行政 続投か刷新か きょう審判 「保革」対「自公」深夜大勢判明 石垣市長選挙 任期満了に伴う石垣市長選はきょう27日投開票される。新人で市議の砥板芳行氏(52)、現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が一騎打ちの激戦を展開。現職の続投か、新人による市政刷新かを最大の焦点に、陸上自衛隊配備やゴルフ場建設問題などで活発な論戦が展開されてきた。開票は午後9時から市総合体育館サブアリーナで始まり、11時ごろには当落が判明する見通し。 選挙戦最終日の26日夕、両陣営… 2022/02/27
行政 選対本部長に聞く 石垣市長選挙 27日投開票の石垣市長選は最終盤に入った。新人の市議、砥板芳行氏(52)、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=は1票でも多く票を積み上げようと、必死の選挙戦を展開している。八重山日報社は24日、砥板陣営の次呂久選対本部長(県議)、中山義隆陣営の大浜一郎選対本部長(県議)に、今後の戦いや目標得票数などを聞いた。 「毎日が投票日」の意識で 生活再建できるのは中山氏 中山陣営・大浜一郎氏 ―これま… 2022/02/25
行政 きょうから「3日戦争」 2候補、雨の中支持訴え 石垣市長選 27日投開票の石垣市長選は、24日から「3日戦争」と呼ばれる最終盤の攻防に入る。新人の前市議、砥板芳行氏(52)、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=は連日、集票に向け東奔西走。23日には雨の中、街頭演説を決行し、支持の訴えに声を枯らした。砥板陣営には革新系県議、中山陣営には自民党の河野太郎広報本部長が応援に入り、候補者と共にマイクを握った。 砥板氏はこの日午後、JA前で街頭演説。新庁舎… 2022/02/24
行政 石垣市長選 砥板、中山氏が激突 交代か安定か、争点鮮明 任期満了に伴う石垣市長選が20日告示された。新人で前市議の砥板芳行氏(52)、現職で4期目を目指す中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が立候補し、一騎打ちの激戦がスタートした。自公政権とのパイプを背景に中山氏が安定的な市政運営を継続するのか、保革共闘体制に支援された砥板氏が市政交代を実現するのかが最大の焦点。両氏は、石垣島への陸上自衛隊配備計画やゴルフ場建設計画などに対する姿勢も大きく異なっており… 2022/02/21
行政 「今こそチェンジ市政を」 砥板陣営が総決起大会 石垣市長選 石垣市長選で、新人の市議、砥板芳行氏(52)の総決起大会が17日夜、市民会館大ホールで開かれた。砥板氏は「保守、革新がお互いを尊重し合い、認め合い、歩み寄って市民の声を聞く新しい政治にチャレンジしている」と強調。「今こそチェンジ市政」とこぶしを振り上げた。市議補選に出馬する大道夏代氏(53)は「皆さんの小さな声を市政に届けて大きな力にする」と訴えた。 砥板氏後援会の知念辰憲会長は「砥板氏は市のトッ… 2022/02/18
行政 知事所信表明 重点テーマに「コロナ克服」 復帰50年、建議や宣言検討 玉城デニー知事は15日開会した県議会2月定例会で所信表明を行い、2022年度県政運営の重点テーマに新型コロナウイルスの克服と県経済の回復、復帰50年に関する発信などを挙げた。 新型コロナ対策では、関係課を「感染症総務課(仮称)」、「感染症医療確保課(仮称)」、「ワクチン・検査推進課(仮称)」に再編。エッセンシャルワーカーに対するPCR検査の強化など、検査体制の充実に取り組む。医療体制や保健所の… 2022/02/16
行政 JFE、送水管工事2回受注 最低制限とほぼ同額「不自然」 西大舛高旬町長が官製談合防止法違反などに問われた背景になったのは、町内の島々を結ぶ海底送水管の更新工事だった。町によると、最低制限価格の情報漏えい先とされるJFEエンジニアリングは、西大舛町長就任の翌年である2017年と20年の2回、同工事を受注し、入札額は17年が最低制限価格と同額、20年が最低制限価格より1000円高いだけだった。建設工事関係者からは「不自然」との指摘も出ている。 竹富町の海底… 2022/02/15
行政 被災者の法律相談体制整備 県内初、弁護士会と協定 石垣市 石垣市と沖縄弁護士会は8日午後、市役所で「災害時における法律相談業務等に関する協定」締結式を開いた。協定では、災害時、被災者の生活再建を支援するため、弁護士による法律相談を受けられる体制を構築した。県内では石垣市が初めて。 2022/02/09
行政 「県内業者が製造断った」 県外産使用、20年11~12月認識 中山市長、百条委で証言 石垣市新庁舎屋根の赤瓦が県外産となった経緯を巡り、市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)は7日、中山義隆市長を証人喚問した。中山市長は「県内の瓦業者に『焼いてほしい』と依頼したところ『自分たちのデザインと違うからできない』と回答があったと認識している。県内産を使いたいという意向はあったが、実際にはかなわなかった」と証言。県内の赤瓦業者が製造を断っ… 2022/02/08
行政 ゴルフ場、陸自、尖閣で相違 公開討論会で砥板、中山氏 20日告示、27日投開票の石垣市長選で、八重山青年会議所(平得脩一郎理事長)主催の公開討論会が4日夜、市民会館大ホールで開かれ、立候補を予定している保守系市議の砥板芳行氏(52)、現職の中山義隆氏(54)=自民、公明推薦=が論戦した。ゴルフ場建設、陸上自衛隊配備の是非を問う住民投票、尖閣諸島問題で立場の相違が浮き彫りになった。 予定候補者同士が質問をぶつけ合うクロストークでは、ユニマットプレシ… 2022/02/05
