辺野古県民投票の予算否決 中山市長、最終判断先送り
「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票をめぐり、石垣市議会(平良秀之議長)は25日の12月定例会最終本会議で、投開票に必要な費用を盛り込んだ一般会計補正予算案を賛成少数で否決した。中山義隆市長は直ちに再議に付したが、市議会は再否決した。閉会後、中山市長は報道陣に「議会の判断は重く受け止めたい」と述べたが、地方自治法に定められた原案執行権を行使し、独自の判断で予算を支出するかど…
2018/12/26
辺野古県民投票の予算否決 中山市長、最終判断先送り
「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う県民投票をめぐり、石垣市議会(平良秀之議長)は25日の12月定例会最終本会議で、投開票に必要な費用を盛り込んだ一般会計補正予算案を賛成少数で否決した。中山義隆市長は直ちに再議に付したが、市議会は再否決した。閉会後、中山市長は報道陣に「議会の判断は重く受け止めたい」と述べたが、地方自治法に定められた原案執行権を行使し、独自の判断で予算を支出するかど…
2018/12/26
宜野湾市も県民投票拒否 市長「普天間固定化の恐れ」
宜野湾市の松川正則市長は25日、市役所で記者会見し「辺野古米軍基地建設のための埋め立て」の賛否を問う来年2月の県民投票を実施しない意向を明らかにした。県内41市町村の首長で不参加を表明したのは宮古島市の下地敏彦市長に次いで2人目。米軍普天間飛行場の地元である宜野湾市が県民投票を実施しなければ、県民投票の意義が大きく揺らぐことになりそうだ。この日は石垣市議会が県民投票の予算案を賛成少数で否決した。
2018/12/26
荒鷲、準決勝で敗れる 健闘の4強入り 県学童軟式野球
第132回沖縄県学童軟式野球大会(第35回古賀杯争奪学童軟式野球大会)は24日、読谷村の運動広場内グラウンドで開催された。準決勝まで進んだ八重山代表の「少年荒鷲野球団」は健闘したが、2対6で浦添の「浦添タイガース」に破れた。 曇り空の下、強い風が吹き肌寒い中、少年荒鷲野球団のメンバーは元気よくグラウンドを駆け回った。攻守とも積極的な動きを見せた荒鷲。攻めでは、フォアボールで進塁後に盗塁を試み、…
2018/12/25
長寿の秘密は〝模合〟? 鈴木氏「孤独でないこと大切」 沖縄復活㊤
かつて男女ともに県別長寿ランキングトップを占めていた沖縄県。一時期の勢いには及ばないとはいえ、現在でも長寿県のイメージは健在だ。その魅力を紐解くにあたって〟模合(もあい)〟がいま世界中で注目を集めているという。沖縄の長寿研究の第一人者として知られる、琉球大学名誉教授で沖縄長寿科学研究センター所長の鈴木信さんに話を聞いた。 「沖縄は、家族や地域との交流を重んじるいわば家族主義的な生活をしているこ…
2018/12/25
住民投票条例きょう提案 市長「迅速審議を」と前倒し 石垣陸自配備
石垣市の中山義隆市長は24日までに、石垣島平得大俣地区への陸上自衛隊配備計画の賛否を問う住民投票条例案を25日の市議会12月定例会最終本会議に追加上程する方針を固めた。当初は1月に臨時議会を開いて上程する方針だったが「署名した市民の思いに応えるため、市議会には迅速に審議してほしい」(中山市長)とスケジュールを前倒しした。
2018/12/25
芳香を放つサガリバナ 幻の花が開花
アマチュアカメラマンで、民宿たいらファミリー(平良正吉代表)の平良八重子さんが24日、天川地区でサガリバナを撮影した。 サガリバナは、マングローブの構成樹種の一つで、開花時期は夏から秋。夕方から夜間にかけ、白からやや桃色の花が垂れ下がるように開き、芳香を放つ。 平良さんによると、今の時期でもサガリバナは開花するが、つぼみのまま枯れることが多いため、ひと房でたくさん咲くのは珍しいという。 平…
2018/12/25
自民、島尻元沖北相擁立へ 来春の衆院沖縄3区補選
知事に転出した玉城デニー氏の衆院議員失職に伴う来年4月21日の衆院沖縄3区補欠選挙を巡り、自民党の自治体議員や経済界などでつくる選考委員会は24日、島尻安伊子元沖縄北方担当相(53)を擁立する方針を決めた。島尻氏も立候補の意向を示しており、自民党県連は近く党本部に公認申請する。 同補選は、夏の参院選の前哨戦としても位置付けられる。沖縄3区は米軍普天間飛行場(宜野湾市)の移設先、名護市辺野古を抱…
2018/12/25
Xマスに癒やしの音色 コンサートでチェンバロ披露
高級リゾートホテルのザ・ブセナホテル(新垣瞳支配人、名護市喜瀬)内の万国津梁館オーシャンホールで23日、クリスマス・サロンコンサートが開催された。 県内唯一といわれているチェンバロ奏者の宮城理恵子さん(那覇市出身)とフルート、ヴァイオリン、チェロを併せたアンサンブル。ヨハン・セバスチャン・バッハの名曲やクリスマスに合わせた楽曲が披露され、癒しの音色で満席の観客を魅了した。アンコールではバッハの…
2018/12/24
【視点】振興予算 反目超え未来へ
政府は21日、2019年度の沖縄振興予算案を今年度と同額の3010億円と決定した。国が市町村を直接支援する「沖縄振興特定事業推進費」を設けたことが特色の一つだ。市町村の細かなニーズを支援できる新制度として活用に期待したい。 玉城デニー知事は米軍普天間飛行場の辺野古移設問題をめぐって政府と真正面から対立しているが、安倍晋三首相が13年、当時の仲井真弘多知事に21年度まで年3千億台を確保すると約束…
2018/12/24
「陛下、国民に寄り添われた」 国際通りで奉祝パレード
天長節(天皇陛下の御誕生日)だった23日、県民有志らによる奉祝パレードが那覇市の国際通りを練り歩いた。100人ほどの参加者は午後6時過ぎに牧志公園をスタートし、県庁に向かってパレードを行った。「天皇陛下、お誕生日おめでとうございます」「天皇陛下、万歳」「平成の御世、万歳」と叫び、手に持った日の丸の旗を高く掲げて万歳した。日没後の国際通りは多くの観光客や地元客でごった返しており、通行人らは突然現れ…
2018/12/24