【視点】知事と防衛相、隔たり浮き彫り
米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡って政府と県の関係は袋小路に迷い込み、出口が見えないという意味では現在の日韓関係をほうふつとさせる。岩屋毅防衛相が5日来県し、県庁で玉城デニー知事と会談したが、双方の意見の隔たりだけが浮き彫りになった。 11日には内閣改造が予定され、両者の顔合わせは今回が最後の可能性がある。移設への協力を求める岩屋氏の説明に対し、知事は聞く耳を持たないという態度で、かたくなに「…
2019/09/07
【視点】知事と防衛相、隔たり浮き彫り
米軍普天間飛行場の辺野古移設を巡って政府と県の関係は袋小路に迷い込み、出口が見えないという意味では現在の日韓関係をほうふつとさせる。岩屋毅防衛相が5日来県し、県庁で玉城デニー知事と会談したが、双方の意見の隔たりだけが浮き彫りになった。 11日には内閣改造が予定され、両者の顔合わせは今回が最後の可能性がある。移設への協力を求める岩屋氏の説明に対し、知事は聞く耳を持たないという態度で、かたくなに「…
2019/09/07
有識者会議は8人構成 辺野古改良工事で防衛省
防衛省は5日、米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、埋め立て予定海域で見つかった軟弱地盤の改良工事に向けた専門家らによる有識者会議のメンバー8人を発表した。土木工学を専門とする大学教授らで、6日に同省で初会合を開く。 会議設置について「改良工事の工法などを合理的なものにするため、客観的な助言をもらいたい」としている。政府は砂を締め固めたくい約7万7千本を海底に打ち込み、地盤強化…
2019/09/06
地図に自然災害伝承碑 石垣市も登録申請へ
国土地理院は、自然災害への理解を深めることを目的に、自然災害に関する伝承を記した碑などが存在することを示す地図記号「自然災害伝承碑」を掲載した2万5千分1地形図を1日から刊行開始したと発表した。 自然災害伝承碑は今年3月に発表され、6月からWEBサイトでも新地図記号が記載された地図をリリース。今回は紙媒体の地図にも追加した。 地図記号は各自治体からの申請を元に記載され、これまでに278カ所が…
2019/09/06
【視点】激動期に入った世界と日本
世界は第二次大戦以来の激動期に入ったのではないか。次から次へと、既存の国際秩序を揺るがすような動きが勃発している。その影響は回り回って各地に波及し、離島の離島である沖縄や八重山といえど、無関係でいるわけにはいかない。 最大の動乱は米中貿易摩擦だ。「アメリカ・ファースト」(米国第一主義)を掲げるトランプ米大統領の登場が要因だとされるが、米国と並ぶ超大国への道をひた走る中国に対し、危機感を募らせた…
2019/09/06
カラスのふんから実が… 屋根にドラゴンフルーツ 石垣市伊原間
石垣市伊原間の「民宿たいらファミリー」の屋根で、ドラゴンフルーツを食べたカラスのふんから、このほど新しいドラゴンフルーツが実った。経営する平良八重子さんは「花が咲いた時、月下美人かと思ったが、実ってきた時はびっくりした」と話した。 平良さんによると、カラスが屋根にふんを落としたのは半年ほど前。中に種が入っていたらしく、7月に開花し、3個の実がつき始めた。 既に1個はカラスに食べられてしまった…
2019/09/06
長引く欠航 生活に影 竹富集落内ひっそり/神事終え安堵の声も
石垣島と竹富町の島々を結ぶ定期船は4、5日、台風13号の影響で全便が欠航した。このうち竹富島では、長時間の欠航で買い出しができず、貨物船も欠航したため共同購入の食料品や日用品が届かないなど、島民生活に影響が出た。
2019/09/06
辺野古移設、議論は平行線 防衛相、玉城知事と会談
玉城デニー知事は5日、県庁で岩屋毅防衛相と会談した。岩屋氏は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、早期実現へ着実に作業を進めていく政府方針を説明し、理解を求めた。玉城氏は、移設の是非が争点となった昨年9月の知事選や今年2月の県民投票の結果を踏まえ、重ねて反対の意向を伝達。議論は平行線だった。 玉城氏は辺野古移設について「反対する民意は揺るぎない」と国をけん制。ただ、「必要に応じ…
2019/09/06
【金波銀波】尖閣諸島の周辺海域では…
尖閣諸島の周辺海域では、領海警備に当たる海上保安庁の巡視船と中国公船「海警」が対峙しているが、台風が接近しても、巡視船は中国公船が去るまで現場に留まり続けるという。荒波の中、業務は難航を極めるはずだ。安全な場所で日常生活を送る住民には知るよしもないが、国境を守る仕事の大変さは想像を絶するだろう◆尖閣周辺でほぼ常駐している中国公船だが、もちろん台風には勝てない。しかも遠い中国本土から出港しているか…
2019/09/05
県と那覇市が協定締結 東京五輪の事前キャンプ ドイツ空手連盟
沖縄県と那覇市は3日午後、来年の東京オリンピック・パラリンピック(東京2020大会)の事前キャンプに関する協定をドイツ空手連盟と締結した。空手道の種目に出場するドイツの選手が市内で練習し、県と那覇市がサポートする。 協定調印式は県庁1階のホールで開かれ、玉城デニー知事の代理で文化観光スポーツ部の新垣健一部長と、城間幹子那覇市長が出席。ドイツ空手連盟のヴォルフガング・ヴァンガート会長と協定書を交…
2019/09/05
「県と連携強化を」 空自新司令官が知事表敬
沖縄周辺区域の防空・救難活動に従事する航空自衛隊南西航空方面隊の新司令官に着任した鈴木康彦空将は3日午後、県庁に玉城デニー知事を表敬訪問した。 同方面隊は那覇空港に隣接する那覇基地に司令部を置き、同空港を活用する戦闘機部隊の第9航空団などを統括する。 鈴木氏は元戦闘機パイロットで、那覇基地に配置されていた部隊で隊長も務めた。今回で4回目の沖縄赴任。8月23日付で着任した。 玉城知事は「今年…
2019/09/05