季節 美しい黄昏時 きょう立冬 きょう7日は立冬。二十四節気の一つで、冬の始まりという意味で、朝夕冷え込み、日中の日差しも弱まってくるころとされる。 八重山地方はこのところ高気圧に覆われて晴れた汗ばむ陽気が続いている。6日は与那国で最高気温が28・5度まで上昇。他の観測地点でも27~28度と10月中旬~10月下旬並みの夏日となった。立冬前後のこういう暑さを八重山では「小夏日和」と呼んでおり、向こう1週間も秋晴れの暑い日となり… 2018/11/07
季節 秋、深まる きょう霜降 西表で最低気温20度 きょう23日は霜降(そうこう)。二十四節気の一つで、秋が一段と深まり、朝霜が見られるころという意味で、朝晩の冷え込みが厳しくなるころとされる。 「秋の日はつるべ落とし」というが、日脚もぐんと短くなった。石垣のきょうの日の入りは午後6時11分。7時前には辺りはもう真っ暗だ。朝晩はひんやりとして、エアコンを使わない日が多くなった。 22日の最高気温は各地とも10月下旬から11月中旬並みの26度~… 2018/10/23
季節 クロハラアジサシ飛来 旅鳥、石垣で羽休める 秋に向かう沖縄。12日、石垣島平田原の水田でクロハラアジサシが飛来しているのが見られた。 クロハラアジサシはチドリ目カモメ科の野鳥で、旅鳥として日本全国に飛来する。 春や秋の渡りの時期には、八重山で見られることも多く、水田などの淡水域で休んでいるものや、海岸で飛び交うものなど、夏に飛来する夏鳥のアジサシ類(コアジサシ、エリグロアジサシなど)とは違うタイミングで島に現れることで、愛鳥家の間では… 2018/10/14
季節 あす寒露、トックリキワタ咲く 八重山 秋へ向かう あす8日は二十四節気の一つ寒露。晩夏から初秋にかけて野草に冷たい露が宿るという意味で、本格的な秋の始まりとされる。 相次ぐ台風の通過とともに気温も下降。朝夕はずいぶん涼しくなった。 石垣島地方気象台によると、6日は石垣市伊原間でこの秋最も低い22.5度を観測したのをはじめ、盛山22.8度、大原22.9度、西表23.4度、登野城で23.6度を記録するなど10月中旬から下旬並みの気温に。最高気温… 2018/10/07
季節 本土の「秋の香り」に触れる 保育園にイガ栗など贈呈 伊原間たいらファミリー(平良正吉代表)は3日午後、交流のある埼玉県白岡市新白岡駒形地区の濵田久雄さんの「濱田農園」から届いたイガ栗、イチョウの葉、モミジの葉を社会福祉法人山原福祉会認可保育園ひまわりっこ保育園(大工盛賢理事長)の園児ら69人にプレゼントした。 たいらファミリーは石垣島のパインやサンゴ、ハイビスカスを白岡市に送っており、これに対する返礼として送られてきた。平良八重子さんによると毎… 2018/10/04
季節 玉代勢秀尚さん(字石垣)が最優秀 優秀賞は東さん、平良さん とぅばらーま大会 2018年度(第72回)とぅばらーま大会が22日夜、市民会館大ホールで開かれ、歌唱の部最優秀賞に字石垣の玉代勢秀尚さん(35)が輝いた。優秀賞は宮良の東政太朗さん(26)と西表上原の平良昌裕さん(68)だった。同夜は晴天に恵まれ十三夜の月も顔を出したものの、時おり強いスコールがあることから市民会館での開催となった。 歌唱の部には、予備審査で選ばれた22人に関西郷友会代表を加えた23人が参加。10… 2018/09/23
季節 きょう秋分 センダンは実が鈴なりに きょう23日は秋分。二十四節気の一つで、秋の彼岸の中日に当たる。太陽が真東から昇り、真西に沈み、昼と夜の長さがほぼ同じになる。また、この日を境に北半球では昼が次第に短く、夜が長くなっていく。 日中の残暑はまだ厳しいが、自然界では秋の気配が日一日と濃くなっている。 バンナ公園では、ススキのほか、イネ科の野草が穂を開き、トンボが群舞するなど、秋の到来を実感させる。 植物たちも秋の装いに変わりつ… 2018/09/23
