政治・経済 きょう激戦スタート 竹富、与那国町議選告示へ 竹富町議選(定数12)、与那国町議選(定数10)が4日、告示される。竹富町議選には15人、与那国町議選には12人が立候補を予定しており、9日の投票に向け激しい選挙戦が展開される。現在の議会勢力は竹富町で与党多数、与那国町で野党多数。選挙結果が西大舛高旬町長、外間守吉町長の町政の行方を左右する。 竹富町議選は定数12に対し、現職9新人6の計15人が立候補を表明している。地区別では西表西部5人、同… 2018/09/04
政治・経済 現職15、新人11、元職4人出馬 7日間の選挙戦に突入 陸自配備や市政評価争点 市議選 石垣市議選(定数22)が2日告示され、現職15、新人11、元職4の計30人が立候補を届け出た。石垣島への陸上自衛隊配備の是非や中山義隆市長の評価などを争点に、7日間の激しい選挙戦がスタートした。中山市政の与党が多数を確保できるかが焦点。議会勢力は陸自配備計画の行方にも大きな影響を与える。投開票は9日。 候補者はこの日午前、市選挙管理委員会で立候補の届け出を行ったあと、それぞれの事務所で出陣式・… 2018/09/03
政治・経済 知念氏が出馬断念 県議補選「分裂避ける」 9月30日の知事選と同時に行われる石垣市区の県議補選で、知念辰憲市議会議長は8月31日、出馬を断念する意向を明らかにした。県議補選には保守側から株式会社石垣エスエスグループ代表取締役社長の大浜一郎氏が自民公認で出馬を決めている。 革新側は既に現職県議がいるため、県議補選には候補者を立てない方針だが、一部に候補者の擁立を目指す動きがあり、このまま無投票になるかは不透明だ。 2018/09/01
政治・経済 石垣支所方針で賛否 10対5 賛成の過半数確実 竹富町議選アンケート 4日告示9日開票の竹富町議選(定数12)で、八重山日報社は31日、立候補予定者15人のアンケート調査をまとめた。現町政が示している石垣支所を整備し、本庁舎機能を一時的に支所に移して役場移転する方針について、賛成10反対5と賛否が割れた。選挙後の議会勢力は賛成派の過半数が確実視される。 アンケートの設問内容は「西大舛町長は石垣支所を建設後、本庁舎機能を支所に移したあと、西表へ役場移転する方針を示… 2018/09/01
政治・経済 辺野古埋め立て承認を撤回 工事中断、国と全面対立 県は8月31日、米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の埋め立て承認を撤回した。故・翁長雄志知事の職務代理者である謝花喜一郎、富川盛武両副知事が県庁で記者会見し、明らかにした。移設工事は即時中断となり、防衛省沖縄防衛局は効力停止を求め、法的対抗措置を講じる方針。9月30日投開票の県知事選を前に、移設を巡り県と国が全面対立する事態となった。 謝花副知事は会見で「翁長知事の熱い思いを受け止め… 2018/09/01
政治・経済 参加資格を島外業者に拡大 石垣市新庁舎建設、10月再入札へ 石垣市は30日までに、10月に予定している新庁舎建設工事の再入札を制限付きの一般競争入札とする方針を固めた。前回7月の入札が不調だったことを受け、島内に本社を置く地元業者への発注を事実上断念。島外業者の入札参加を認める方針に転換した。新庁舎建設室の大城智一朗室長は「できる限り地元業者に発注したかったが残念だ」と話している。新庁舎建設工事は、2020年度の供用開始を目指すスケジュール。 7月の入札は… 2018/08/31
政治・経済 陸自配備、現計画賛成46% 53%が中山市政支持 市議選予定候補者アンケート 9月2日告示、同9日投開票の石垣市議選(定数22)で、八重山日報社は30日、立候補予定者30人のアンケート調査をまとめた。石垣島への陸上自衛隊配備計画に対し、平得大俣地区での現計画に賛成は14人(46.7%)、中山義隆市長を「支持する」と回答したのは16人(53.3%)だった。議会勢力の行方は陸自配備計画や、中山市長の市政運営に大きな影響を与える。【9月4日付紙面でアンケート詳報】 予定候補者… 2018/08/31
