老後に「生きがい」83% 経済状況は全国より厳しく 県が初の高齢者アンケート
沖縄県が県内60歳以上の高齢者を対象に初めて実施した生活状況調査アンケートで「生きがいを感じている」と答えた人は約83%となり、全国平均の約76%より高いことが分かった。一方、家計に不安を感じず暮らせている割合は全国平均より低く、経済的に厳しい高齢者が多いことをうかがわせている。県が20日、アンケート結果を公表した。
2025/05/21
老後に「生きがい」83% 経済状況は全国より厳しく 県が初の高齢者アンケート
沖縄県が県内60歳以上の高齢者を対象に初めて実施した生活状況調査アンケートで「生きがいを感じている」と答えた人は約83%となり、全国平均の約76%より高いことが分かった。一方、家計に不安を感じず暮らせている割合は全国平均より低く、経済的に厳しい高齢者が多いことをうかがわせている。県が20日、アンケート結果を公表した。
2025/05/21
ドローンの農薬散布拡大へ 専門業者が石垣初参入
ドローンで上空から農薬を散布する作業を請け負うAgriTech(アグリテック)株式会社(瑞慶山翔吾代表取締役、本社浦添市)が今月から、専門業者として石垣市に初参入した。ドローンによる農薬散布は農家の負担軽減や作業の効率化につながり、今後、八重山でも拡大が見込まれる。瑞慶山代表取締役(31)は「サトウキビをハーベスターで刈り取るように、今後は、農薬散布はドローンを使うことが普通というフェーズ(局面…
2025/05/20
「偏向に近い教育受けた」 中山石垣市長、日の丸・君が代で
石垣市の中山義隆市長は16日の記者懇談会で「ひめゆりの塔」に関する西田昌司参院議員の発言について認識を問う報道陣に対し、沖縄の歴史教育について「(自分は)偏向に近い教育を受けてきた」と述べた。具体的には、日の丸、君が代に関する教育を挙げた。 中山氏が本土の大学に進学した際、入学式の国旗掲揚と君が代斉唱時に、起立を拒否したエピソードを紹介。「小、中、高校で『日の丸に敬意を表するな』という教育を受…
2025/05/18
大城副知事が訪中へ 国貿促代表団に参加
沖縄県は15日、大城肇副知事が日本国際貿易促進協会(国貿促)の訪中代表団に参加し、6月1~5日の日程で訪中する、と発表した。 同3日か4日に訪中代表団と中国の国家指導者との面会が予定されている。大城副知事は県独自の日程で琉球国墓地遺跡なども訪れる。 県は国貿促の訪中団に2015年度から参加しており「沖縄と中国の観光・経済・文化・学術をはじめとする多面的な交流の発展と相互理解を推進する」として…
2025/05/16
【視点】沖縄と本土 分断ではなく協調を
「復帰っ子」は1972年、沖縄が日本に復帰した年に生まれた人たちで、沖縄では今でも、一種の特別な存在として扱われている。沖縄県民にとって復帰とは、長い沖縄の歴史の中でも、また一人ひとりの個人としても、それほどに強烈なインパクトを持つ出来事だった。 県民の本土に向ける眼差しはちょうど、復帰っ子の世代を境目に、大きく性質が変化したような気がする。 復帰っ子以前の世代は、本土と沖縄が分断された時代…
2025/05/15
「環境に配慮した開発で連携」 石垣市長、ゴルフ場許可で会見
株式会社ユニマットプレシャスが石垣市の前勢岳周辺で進めるゴルフ場付きリゾート施設計画に対し、県が開発許可と農地転用許可を出したことを受け、中山義隆市長は13日、市役所で記者会見し「自然環境に配慮した開発がなされるよう、事業者と連携を図る」と強調した。
2025/05/14
【視点】尖閣 徐々に間合い詰める中国
石垣市の尖閣諸島周辺で、恒常化している中国海警局艦船の領海侵入に加え、艦載ヘリの領空侵犯も発生した。尖閣諸島は日本固有の領土であり、日本が実効支配しているが、中国側も日本領の侵奪に向け、徐々に間合いを詰めている。海上保安庁が領海警備に当たり、背後で自衛隊も控えていると推察されるが、住民も含めて現状に危機感を持ち、事態を注視する必要がある。 3日、尖閣海域を航行している中国海警局艦船から飛び立っ…
2025/05/13
「海保弱体なら尖閣取られている」 神奈川の漁船操業、警護に感謝
7、8の両日、石垣市の尖閣諸島海域で操業した湘南漁業協同組合(神奈川県横須賀市)所属の漁船「獅(しし)」に乗船したオーナー、羽柴宏昭さん(80)が9日、八重山日報の取材に応じた。領海侵入した中国海警局の艦船が漁船に接近しようとしたが、海上保安庁の巡視船が固いガードで寄せつけなかった。羽柴さんは「海保が弱体だったら、尖閣は全部、中国に取られている。『日本人が日本の領土を守っている』と感じた」と海保…
2025/05/10
現職の5選出馬が焦点 革新陣営は候補者選考急ぐ 箕底氏、保革双方にアピール 石垣市長選
来年2月15日告示、22日投開票の石垣市長選は、市議の箕底用一氏(44)が出馬の意向を固めたことを受け、今後は現職の中山義隆氏(57)と、革新陣営の動きが焦点になる。中山氏は現時点で進退を明言していないが、周囲は5選出馬に意欲的と見る。革新陣営は4月末に選挙戦の母体となる組織を発足させており、6月をめどに候補者選考を急ぐ。 中山氏は離島の市長として初めて県市長会の会長に就任。2日に那覇市で就任…
2025/05/09
ゴルフ場、着工へ前進 県が開発と農地転用許可
株式会社ユニマットプレシャス(高橋洋二代表取締役)が石垣市の前勢岳周辺で計画しているゴルフ場付きリゾート施設建設計画で、県が7日、開発許可と予定地の農地転用許可を出したことが分かった。関係者が明らかにした。観光客誘致の起爆剤として期待されるゴルフ場建設は、着工に向けて前進する。同社は「現時点で着工時期は未定」としている。
2025/05/08