社会 尖閣「上陸する必要ある」 中国の侵入常態化で市長 石垣市の中山義隆市長は17日の一般質問で、尖閣諸島周辺海域で中国艦船の領海侵入が常態化している問題について「決して許されることではない」と非難。 「国に対して領土領海を守るようお願いすると同時に市が上陸を行い、国際社会に我が国の領土であると明確に示す必要がある」と訴えた。 市は尖閣諸島の字名変更に伴い、各島に標柱を設置するための上陸を国に申請したが、国は不許可とした経緯がある。 尖閣諸島問題は市議… 2022/06/18
社会 市の霊柩車廃止に波紋 葬祭業者から現状維持要望も 石垣市は開会中の市議会6月定例会に、市が所有する霊柩車の運営を廃止する条例改正案を上程したが、市内の葬祭業者からは、現状維持を求める声が上がっている。市内の葬祭業者が霊柩車を運営した場合、使用料の大幅な値上げが避けられないためだ。14日の市議会一般質問で天久朝市・市民保健部長は「霊柩車を運航する新規事業者の有無を確認し、新たな方策を検討したい」と述べ、今後の対応について直接的な言及は避けた。 2022/06/15
社会 玉城知事、再選出馬表明 自民は佐喜真氏擁立 県知事選 任期満了に伴う県知事選挙(8月25日告示、9月11日投開票)に向けて、現職の玉城デニー氏(62)は11日、那覇市内のホテルで会見し、2期目に向けて出馬を正式に表明した。玉城氏は「離島に住んでいても生活環境がしっかり支えられる安全安心を創る。県知事として、あらゆる課題の解決に挑戦し、ぶれずひたむきに県民の暮らしと笑顔、県政発展のために、全身全霊で取り組むことを誓う」と決意を示した。 2022/06/12
社会 八重山産新米の販売開始 JA「日本一早い」需要回復期待 今年度産新米の販売が9日、JAファーマーズマーケット「ゆらてぃく市場」で始まった。JAによると日本一早い新米販売。石垣島と西表島で収穫された「ひとめぼれ」が店頭に並んだ。同店では、同日から19日まで新米フェアを開催し、豪華景品が当たる抽選会を行う。 2022/06/10
社会 海洋調査船がEEZ離れる 観測機器回収 第十一管区海上保安本部によると、石垣島北方の日本の排他的経済水域(EEZ)で海洋調査と見られる活動を行っていた中国海洋調査船「東方紅3」は7日午後零時半ごろ、観測機器のようなものを海中から回収し、北へ向かって航行を開始。 8日午前3時25分ごろ、日中の地理的中間線を中国側へ通過した。 「東方紅3」は日本政府の抗議や海保の中止要求を無視し、4日から4日連続で観測機器のようなものを海中に投入していた。 2022/06/09
社会 安全は急がず焦らず怠らず 大里建設、サンシャイン表彰 3年ぶり八重山地区大会 7月1日から全国安全週間が展開されるのを前に、第30回八重山地区安全大会(主催・県労働基準協会八重山支部など)が8日、石垣市民会館中ホールで開かれた。同週間のスローガン「安全は急がず焦らず怠らず」のもと、労災防止の基本ルールを実行し「安全・安心なゼロ災職場をつくる」とする大会宣言を行った。 2022/06/09
社会 「困窮者を支援したい」 県商工会女連会長に浦内氏 きょう就任祝賀会 沖縄県商工会女性部連合会の会長にこのほど、石垣市在住の浦内由美子氏(57)が選任された。先島地区からは初の選出となる。「離島の人々のためにも、精いっぱい会長の職を全うする」と話し、任期に向け意欲を見せている。 浦内氏は八重山高校を経て、東京の短大を卒業し21歳の時に島に戻り、父・大浜寛祥さんが社長の㈱石垣エスエスグループに就職。20年前、36歳になった頃に市商工会女性部に加入した。その後、市女性部… 2022/06/05
社会 沖国大創立時の「難産」語る 大濱信泉氏の音声新発見 石垣市出身の法学者で、元早稲田大学総長の大濱信泉氏(1981~76)が73、74年に開かれた沖縄国際大学の式典に出席した際の音声と写真が新たに発見された。音声では、72年に既存の大学2校が統合して同大が誕生した際、仲介役として奔走した経緯を振り返り「(自分は)産婆役だった)「流産させようと思ったこともあった」などと語っている。3日、前津榮健学長が石垣市教育委員会を訪れ、音声と写真のデータを﨑山晃… 2022/06/04
社会 ヤシの実50個を投流 3年ぶり田原市から参加も 島崎藤村の詩「椰子の実」にちなみ、石垣島沖から黒潮の海流に乗せてヤシの実を流す「愛のココナッツメッセージ・パート35やしの実投流」(主催・渥美半島観光ビューロー)が2日午後、石垣島沖で行われた。新型コロナの影響でこの2年間は縮小開催となっていたが、3年ぶりに詩の舞台とされる愛知県田原市から14人が来島し、八重山住民と共にヤシの実を投流した。 2022/06/03
