政治・経済 県民投票実施へ方針転換 臨時議会で予算提案へ 中山市長 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例が29日に改正される見通しとなったことを受け、石垣市の中山義隆市長は25日、県民投票の実施に向け、臨時議会を招集して投開票予算案を提案する考えを明らかにした。当初は実施を拒否していたが、取材に対し「県議会の与野党が、設問の選択肢を3択にすることで歩み寄ったことを評価したい」と方針転換の理由を説明した。市は今後、他の市町村と同じ2月24… 2019/01/26
政治・経済 「関係者の努力に感謝」 知事、県民投票条例改正で 玉城デニー知事は25日の記者会見で「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例の改正が決まったことを受け「条例改正案を提出できるのは、全県での投票実施に向けて多くの方が諦めずに、調整を続けて頂いた結果だ。関係者の努力に深く感謝する」と述べた。 県民投票条例制定までの過程で、知事の中立性へ疑義や、県と市との事前協議が不足していたとの批判があったとの指摘に、謝花喜一郎副知事は「条… 2019/01/26
政治・経済 県の広報費1億3千万円 CM、広告、シンポ…投票率課題 2月24日に行われる「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票の実施には、県全体で5億5000万円の予算が見込まれている。巨額の予算を投じるからには、昨年9月に実施された県知事選の投票率63・24%は超えたいところだ。知事公室県民投票推進課によると、広報費として県内のテレビ局や新聞社の広告などに1億3000万円が費やされる予定だが、投票率の目標値は特に設定していない。 同課は「… 2019/01/26
政治・経済 民間活力で待機児童ゼロへ 公私連携認定こども園設立 大庭学園と市が協定書締結 石垣市は25日午後、市役所庁議室で市と学校法人大庭学園との公私連携幼保連携型認定子ども園協定書締結式を開いた。これにより、市立新栄町保育所が大庭学園との連携協力により、市では初となる「公私連携認定こども園 新栄町子ども園」が設立される。 2019/01/26
政治・経済 イベント会場のテロ想定 県が国民保護で訓練 イベント会場でのテロを想定した「県国民保護共同訓練」が24日、那覇新都心公園で行われた。内閣官房や消防庁、県、那覇市などが合同で実施した。県警や消防、自衛隊、医療機関など20機関から約300人が参加し、被害情報の収集や伝達、関係機関による初動対応の検証、応援要請などを訓練した。 県は2006年に県国民保護計画を策定しており、同訓練は2013年以来、2度目。 同公園での化学剤散布テロ事案と県立… 2019/01/25
政治・経済 県民投票、全市町村実施へ 与野党が条例改正で合意 「どちらでもない」加え3択 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票をめぐり、県議会(新里米吉議長)は24日、与野党の代表者会議を開き、設問の選択肢を賛否だけの2択から「どちらでもない」を加えて3択に増やす案で合意した。29日の臨時会で、県民投票条例案が全会一致で改正される。これを受け、県民投票を拒否してきた5市は方針転換する見通しで、全市町村での実施が実現する方向になった。 玉城デニー知事は、全県での… 2019/01/25
政治・経済 沖縄限定ラベル新発売 アサヒ、東京五輪応援で アサヒビール㈱(東京・平野信一社長)は23日、県庁で記者会見を開き、アサヒスーパドライ(びん500ミリ㍑)の「東京2020大会応援沖縄限定ラベル」を18日から販売開始したと発表した。限定ラベルが使用され、「沖縄から東京2020へ!乾杯!」の文言に大会エンブレムをデザインした。販売予定数は約4万2千本で、なくなりしだい終了する。 同大会の機運醸成と業務用市場の活性化を目的に、料飲店、ホテル、旅館… 2019/01/24
政治・経済 世界初の海藻認証取得 石垣島産ユーグレナなど ㈱ユーグレナとユーグレナグループの八重山殖産㈱らは23日、両社が石垣島で生産する微細藻類「ユーグレナ」と「ヤエヤマクロレラ」が、世界で初めて「ASC―MSC海藻(藻類)認証」を取得したと発表した。 2019/01/24
政治・経済 宜野湾市の要望拒否 県「普天間は県外移設」 軍転協総会 県や米軍基地などが所在する市町村で構成される沖縄県軍用地転用促進・基地問題協議会(会長・玉城デニー知事)は21日、那覇市の自治会館で通常総会を開催し、今年度事業計画案などを可決した。米軍基地の負担軽減策に盛り込まれた米軍普天間飛行場の「県外移設」について、地元の宜野湾市は「あらゆる方策」という文言に変更するよう求めたが、県は県内移設を含める文言は認められないとして変更に応じなかった。 要請事項… 2019/01/24
政治・経済 「我慢の限度超えている」 知事、在沖米軍トップに 玉城デニー知事は23日、在沖米軍トップの四軍調整官を兼任する米海兵隊第三海兵遠征軍司令官のエリック・スミス中将と県庁で初めて面会した。国土面積の約0・6%の沖縄に約70・3%の在日米軍専用施設が集中し、米軍関連の事故が相次ぐ現状に触れ、嘉手納飛行場でのパラシュート降下訓練を中止することも要求。「多くの県民は我慢の限度を超えている」と伝えた。スミス氏は「できる限り安全面に配慮する」と述べた。 玉… 2019/01/24
