社会 最大瞬間31.4㍍ 台風2号けさ最接近 石垣島地方に暴風警報 大型で強い台風2号は5月31日、沖縄の南をゆっくりした速さで北へ進んだ。八重山地方には、6月1日明け方に最接近する見込み。石垣島地方気象台は5月31日午後6時過ぎに石垣島地方に暴風警報を発した。石垣市では、午後7時すぎに最大瞬間風速31・4㍍を観測した。 台風の中心気圧は965ヘクトパスカル。中心付近の最大風速は35㍍、最大瞬間風速は50㍍。中心から半径165㌔以内では風速25㍍以上の暴風となって… 2023/06/01
社会 食料買いだめの動き加速 きょうから一部でフェリー欠航 台風2号接近 大型で非常に強い台風2号は、勢力を保ったまま八重山諸島に接近している。直撃を前に、石垣市内では27日、台風に備える動きが目立つようになった。一部のスーパーで買いだめによりインスタント食品の品薄が発生するなど、早くも影響が出ており、市民は備えを進めている。一方、各漁港では漁船を陸揚げするなど台風対策に追われていた。石垣島と離島を結ぶフェリーは同日現在、通常運転をしているが、既に28日以降は欠航が決… 2023/05/28
社会 小浜―西表架橋構想提案へ 八重山建産連が竹富町に 八重山建設産業団体連合会(米盛博明会長)が小浜島と西表島を結ぶ橋梁の建設を竹富町に提案することが26日分かった。米盛会長が29日午前に米盛会長が町役場に前泊正人町長を訪ね、架橋構想を説明する。米盛会長は国事業で構想が進むことに期待感を示し「両島の利便性が向上する」と語った。 2023/05/27
社会 蘇澳鎮の子ら授業に参加 翻訳機でコミュニケーション 交流事業で石垣市を訪れている台湾・蘇澳鎮(すおうちん)の児童生徒は25日、ホストファミリーの子どもが通う平真小や登野城小、石垣二中、大浜中に登校、午前中は一緒に授業を受けた。 台湾の児童・生徒30人は、平真3人、登野城7人、二中18人、大浜中2人がそれぞれ登校。二中では全学年の授業に台湾の生徒が出席。理科の授業を受け、タブレット端末を使って人体について学んだ。コミュニケーションは同端末や翻訳機を使… 2023/05/26
社会 5月前例ない猛烈台風 週明けにも八重山直撃の恐れ 日本のはるか南、太平洋のカロリン諸島で20日発生した台風2号が、最強クラスに発達して八重山地方を直撃する恐れが出ている。5月に八重山に接近した台風としては過去に例がない強さになりそう。予報が変わる可能性もあるが、週末から週明けにかけて影響が懸念され、石垣島地方気象台では、早めの備えと台風情報の確認を呼び掛ける。 気象庁の台風情報によると、台風2号は23日午後6時現在、マリアナ諸島を北北西へ毎時… 2023/05/24
社会 阪口容疑者を送検 取り調べ素直に応じる 八重山署 八重山署は22日、妻への暴行(DV)容疑で現行犯逮捕した与那国町議の阪口源太容疑者(46)=比川=を那覇地方検察庁石垣支部に送致した。 同署は、阪口容疑者の認否を明らかにしていない。取り調べには素直に応じているという。 関係者によると、阪口容疑者は自宅で飲酒した際、酔って妻を日常的に暴行していたとみられ、町議会のある議員は「今年になってから、特に暴行のうわさを聞くようになった」と声をひそめた。 た… 2023/05/23
社会 名蔵湾にマングローブ林を ヤエヤマヒルギ400本植樹 八重山・岡崎南LC 八重山ライオンズクラブ(LC、前里和江会長)は20日、八重山地域の自然環境を保全するため、石垣市の名蔵湾でヤエヤマヒルギの植樹を行った。干潮時に大規模な干潟になる湾内の一部をマングローブ林に変え、豊かな自然環境を次世代に残すため、40年以上前から続けている。同日は姉妹クラブである愛知県の岡崎南ライオンズクラブ(LC、田中正実会長)から23人が参加。約400本を植樹した。 2023/05/21
社会 八重山病院でクラスター 新型コロナ、緊急性低い手術や検査延期 県立八重山病院(和氣亨院長)は18日、新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が発生し、緊急性の低い手術・検査を当面の間延期すると明らかにした。緊急手術・緊急検査のみ対応を行う。17日時点で入院中の患者の感染はないという。同院では18日、特定の部署の職員とその関係者合わせて8人が新型コロナに罹患したことが判明。感染は一連のものと考えられることから、病院事業局に対し、クラスター発生を報告した。 … 2023/05/19
社会 オオヒキガエル 小浜初確認 環境省、定着の可能性懸念 竹富町小浜島で4日夜、生態系に悪影響を及ぼすとして特定外来生物に指定されているオオヒキガエルが目撃された。小浜島ではこれまで、オオヒキガエルが発見、捕獲された事例はなく、石垣自然保護官事務所は定着の可能性を懸念している。 2023/05/17
社会 マングローブ植栽勧めて 環境シンポで馬場氏提言 石垣島の環境について考えるシンポジウム「マングローブ植林を考える」(主催・八重山ライオンズクラブ)が14日午後、市民会館中ホールで開かれた。第一部では国際マングローブ生態系協会理事長の馬場繁幸氏が講演し、海外での活動事例を紹介し、八重山でのマングローブ植樹の取り組みを推奨した。 2023/05/16