政治・経済 枝野氏、辺野古反対を表明 立憲民主が県連合結成 立憲民主党(枝野幸男代表)は29日、那覇市内のホテルで記者会見し、同日付けで同党沖縄県連合を結成すると発表した。県連合の代表に参院議員(比例代表選出)の有田芳生氏、副代表に元県議の奥平一夫氏、元金武町議の仲間昌信氏が就任した。 枝野氏は米軍普天間飛行場の辺野古移設に関し、事実上反対する意向を表明した。「辺野古に新たな基地を建設しない解決策に向け、米政府と再交渉すべきだ。沖縄の分断と対立を生む建… 2018/08/30
政治・経済 辺野古移設阻止を貫徹 玉城氏が出馬表明 知事選 自由党幹事長で衆院議員の玉城デニー氏(58)は29日、那覇市内のホテルで記者会見し9月30日に投開票される県知事選に出馬すると、正式に発表した。米軍普天間飛行場の辺野古移設については「翁長雄志知事の遺志を継ぎ、辺野古移設阻止を貫徹する」と述べ、翁長氏の後継者としての立場を鮮明にした。 県が近く踏み切る見通しの辺野古沿岸埋め立て承認撤回を支持する考えも示した。 次期知事の任期中に祖国復帰から5… 2018/08/30
政治・経済 農地再生、八重山ゼロ 県、交付金、管理機構を強化へ 【那覇】県は28日、2017年の県内荒廃農地面積が前年より537㌶増加し、3千816㌶になったと発表した。宮古地区を除く本島の北部や中部、南部、八重山の4地区で、前年より増加。北部が1千346㌶、八重山が1千100㌶、中部が703㌶、南部が415㌶、宮古が253㌶だった。県は荒廃面積の拡大を抑えるため、交付金支給などで対策を進めてはいるが、農地への再生がゼロだった八重山地区のような例もあった。再… 2018/08/29
政治・経済 波照間動向 他島も注視 竹富町議選、告示まで1週間 9月4日告示の竹富町議選(定数12)まで28日で一週間を切った。現状で西大舛高旬町長を支持する与党6、支持しない野党2、中立7の計15人が出馬の見通し。波照間では3人が出馬の意志を固めている。同島しだいで他島の当落数が変わる可能性もあることから、関係者は波照間の動向を注視しながら告示の日を迎えることになりそうだ。 ■カギ握る波照間 「波照間以外で誰が落ちるのか」 複数の陣営関係者から、こう… 2018/08/28
政治・経済 13人が立候補予定か 激戦の与那国町議選 9月4日告示の与那国町議選(定数10)まで1週間となった。これまでの定数6から10となる初の町議選で、現時点で現職6人に対して元職・新人7人、計13人が立候補を予定する激戦となりそうだ。9月9日に投開票が行われる。 外間守吉町長を支える保守系とみられるのは6人、反町長派とされるのは5人、その他2人は中道・その他。 昨年8月の町長選で、独自候補を出せなかった革新系は、反町長を標榜する保守系町議… 2018/08/28
政治・経済 陸自配備が最大争点に 市議選、告示まで1週間 石垣市議選(定数22)は9月2日の告示まで1週間を切った。中山義隆市長が協力を表明した石垣島への陸上自衛隊配備の是非が最大の争点。配備計画は今後、用地取得の段階に入り、議会の判断が求められる可能性があるため、与野党いずれが多数を獲得するかは今後の配備計画に大きな影響を与える。現時点で30人が立候補を予定している。投開票は9月9日。 防衛省は島中央部の平得大俣地区で駐屯地建設を計画しており、予定… 2018/08/27
