「日本に生まれて良かった」 天皇ご一家、提灯で奉迎
県民が提灯を手に、天皇ご一家の沖縄訪問を迎える「提灯奉迎の集い」(主催・同実行委員会)が4日夜、ご一家が宿泊する那覇市のホテルに隣接する黄金森公園で開かれた。約5000人(主催者発表)が参加。天皇皇后両陛下と愛子さまも、ホテルの部屋から提灯を手に歓声に応えられた。参加者の中には「日本に生まれて良かった」と話す人もいた。 天皇陛下の来県を提灯で歓迎する集いは1993年、2012年、2018年に行…
2025/06/05
「日本に生まれて良かった」 天皇ご一家、提灯で奉迎
県民が提灯を手に、天皇ご一家の沖縄訪問を迎える「提灯奉迎の集い」(主催・同実行委員会)が4日夜、ご一家が宿泊する那覇市のホテルに隣接する黄金森公園で開かれた。約5000人(主催者発表)が参加。天皇皇后両陛下と愛子さまも、ホテルの部屋から提灯を手に歓声に応えられた。参加者の中には「日本に生まれて良かった」と話す人もいた。 天皇陛下の来県を提灯で歓迎する集いは1993年、2012年、2018年に行…
2025/06/05
昭和天皇と感動の台湾 写真で読む「東宮行啓」日本版 日報の本棚
戦後80年の節目に合わせ、天皇ご一家が4日から沖縄を訪問される。この本はそれに先立つ102年前の1923年、裕仁皇太子殿下(のちの昭和天皇)が台湾を訪問された際の貴重な写真を収録し、台湾で出版された「東宮行啓」の日本版と解説で、昭和百年の記念出版。 百枚以上の写真からは、皇太子殿下を迎えた当時の台湾の光景や世情が読み取れる。2万5千人が参加したという提灯奉迎、殿下に披露された原住民の舞踊、歓迎…
2025/06/04
「日本軍が悪」は沖縄に不利 歴史認識問題で参政党・神谷氏 本紙単独インタビュー
参政党の神谷宗幣代表は5月29日、東京都内で八重山日報の単独インタビューに応じ、西田昌司参院議員の「ひめゆりの塔」発言に端を発する沖縄戦の歴史認識問題について「日本軍が悪いという言い方だけすると、米軍が正義になってしまう。これから基地返還を米軍と交渉しないといけないのに、その交渉も不利になってしまう」と述べた。「歴史の影の部分を教えるなら、命をかけて沖縄を守った方々のことも同列で報道しないと、本…
2025/06/04
町長選、8月24日投開票 与那国、3氏出馬意欲
与那国町の選挙管理委員会が2日に開かれ、任期満了に伴い行われる与那国町長選挙の選挙期日を8月24日と決めた。 町長選を巡っては、現職の糸数健一氏(71)=祖納=、保守系町議の上地常夫氏(60)=久部良=、革新系町議の田里千代基氏(67)=祖納=が立候補の意向を示している。 最大の争点は現町政の評価。日本最西端の与那国町は台湾に近く町民には「台湾有事」に対する不安が根強い。日本の安全保障にとっ…
2025/06/03
台北―石垣線 定期運航再開 5年ぶり、インバウンド追い風
新型コロナウイルスの影響で2019年から運休していたチャイナエアラインの国際定期便「台北―石垣線」が28日、約5年ぶりに運航を再開した。石垣市と台湾を結ぶ唯一の定期国際線の復活に、空港では歓迎セレモニーが行われ、関係者や観光客らが再開を祝った。
2025/05/29
来年4月から医師不在の恐れ 診療所指定管理者が撤退意向 与那国町
2011年から与那国町診療所の指定管理者として町に医師を派遣している公益社団法人地域医療振興協会(東京都)が、2026年3月末で同診療所から撤退する意向を示していることが27日分かった。町に対し、医師不足が原因と説明しているという。診療所の後任が確保できない場合、町内の医師が不在になる恐れがある。
2025/05/28
「琉球滅亡ではなく正しい決断」 沖縄県設置、尚家当主 復帰53周年記念祭典
琉球国王の末裔で、第2尚氏第23代当主の尚衛氏は24日、那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで開かれた「沖縄県祖国復帰53周年記念祭典~平和への誓い!自衛隊への感謝と沖縄の未来~」(主催・同実行委員会)に登壇。「琉球処分」と呼ばれる1879年の沖縄県設置について「(琉球の)滅亡ではなく、日本という国家への統合を選択した。尚家を守ることより、琉球の民の幸福を願った第19代尚泰王の正しい決断だった…
2025/05/25
対馬丸「世界に伝えるべき」 宮本、国仲さんら舞台の制作発表
1944年、沖縄から九州に向かった学童疎開船「対馬丸」が米軍に撃沈された悲劇を舞台化した「戦後80年祈念 生きているから~対馬丸ものがたり~」の制作発表が24日、那覇市の対馬丸記念館で開かれ、演出家の宮本亜門さん、出演者の国仲涼子さんらが記者会見に臨んだ。宮本さんは「あちこちで戦争が始まったり、ニュースで子どもが亡くなる話を聞いて、対馬丸の事件こそ沖縄だけなく、世界に伝えるべきと決意した」と語っ…
2025/05/25
多言語対応のタレント派遣へ 新会社設立「言葉の壁なくす」
米国ハワイ州出身で、現在は沖縄で芸人として活動しているニッキー(保田創)さん(35)が22日、県庁で記者会見し、イベントの司会などで多言語に対応したタレントを派遣する株式会社ノーマンプロ(本社那覇市)を設立した、と発表した。英語、中国語などのほか、手話でコミュニケーションできるタレントも所属している。バイリンガルのタレントに特化した芸能事務所は県内で初めて。
2025/05/23
【視点】農相発言 庶民感覚との乖離に驚く
江藤拓農相が「米は買ったことがない。支援者がたくさん下さるので、家の食品庫に売るほどある」と発言し、石破茂首相に更迭された。国民が米価の高騰に苦しむ中、政治があまりに庶民感覚と乖離していることに驚く。農相は本当に米を買ったことがない恵まれた環境の人なのかも知れないが、それを人前で平然と口にするところが、現場を知らない政治家の恐ろしさである。 後任には小泉進次郎自民党前選対委員長が任命された。総…
2025/05/22