政治・経済 2年連続130万人台 過去2番目、高水準維持 18年観光客数 県八重山事務所が5日発表した2018年の八重山入域観光客数は137万9715人で、過去最高だった前年を0・5%下回ったものの、2年連続で130万人台を維持し、過去2番目の高水準となった。国内路線は県外直行便を中心に好調だったが、海外路線はクルーズ船の寄港が減少し、今後の課題となった。観光消費額推計は945億7千万円で、初めて900億円台を突破。好調な観光産業が経済のけん引役となっていることを裏付… 2019/02/06
政治・経済 南大東漁港開港「感慨深い」 沖縄相、漁業振興に期待 宮腰光寛沖縄担当相は5日の記者会見で、2、3日に行った北大東島、南大東島の視察について「沖縄本島からはるか400㌔近く離れた地域でしっかりと農業生産が行われ、生活の基盤になっている。こういう所をしっかりと後押ししていきたい」と語った。 宮腰氏の沖縄訪問は就任後5回目。北大東村の南大東漁港(北大東地区)開港式に出席したほか、サトウキビほ場、水利施設、製糖工場、植物コンテナ工場など地場産業の現場を… 2019/02/06
政治・経済 自民県連の照屋会長辞任 県民投票対応、党内から批判 自民党県連は4日、常任総務会を開き、照屋守之会長の会長職辞任願を受理することを全会一致で決めた。照屋氏は同日付で会長職を解かれ、当面、副会長の仲田弘毅氏と中川京貴氏を中心に県連を運営、新会長は3月の県連大会までに決定することが決まった。 照屋氏は「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例の改正案の審議で、自民会派をまとめられなかった責任を負い、1月29日、辞任願を島袋大幹事… 2019/02/05
政治・経済 衆院補選、構図固まる 参院選見据え与野党注力 4月9日に告示、21日に投開票される沖縄3区、衆院大阪12区補欠選挙の構図がほぼ固まった。与野党とも夏の参院選を見据えて注力する。沖縄3区は与党と主要野党の一騎打ちの様相となっている。大阪12区は「弔い合戦」を印象付ける自民党に対し、野党は元総務相らが挑む。 2019/02/05
政治・経済 全国自治体初「インタラクティブ動画」 うるま市が観光PR うるま市役所は4日、同市の観光の魅力を発信するため、ユーザーが動画のストーリー展開を選択できる「インタラクティブ動画」を制作したと発表した。同市役所によれば、全国の自治体で初の取り組みだという。 動画は「大切な人と巡る美ら島海道」と題し、カップルでドライブコースを巡る旅を疑似体験できる。同市内の観光スポットである世界遺産「勝連城跡」、県内最大級の食の市場「うるマルシェ」、島しょ地域を結ぶ「海中… 2019/02/05
政治・経済 県民投票、全市町村で24日に 市議会、賛成多数で予算可決 石垣市議会の臨時会が1日開かれ「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票の投開票事務費約1360万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を野党などの賛成多数で可決した。これを受け中山義隆市長は閉会後、県民投票を他の市町村と同じ2月24日に実施する方針を表明。沖縄、宜野湾の2市長もこの日、実施の方針を示した。全市町村での県民投票実施が実現する。 2019/02/02
政治・経済 嘉手納基地パラシュート訓練に抗議 三連協 沖縄市と嘉手納町、北谷町でつくる三市町連絡協議会(三連協、会長・桑江朝千夫沖縄市長)は1日、嘉手納基地の第18航空団を訪れ、司令官のケース・カニングハム准将に対し、23日に同基地内で実施されたパラシュート降下訓練を「一歩間違えば大惨事となる。断じて容認できない」と抗議し、訓練中止を求めた。 パラシュート降下訓練は、1996年の日米特別行動委員会(SACO)で伊江島補助飛行場で実施することで合意… 2019/02/02
政治・経済 住民投票条例を否決 賛否同数で議長が決定 石垣市議会 陸自配備、野党が採決要求 石垣市議会(平良秀之議長)は1日の臨時会で、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案を採決し、賛否同数となったため、平良議長が否決を決定した。沖縄防衛局が2月中にも駐屯地建設工事の用地造成に着手する方針を示していることもあり、この日、野党の要求で急きょ採決が決まった。 2019/02/02
政治・経済 県民投票参加を正式表明 「考える機会になれば」 松川市長 宜野湾市 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を巡り、県議会で県民党条例が改正されたことを受け、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は1日の記者会見で「全県実施に向けての努力は評価をし、重く受け止めるべき」と述べ、県民投票参加を正式に表明した。2月24日の実施に向けて「事務の遅れを取り戻すべく職員の協力を得ながら取り組む」とした。 2019/02/02
政治・経済 辺野古「即工事中止を」 軟弱地盤で玉城知事 玉城デニー知事は31日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、安倍晋三首相が30日の衆院本会議で埋め立て予定海域の軟弱地盤は、地盤改良工事で対応が可能だとの認識を示したことについて「(県が)埋め立て承認撤回の事由に挙げた軟弱地盤の存在を認めたのだから、即刻工事を中止して県と話し合うべきだ」と述べた。 政府が28日に埋め立て海域東側で新たな護岸の造成に着手したことには「撤回は有効… 2019/02/01