季節 アカハラダカ飛来 バンナ公園上空に舞う 12日午前9時16分、県営バンナ公園Bゾーン上空にアカハラダカ2羽が飛行しているのが見られた=写真。アカハラダカはタカ目タカ科の野鳥で、ウスリー南部・中国北東部・朝鮮半島で繁殖し、中国南東部・東南アジアで越冬する。 日本には旅鳥として春秋に通過。秋は、中国北東部・朝鮮半島から真南に飛び、九州・長崎の烏帽子岳を経由して、その後西側の大陸に向かうものと、そのまま真南に沖縄本島・宮古島を経て、八重山… 2018/09/13
季節 自然界では秋の気配 二十四節気白露 きょう8日は二十四節気の一つ白露。草木の葉に白い露が結ぶという意味で、秋の到来が感じられるころとされる。 また、台風の通過とともに、気温が次第に下降、北よりの秋風が吹き、さわやかな秋晴れが続く時季となる。 自然界ではススキやチガヤの穂が開き始め、秋の気配も。宮古島の南海上にある熱帯低気圧は時速20㌔で北西へ進んでおり、台風に発達しない見込み。 2018/09/08
季節 躍動感あふれる演舞 沖縄全島エイサー閉幕 第63回沖縄全島エイサーまつり(主催・同実行委員会)が2日、最終日を迎え、沖縄市のコザ運動公園陸上競技場で行われた本祭に市内外の16団体が出演した。 特徴的な琉球音階やリズムを奏でる歌、三線の音色にのせ力強く響き渡る太鼓の音や優美かつダイナミックな大演舞や囃子が観客を魅了した。まつり期間中の3日間で、延べ34万人(主催者発表)が訪れた。 2018/09/03
季節 夜を徹してニンブチャー 小浜島の旧盆行事 旧盆期間中、小浜島では夜を徹して家々を回り、先祖供養や現世の健康を祈願する独特の旧盆行事が行われた。26日早朝には、それまで別々に行動してきた南組、北組が一堂に会する仲道の儀式があり、全員そろっての盛大な踊りで旧盆を終えた。 小浜島の盆行事は結願祭、種子取祭とともに国の重要無形民俗文化財に指定されている。 送り日25日は夕方から先祖供養のための念仏踊りが始まり、南、北の2組に分かれて家々を回… 2018/08/27
季節 家族そろって精霊迎え にぎやかにアンガマ問答 旧盆初日 旧盆初日(ンカイ)の23日、仏壇のある家々では玄関で稲わらを燃やし、色とりどりのお供え物で先祖の霊を迎え入れた。石垣市内では伝統行事のアンガマも行われ、あの世から来たウシュマイ(爺)とンミー(婆)がファーマー(子孫)を引き連れ、歌や踊りを繰り広げた。アンガマの巡回先には親族や地域住民、観光客らが集まり、ユーモアある珍問答に聞き入った。 このうち字新川の箕底用栄さん宅では、午後4時ころに先祖の霊… 2018/08/24
季節 賑やかに大原まつり 豊穣と集落繁栄を祈願 西表大原で11日夕、第40回大原まつり(主催・同公民館)が開かれ、新城島に伝わる伝統芸能や打ち上げ花火、ゲストライブなどを多くの住民や観光客らが楽しんだ。 同集落は新城島を中心とした移民により開拓されたことから、まつりは親村である新城島の伝統芸能継承と、地域住民の融和を目的に毎年8月上旬に実施されている。 第一部は午後5時、集落内の道踊りでスタート。ミルクや旗頭が集落内を練り歩き、大原神社で… 2018/08/12
季節 星まつり開幕、19日まで 「星空保護区」認定後初 市内各地で関連イベント 国際ダークスカイ協会から今年3月に国内初の「星空保護区」と認定されて初めての開催となる、南の島の星まつり(同実行委員会主催・事務局石垣市観光文化課)が11日から石垣市内で始まった。19日まで。 期間中、石垣天文台で天体観望会や4D2Uシアターが開かれる。12日にVERA観測所特別公開、14、15日に石垣島気象台で夜の気象台見学会が開かれる。18日は、メインイベントのライトダウン星空観望会&夕涼… 2018/08/12