政治・経済 〝後継指名〟あったのか 候補者選び急転、翁長氏音声に疑問の声も 知事選 9月30日の知事選で、県政与党側は死去した翁長雄志知事の後継者として自由党幹事長の玉城デニー衆院議員(58)を擁立する方針を決めた。ただ、擁立の決め手となった翁長氏生前の「音声」は公開されておらず、聞いたと主張する人も限られているため、その内容は曖昧なまま。そもそも翁長氏による〝後継指名〟があったのかも疑問視される。自民党は「音声」をめぐって急転した県政与党側の候補者選考に批判を強めており、今後… 2018/08/25
政治・経済 沖縄発のIT技術革新 ISCO、県の肝いりで本格始動 ITを活用して県内の産業振興を目指す「沖縄ITイノベーション戦略センター(ISCO)」が、県の肝いりで7月に本格始動した。ISCOの活動は、全国的に見てもほとんど例がない「テクノロジーで産業振興をする」という先進的な取り組みとなる。県内の全産業の経済成長を図る一方で、そこで創出された新ビジネス・新サービスを、沖縄県を発信源として日本全国、そして世界へ広げていくことを狙っている。ではその実現に向け… 2018/08/24
政治・経済 玉城氏、出馬意向固める 「翁長知事の遺志継ぐ」 知事選 翁長雄志知事の死去に伴う9月30日投開票の県知事選で、自由党衆院議員の玉城デニー幹事長(58)=沖縄3区=が23日、出馬の意向を固めた。死去した翁長雄志知事の「遺志を継ぐ」と明言した。知事選には前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)=自民、公明推薦=が既に立候補を表明しており、事実上の一騎打ちとなる構図が固まった。 米軍普天間飛行場の辺野古移設に反対する県政与党側の共産党や社民党、労組などでつくる調… 2018/08/24
政治・経済 疎開児追悼「戦争なくして」 対馬丸撃沈から74年 【那覇】太平洋戦争後期、沖縄から本土への学童疎開船「対馬丸」が鹿児島県沖で米潜水艦に撃沈され、児童ら1500人近くが犠牲になった事件から74年となる22日、市の慰霊碑「小桜の塔」で遺族や生存者らが集まり、慰霊祭が開かれた。約400人が出席し黙とうが捧げられた。 「つしま丸児童合唱団」「那覇少年少女合唱団」「那覇少年舞台プログラム」の子どもたちから犠牲となった児童へ歌が捧げられた。犠牲者の多くが通… 2018/08/23
政治・経済 玉城氏、表明先送り 県政与党側からは待望論 知事選 【那覇】9月30日投開票の県知事選で県政与党の候補者に浮上した衆院議員で自由党幹事長の玉城デニー氏(58)=沖縄3区=は22日、那覇市内で「家族に経緯を説明した。もう少し相談し、考えないといけない」と述べ、この日も表明を先送りした。対馬丸慰霊祭に参列後、報道陣の質問に答えた。県政与党側からは、玉城氏の出馬に期待する声が相次いだ。 玉城氏によると、自由党の小沢一郎代表からは「期日を限らずにしっか… 2018/08/23
政治・経済 「詭弁」「ほご」市長批判 陸自配備反対で4公民館 防衛省が計画する石垣島への陸自配備に反対する於茂登公民館(喜友名朝昭館長)、開南公民館(小林丙次館長)、川原公民館(大城潤一館長)、嵩田公民館(高宮耕館長)の4公民館は21日、開南公民館で会見を開き、改めて同計画に反対する4地区声明を発表した。声明は市に提出しない予定。 同声明では中山義隆市長の言動を紹介して批判。▽4地区住民との約束を反故(ほご)にして謝罪も反省もない▽今年3月の市長選で「ミ… 2018/08/22
政治・経済 玉城氏、知事選出馬の意向 佐喜真氏と一騎打ちへ 自公は選挙協力態勢 自由党の玉城デニー幹事長(58)=衆院沖縄3区、4期=は20日、9月30日投開票の沖縄県知事選への立候補を目指す意向を明らかにした。沖縄市で記者団に「出馬の方向性を限りなく探る」と明言した。玉城氏が立候補すれば、前宜野湾市長の佐喜真淳氏(54)と一騎打ちとなる見込みだ。佐喜真氏は20日、公明党県本部と政策協定書に調印した。 玉城氏は、関係者に対し「立候補することになれば、全力で頑張る」と伝えた… 2018/08/21