政治・経済 宜野湾、県民投票実施へ 松川市長明言「私の判断」 県議会の新里米吉議長は1月31日、宜野湾市役所に松川正則市長を訪ね「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を実施するよう要請した。松川市長は会談後、報道陣の取材に応じ、1日に市議会与野党の代表者会議を開き、実施に向け、与野党に理解を求める考えを示した。また、職員に対し、実施に向けた事務を早急に執行するよう指示を出した。 松川市長は、新里議長や県議会与野党が県民投票条例改正を行… 2019/02/01
政治・経済 加屋真島航路を整備へ 無人島活性化へ一手 竹富町 石垣直行便も就航可能に 竹富町が町内の無人島、加屋真島の航路浚渫(しゅんせつ)と船着き場整備のプロジェクトを進めている。同島へは現在、小浜島から3㌧以下の小型船がチャーター運航しているが、今回の航路浚渫で定期船同様となる19㌧クラスの船の入港が可能。同整備で将来的に石垣―加屋真島間の就航も可能となり、同事業が町内無人島活性化への一手となる。供用開始は2021年度を予定。 2019/02/01
政治・経済 住民投票、同日実施「不可能」 県民投票に間に合わず 石垣陸自配備 石垣市議会で審議されている石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備の賛否を問う住民投票条例案をめぐり、仮に条例案が可決された場合でも、2月中の住民投票実施は困難で、2月24日の辺野古県民投票との同日実施は不可能な情勢であることが分かった。市議会での審議が2月にずれ込み、投開票事務の準備が間に合わなくなったためだ。沖縄防衛局は2月中にも駐屯地建設予定地の用地造成工事に着手する方針。陸自配備事業は住民投… 2019/01/31
政治・経済 新会長に翁長俊英氏 県市議会議長会 県内11市議会の議長で構成される県市議会議長会の第169回定期総会が30日、沖縄市役所で開かれた。総会では任期満了に伴う役員の改選が行われ、会長には翁長俊英氏(那覇市)、副会長には小浜守勝氏(沖縄市)が引き続き選任された。監事には国吉昌実氏(南城市)と上地安之氏(宜野湾市)が選任された。任期は2年となる。 翁長氏は「今後とも九州をはじめ全国に沖縄の課題が発信できるように全力で頑張りたい」と就任… 2019/01/31
政治・経済 自民、賛成・反対分かれる 県議会、臨時会を開催 県民投票条例の改正案可決 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例改正を巡り、野党・自民党の県議は対応が割れた。 宜野湾市選出の又吉清義氏、宮古島市選出の座喜味一幸氏ら5人が反対した。3択案で与党と合意した照屋守之県連会長、島袋大幹事長ら4人は賛成した。うるま市選出の仲田弘毅氏と名護市選出の末松文信氏は退席。石垣市区選出の大浜一郎氏、沖縄市区選出の花城大輔氏、那覇市・南部離島区の西銘啓史郎氏は採決… 2019/01/30
政治・経済 市長「市議会に予算案上程」 県議会可決受け来月1日 県民投票 県議会で29日、「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票の選択肢を3択とする県民投票条例改正が成立したことを受け、石垣市の中山義隆市長は、2月1日の市議会臨時会に県民投票の予算案を上程する考えを示した。同日、八重山日報の取材に答えた。 県議会での条例改正は全会一致にはならなかったが、中山市長は「私は全会一致を条件にはしていなかった。県議会で可決されたので、市議会に予算案を上程… 2019/01/30
政治・経済 県内で「めっき処理」 沖縄製アクセサリーを披露 沖縄県商工労働部ものづくり振興課(神谷順治課長)は29日に県工業技術センターで記者会見し、同センターに設けられためっき処理を試作できる「めっき試作ラボ」で、県内の装飾系事業者が試作した「沖縄製アクセサリー」をお披露目した。金属のパーツの上に別の金属をかぶせるめっき処理は、ものづくりの基礎技術の一つ。アクセサリーの金めっきの他、さび防止や硬さ補強といった金属の機能性強化を目的に、車や電子機器等の工… 2019/01/30
政治・経済 県民投票の選択肢3択に 県議会、改正条例が成立 自民の一部が反対 県議会は29日の本会議で「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を巡り、選択肢に「どちらでもない」を加え、3択とするための改正条例案を賛成多数で可決した。県政野党の自民党から5人が反対し、2人が退席したため、全会一致とはならなかった。謝花喜一郎副知事は、参加を拒否していた5市について「連絡を取ったが、全会一致とならなかったから実施できないという市長は一人もいなかった」と述べ、予… 2019/01/30
政治・経済 「全市町村実施へ前進」 玉城知事、条例改正を評価 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票条例の改正について、玉城デニー知事は29日、「全市町村での実施に向けて大きく前進したという意味で非常に意義深い。並々ならぬ努力に深く感謝申し上げたい」と評価した。 謝花喜一郎副知事によると、条例改正を受け、島袋俊夫うるま市長は「県民投票を実施する」と明言。松川正則宜野湾市長は「議会に意見を聞いてみたい」と述べたが、否定的ではなかった。 … 2019/01/30
政治・経済 宜野湾市、県民投票参加へ 市長、市議会と協議の意向 「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票を巡り、県議会で選択肢を3択に増やすことで合意したことを受け、米軍普天間飛行場を抱える宜野湾市の松川正則市長は25日、記者団の取材に「何らかの方向、舵を変える必要があると思う」と答え、県民投票に参加する意向を示した。 2019/01/26