行政 新型コロナ まん延防止、宮古解除へ 県内感染「ピークアウト」 石垣は高止まり続く 県は3日、新型コロナウイルスの感染状況に改善がみられるとして、宮古島市と多良間村の「まん延防止等重点措置」を7日から前倒しで解除すると発表した。県の担当者は県全体の感染状況についても「ピークアウトし減少に向かっている」としている。 玉城デニー知事は記者会見で宮古島市などについて「感染対策でいち早く指標の改善が見られ、ワクチンの3回目接種でも積極的な取り組みの成果が表れた」と述べた。宮古島市、多… 2022/02/04
行政 通信制高校 来春に開校 石垣市に校舎、原則オンライン 専門学校などを運営する学校法人医学アカデミー(本部埼玉県)の穂坂邦夫理事長は2日、石垣市役所で記者会見を開き、市内に通信制高校の設置を目指す方針を発表した。2023年4月1日の開校に向け、市と連携して手続きを進める。 2022/02/03
行政 地元産食材を給食に コロナ禍の農家を支援 コロナ禍に苦しむ地元農畜水産業者を支援しようと、石垣市は新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金事業を活用し、27日、市内小中学校で地元の農畜産物を使用した給食を提供した。地産地消の意識を高め、消費拡大を促す狙い。 献立は地元食材として、かんしょ「沖夢紫」の蒸しケーキ、アグー豚の豚汁、アーラミーバイ(ヤイトハタ)のフライが並んだ。 石垣第二中学校(友利始夫校長)の3年生のクラスでは地元産の食… 2022/01/28
行政 百条委 来月7日喚問で調整へ 赤瓦問題、市長に経緯ただす 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)が、中山義隆市長を2月7日に証人喚問する方向で調整していることが分かった。28日の会合で日程を決める。証人喚問では、新庁舎屋根の赤瓦に県外産が使用されることになった経緯などをただす。2月27日の市長選をにらみ、野党は市長を厳しく追及する方針と見られる。 市は県産品の使用を奨励しているが、新庁舎の赤瓦には愛知… 2022/01/28
行政 「プラットフォーム」構築へ 官民で観光危機に対応 検討会に素案提示 石垣市 石垣市は自然災害やテロなどが起きた際、観光への被害を最小限に抑える「観光危機管理計画」素案をまとめ、25日に市役所で開いた同計画素案検討会(会長・小切間元樹企画部長)に提示した。市、市観光交流協会を核に、官民で組織する「(仮称)観光危機管理プラットフォーム」を構築し、連携して危機発生時の対応に当たる方針を盛り込んだ。 2022/01/26
行政 平良投手に県民栄誉賞 知事「県民に夢と希望与えた」 県は21日、東京五輪の野球で金メダルを獲得した西武ライオンズの平良海馬投手(22)=石垣市出身=に、玉城デニー知事が県民栄誉賞を贈った、と発表した。 玉城知事は「すばらしい活躍で広く沖縄県民に夢と希望、元気を与えてくれた。沖縄の子どもたちが感銘を受け、将来、世界の舞台で活躍する人材に成長してくれるものと期待している」とメッセージを寄せた。 県民栄誉賞は球団を通じて授与した。平良投手は「今後も… 2022/01/22
行政 3回目集団接種始まる オミクロン拡大受け前倒し 石垣市 石垣市は18日、新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を健康福祉センターでスタートした。対象は85歳以上。オミクロン株が急拡大する中、高齢になるほど重症化リスクが高まることから、85歳以上を独自の判断で前倒しした。3回目集団接種は65歳~84歳が2月1日から、50歳~64歳が3月1日から、それぞれ市総合体育館で始まる。 2022/01/19
行政 標柱設置、国に改めて要望 尖閣開拓の日式典で市長 石垣市は「尖閣諸島開拓の日」の14日、式典を市民会館中ホールで開いた。中山義隆市長は式辞で、尖閣諸島の字名変更に伴う現地への標柱設置について「国に要請したが、現在設置には至っていない。国においては標柱設置の必要性、重要性を認識し設置がかなうよう取り計らってほしい」と必要性を訴えた。また「石垣市としてわが国固有の領土である尖閣諸島をしっかりと守っていく」と改めて決意を示した。 尖閣諸島には1969年… 2022/01/15
行政 竹富町 2月5日から3回目接種 最短6カ月間隔に前倒し 竹富町は、新型コロナウイルスワクチンの3回目集団接種を2月5日から開始する方針を固めた。政府は64歳以下の接種間隔を2回目終了から7カ月とする方針だが、町は小規模離島の医療体制が脆弱であることを踏まえ、接種日程を前倒しし、最短6カ月間隔の接種を認めた。西表西部以外は65歳以上の高齢者と若年者を区別せず、島ごとの全住民一斉接種となる。 3回目接種は2月5日の黒島を皮切りに、西表西部(65歳以上)、船… 2022/01/14
行政 赤瓦問題、市長を証人喚問へ 県外産使用、建設業者が決定 百条委 石垣市議会の市役所新庁舎建設工事請負契約に関する調査特別委員会(百条委員会、花谷史郎委員長)の第4回会合が12日、市役所で開かれた。新庁舎屋根の赤瓦に県外産が使用されることを中山義隆市長がいつ知ったのか確認するため、次回、市長を証人喚問する方針を賛成多数で決めた。新庁舎建設の新旧担当者との質疑では、赤瓦をすべて県外産とする方針は建物建設を受注したJV(企業共同体)の中心である大成建設が決め、市が… 2022/01/13