社会 養殖場や港に軽石漂着 現時点で被害確認されず 八重山 八重山諸島で29日、軽石の漂着が相次いで確認された。石垣市のヤイトハタ養殖場と石垣港には同日、まとまった量の軽石が入り込み、海面の一部が茶色に染まった。竹富町によると竹富南航路と西表島、竹富島、黒島の海岸、港でも軽石が見つかった。いずれも現時点では住民生活に被害を及ぼす量ではない。市、町など関係機関は軽石が今後、大量に漂着する可能性も想定し、警戒を強めている。 2021/11/30
社会 さらなる友情と絆誓う 竹婦連が結成50周年式典 竹富町婦人連合会(宇根和子会長、会員286人)は結成50周年を記念して27日、西表島大原小学校で記念式典と第37回婦人大会を開いた。会員らはこれまでの歴史と先人たちの功績に感謝し、互いにさらなる絆を深めると誓った。 各島々から集まった約160人の会員と多くの来賓に宇根会長は「島々の女性たちは半世紀にわたり友情の絆を深め、学びの場を展開してきた。人と人とが寄り添ってこそ豊かな社会が構築される。今日改… 2021/11/28
社会 石垣港 国内最大級の巡視船配備 尖閣警備、災害対応で活躍 ヘリコプター搭載型巡視船「あさづき」が12日付で第十一管区海上保安本部に配属され、26日午前、石垣港に初入港した。海上保安庁が所有する最大規模の巡視船で、総トン数6500㌧、長さ150㍍、幅17㍍、ヘリコプター最大2機が搭載可能。石垣市の行政区域である尖閣諸島の警備強化や、大規模災害での活躍が期待される。 午前11時ごろ、乗組員64人を乗せて石垣港に着港。乗組員は港で出迎える保安官と互いに敬礼… 2021/11/27
社会 知事「訓練押し付け理不尽」 落下事故受け、日米両政府に抗議 23日夜に米軍普天間飛行場所属の輸送機MV22オスプレイから水筒が落下した事故を受け、玉城デニー知事は24日、県庁で報道陣の取材に応じ「米軍の安全管理体制に強い疑問を抱く。宜野湾市と連携し日米両政府に抗議したい」と述べた。 報道陣から台湾有事に備えた訓練が事故発生につながった可能性を問われ「訓練と事故は相関関係があると思う」と肯定。「有事を想定した訓練だけを押し付けられるのは、非常に理不尽だ」… 2021/11/25
社会 提携20周年祝う 新庁舎にモニュメント設置 石垣市―上板町 サトウキビ栽培の開墾を機に交流を深めてきた石垣市と徳島県上板町が昨年、ゆかりのまち提携から20周年を迎えた。24日、上板町が市に寄贈したモニュメントを披露する記念式典が石垣市新庁舎で開かれ、中山義隆市長と松田卓男町長が今後のさらなる連携を誓った。 2021/11/25
社会 軽石 石垣に12月漂着か 対策協設置、今後の動向注視 小笠原諸島の海底噴火で発生した大量の軽石が県内各地に漂着している問題で、海洋研究開発機構(神奈川県)は23日までに八重山日報の取材に応じ、軽石が12月に石垣島に漂着するとの予測を明らかにした。風の影響が強い場合、早ければ12月1日か2日ごろ、石垣島東海岸へ漂着する可能性があるという。石垣市など関係機関は軽石対策協議会(仮称)を設置しており、今後の動向を注視している。 2021/11/24
社会 「長寿者は宝」市が祝う 茶寿、カジマヤーなど354人 市民の長寿を祝福する「~まりどぅしぬよい~石垣市生年祝式典」(主催・市)が23日午後、市民会館大ホールで開かれ、中山義隆市長が長寿者一人ひとりに頌状と記念品を贈呈した。生年祝いの対象は108歳の茶寿が1人、97歳のカジマヤー(マンタラー)は59人、85歳は294人の計354人。 2021/11/24
