島の可能性 12分科会で論議 国内外から50人参加 サミットあす開幕
世界3カ国の島々から有識者を招き、離島が抱える課題や将来性などを話し合う「アイランダーサミット石垣」(主催・石垣市)が3日から4日間、石垣市のフサキリゾートホテルで開かれる。国内外の約50人が参加し、さまざまなテーマを設定した12の分科会のほか、多彩な関連イベントも計画されている。
2019/10/02
島の可能性 12分科会で論議 国内外から50人参加 サミットあす開幕
世界3カ国の島々から有識者を招き、離島が抱える課題や将来性などを話し合う「アイランダーサミット石垣」(主催・石垣市)が3日から4日間、石垣市のフサキリゾートホテルで開かれる。国内外の約50人が参加し、さまざまなテーマを設定した12の分科会のほか、多彩な関連イベントも計画されている。
2019/10/02
【視点】防衛相と初会談 知事の戦略見えず
就任後、初めて沖縄を訪れた河野太郎防衛相が9月29日、県庁で玉城デニー知事と会談したが、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の辺野古移設問題を巡り、双方が主張を述べ合うだけの場に終わった。普天間の全面返還と日米同盟の抑止力維持の必要性を訴える河野氏に対し、玉城氏は「新基地建設反対」を繰り返すのみの硬直的な対応に終始した。移設工事をさらに推進する意向の安倍政権に対し、今後どのように対応するつもりなのか、県…
2019/10/01
ICT活用状況を報告 離島高校の検討会で 与那国町
沖縄離島ICT教育の在り方に関する検討会(座長・背戸博史琉大教授)の第2回会合が9月30日、沖縄総合事務局で開催された。文部科学省、沖縄総合事務局、県、伊江島、与那国島から関係者が参加し、ICT(情報通信技術)を活用した教育環境の整備を議論した。与那国町と伊江島の関係者は、両島で実施されている実証実験の進ちょく状況を報告した。
2019/10/01
海・空の便全面マヒ 空港閉鎖、7千人余影響
台風18号の影響で、9月30日の海、空の便は全面マヒ。南ぬ島石垣空港は朝から閉鎖され、石垣発着便は国内線・国際線すべて欠航し、7600人余に影響が出た。石垣島と離島を結ぶフェリーも全便が欠航した。観光産業や住民生活に大きな打撃となった。 日本トランスオーシャン航空(JTA)と琉球エアコミューター(RAC)は合計38便が欠航。計4218人に影響が出た。30日午後4時現在、10月1日午前は欠航、午…
2019/10/01
100人余が健脚競う 初開催、八重山ロードレース 成功裏に大会幕
第1回八重山ロードレース大会(主催・八重山マラソンクラブOB会)が9月29日、石垣市中央運動公園陸上競技場を舞台に開催された。3㌔(中学生男女)、5㌔(高校生女子・一般女子)、10㌔(高校生男子・一般男子)の3レースに約100人がエントリーし、優勝が争われた。 3㌔の中学男子の部では前盛希望(のぞむ)(与那国中3年)が10分44秒、女子は石垣妃菜(小浜中3年)が13分32秒で優勝に輝いた。 …
2019/10/01
【視点】離島に勇気与える八重農の活躍
第36回県高校野球秋季大会で八重山農林高校が初めて決勝に進出し、10月19日から24日まで佐賀県で開かれる九州大会の出場権を手にした。来春の選抜甲子園出場の可能性が俄然、現実味を帯びてきたことになる。離島のハンディを乗り越え、快進撃を続ける八重農野球部の姿は、住民や後輩の子どもたちに「やればできる」という勇気を与えている。大きな拍手を送りたい。 八重農は部員13人の小世帯。開幕当初は沖縄尚学や…
2019/09/30
八重農 九州大会出場決める 来月5日に沖縄尚学と対戦 秋季高校野球
第69回県高校野球秋季大会(主催・県高野連)の準決勝が29日午後、コザしんきんスタジアムで行われ、八重山農林高校は具志川高校を3―2で破り、初の決勝進出を果たした。10月5日の決勝戦では沖縄尚学と対戦する。決勝に進出した2校は、来春の選抜高校野球の出場校を決める参考資料となる秋季九州大会(10月19~24日、佐賀)に出場する。八重農の九州大会出場は初めて。 八重山勢の秋季九州大会出場は2015…
2019/09/30
防衛相「普天間全面返還を」 知事は辺野古中止要求
河野太郎防衛相は29日、就任後初めて来県し、玉城デニー知事と県庁で会談した。玉城知事は、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設について「反対という県民の民意は揺るぎない。政府は直ちに工事を中断し、解決に向けて県との対話に応じてほしい」と要求。河野外相は「普天間飛行場を全面返還する方策として移設を一日も早く実現しなければいけない」と指摘し、双方の立場は平行線に終わった。 会談で河野氏は、…
2019/09/30
団結と繁栄のシンボルに 川平鶴亀節の歌碑建立
石垣市川平に伝わる民謡「川平鶴亀節」の歌碑建立式が29日、川平公民館で開かれ、川平村の新たなシンボル誕生を地域挙げて祝った。 川平鶴亀節は1804年、琉球王国時代の役職・目差職にあった宮良当演が作詞作曲したとされる。繁栄への願いを格調高く歌い上げている。 川平公民館が1928年の発足から90周年を迎え、高嶺善伸館長が昨年、記念事業として歌碑の建立を提案。歌碑建立期成会(仲野英則会長)を中心に…
2019/09/30
「あほみたいに子供を産む民族は…
「あほみたいに子供を産む民族はとりあえず虐殺しよう、みたいな」「差別やいじめは、神様がつくった摂理だ」―。NHKから国民を守る党の立花孝志党首の言動が物議をかもしている◆決めゼリフの「NHKをぶっ壊す」で大衆的な人気を博し、大方の予想を覆して参院選で議席を獲得。しかし当選後は脅迫容疑で警察の事情聴取を受けるなど、政策とは無関係なトラブルでメディアを賑わしている。失望した有権者も多いのではないか◆…
2019/09/29