社会 空、海の便全面マヒ 市街地も閑散、住民生活に打撃 台風6号 八重山地方に近づく強い台風6号の影響で22日、交通機関も大きく乱れた。空・海の交通機関は全便欠航となり、新石垣空港や離島ターミナルは閉鎖。23日も全便欠航する見通しで、24日は気象台の警報や気象状況によって判断するという。台風は住民生活や観光産業をはじめとする経済活動に大きな打撃を与えている。 石垣市内の市街地などでは雨交じりの強風が吹きつけた。ユーグレナモールや美崎町も台風対策でシャッターを… 2021/07/23
社会 八重山を暴風域に巻き込む きょう最接近、長時間影響 台風6号 大型で強い台風6号は22日、発達しながら沖縄の南を西寄りに進んだ。24日にかけて非常に強い勢力で先島諸島にかなり接近する見込み。石垣島地方気象台によると、石垣島地方は22日夕、暴風域に入った。与那国島地方は23日昼前から暴風となる見込み。与那国町所野では同日午前8時53分、最大瞬間風速26・7㍍を観測した。 2021/07/23
社会 4連休「警戒と自粛を」 過去に感染急増のパターン 八重山病院、市が要請 新型コロナ 22日から始まる4連休を前に、県立八重山病院の篠﨑裕子院長は21日、同病院で記者会見し、新型コロナウイルスの感染状況について「ゴールデンウィークのような(感染の)『山』が来ないか懸念している。新規感染者がゼロだから安心するのではなく、警戒と自粛は続けてほしい」と呼び掛けた。石垣市も不要不急の外出、異動自粛などに協力を求めた。 2021/07/22
社会 29日までに2200人接種を 市、70%達成に必要 コロナワクチン 石垣市は21日、新型コロナウイルスワクチンの1回目接種率が接種対象者の58・3%になったと発表した。集団免疫獲得の目安とされる70%を目標にしているが、集団接種で達成するには、1回目の接種が終了する29日までに、新たに約2200人に接種してもらう必要がある。若年層の意識向上がカギになりそうだ。 2021/07/22
社会 あすから連休、感染拡大警戒 市民や飲食店にチラシ配布 新型コロナ 22日からの4連休を前に新型コロナウイルス感染拡大を抑止しようと、県、石垣市は20日、大型スーパー前で会食自粛などを呼び掛けるチラシを配布した。県飲食業生活衛生同業組合(浦崎英樹支部長)は美崎町の飲食店などを回り、感染対策の徹底を求めた。八重山では過去にもゴールデンウィークなどの連休後に感染拡大が起きており、県は「ここからが山場」と警戒を強めている。 2021/07/21
社会 7割達成、若年層カギ 中高生、予想上回る340人 市、今週末も接種検討 コロナワクチン 新型コロナウイルス集団免疫獲得の目安とされるワクチン接種率70%を目指す石垣市は、今後、カギを握る若年層への働き掛けを強める。18日には、市総合体育館の集団接種会場で、12歳~18歳を対象にした接種を実施し、市の予想を上回る約340人が来場した。反響が大きかったため、今週末も接種を実施する方向で検討している。 2021/07/20
社会 気軽にPCR検査を 八重山にセンター 県民2000円 那覇市松山のPCR検査センターを運営する㈲ミタカトレード沖縄支社(木下湖治代表)は17日、石垣市南ぬ浜町に沖縄PCR検査センター八重山店を開設した。県在住であれば税込2000円で受検できる。 現在八重山地区では、症状がある人や濃厚接触者以外を対象にしたPCR検査は新石垣空港とかりゆし病院、石垣島徳洲会病院のみで行われている。島民が気軽に受けられるPCR検査センター開設の要望も多かったという。 同セ… 2021/07/18
社会 県内83人感染、再拡大懸念 知事、改めて来県自粛要請 新型コロナ 県は14日、県内で新たに83人が新型コロナウイルスに感染し、5人が死亡した、と発表した。新規感染者数は先週の同じ曜日の58人を大きく上回った。県内では感染力が強いとされるデルタ株感染者が増加傾向にある。玉城デニー知事は県庁で急きょ記者会見し「県内の感染者は減少傾向だったが、リバウンド(感染再拡大)が懸念される」と指摘。県民に感染防止対策の徹底と県外からの来県自粛を求めた。 玉城知事は15日に上京し… 2021/07/15
社会 ゴルフ場、県意見に市が回答 経済団体、きょう県に協力要請 石垣市で株式会社ユニマットプレシャスが進めているゴルフ建設計画を巡り、地域未来投資促進法に基づく土地利用調整計画の策定が難航している問題で、県が8日付で市に意見を提出し、市が翌9日付で回答していたことが分かった。13日には中山義隆市長と八重山ゴルフ協会など地元の経済産業6団体代表が県庁を訪れ、早期建設への協力を直訴する予定。県の対応が焦点になる。 2021/07/13
社会 〝まん延防止〟移行要請へ 市長「石垣を特例地域に」 新型コロナ 新型コロナウイルス感染拡大に伴う沖縄の緊急事態宣言延長を受け、石垣市の中山義隆市長は9日の記者会見で、特例地域として石垣市のみ「まん延防止等重点措置」に移行するよう政府に求める考えを明らかにした。石垣市は現在、県内でも感染拡大が比較的抑制され、ワクチン接種も急ピッチで進んでいる。中山市長は「石垣市は、同じ沖縄県でも沖縄本島と400㌔以上離れている」と指摘。夏場の観光客受け入れは可能との認識を示し… 2021/07/10
