観光 しらほサンゴ村が新体制に 公民館運営、来月まで一般公開 白保公民館(池間孝夫館長)が運営するWWFサンゴ礁保護研究センター「しらほサンゴ村」(石垣市白保)が1日、9カ月ぶりに一般公開を再開した。来年1月末まで、来場者の意見を集うなどして運営体制を検討していく。 白保公民館はことし3月、公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWF)から同施設の譲渡を受けた。先月までの準備期間中はWWFの特別展や日曜市などを開催していたが、一般公開するのは9カ月ぶり。… 2021/12/02
観光 顔認証でPCR陰性確認 空港などで実証実験開始 石垣市 石垣市は20日、JAL(日本航空株式会社)、NEC(日本電気株式会社)と連携し、来島者が新型コロナウイルスのPCR検査陰性であることを顔認証で確認する実証実験を新石垣空港などで開始した。顔認証を受けた来島者は、市が発行している「石垣市あんしん島旅プレミアムパスポート」の提供を受けることができる。実証実験は来年の1月末まで。 顔認証の対象者は、JALが国内線搭乗予定者を対象に提供している自宅でPCR… 2021/11/21
観光 民謡学ぶモニターツアー 県外在住者から参加者公募 YVB 一般社団法人八重山ビジターズビューロー(YVB、会長・中山義隆石垣市長)は5日、県外在住者を対象に「八重山民謡を習得して八重山とつながろう」をテーマにした6泊7日のモニターツアー参加者を公募する、と発表した。八重山各地を訪れながら、プロの歌手に三線を学ぶ旅になる。 モニターツアーは日本トランスオーシャン航空(JTA)が事業主体となり、JALJTAサービスが主催、YVBが企画した。新たな沖縄観光… 2021/11/06
観光 船賃、ガソリン値上がり 原油高騰 住民生活にも影響 コロナ禍からの世界的な経済回復に伴う原油加価格の高騰により、八重山でもガソリンの価格が上昇し、住民生活に影響が出始めている。ユーグレナ石垣港離島ターミナルを発着する離島航路で旅客船を運航している2社は11月1日から運賃を値上げすると発表した。市内のガソリンスタンドでは26日時点で1㍑189円の高値をつける店舗も出始めた。市民からは「感染状況が落ち着いてきた矢先に、価格が上がるのは困る」と不安視す… 2021/10/27
観光 AIが町政、観光情報提供 チャットボット運用開始 竹富町 竹富町は、ホームページ上でAI(人工知能)が町民や観光客などの問い合わせに答え、町政や観光に関する情報を提供する「AIチャットボット」の運用を開始した。町は新型コロナウイルス禍の中、感染リスクを恐れる人が、役場を訪れなくても気軽に情報を得られるツールとして期待している。西大舛高旬町長は21日、町役場仮庁舎で記者会見し「行政情報を24時間、いつでもどこでも容易に入手できる」とアピールした。 AIチャ… 2021/10/22
観光 2年ぶりに笑顔でフラ フェスに全国から100人 石垣市 石垣島フラフェスティバル2021(同実行委員会主催)が17日午後、石垣シーサイドホテルの中庭で開かれた。全国から15チーム約100人が参加。川平の青い海を背に自慢のフラを披露し、石垣島にハワイの風を届けた。 新型コロナウイルスの影響で2年ぶりの実施となった。感染防止の観点から無観客開催となったが、イベントの様子はユーチューブを通して生配信された。 京都から姉妹で初参加したイリラニさん(45)… 2021/10/19
観光 竹富島、入島料導入から2年 収受率アップへ取り組み強化 竹富島の入島料(入域料)が2019年9月に導入されてから2年が経過した。当初想定していなかった新型コロナウイルスの世界的な感染拡大で入域観光客数が激減し、収受率は1割から2割と低迷、販売実績に影響が出ている。 2021/09/21
観光 ライン登録者3万人に迫る 各種申請受け付けも開始へ 石垣市 石垣市はコミュニケーションアプリ「LINE(ライン)」を活用した市民への情報発信に力を入れている。年内には各種申請手続きや道路破損などの通報が可能になる新たなシステムを導入し、いつでも「スマホに市役所」があるデジタルファーストのまちを目指す。 2013年に導入した石垣市の公式ラインは、8日時点で登録者数2万9618人(ブロック数3267人)島外在住者を含むが、人口4万9702人(今年7月時点)の… 2021/09/12
観光 「大都市に換算すると」掲示 感染急拡大に竹富島 「コロナなんか関係ないだろ」 観光客のモラル低下で 「コロナなんか関係ないだろ」「私たち、マスクしない主義なんです」。これらは実際に、観光客から島民に向けて発せられた言葉だ。竹富町内で新型コロナウイルスの感染が急拡大する中、離島を訪問する観光客のモラルも問われている。 竹富島の飲食店で働く女性は「半数近くがマスクなしで注文にくる時があった。注意すると持っていないと言う人も。どうやって船に乗ったのか」と憤る。あまりに小規模離島の現状や危機感が観光客に… 2021/09/06
観光 あすから連休、感染拡大警戒 市民や飲食店にチラシ配布 新型コロナ 22日からの4連休を前に新型コロナウイルス感染拡大を抑止しようと、県、石垣市は20日、大型スーパー前で会食自粛などを呼び掛けるチラシを配布した。県飲食業生活衛生同業組合(浦崎英樹支部長)は美崎町の飲食店などを回り、感染対策の徹底を求めた。八重山では過去にもゴールデンウィークなどの連休後に感染拡大が起きており、県は「ここからが山場」と警戒を強めている。 2021/07/21
