出直し選きょう決着 市政継続問う、深夜大勢判明 石垣市長選
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う出直し市長選は17日投開票される。新人の前市議、砥板芳行氏(55)、5期目を目指す中山氏が一騎打ちの激戦を展開。中山市政継続の是非が最大の争点で、選挙結果は中山氏が進めた台湾基隆―石垣定期フェリー航路の行方などを左右する。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、誰が当選するかは政府の安全保障政策にも影響しそうだ。結果は深夜に…
2025/08/17
出直し選きょう決着 市政継続問う、深夜大勢判明 石垣市長選
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う出直し市長選は17日投開票される。新人の前市議、砥板芳行氏(55)、5期目を目指す中山氏が一騎打ちの激戦を展開。中山市政継続の是非が最大の争点で、選挙結果は中山氏が進めた台湾基隆―石垣定期フェリー航路の行方などを左右する。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、誰が当選するかは政府の安全保障政策にも影響しそうだ。結果は深夜に…
2025/08/17
「オール沖縄」協調か対立か 玉城県政へ異なる評価 争点④石垣市長選
県内の主要選挙は2014年の知事選以来、米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に反対する「オール沖縄」勢力対自公の対立構図が定着している。石垣市長選に立候補している前市議、砥板芳行氏は「オール沖縄」を標ぼうしていないが、支持層は重なっており、事実上、玉城知事と共闘体制を組む。前職、中山義隆氏は過去4回の市長選と同様、自公の選挙協力体制に支えられる。両候補に玉城県政への評価を聞いた。
2025/08/17
【視点】「反省」復活 率直に疑問だ
戦後80年の15日、石破茂首相は政府主催の全国戦没者追悼式で「戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばなりません」と述べた。 首相の式辞に「反省」が入るのは民主党政権の野田佳彦首相以来、13年ぶりだ。自民党の政権復帰後、安倍晋三首相以降は一度も使われていない。なぜ今、あえて「反省」の2文字を復活させる必要があるのか、率直に疑問だ…
2025/08/16
砥板氏慎重/中山氏推進 ゴルフ場建設巡り対立 争点③石垣市長選
石垣市の前勢岳周辺で株式会社ユニマットプレシャス(本社東京、高橋洋二代表取締役)が計画しているゴルフ場付きリゾート施設建設計画への対応も石垣市長選の争点となっている。前職、中山義隆氏は推進、前市議の新人、砥板芳行氏は慎重な姿勢だ。
2025/08/16
尖閣問題、スタンスに相違 「断じて譲らず」/「挑発に反対」 争点②石垣市長選
尖閣諸島を行政区域に抱え、台湾にも近い石垣市の市長選では、否応なしに日本の安全保障政策も争点になる。候補者には、政府が進める陸上自衛隊石垣駐屯地の拡大・増強、駐屯地内で毎年のように実施されている日米共同訓練への対応、さらには台湾有事、尖閣有事に対する考え方も問われる。
2025/08/15
台湾航路開設で対立 「経済の起爆剤」/「合理性ない」 争点①石垣市長選
台湾基隆―石垣定期フェリー航路開設は、新たに設立された株式会社「商船やいま」(大濱達也社長)が今秋の就航を目指して準備を進めている。前職、中山義隆氏が打ち出した事業で、船舶購入費30億円のうち約9・3億円を国と市が支援する計画。市の負担分は1・9億円で、財源はふるさと納税を充てる。 ▽島の暮らし変える 「石垣の経済、島の暮らし方を大きく変える起爆剤になる。10年、20年にわたって市の将来を支…
2025/08/14
【視点】八重山の進路左右する選択
実績と事業継続をアピールする前市長か、刷新と路線転換を掲げる新人か。石垣市、八重山の進路を大きく左右する選択となる。 前職、中山義隆氏の失職に伴う出直し市長選がスタートした。中山氏、前市議の砥板芳行氏による一騎打ちで、17日の投開票に向け激戦が展開される。 2氏の政策は大きく異なるが、中でも目立つは安全保障問題に対するスタンスの違いだ。石垣市は台湾に近く、尖閣諸島を行政区域に抱えており、安全…
2025/08/11
砥板、中山氏一騎打ち 史上初、出直し選火ぶた 市政「継続」「刷新」で論戦 石垣市長選
石垣市の中山義隆前市長(58)=自民、公明推薦=の失職に伴う市長選が10日告示され、無所属新人で前市議の砥板芳行氏(55)と、5選を目指す中山氏が立候補。市政史上初となる出直し選の火ぶたを切った。投開票は17日。3年前の前回2022年市長選と同じ候補者の一騎打ちで、中山氏は課題解決に向けた市政継続、砥板氏は長期政権の刷新を掲げた。
2025/08/11
市政継続で課題解決 中山陣営が総決起大会 石垣市長選
石垣市長選に立候補する前職の中山義隆氏(58)=自民、公明推薦=の総決起大会が8日夜、市民会館大ホールで開催された。中山氏は4期15年の実績を説明し、「(私は行政課題の)解決策をすぐに出せる」とアピール。石垣の将来を見据えた政策を仕上げて「次にバトンタッチをするのが役目」と強調。市議補選に立候補する新里裕樹氏と共に支持を呼びかけた。
2025/08/10
「市民不在の市政」に終止符 砥板陣営が総決起大会 石垣市長選
石垣市長選に立候補する新人の前市議、砥板芳行氏(55)の総決起大会が7日夜、市内ホテルで開かれた。砥板氏は既得権益に偏った長期政権のあり方を批判し「市民不在のまちづくりを終わらせよう」と訴えた。市議補選に出馬する東山盛敦子氏(58)は「自然を生かして、それを豊かな経済に発展させていける島にしたい。そのために砥板さんと一緒に頑張りたい」と呼び掛けた。
2025/08/08