社会 きょうから一般集団接種 観光シーズンにらみ目標75% 石垣市の19歳~64歳を対象にした新型コロナワクチン集団接種(一般接種)が9日から始まる。市によると対象は約2万4000人で、1日最大1400人のハイペースで接種を進め、8月19日に集団接種を完了させる。接種率75%以上を目指しており、観光シーズンとなる夏をにらみ「一日も早く集団免疫を獲得したい」(ワクチン接種対策チーム)としている。 市は高齢者の集団接種で、ワクチンの「打ち手」として沖縄本島から… 2021/07/09
社会 一般接種券の配達開始 行事参加者などに先行配布 新型コロナワクチン 石垣市は5日、新型コロナウイルスワクチンの一般接種開始に向け、35歳~64歳への接種券配達が始まったと発表した。19歳~34歳への接種券発送は20日ごろの予定。このうち夏休み期間中にオープンキャンパスに参加する高校生や、豊年祭、旧盆などの地域行事に参加する人など、特別な事情がある市民には、申請に基づいて接種券を先行配布する。 2021/07/06
社会 県と認識相違 苛立つ市 ゴルフ場、8カ月足踏み 石垣市で株式会社ユニマットプレシャスが進めているゴルフ場建設計画を巡り、市と県の間で認識の相違があらわになっている。地域未来投資促進法を活用し、予定地の農振除外を進める方向性は同じだが、市が手続きを早期に進めるよう求めているのに対し、県は「100㌶近い農地が失われる」として、慎重な姿勢を崩していない。同法で定められた土地利用調整計画の策定は事前協議の開始から8カ月も足踏みし、市は苛立ちを強める。 2021/07/04
社会 遺族ら焼香し追悼 昨年に引き続き縮小開催 尖閣列島戦時遭難死没者慰霊祭 尖閣列島戦時遭難死没者慰霊祭(尖閣列島戦時遭難者遺族会主催)が3日午後、石垣市新川舟蔵の慰霊之碑前で開かれた。昨年に引き続き規模を縮小しての開催。同会の役員7人らは焼香のあと手を合わせ、戦没者の死を悼んだ。 2021/07/04
社会 美崎町の治安向上を 八重山署、防犯カメラ設置 市に要請 八重山警察署の垣花聡署長は6月30日午後、石垣市役所に中山義隆市長を訪れ、美崎町周辺の治安向上を目的とした防犯カメラの設置を求める要請書を提出した。健全な繁華街環境の実現と市民が体感できる治安の向上を図るため、美崎町の主要交差点と繁華街一帯に防犯カメラの設置が必要としている。 2021/07/01
社会 高齢者接種率88%に 経済活動再開へ急ピッチ 石垣市 石垣市は29日、65歳以上の高齢者の新型コロナウイルスワクチン接種率が28日現在で1回目88%、2回目79・9%になったと発表した。高齢者の集団接種は27日で完了。7月9日から64歳以下の一般集団接種が始まるのを前に、今後、観光従事者などの先行接種を実施していく。市は人の移動が活発化する夏休みシーズンを前に急ピッチで接種を進め、早期の経済活動再開を図りたい考え。 2021/06/30
社会 共生型社会の実現に向けて 竹富島 複合型福祉施設建設へ 来年3月完成 子育て、高齢者、障害者施設などを統合した「竹富島複合型福祉施設(竹富町字竹富)」の建設計画が進んでいる。21日から着手会議が始まっており、来年3月までに完成予定。主要用途は児童福祉施設と集会場。保育や子育て支援事業、介護予防などの事業に活用できる。 玄関を入ると0~5歳児まで年齢別に分けられた保育室があり、調乳室やデッキテラス、和室スペース、多目的ホールなどを備える。人々が世代や分野を超えてつなが… 2021/06/28
社会 観光業者らに先行接種 夏へ「早期の免疫獲得を」 石垣市 石垣市は25日、新型コロナウイルスワクチンの一般向け集団接種が7月から始まるのに先立ち、観光業者らの先行接種を行う、と発表した。夏休みシーズンの観光客増が予想される中、「観光客と接する皆さんに先に接種し、できるだけ免疫を高めたい」(中山義隆市長)との狙いがある。 先行接種の対象業種は公共交通機関(バス・タクシー)、観光フェリー、空港カウンター業務、ホテル、郵便局、県職員(宿泊療養施設従事者)、スー… 2021/06/26
社会 慰霊の日「恒久平和実現を」 戦没者追悼式で誓う 慰霊の日の23日、石垣市全戦没者追悼式・平和記念式が八重守之塔で開かれた。2年連続で新型コロナウイルスの影響で式典の規模が縮小され、一般参加はなく、各団体の代表など、関係者のみが招待された。中山義隆市長が平和宣言を行い「平和への思いを決して絶やすことなく、平和推進事業を継続し、未来を担う児童生徒へつないでいく。すべての戦没者のみ霊の方々に心から哀悼の意を捧げ、世界の恒久平和の実現に向け、力強くまい… 2021/06/24
社会 ごみ焼却施設が完成間近 8月1日から供用開始 与那国 与那国町が与那国空港南西側の最終処分場の隣接地に整備を進めている「与那国町ごみ焼却施設」が間もなく完成を迎える。既に建築、プラント工事が終了し、残りの外構工事を終えて7月23日頃に町に引き渡される予定。本格稼働は8月1日から。 2021/06/20