政治・経済 空自の緊急発進758回 「活発な活動」警戒 防衛省は23日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が昨年4~12月に緊急発進(スクランブル)した回数は758回だったと発表した。前年の同時期より22回増加し、2005年度以降では2番目の多さ。同省担当者は「日本周辺での活動は活発な状況が続いており、警戒監視に万全を期す」としている。 前年同時期と比べ、対中国機は81回増えて476回、対ロシア機は58回減って270回。中国は戦闘… 2019/01/24
政治・経済 陸上代表合宿地に トルコと県、糸満市が覚書 東京パラリンピック 県と糸満市、トルコ視覚障がい者スポーツ協会は22日、県庁で2020年開催の東京オリンピック・パラリンピックの陸上競技事前キャンプの実施について、覚書を締結した。県内で事前キャンプの実施が決まったのは今回で4回目だが、パラリンピック競技に参加する選手らのキャンプ地が決まったのは初めて。 2019/01/23
政治・経済 中国、尖閣「自国領」認識なし 16世紀史料、新たに確認 領有主張の虚構浮き彫り 石井准教授 長崎純心大学准教授、石井望氏(漢文学・尖閣史)は22日、東京都内で講演し、16世紀末、日本の朱印船(豊臣秀吉、徳川家康時代の公認貿易船)が、中国福建省沿岸部を日中の境界線としていたことが当時の中国側史料で確認されたことを明らかにした。中国が当時から、尖閣諸島を自国領として全く認識していなかったことを示す新たな証拠となる。中国は尖閣諸島について「古来、中国の領土」と言明しているが、その主張が虚構で… 2019/01/23
政治・経済 「県と協力し進めたい」 地位協定改定案を知事に 国民民主党 国民民主党の玉木雄一郎代表や大塚耕平代表代行ら同党関係者らは22日、県庁に玉城デニー知事を訪ね、面談した。同党が昨年末に作成した日米地位協定の改定案が玉城知事に手渡された。玉木代表は「昨年度末に党内に沖縄協議会を作り、大塚代表代行をトップに、日米地位協定の改定に本気で取り組む」と話した。 玉城知事は、韓国とアメリカとの地位協定を調査研究することも示唆。「主権国家の地位協定の本質についても、踏み… 2019/01/23
政治・経済 6年連続で過去最高 18年は984万人 県入域観光客数 県が22日に発表した2018年(1~12月)の県入域観光客数は、前年比4・7%増の984万2400人となり、麻しん発生や自然災害などの影響があったが、6年連続で過去最高を更新した。富川盛武副知事は「行政と民間が一体になったプロモーション活動、国内・海外航空路線の拡充、クルーズ船寄港回数増など」を増加の要因と分析している。 国内外の観光客はいずれも過去最高を記録した。国内客は同1・2%増の693… 2019/01/23
政治・経済 「住民投票で市民分断防ぐ」 金城代表ら議会で意見陳述 石垣陸自配備 石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例の制定を市に直接請求した「石垣市住民投票を求める会」の金城龍太郎代表ら3人が21日、市議会(平良秀之議長)の臨時会で意見陳述した。金城代表は、昨年の市長選や市議選で陸自配備計画に対する民意は示されていないと主張し「市民の分断を防ぐためにも正式で明確な投票が必要だ」と訴えた。質疑応答で市議からは「住民投票をすることで、市民がもっと分断… 2019/01/22
政治・経済 中国船が接続水域出る 第11管区海上保安本部によると、尖閣諸島(石垣市登野城)周辺の領海外側にある接続水域を航行していた中国海警局の船4隻は19日午後6時ごろ、相次いで接続水域を出た。 2019/01/21
政治・経済 県民投票、選択肢増を検討 5市不参加受け 県会議長 沖縄県議会の新里米吉議長は19日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設の賛否を問う2月の県民投票に関し、「賛成」「反対」の2択としている投票の選択肢を3択に増やすため、条例改正を検討する意向を表明した。不参加を決めた自治体の中には、選択肢が少ないことへの不満が出ていた。那覇市内で記者団に明らかにした。 2019/01/20
政治・経済 自民、参院に安里氏擁立 候補者公募で決定 自民党沖縄県連は19日、夏の参院選沖縄選挙区(改選数1)の候補者選考委員会を那覇市内で開き、日本青年会議所(JC)の元会頭で新人の安里繁信氏(49)を公認候補として擁立することを正式に決めた。昨年12月26日から今年1月12日まで候補者を公募し、安里氏を含め4人が応じていた。 安里氏は県内外で物流業などを展開するシンバホールディングス(浦添市)の会長。沖縄選挙区には他に地域政党「沖縄社会大衆党… 2019/01/20
政治・経済 うるま市不参加決定 5市が拒否、有権者の3割 辺野古県民投票 うるま市の島袋俊夫市長は18日午後、市役所で記者会見し「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う2月24日の県民投票への不参加を正式に表明した。島袋市長が求める県民投票条例の改正に県が応じないことを理由に挙げ「現状では環境が整っておらず、事務の執行ができない状況だ」と述べた。県内41市町村のうち、うるま市を含む計5市で投票が実施されないことが確定した。5市の有権者数は、県内全有権者の約3… 2019/01/19