【視点】なぜ「賛成」と言えないのか
「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票があす14日告示される。政府は県民投票の結果にかかわりなく、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を進める考えを示しており、県民投票に工事を止める直接的な効力はない。 ただ埋め立て承認撤回を巡り、今後予想される県と国の法廷闘争で、県や反対派は、反対多数の結果を得て、有利な材料に使いたい思惑がある。県民投票の結果が辺野古移設の行方に全く影響がな…
2019/02/13
【視点】なぜ「賛成」と言えないのか
「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票があす14日告示される。政府は県民投票の結果にかかわりなく、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事を進める考えを示しており、県民投票に工事を止める直接的な効力はない。 ただ埋め立て承認撤回を巡り、今後予想される県と国の法廷闘争で、県や反対派は、反対多数の結果を得て、有利な材料に使いたい思惑がある。県民投票の結果が辺野古移設の行方に全く影響がな…
2019/02/13
福岡から初の石垣合宿 東京五輪へ選手輩出を アーチェリー競技
福岡県からオリンピック選手を輩出すべく、発足した福岡アーチェリーアカデミーが11日からサッカーパークあかんまで合宿をスタートさせた。アーチェリー競技の合宿で福岡県からの来島は今回が初。合宿は15日まで行われる。 同アカデミーは2020年の東京オリンピックに向けた選手育成のために、福岡県が日本スポーツ振興センターからの委託で開始。現在は中・高・大学と社会人から福岡県出身の全国レベル選手が約20人…
2019/02/13
公明 住民投票実施に含み 求める会、平良議長らと面談 石垣陸自配備
石垣島への陸上自衛隊配備計画を巡り、石垣市住民投票を求める会の金城龍太郎代表らメンバー4人は12日、市議会で平良秀之議長と会い、住民投票の実現に協力を求めた。平良議長は、住民投票条例案を議員発議することは可能とした上で、与党から「住民投票は時機を逸している」との見方が出ていることについて「そうは思わない」と指摘。住民投票を実施する可能性に含みを持たせた。同席した石垣達也市議も同様の考えを示した。…
2019/02/13
普天間固定化阻止や地位協定見直しを 在沖米軍・総領事に要請
県軍用地転用促進・基地問題協議会(軍転協)(会長・玉城デニー知事)は12日、米軍基地から派生する諸問題の解決を促進する目的で在日米軍沖縄調整事務所(キャンプ・フォスター)と在沖米国総領事館に対して要請活動を行った。米軍基地負担の軽減や地位協定見直し、米軍施設・区域の返還や、跡地利用に係る諸問題の解決促進の要請で、副会長の當眞淳宜野座村長ら域内に米軍施設を抱える自治体の首長らが参加した。 米側に…
2019/02/13
3月16日に県民大会 辺野古移設断念を要求
オール沖縄会議は12日、那覇市内で会見し、3月16日に那覇市の新都心公園で「辺野古米軍基地建設を断念させる県民大会」を開催すると発表した。高良鉄美共同代表は米軍普天間飛行場の辺野古移設を批判し「なぜ土砂投入を続けているのか。強行だ。これは政府の体を成していない」と強調した。 沖縄防衛局が県に通知した3月25日から始まる新たな区域への土砂投入を前に、県民大会で決議し、政府に対し、要請行動を行う予…
2019/02/13
「ふるさとづくり大賞」受賞 NPO法人夏花が市長に報告
2018年度ふるさとづくり大賞(総務省主催)の団体表彰で、石垣市白保のNPO法人夏花(花城芳藏理事長)が選ばれたことを受け、花城理事長と山城吉博副理事長、事務局の吉田礼(あや)さんの3人が12日午前、市役所に中山義隆市長を訪問し、受賞を報告した。 花城理事長は「受賞できて光栄。日本一安心・安全な石垣市づくりに、地域とともに邁進(まいしん)する」と意気込み、都内の表彰式に出席した吉田さんは「長年…
2019/02/13
「いのち」に思い馳せる 子育て・教育講演会で松崎氏
石垣市学童保育連絡協議会(小底弘子会長)は10日夜、「子育て・教育講演会」を市健康福祉センターで開いた。東京都の夜間中学校で30年以上勤務してきた松崎運之助氏(73)が講師。松崎氏は「幸せになるための学童保育~命の光を大きく輝かせるために」をテーマに、自身の生い立ちや夜間中学校での体験を紹介し、人が背負っている人生に思いを馳せ、命や志など目に見えないものの尊さを、約80人の来場者に訴えた。
2019/02/12
有識者、辺野古移設に否定的 県民投票フォーラムで議論
「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う24日の県民投票に向け、県は7日、有識者3人を招いた「県民投票フォーラム」を那覇市の沖縄タイムスホールで開いた。有識者からは、米軍普天間飛行場の辺野古移設に賛成する意見はなく、否定的な意見が相次いだ。県民投票条例で、知事は中立的な立場で広報を行うことが求められているが、フォーラムに辺野古移設賛成の有識者が参加していないことに、一部では批判の声も上…
2019/02/12
陸自配備問題「決着」 三木氏、今月着工要望
八重山防衛協会(三木巌会長)、八重山自衛隊家族会(上地和浩会長)、自衛隊隊友会八重山支部(蔵盛永秀支部長)の合同新年祝賀会が建国記念日の11日夜、石垣市内のホテルで開かれた。三木会長は、石垣島への陸上自衛隊配備問題について「政治的に決着した」と述べた上で「今月中に着工してほしい」と要望した。
2019/02/12
「中国軍の近代化早まる」 杉浦氏、対外拡張に警鐘
八重山防衛協会などが主催する「防衛講話」が、建国記念の日を迎えた11日夜、石垣市内ホテルで開かれ、防衛省防衛研究所の中国研究室主任研究官・杉浦康之氏が「中国人民解放軍とはどのような軍隊か―中国政治における役割と近代化の模索」をテーマに講演した。杉浦氏は、習近平国家主席が進める軍改革とその方向性について説明。今後、日本周辺での海空軍の合同訓練の動きを注視するよう訴え、統合作戦による対外拡張への警鐘…
2019/02/12