社会 簡易宿泊施設「ツマベニ」が1周年 2022年度は2492人利用 竹富町 竹富町役場内簡易宿泊施設ツマベニは16日で1周年を迎える。町から委託管理を請け負うプラス合同会社(真謝永二代表社員)は宿泊者数を発表し、2022年度(2022年5月16日~23年3月末)の宿泊者数は2492人で、町民の割合は2479人の99・47%に上った。オープンした5月を除き、月の平均利用者数は240・4人だった。 2023/05/13
社会 野生牛の全頭捕獲宣言 伊原間地区で62頭捕獲 石垣市 第4回石垣市伊原間地区野生牛対策協議会(会長・棚原長武市農林水産商工部長)が11日午前、石垣市役所で開かれ、2021年6月から取り組んできた伊原間地区での野生牛の捕獲や赤外線カメラを搭載したドローン調査の結果、継続して野生牛が確認されていないことから「全頭捕獲宣言」を発表した。 野生牛は伊原間牧野組合が運営する伊原間牧場から脱柵して繁殖し、野良牛となった可能性が高いと見られている。21年2月には県… 2023/05/12
社会 初の国民保護訓練へ調整 石垣市、弾道ミサイル飛来想定 石垣市が弾道ミサイル飛来を想定し、来年1月以降に住民避難訓練を実施する方向で県と調整していることが分かった。他国の武力攻撃に備える国民保護計画の訓練は昨年度、与那国町と那覇市で実施されているが、石垣市では初めて。市防災危機管理課は「国際情勢が不安定な中、国境の島として、さまざまな状況を想定する必要がある」(具志堅広一課長)と話す。 2023/05/11
社会 黒糖の消費拡大PR 中国から製造法伝来し400年 ことしは1623年に琉球王国の政治家、儀間真常が中国に黒糖の製造方法を学ばせて400年となる記念の年。10日の「黒糖の日」を前に9日、県黒砂糖協同組合(西村憲代表理事)と県黒糖使用事業者4社が県庁に玉城デニー知事を訪れ、黒糖の消費拡大をPRした。 黒糖は県内各地や奄美諸島などでも製糖されているが「沖縄黒糖」の生産は多良間島など8島に限定されている。訪問した事業者は黒糖を用いた自社製品を紹介した… 2023/05/10
社会 8月20日に「ぱいぬ島まつり」 竹富町、8年ぶり一大イベント 竹富町の島々から町民が一堂に集う「10回ぱいぬ島まつり」が8月20日、西表島大原の竹富町離島振興総合センターで開催される。4年に1回のまつりだが、前回大会は台風の影響で中止となり、8年ぶりの開催となる。9日、町役場で同実行委員会(委員長・前泊正人町長)が開かれ、前泊町長は「8年ぶりの開催を何としても成功させたい。豊かなアイデアや幅広い知見をいただきたい」と意気込んだ。 2023/05/10
社会 石垣でも地球温暖化が明瞭 100年で1.3度上昇 真夏日、熱帯夜も増加 地球温暖化が危惧されるなか、石垣島でも温暖化傾向が鮮明になってきた。平均気温が上昇、真夏日や熱帯夜の日数も増えている。さらに温暖化が進めば猛暑日が増えることも予想される。対策は、温暖化の要因となる二酸化炭素の排出抑制。夏本番を前に節電の心掛けが求められている。 2023/05/09
社会 新規採用職員「飛び込み営業」 市民の要望や不満聞く 石垣市 石垣市役所の新規採用職員が8日、研修の一環として地域住民を訪問し、市への要望などを聞く「飛び込み営業」を行った。市民の声を市政に反映させようと中山義隆市長の指示で毎年行われてきたもので、最近は新型コロナウイルス禍で訪問を自粛していたが、4年ぶりに再開された。 2023/05/09
社会 新型コロナが5類移行 八重山では2万2千人感染 疫病との闘いに区切り 新型コロナウイルス感染症の位置付けが8日、「2類相当」から「5類感染症」に移行した。これに伴い、八重山保健所による管内の感染者数発表は8日で終了するが、2日現在では2万2160人となっている。八重山で初の感染確認から3年。医療体制の脆弱な離島で住民生活に甚大な影響を与えた疫病との闘いは、大きな区切りを迎えた。 八重山で初の感染者が確認されたのは2020年4月13日。石垣市の2人で、離島では初の感染… 2023/05/08
社会 鳩間音楽祭に600人 人口60人の島に活気 「第26回鳩間島音楽祭」(同実行委員会)が4日、鳩間島コミュニティセンター前の野外ステージで4年ぶりに開催された。八重山出身の東里梨生(元やなわらばー)や金城弘美などのアーティストら8組が出演し、郡内外から訪れた約600人(主催者発表)とともに音楽祭を盛り上げた。青い空と海、白い雲と砂浜に囲まれた人口約60人の島はこの日、八重山の歌と踊りと人々の活気で満たされた。 2023/05/07
社会 小浜島で生コン供給停止 公共工事遅延の影響も 竹富町小浜島の小浜島生コンクリート工場が老朽化により3月末で閉鎖されたため、島内での生コン供給が停止し、波紋が広がっている。島内で行われている公共工事が止まるなどの影響も出始めた。生コンの供給を巡り、前泊正人竹富町長、屋宜靖商工会長、長濵康小浜公民館長は1日、石垣島生コンクリート協同組合を訪れ、協力を要請しているが、有効な打開策は浮上しておらず、住民の不安が高まっている。 小浜島では丸尾建設㈱(丸… 2023/05/04