社会 官民共同で住居整備 西表島、定住促進でお披露目 竹富町 民間資金を活用した浦内地区=竹富町上原=の住居整備に関わる民間住宅「JACACON(ジャカコン)浦内」の完成お披露目式が21日午後、浦内地区で開かれた。関係者や地域の住民が集って完成を祝い、テープカット式後は内覧会も行われた。 同住宅は移住者促進住宅整備事業として竹富町、株式会社ジャカコン西日本(上運天賢勇代表取締役社長)、浦内公民館(前津芳生館長)が3者協定を締結し、コンテナを取り扱う同社が… 2021/11/23
社会 自衛艦、輸送訓練で入港 トラック搭載し与那国へ 石垣港 防衛省統合幕僚監部(統幕)は19日午後1時ごろ、同日から始まった自衛隊統合演習(実動演習)の一環で、石垣港に輸送艇1隻を寄港させ、トラック1台を与那国島に輸送する統合後方補給訓練(部隊輸送訓練)を行った。民間港を利用した同演習は県内初。 トラックは午後3時半から約30分かけて運び込まれた。作業に取り組んだ自衛隊員は30人程度と見られ、輸送艇は午後5時20分ごろ、与那国島に向けて出港した。石垣島… 2021/11/20
社会 事業提案、来月受け付け 旧庁舎跡地に商業施設 石垣市 石垣市は、美崎町にある旧庁舎の跡地に商業施設を誘致するため、12月20日から5日間、事業提案書を受け付ける。市都市建設課によると、現時点で複数の企業が関心を示しており、水面下で意見交換も始まっている。事業者選定委員会(委員長・川満誠一副市長)は来年2月、応募企業からプレゼンを受け、同3月に事業者を決定する予定。商業施設の誘致で、庁舎移転後の美崎町に「にぎわい」を取り戻せるか関心を集めそうだ。 2021/11/18
社会 「いいイモの日」で無料配布 協議会、販路拡大へPR 11月16日の「いいイモ」の日にちなみ、石垣市甘しょ産地協議会は16日、市役所で冷凍した沖夢紫(おきゆめむらさき)の焼芋パック約1000個と請福酒造有限会社(漢那憲隆代表取締役社長)の甘しょと黒糖で作られた琉球スピリッツ「IMUGE・(イムゲー)」660個を無料配布し、「芋」の地産地消や消費拡大をPRした。 午前10時からセレモニーが行われ、石垣市甘しょ生産組合の石垣英邦会長は「お芋の味が一番… 2021/11/17
社会 中山氏、4選出馬前向き 維新の会要請「無二の存在」石垣市長選 来年2月27日の石垣市長選で、経済人有志でつくる「八重山維新の会」の森田安高会長ら18人が15日、市役所を訪れ、現職、中山義隆氏(54)に対し「唯一無二の存在」と4選出馬を要請した。中山氏は「後援会にも相談して決めないといけない。しっかりと受け止め、ご期待をいい方向で生かせるよう頑張りたい」と前向きな姿勢を示した。 同会は中山氏に提出した要望書で、現市政の子育て支援、地域振興、新型コロナウイル… 2021/11/16
社会 郷土色豊かに祝う 石垣市の新庁舎完成 市民サービス向上に決意 石垣市の新庁舎落成式が12日、完成したばかりの新庁舎で開かれ、伝統的な獅子による厄払いや婦人会の踊りなど、郷土色豊かなイベントが繰り広げられた。中山義隆市長は「建物に新たな魂を注ぎこまないといけない。きめ細やかな市民サービスと効率的な行政運営に、職員と一丸となって取り組む」と決意表明した。 2021/11/13
社会 「広く明るい」市役所に 赤瓦屋根、市民広場新設 きょう落成式、市民内覧会も 石垣市役所が「広く明るい」建物に生まれ変わる。市は12日午前10時から、新庁舎落成式を開催する。石垣島の伝統的な風景に配慮し、赤瓦の屋根が幾層にも重なる特徴的な外観。1階の入口部分には、開放感がある吹き抜けの空間「市民広場」が配置されている。現庁舎に比べ敷地面積は約3倍、延べ床面積は約2倍。市民向けに午後2時から内覧会を予定している。 落成式に先立ちオープニングセレモニーが開かれ、市出身の書家・茅… 2021/11/12