季節 きょう立秋 日差しはまだ夏本番 きょう7日は立秋。二十四節気の一つで、朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つころとされる。しかし、それは暦の上のことで、日中はまだ残暑が厳しく、最高気温が30度以上の日は9月まで続く。 6日も太平洋高気圧に覆われ、朝から強い日差しが容赦なく照りつけ、同日午後1時までに竹富町波照間で34・1度、石垣市登野城で33・8度を観測するなど、各地とも31度を超す猛暑となった。 石垣市の真栄里ビーチでは、夏休… 2018/08/07
季節 勇壮に棒術披露 与那国祖納で豊年祭 豊年祭シーズンの最後を飾る、与那国島祖納豊年祭(主催・祖納自治公民館連絡協議会)が5日、十山御嶽で開かれ、東・西・嶋仲の各公民館による棒術や太鼓、与那国島独特のドゥンタなどを住民たちが楽しんだ。今年は西暦偶数年のため、大綱引きは行われなかった。 行事は早朝の祈願でスタート。午前9時からは恒例のみこしパレードが行われ、集落内を練り歩いた。 祝賀会は午後2時からは十山御嶽で始まり、外間守吉与那国… 2018/08/06
季節 「くばはとぅ」電線で巣作り 与那国のリュウキュウキジバト 【与那国】島で「くばはとぅ」と呼ばれるリュウキュウキジバト(ハト科キジバト属)がこのほど、久部良集落にある電話線上で、巣作りをし抱卵する様子がみられた=写真。 偶然目にした工事関係者は「電話線のカバーの中に鳥が卵を産むことはよくあるが、これは稀なケース」と話す。 くばはとぅを発見したのは、巣の近くのガソリンスタンドに勤務する仲嶺成八さん。仲嶺さんは毎日現れる2匹のくばはとぅを不思議に思い「ま… 2018/08/03
季節 勇壮にツナヌミン 住民ら五穀豊穣を祈願 綱が切れる大珍事も 四カ字豊年祭ムラプール 八重山の夏を彩る風物詩、四カ字豊年祭のムラプールが7月31日午後、真乙姥嶽周辺で開かれ、住民らが来夏世の五穀豊穣を祈願した。会場には11団体15本の旗頭が舞い、太鼓や巻き踊りなどの芸能が次々と奉納された。クライマックスの大綱引きでは、一度結び合わされた綱が競技中に途切れる珍事があり、そのまま引き分けとなった。 真乙姥嶽には午後2時ごろから各団体の旗頭が集まり始め、午後3時半、新川の長老らがヤー… 2018/08/01
季節 厳かにオンプール 各字で多彩な芸能披露 四カ字豊年祭 八重山に伝わる最大の伝統行事、四カ字豊年祭のオンプールが30日、市内各所で執り行われ、地域住民らが今年の豊作を感謝し来夏世の五穀豊穣を祈願した。多量生産など優良農家の表彰も行われた。 このうち登野城字会(玉城学会長)は、午前10時からフバナアギの儀式を米為御嶽で挙行。稲作伝来の地とされる同御嶽に、雉牡丹、オオゴチョウの旗頭が奉納され、神酒を酌み交わすミシャグパーシィの儀式などが行われた。 ミ… 2018/07/31
季節 盛大に巻き踊り 伊原間で豊年祭 伊原間豊年祭が29日、同公民館で開かれ、旗頭を中心とした巻き踊りや子ども御輿、神酒を授けるウフミシャグの儀式など、独特の奉納で今年一年の豊作を祝い来夏世の豊穣を祈願した。 伊原間御嶽での祈願に続き、ムラプールの行事は午後6時半にスタート。同公民館の前上里徹館長は「豊年祭には時代と共に変わるものと変わらないものがあるが、どちらも必要があってのこと。先輩たちの声を聞きながら、行事を次世代に受け継い… 2018/07/30