社会 「大切な水」理解深めて パネル展や施設見学会も 水道週間 「大切な水と一緒に暮らす日々」をスローガンに、水道に対する住民の理解を深めようと第64回水道週間が1日からスタートした。石垣市水道部(比屋根悟部長)は水道週間開始式を浜崎町の水道部庁舎前で開き、職員や水道関連事業者が参加した。7日までの期間中、全国一斉に水道関連のイベントが行われる。 2022/06/02
社会 町民の声、町長に「直行」 オンライン意見箱運用開始 竹富町 竹富町は1日、公式LINE(ライン)上で、町政に関する町民の声を直接、前泊正人町長に届ける「町長直行!オンライン意見箱」の運用を開始する。寄せられた意見は前泊町長のみ閲覧でき、必要があれば町長が各課に対応を指示する。LINEが使えない高齢者などのために、各島に意見箱を設置する準備も進める。前泊町長は「町民と役場が一体となって協働のまちづくりを進めたい。町民の声を聞くことが大事だ」と期待した。 2022/06/01
社会 新会長に大屋記子氏 八重山女性の翼が総会 八重山女性の翼の会は28日、市内ホテルで2022年度定期総会を開いた。役員改選で新会長に大屋記子氏(29期)が就任。大屋会長は「新役員一同、舵を取りながら皆さまの協力のもと、楽しい活動ができることを期待し、コロナ禍ではあるがひとつづつできることから丁寧にやっていきたい」と抱負を語った。 2022/05/29
社会 町民運動会6年ぶり開催 「やまねこ」は3年ぶり 竹富町体育協会が総会 竹富町体育協会(会長・前泊正人町長)が24日、町役場で開かれ、同協会主催の第37回町球技大会、第20回町民運動会、第28回やまねこマラソン大会を6月~来年2月にかけて開催する方針を承認した。3大会は前回、新型コロナウイルス禍で中止や延期となっており、球技大会とやまねこマラソンは3年ぶり、町民運動会は6年ぶりの開催となる。 2022/05/25
社会 6月26日に凧揚げ大会 3年ぶり、前夜祭や展示会も 石垣市 石垣島凧(たこ)あげ大会実行委員会(中山義隆会長)の2022年度総会が23日、石垣市役所庁議室で開かれ、今年は同大会を6月26日に南ぬ島町人工ビーチで開催することが決まった。コロナ禍での2度の中止をはさみ、3年ぶりの開催となる。 2022/05/24
社会 SDGsの理念、障害者施策に 県が第5次基本計画策定 県は今年度から10年間の障害者施策を示す第5次障害者基本計画をこのほど策定した。「誰一人取り残さない」というSDGs(国連が掲げる持続可能な開発目標)の理念を推進。施策の基本方向として➀共生社会の構築➁自立・社会参加の拡大➂保健・医療・福祉サービスの充実―を掲げた。 2022/05/22
社会 「建設業発展に必要な施策」 県にアクセス道早期開通など要請 県建設業協会八重山支部(米盛博明支部長)は20日、八重山の建設業発展に必要な施策として、石垣空港線(新空港アクセス道路)の早期全面開通など6項目を県に要請した。 2022/05/21
社会 船賃軽減、97%「継続を」 一括交付金事業を評価 竹富町アンケート 竹富町が一括交付金を活用し、石垣島と各離島を結ぶ旅客船の船賃を軽減している事業について、町民アンケートで97%が「継続を希望する」と回答したことが分かった。65・4%が「船賃にかかる負担は軽減されている」と事業を評価した。町政策推進課は「住民に必要とされていないと判断されれば一括交付金は削減されるが、船賃の負担軽減は町民のニーズが大きい」と指摘。船賃の負担軽減を永続的な制度として国、県に要望してい… 2022/05/20
社会 テレワーク施設開所へ 来島者や住民の仕事場に 登野城「チャレンジ」 来島者や地域住民が仕事場として気軽に利用できるテレワーク施設「チャレンジ」が27日、石垣市登野城でオープンする。株式会社カヤックゼロ(本社石垣市大浜、柳澤大輔代表取締役)が国、市の支援を受けて整備。島にいながら都会と同様に働ける環境づくりを進め、将来的な企業誘致や移住促進を目指す。 2022/05/19
社会 製糖工場の宿泊施設完成 町が整備「安定的な操業を」 小浜島 竹富町小浜地域活性化宿泊施設「とぅまーる」の竣工式が17日、同施設で開かれ、事業関係者ら約20人で完成を祝った。同施設は竹富町小浜製糖工場宿舎等整備事業で整備。年明けの製糖時期に合わせて稼働する。製糖時期以外は公民館行事や地域のイベントなど、地域活性化につながる施設としても活用が期待されている。 2022/05/18
社会 宿泊施設「ツマベニ」オープン 町役場に併設、町民は割安料金 竹富町 石垣市の竹富町役場に併設された簡易宿泊施設「ツマベニ」が16日オープンした。町民は割安料金で利用でき、町の離島から石垣市を訪れる町民の経済的負担軽減につながると期待されている。 2022/05/17