社会 12日に新庁舎落成式 引っ越し作業週末ピーク 業務開始は15日 石垣市 石垣市の新庁舎落成式を12日に控え、現庁舎では引っ越し作業が進んでいる。大きな荷物は委託業者が搬送しているが、職員も身の回りの備品などを自ら新庁舎に運び入れている。業務の合い間を見ながらの作業で、市契約管財課は「落成式を終え、15日に開庁するまでの週末が作業のピークになるだろう」と見ている。 現庁舎では、各課の職員が書類などの荷物をまとめ、段ボール箱に入れて移動する作業を続けている。現庁舎での業務… 2021/11/10
社会 リアルとデジタル融合 石垣島まつり、うたの日とコラボ 第57回石垣島まつり2021(主催・同実行委員会)が6日、石垣市内で開催された。恒例の凧あげのほか、ことしは石垣市のシンボルとして、祭りの会場にもなっていた石垣市役所が移転のため、現庁舎にプロジェクターで映像を投影する屋外プロジェクション企画も行われた。昨年に続き、市民大パレードや新栄公園でのステージイベントなどは新型コロナウイルスの影響で実施されず、石垣市出身の3人組バンド・BEGINのうたの日… 2021/11/07
社会 民謡学ぶモニターツアー 県外在住者から参加者公募 YVB 一般社団法人八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)は5日、県外在住者を対象に「八重山民謡を習得して八重山とつながろう」をテーマにした6泊7日のモニターツアー参加者を公募する、と発表した。八重山各地を訪れながら、プロの歌手に三線を学ぶ旅になる。 モニターツアーは日本トランスオーシャン航空(JTA)が事業主体となり、JALJTAサービスが主催、YVBが企画した。新たな沖縄観光… 2021/11/06
社会 与那国と台湾 太古は陸続きか 近隣種の新種ミミズ確認 与那国島に生息する大型ミミズが、DNA解析の結果や形態的特徴から、台湾北部のタイワンオオミミズに最も近縁な新種であることが、太田英利・兵庫県立大自然・環境科学研究所教授らの研究で分かった。太田教授らは、250万年~500万年前、台湾と与那国島が陸続きだったことを示す有力な証拠になると指摘している。 与那国島のヘビを研究している太田教授は、ヘビが捕食するミミズにも関心を抱き、2013年、町教育委… 2021/11/05
社会 市長選の候補者公募へ 市政交代「人材掘り起こす」 市民の会 来年2月27日の石垣市長選で市政交代を目指す「『チェンジ市政』石垣市民の会」(共同代表・渡久山修、嶺井善、江川三津恵、白玉敬子)は3日までに、市民から候補者を公募する方針を決めた。現在、候補者選考委員会を設置して人選を進めているが「自薦、他薦も含めて広く人材を掘り起こす必要がある」(渡久山共同代表)との認識に達したという。石垣市長選で候補者公募が行われるのは初めて。 2021/11/04
社会 秋の叙勲 八重山から2氏 政府は3日付で、秋の叙勲の受章者を発表した。八重山地区からは現保護司の谷口隆信氏(72)=石垣市大川=が更生保護功労、元公立中学校長の村田栄正氏(84)=石垣市石垣=が教育功労で瑞宝双光章を受章する。県内の受章者は40人。 更生保護功労・瑞宝双光章 谷口隆信氏(72) 石垣市大川の浄土真宗本願寺派誓願寺の一代目住職。今年で41年目の現役保護司でもある。 石垣小、同中出身。沖縄本島の電気専門学… 2021/11/03