、新たに2702人の新型コロナウイルス感染と3人の死亡を発表した。7日の2375人を上回り、過去最多を更新した。県内の病床使用率も53・1%となり、4月19日の50・2%以来、23日ぶりに50%を超えた。県疫学・統計解析委員会は、入院リスクの高い高齢者に感染が拡大した場合「今月中旬には病床不足が顕在化する」と医療の逼迫(ひっぱく)を懸念した。感染者の累計は17万9420人。 2022/05/12
政治・経済 日本漁船にカメラ構える 中国船、尖閣周辺で執拗に追尾 尖閣諸島周辺海域に出漁した漁船「鶴丸」が10日午後7時ごろ、石垣島に帰港した。尖閣周辺海域では、中国海警局の艦船2隻に30時間以上執拗に追尾されたが、海上保安庁の巡視船に警護され、乗組員3人は無事だった。乗船した仲間均市議は「政府は国を守る、領土を守るとはどういうことか、しっかり考えないといけない」と話した。 仲間氏によると、「鶴丸」は8日夜、石垣島から出港し、尖閣周辺海域に向かったが、石垣島… 2022/05/11
政治・経済 石垣島南で戦闘機発着 中国空母で5日連続確認 防衛省統合幕僚監部は8日、石垣島の南約150㌔の太平洋上を航行している中国空母「遼寧(りょうねい)」で、7日に艦載戦闘機とヘリコプターの発着艦を確認したと発表した。「遼寧」が戦闘機などの発着艦を行うのは5日連続。 「遼寧」を含む中国艦隊の位置は、6日時点から石垣島へさらに約20㌔近づいた。中国軍が沖縄や台湾を念頭に活動を活発化させている実態がうかがえる。 戦闘機やヘリの発着艦は午前9時ごろから午後… 2022/05/09
政治・経済 竹富町、新庁舎で業務開始 前泊町政初の人事異動も 竹富町が建設した石垣市美崎町の新庁舎が2日、供用開始された。4月に就任した前泊正人町長は初の人事異動も行い、39人の町職員に辞令を交付。前泊町政下の新体制が、新庁舎の開庁に合わせて本格スタートした。 2022/05/03
政治・経済 町民サービス向上に決意 新庁舎完成、盛大に祝う 竹富町 竹富町が石垣市で建設した新庁舎の落成式が28日、町民や関係者多数を集めて開かれた。テープカットや銘板除幕を行った前泊正人町長は「これまで以上にきめ細やかな町民サービスの充実を目指し、職員一丸となって全力で取り組む」と決意を新たにした。新庁舎は町役場の各部署に簡易宿泊施設や関係団体の事務所を併設した複合施設。5月2日から供用開始される。 2022/04/29
政治・経済 竹富町の魅力、婚姻届で発信 オリジナルデザイン5月から 竹富町は5月1日から、オリジナルデザインの婚姻届を発行する。 八重山の伝統衣装を着た新郎新婦の「アイナーヨイ」と、由布島、竹富島など竹富町の各島の美しい風景の「八重山の生きもの」の2種類。祖父が西表島出身で、竹富町にゆかりのあるイラストレーター・pokke104さんがデザインした。 昨年の西表島の世界自然遺産登録、今年の石垣新庁舎開庁を記念し、竹富町の魅力を島外に発信するための企画。婚姻届出… 2022/04/28
政治・経済 「ふるさと納税」存在感増す 過去最高の5億7千万円に 石垣市 石垣市が展開する各種事業の貴重な財源として、ふるさと納税の存在感が増している。2021年度は、中山義隆市長が市長選で掲げた目玉政策である新入学児童生徒への進学支援金などが、ふるさと納税で実現した。同年度の寄付額は過去最高の約5億7120万円(暫定値、個人のみ)に達しており、中山市長は将来的に50億円の達成を目標に掲げている。 2022/04/27