観光 知事「GWに10万人来県」 感染対策徹底改めて要請 時短拒否店舗に命令へ 新型コロナ ゴールデンウィーク(GW)が本格化する中、玉城デニー知事は3日、県庁で記者会見し、GW中の入域観光客数が10万7477人と推計されることを明らかにした。多くの人の移動や接触機会が増えていることから「今後の感染拡大が懸念される。GW期間中の過ごし方で、そののちの状況は変わる」と述べ、県民に改めて感染予防対策の徹底を呼び掛けた。 2021/05/04
観光 観光地にじわり人出 キャンプ場は地元客で盛況 コロナ禍のGW 大型連休中の2日、石垣島島内の観光施設や商業施設には家族連れや若者の観光客の姿が見られた。新型コロナウイルスの影響で4都府県に3回目の緊急事態宣言が出され、沖縄県ではまん延防止等重点措置が適用される中、コロナ禍前のような混雑は見られなかった。 川平湾で乗客を待つタクシー運転手の一人は「コロナ禍の影響で悪い時は乗客が1ケタ台のこともあったが、このゴールデンウィークは人も多く入って来ているし、稼げる時… 2021/05/03
観光 「まん延措置」で厳しい 業界団体が意見交換 沖縄ツーリズム産業団体協議会(会長・下地芳郎OCVB会長)は13日午後、意見交換会を開催した。沖縄観光の需要回復を目指し関係機関が情報を共有した。 沖縄観光コンベンションビューロー(OCVB)は当面の観光客の見通しと修学旅行の現状を説明した。 国の「まん延防止等重点措置」の適用を東京と京都、沖縄が受けたため、4月―5月期の入域客数は目標値に届かない見通し。4月は対2019年度(コロナ禍以前)… 2021/04/14
観光 3月5日から使用可能に 高校生向け、観光体験クーポン 石垣市 石垣市は、島内の観光業界を支援するため、全高校生に配布する予定のクーポン券(3万円分)の使用期間を3月5日から21日までとする方針を固めた。高校生にクーポン券を使って島内観光を体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい思いがある。今月末にも配布を開始する予定。 2021/02/16
観光 クーポン券で観光体験を 石垣市、全高校生に配布へ コロナ禍中の需要喚起 新型コロナウイルスの影響で売り上げが減少する観光業界を支援しようと、石垣市は全高校生に対し、観光事業所で使える3万円のクーポン券を配布する。高校生に観光サービスを体験してもらうことで、島への愛着を高めたり、将来、観光業界で活躍する人材を育てたい狙いもある。3月中には高校生がクーポン券を使用可能になるよう準備を進める。 2021/02/04
観光 島主導で新ツアー開発へ 「コロナ後」見据え体験メニュー 竹富島 竹富島地域自然資産財団(上勢頭篤理事長)は、環境保全をテーマにした滞在型プログラム「まいふなーツーリズム」の開発を、環境省の補助事業で推進している。コロナ後を見据え、新しい観光スタイル「マスツーリズム中心から島主導へ」を打ち出した。 コロナ以前の竹富島には年間約50万人の観光客が訪れ、近年はごみ増大やポイ捨てなど、オーバーユースの弊害も指摘されていた。上勢頭理事長は「これらの課題の解決に向けて、… 2021/01/29
観光 コロナ休業・時短が拡大 観光業者「限界近づく」 3市町 新型コロナウイルス感染拡大に伴う「GOTОトラベル」停止や緊急事態宣言の影響で、八重山地区の観光関連事業所では休業や営業時間短縮の動きが拡大している。新型コロナの影響は長期化しており「観光業者の頑張りも限界に近づいている」と指摘する声も上がる。 石垣市観光交流協会が会員315社を対象に実施した調査によると、30カ所以上の営業形態に影響が出ており、22日現在、ホテル2カ所が休業している。ホテル内… 2021/01/28
観光 オンラインで離島の現状共有 境界地域首長ら情報交換 コロナ対策、観光、国防 JIBSN 境界地域の地方公共団体や境界地域研究に関わる研究・教育機関などを構成メンバーとする「境界地域研究ネットワークJAPAN」(JIBSN、代表幹事・西大舛髙旬竹富町長)が23日、「境界地域と感染症」をテーマとしたオンラインセミナーを開催した。竹富町をはじめ各国境離島の首長9人が各感染状況と対策、地域が抱える課題などについて情報交換した。 参加したのは北海道の稚内市、礼文町、標津町、根室市、東京都の小… 2021/01/24
観光 「飲食店以外も支援を」 観光関連業、再び苦境 ユーグレナモール 新型コロナウイルスの感染拡大で、平常時は多くの観光客でにぎわうユーグレナモールは閑散とした日が続いている。昨年の緊急事態宣言以来の苦境再来となったが、県の営業時間短縮要請に応じる飲食店とは異なり、他の観光関連業種に補償はなく「私たちにも支援を」という声も上がっている。 22日、ユーグレナモール内を歩く人の姿はほとんどなく、周辺の店舗内ではスタッフが事務作業や店内整理をしていた。 県は19日に… 2021/01/23
観光 「観光業界にも支援を」 自治体への従業員出向も提案 ツーリズム団体協、県に コロナ禍 沖縄ツーリズム産業団体協議会の下地芳郎会長らは21日、県庁を訪れ、新型コロナウイルスの感染拡大で落ち込んだ観光需要の回復を図る取り組みを玉城デニー知事に要請した。営業時間を短縮している飲食店と同様に、観光業界にも何らかの補償が必要だと指摘する声があがっている。 観光事業者の経営支援として①雇用調整助成金制度の延長②事業持続化給付金制度の再実施③事業展開に伴う支援制度の創出―などを挙げた。感染拡大を… 2021/01/22